3歳、神経まで達する虫歯を治療した恐怖心から治療が進まない
相談者:
はるるさん (21歳:女性)
投稿日時:2011-12-17 23:25:06
はじめまして。
3歳5ヵ月の娘の事で御相談です。
娘が2歳半〜3歳の頃、上の右前歯が虫歯になり、はじめて小児歯科に行き、その日に歯を削る治療しました。
(現在、その歯は神経が死んでいます)
ただそこの小児歯科で治療のときに娘は、泣き叫び、大人数人に押さえつけられ、おもらしして洋服がびしょぬれなのもお構いなし、泣いてママと呼んでも無視…。
(親御さんは治療中入らないで下さいと言われました)
…そんな状態で無理に治療させてしまったせいあって歯医者への恐怖が消えなくなってしまいました。
そんな中、1ヵ月前に上の左前歯が虫歯…。
(神経までいっていて歯茎が少し腫れて膿をもってると診断)
いろんな口コミなどを参考にし現在、別の小児歯科に行ってるのですが…
以前の恐怖からか、いざ治療をしようとすると泣いて暴れてまったく手が出せません。
(そこの院長もこんなに嫌がる子初めてと言うほど…)
現在、歯医者や院長になれさせるため歯磨きのみでほぼ毎日通院しています。
ですが、限界がきたらまた押さえつけて無理やりでもやるしかない、そうなった場合次からはうちではもう見れない。と言われています。
治療方法は、部分麻酔をして前歯の裏に穴をあけて神経の治療、最後に薬を詰めますと言われました。
恐怖心をなくすにはこのまま、歯磨きのみで歯医者に慣れさせるしかないのでしょうか?
あと現在、治療はなにもしてないのですが今のままだと左の前歯の神経も死んでしまいますか?
長くなってしまいましたが…
アドバイス、回答よろしくお願いしますm(_ _)m
3歳5ヵ月の娘の事で御相談です。
娘が2歳半〜3歳の頃、上の右前歯が虫歯になり、はじめて小児歯科に行き、その日に歯を削る治療しました。
(現在、その歯は神経が死んでいます)
ただそこの小児歯科で治療のときに娘は、泣き叫び、大人数人に押さえつけられ、おもらしして洋服がびしょぬれなのもお構いなし、泣いてママと呼んでも無視…。
(親御さんは治療中入らないで下さいと言われました)
…そんな状態で無理に治療させてしまったせいあって歯医者への恐怖が消えなくなってしまいました。
そんな中、1ヵ月前に上の左前歯が虫歯…。
(神経までいっていて歯茎が少し腫れて膿をもってると診断)
いろんな口コミなどを参考にし現在、別の小児歯科に行ってるのですが…
以前の恐怖からか、いざ治療をしようとすると泣いて暴れてまったく手が出せません。
(そこの院長もこんなに嫌がる子初めてと言うほど…)
現在、歯医者や院長になれさせるため歯磨きのみでほぼ毎日通院しています。
ですが、限界がきたらまた押さえつけて無理やりでもやるしかない、そうなった場合次からはうちではもう見れない。と言われています。
治療方法は、部分麻酔をして前歯の裏に穴をあけて神経の治療、最後に薬を詰めますと言われました。
恐怖心をなくすにはこのまま、歯磨きのみで歯医者に慣れさせるしかないのでしょうか?
あと現在、治療はなにもしてないのですが今のままだと左の前歯の神経も死んでしまいますか?
長くなってしまいましたが…
アドバイス、回答よろしくお願いしますm(_ _)m
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-17 23:45:17
はるる さん、こんばんは。
まず、最初に厳しいことを申し上げます。
お子さまに虫歯が出来たのは、100%保護者の責任です。
今までの食生活や、歯磨きの習慣を改善しなければ、また新たな虫歯を作ってしまうことに繋がりかねません。
>恐怖心をなくすにはこのまま、歯磨きのみで歯医者に慣れさせるしかないのでしょうか?
小児歯科の先生やスタッフも、お子さまのためを思って、ほぼ毎日トレーニングされているのだと推測します。
はるる さんも、お子さまが、母子分離下で治療が出来るように、ご家庭では何が出来るか、お掛かりの小児歯科とご相談なさってみてはと思います。
この場でいくつかの提案をしようかとも思いましたが、実際に診られる医院との連携を図るためにも、直接お話されることをお勧めします。
>現在、治療はなにもしてないのですが今のままだと左の前歯の神経も死んでしまいますか?
