[写真あり] 歯列矯正で正中が合っておらず仕上がりに悔いが残る
相談者:
kuroltuさん (21歳:男性)
投稿日時:2011-12-16 21:49:54
はじめまして。
どうぞよろしくお願いいたします。
17歳のころより矯正を始め、今は装置も外し後戻り防止のリテーナーを夜寝るときにだけつけています。
しかしながら、正中は一致していません。
19歳の頃の矯正中、私がお願いして正中を合わせるためにゴムをつけていました。
私の場合、正中が右に3ミリほどずれており、左に少しだけずれるように矯正し、後戻り防止に備え、後戻りが起きてうまい具合に正中に一致するだろうと先生がおっしゃっていました。
しかしながら、正中の矯正が完了したときに、下歯の右の中切歯の装置がはずれてしまい、その時はちょうどお正月で3日ほど病院にいくことができませんでした。
その歯を中心に綺麗に整っていた歯がずれてしまい、直していただきましたが矯正を終えた今でも少しだけ斜めに歪んでいます。
正中の矯正を終えた時にはほぼ全体の矯正が完成しており、後は装置を外し後戻り防止の装置をつけるだけ、というときに下の歯の装置がはずれてしまったようでした。
そこで質問なのですが、正中がずれてしまったのは下の歯の装置がはずれてしまったのが原因なのでしょうか?
矯正を終えて後戻り防止の装置をつけてしばらくたってから正中がずれているのに気付き、今大変後悔しています。
一度先生に正中を合わせることはできないのだろうかと聞いたのですが、そのようなことを気にしていては一生矯正は終わらない、と言われ言い返すこともできませんでした。
些細なことかもしれませんが、せっかく安くないお金を払って治療し、治療中は正中は一致すると言われた以上、悔いがあります。
どうか専門的な見地からご意見をお願いいたします。
画像1
どうぞよろしくお願いいたします。
17歳のころより矯正を始め、今は装置も外し後戻り防止のリテーナーを夜寝るときにだけつけています。
しかしながら、正中は一致していません。
19歳の頃の矯正中、私がお願いして正中を合わせるためにゴムをつけていました。
私の場合、正中が右に3ミリほどずれており、左に少しだけずれるように矯正し、後戻り防止に備え、後戻りが起きてうまい具合に正中に一致するだろうと先生がおっしゃっていました。
しかしながら、正中の矯正が完了したときに、下歯の右の中切歯の装置がはずれてしまい、その時はちょうどお正月で3日ほど病院にいくことができませんでした。
その歯を中心に綺麗に整っていた歯がずれてしまい、直していただきましたが矯正を終えた今でも少しだけ斜めに歪んでいます。
正中の矯正を終えた時にはほぼ全体の矯正が完成しており、後は装置を外し後戻り防止の装置をつけるだけ、というときに下の歯の装置がはずれてしまったようでした。
そこで質問なのですが、正中がずれてしまったのは下の歯の装置がはずれてしまったのが原因なのでしょうか?