>神経までいっていて歯茎が少し腫れて膿をもってると診断
とのことなのであれば、既に死んでいる、あるいは一部が生きていたとしても除去せざるを得ないのではと思われます。
お大事に。
まず、最初に厳しいことを申し上げます。
お子さまに虫歯が出来たのは、100%保護者の責任です。
今までの食生活や、歯磨きの習慣を改善しなければ、また新たな虫歯を作ってしまうことに繋がりかねません。
>恐怖心をなくすにはこのまま、歯磨きのみで歯医者に慣れさせるしかないのでしょうか?
小児歯科の先生やスタッフも、お子さまのためを思って、ほぼ毎日トレーニングされているのだと推測します。
はるる さんも、お子さまが、母子分離下で治療が出来るように、ご家庭では何が出来るか、お掛かりの小児歯科とご相談なさってみてはと思います。
この場でいくつかの提案をしようかとも思いましたが、実際に診られる医院との連携を図るためにも、直接お話されることをお勧めします。
>現在、治療はなにもしてないのですが今のままだと左の前歯の神経も死んでしまいますか?
>神経までいっていて歯茎が少し腫れて膿をもってると診断
とのことなのであれば、既に死んでいる、あるいは一部が生きていたとしても除去せざるを得ないのではと思われます。
お大事に。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2011-12-18 00:29:43
>ただそこの小児歯科で治療のときに娘は、泣き叫び、大人数人に押さえつけられ、
治療中に動くと危険なので、動く患児に対して治療を行わなければならない場合は抑制(あるいは全身麻酔)は必要です。
ただ、人が抑えるよりも抑制器具を使用した方が楽ですし安全性は高いと思われます。
>おもらしして洋服がびしょぬれなのもお構いなし、
失禁してしまうことは時々ありますが、その歯科医院で治療を継続したのは失禁に気づかなかったためではないでしょうか。
失禁を予防するには飲み物をあまり飲まずに、直前にトイレに行っておくと防げます。
>泣いてママと呼んでも無視…。
>(親御さんは治療中入らないで下さいと言われました)
母子分離が小児治療では一般的です。
ですので、母親を呼んでも入室させることはしなかったのだと思います。
そうは言っても、初めて我が子のそういった状況を目にすると、「歯医者憎し」といった心境になってしまうのもいたし方の無いことかと思います。
ですが、(治療しなくてもいいのなら話は別ですが)治療が必要であるのなら避けては通れないわけですから、治療の負担を減らすことができることには対策をし、治療後には「がんばったね。治してもらってよかったね。」とお子さんを誉めてあげるようにすれば、お子さんのストレスも軽減できますし少しずつお子さんも慣れてきます。
そういった前向きな気持ちで対応すれば、はるるさん自身の気持ちも相当楽になると思いますし、お子さんにとってもプラスになるんじゃないでしょうか。
治療中に動くと危険なので、動く患児に対して治療を行わなければならない場合は抑制(あるいは全身麻酔)は必要です。
ただ、人が抑えるよりも抑制器具を使用した方が楽ですし安全性は高いと思われます。
>おもらしして洋服がびしょぬれなのもお構いなし、
失禁してしまうことは時々ありますが、その歯科医院で治療を継続したのは失禁に気づかなかったためではないでしょうか。
失禁を予防するには飲み物をあまり飲まずに、直前にトイレに行っておくと防げます。
>泣いてママと呼んでも無視…。
>(親御さんは治療中入らないで下さいと言われました)
母子分離が小児治療では一般的です。
ですので、母親を呼んでも入室させることはしなかったのだと思います。
そうは言っても、初めて我が子のそういった状況を目にすると、「歯医者憎し」といった心境になってしまうのもいたし方の無いことかと思います。
ですが、(治療しなくてもいいのなら話は別ですが)治療が必要であるのなら避けては通れないわけですから、治療の負担を減らすことができることには対策をし、治療後には「がんばったね。治してもらってよかったね。」とお子さんを誉めてあげるようにすれば、お子さんのストレスも軽減できますし少しずつお子さんも慣れてきます。
そういった前向きな気持ちで対応すれば、はるるさん自身の気持ちも相当楽になると思いますし、お子さんにとってもプラスになるんじゃないでしょうか。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-12-18 10:40:34
子供の前で、大人同士の会話にも気をつけてくださいね。
歯の治療は痛いからね、歯の治療はイヤだね、あすこの歯科は乱暴だからね、等。
子供は本能的に悟ります。
最悪は子供に向かって注射してもらいますよ!。
優しくていい先生だね、頑張ろうね等が必要です。
歯の治療は痛いからね、歯の治療はイヤだね、あすこの歯科は乱暴だからね、等。
子供は本能的に悟ります。
最悪は子供に向かって注射してもらいますよ!。
優しくていい先生だね、頑張ろうね等が必要です。
回答4
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2011-12-19 09:33:48
お子さんもお母さんも大変な思いをされましたね。
一口にお子さんのむし歯といっても、
(1)たとえ泣いて暴れたとしても、苦痛を取り除くためにはその場で処置を行わなければいけない状態
(2)泣いて暴れるくらいなら今すぐには処置をしなくてもよい状態(慣れるのを待ってからでも良い状態)
(3)むし歯にはなっているが、経過観察でよい状態
の3種類があります。
1件目の歯科医院での歯の状態がどうだったかは分かりませんが、現在は文面から察するに、左の前歯の神経はもう死んでしまっているようなので、すぐに痛みが出ることはあまりないかと思います(体調が悪くなると歯茎がはれたり痛みが出たりといったことはあると思います)。
つまり今は先程の(2)の状態であるかと予想されます。
ですので、お子さんが歯科に慣れるのを根気よく待ちましょう。
その間に(2)や(3)が(1)の状態にならないようにする方法についても現在かかっている歯科医院でアドバイスを受けてください。
>恐怖心をなくすにはこのまま、歯磨きのみで歯医者に慣れさせるしかないのでしょうか?
お子さん自身が、「歯科医院は嫌なことをされるところではないこと」を理解してくれること、さらに言えば「歯科医院に行けば自分にとってプラスの出来事が起こること」を感じてくれるようになればより良いですね。
ここでいう「プラスの出来事」とは、
・歯の痛みといった苦痛が取り除かれた
・穴の開いていた歯がきれいな白い歯になった
など治療の結果によるものであったり、
・歯磨きをしてもらってお口の中がスッキリした
・歯科医師や歯科衛生士と楽しくおしゃべりした
などの歯科医院での体験であったり、
さらに
・歯医者でがんばったらお母さんや先生がほめてくれた
といった経験もとても重要になります。
森川先生、松山先生も書かれていますが、歯医者でもお家でも、歯科に関するネガティブな発言は控えることが大切です。
おそらくお子さんが歯科に慣れるまでには相当な期間がかかるかもしれません。
いつまでもお子さんが慣れてくれないとお母さんが途中で挫折してしまいそうになるかもしれませんが、プラスの体験を少しずつ積み重ねることでお子さんはきっと歯医者を嫌がらなくなります。
ぜひあきらめずに通院を続けてあげてくださいね。
一口にお子さんのむし歯といっても、
(1)たとえ泣いて暴れたとしても、苦痛を取り除くためにはその場で処置を行わなければいけない状態
(2)泣いて暴れるくらいなら今すぐには処置をしなくてもよい状態(慣れるのを待ってからでも良い状態)
(3)むし歯にはなっているが、経過観察でよい状態
の3種類があります。
1件目の歯科医院での歯の状態がどうだったかは分かりませんが、現在は文面から察するに、左の前歯の神経はもう死んでしまっているようなので、すぐに痛みが出ることはあまりないかと思います(体調が悪くなると歯茎がはれたり痛みが出たりといったことはあると思います)。
つまり今は先程の(2)の状態であるかと予想されます。
ですので、お子さんが歯科に慣れるのを根気よく待ちましょう。
その間に(2)や(3)が(1)の状態にならないようにする方法についても現在かかっている歯科医院でアドバイスを受けてください。
>恐怖心をなくすにはこのまま、歯磨きのみで歯医者に慣れさせるしかないのでしょうか?
お子さん自身が、「歯科医院は嫌なことをされるところではないこと」を理解してくれること、さらに言えば「歯科医院に行けば自分にとってプラスの出来事が起こること」を感じてくれるようになればより良いですね。
ここでいう「プラスの出来事」とは、
・歯の痛みといった苦痛が取り除かれた
・穴の開いていた歯がきれいな白い歯になった
など治療の結果によるものであったり、
・歯磨きをしてもらってお口の中がスッキリした
・歯科医師や歯科衛生士と楽しくおしゃべりした
などの歯科医院での体験であったり、
さらに
・歯医者でがんばったらお母さんや先生がほめてくれた
といった経験もとても重要になります。
森川先生、松山先生も書かれていますが、歯医者でもお家でも、歯科に関するネガティブな発言は控えることが大切です。
おそらくお子さんが歯科に慣れるまでには相当な期間がかかるかもしれません。
いつまでもお子さんが慣れてくれないとお母さんが途中で挫折してしまいそうになるかもしれませんが、プラスの体験を少しずつ積み重ねることでお子さんはきっと歯医者を嫌がらなくなります。
ぜひあきらめずに通院を続けてあげてくださいね。
タイトル | 3歳、神経まで達する虫歯を治療した恐怖心から治療が進まない |
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質問者 | はるるさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児歯科治療 乳歯の虫歯(むし歯) 子供(子ども)の虫歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。