矯正を終えて後戻り防止の装置をつけてしばらくたってから正中がずれているのに気付き、今大変後悔しています。
一度先生に正中を合わせることはできないのだろうかと聞いたのですが、そのようなことを気にしていては一生矯正は終わらない、と言われ言い返すこともできませんでした。
些細なことかもしれませんが、せっかく安くないお金を払って治療し、治療中は正中は一致すると言われた以上、悔いがあります。
どうか専門的な見地からご意見をお願いいたします。
画像1
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2011-12-17 14:17:01
詳しいことは、担当医以外には、わからないと思います。
一般論としては、お写真からは、良好な治療結果が得られた状態と感じます。
上下顎前歯正中の不一致について気になるということですが、許容範囲のずれに見えます。
個人的な話になりますが、私は、矯正治療を希望される、初診の患者さんが、
1.全体的なかみ合わせに問題がない
2.下顎前歯部がわずかに叢生(歯の凸凹配列)
という状態の場合には、基本的に、治療開始をお断りしています。
歯は、歯槽骨という土台に支えられているのですが、歯列の中で、「下顎前歯部」は、もっとも後戻りを発生しやすい部位となります。
また、加齢変化により、歯槽骨の体積も減少するため、生まれつき歯並びの良い方も、お年を重ねていくうちに、下顎前歯部の歯並びが悪くなる傾向があります。
お写真から拝見するかぎりでは、たとえ再矯正治療で下顎前歯部を微修正をしたとしても、長期的な安定は難しいと思います。
20年〜40年後に振り返ると、再治療(微修正)はほとんど意味がなかったという結果が予想されます。
一般的に、上顎前歯正中が顔面正中にたいして、側方にずれている場合には、審美性低下に強い影響があります。
一方、下顎前歯部はあまり目立たちません。
外国の論文ですが、下顎前歯は、顔面正中にたいして、若干側方にずれていた方が、自然な審美性を獲得できるという論文(矯正ではなく補綴分野の論文ですが)を読んだことがあります。
現在、かみ合わせに問題があるなどの、機能面に問題がないのであれば、このまま、様子を見るという選択が無難と感じます。
くわしくは、担当医とよくご相談ください。
一般論としては、お写真からは、良好な治療結果が得られた状態と感じます。
上下顎前歯正中の不一致について気になるということですが、許容範囲のずれに見えます。
個人的な話になりますが、私は、矯正治療を希望される、初診の患者さんが、
1.全体的なかみ合わせに問題がない
2.下顎前歯部がわずかに叢生(歯の凸凹配列)
という状態の場合には、基本的に、治療開始をお断りしています。
歯は、歯槽骨という土台に支えられているのですが、歯列の中で、「下顎前歯部」は、もっとも後戻りを発生しやすい部位となります。
また、加齢変化により、歯槽骨の体積も減少するため、生まれつき歯並びの良い方も、お年を重ねていくうちに、下顎前歯部の歯並びが悪くなる傾向があります。
お写真から拝見するかぎりでは、たとえ再矯正治療で下顎前歯部を微修正をしたとしても、長期的な安定は難しいと思います。
20年〜40年後に振り返ると、再治療(微修正)はほとんど意味がなかったという結果が予想されます。
一般的に、上顎前歯正中が顔面正中にたいして、側方にずれている場合には、審美性低下に強い影響があります。
一方、下顎前歯部はあまり目立たちません。
外国の論文ですが、下顎前歯は、顔面正中にたいして、若干側方にずれていた方が、自然な審美性を獲得できるという論文(矯正ではなく補綴分野の論文ですが)を読んだことがあります。
現在、かみ合わせに問題があるなどの、機能面に問題がないのであれば、このまま、様子を見るという選択が無難と感じます。
くわしくは、担当医とよくご相談ください。
回答2
回答日時:2011-12-18 10:23:25
>正中がずれてしまったのは下の歯の装置がはずれてしまったのが原因なのでしょうか?
3日間ということですので、おそらく外れたことが原因ではないと思います。
もっと他の要因があるような気がします。
治療終了時には正中があっていたものが、保定期間中、さらに保定後に正中がずれてくることは、まれにあります。
それによる審美障害、咬み合わせの左右の不ぞろいなどに問題が少なければそのままにすることもあります。
逆に言うとそれらに問題があれば再治療もありえます。
写真で見る範囲では許容範囲のように感じますが、
ご本人がどうしても気になっているようでしたら、もう一度担当医にその思いを伝えてください。
3日間ということですので、おそらく外れたことが原因ではないと思います。
もっと他の要因があるような気がします。
治療終了時には正中があっていたものが、保定期間中、さらに保定後に正中がずれてくることは、まれにあります。
それによる審美障害、咬み合わせの左右の不ぞろいなどに問題が少なければそのままにすることもあります。
逆に言うとそれらに問題があれば再治療もありえます。
写真で見る範囲では許容範囲のように感じますが、
ご本人がどうしても気になっているようでしたら、もう一度担当医にその思いを伝えてください。
タイトル | [写真あり] 歯列矯正で正中が合っておらず仕上がりに悔いが残る |
---|---|
質問者 | kuroltuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 その他(写真あり) 歯並び(歯ならび)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。