[写真あり] 歯ぎしり対策のマウスピース治療でげっそりした顔つきに

相談者: ほりやんさん (23歳:男性)
投稿日時:2011-12-12 00:09:59
私はマウスピース治療を現在1年と3ヶ月行っている23歳の男性です。
歯ぎしりが強いため、この治療を行っているのですが徐々に頬骨やエラが張りゲッソリした顔つきになってきました。

担当医の方からは上顎がずれており、下顎は正常であるとの診断です。
また、1年間のマウスピース治療により、上顎が3mm移動したとのことです。
担当医の方からこの治療が僕にとって正しいかは分からないが、正しい歯の位置に移動して行っているとのこと説明を受けています。
そして、就寝中に強い歯ぎしりと噛み締めをする癖がありマウスピースにはハッキリと後が残っています。

歯並びは左右共に奥から一番目の歯しか当たらない状態です。
そして、上の前歯2本は内側に少し傾いています。
参考のため下に写真を載せさせて頂きました。

このままこの治療を続けていくべきであろうか?
また今の顔つきは一過性で今後治すことは可能なのだろうか?

以上の2点が気になっており質問させて頂きました。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-12-12 01:09:26
>就寝中の歯ぎしりかみしめでマウスピースを1年と3ヶ月

マウスピースを1年と3ヶ月よくがんばってつけられましたね。


>このままこの治療を続けていくべきであろうか

私の個人的な治療経験では、マウスピースを使う就寝中の歯ぎしりかみ締め治療は限度がある様に感じています。

1年3ヶ月付けて就寝中の歯ぎしりが良くなっていないのであれば別の治療法を考えてもいいのではないかと個人的には考えます。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-12-12 06:21:59
睡眠時の歯ぎしりは、その発生原因が明らかになっていないため、止める方法も確立していません。

したがって、マウスピースを使っても噛み合わせを治しても止められる保証はありません。

現在の治療がなんのために行われているのかを再度確認しておく必要があるのではないでしょうか。

また、顎の位置が動いてきたということですが、治療目的によってはこの変化は効果でなく害になる場合もあります。
やはり、治療目的をよく話し合う必要があるのではないかと個人的には思います。

回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-12-12 07:49:20
マウスピースを何のために使っているのでしょうか。

歯軋り防止のためでしょうが、歯軋りのために何か害作用が起きているのでしょうか。

マウスピースは、歯軋りや喰いしばりによる害作用を防ぐことはできるかもしれませんが、歯軋り自体を中止する効果は期待できないことも多くあります。

さらにマウスピースの使用時間はどうなっていますか。就寝時のみの使用か、終日使用かどちらでしょうか。
終日使用の場合には、どうしても副作用が大きくなります。
最もこの副作用を期待することもあるかもしれませんが。

現在奥歯しかかみ合っていない開咬状態にあるようですが、これも前から開咬だったのか、マウスピース使用により開咬になったのか不明ですが、もしマウスピース使用により生じたということでしたら、一度中止してもいいかもしれません。

マウスピース使用により上顎が3ミリ動いたということですが、上顎骨が移動したのか、上顎の歯が動いたのか、そもそも上顎骨が移動することは考えにくいと思います。

他の歯科矯正歯科でもご相談ください。

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-12 16:27:08
一番奥歯でしか噛んでいない状態は、以前から、そうだったのですか?
マウスピースによる治療で、そうなったのですか?

回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-12-12 18:13:09
つい最近このような相談がありました。
参考にしてください。

「開咬だが今後の顔貌の変化が心配。顎の成長後の位置の変化は?」

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 16:59:37
僕も諸先生方の書かれているように

マウスピースを使う就寝中の歯ぎしりかみ締め治療は限度がある」

「マウスピースを使っても噛み合わせを治しても止められる保証はありません」

歯軋り自体を中止する効果は期待できないことも多くあります」

に同意です。


ただ、現状では歯ぎしりや食い縛りの詳しいメカニズムが解っていないですし、健康保険では歯ぎしり治療は「ナイトガードを作る事」くらいしか認められておりませんので、現在の担当の先生の治療法が間違っていたと決めつけるのは酷な所があります。


ただ、児玉先生が書かれているように

「1年3ヶ月付けて就寝中の歯ぎしりが良くなっていないので
あれば別の治療法を考えてもいい」

と思いますので、歯ぎしり治療に精通した先生を受診されるのも悪くは無いと思います。
保険外になるかもしれませんが…)

⇒参考:歯ぎしり



ちなみに僕は個人的には参考ページにも書かせていただきましたが、「まずは口元を弛め、リラックスすることが大切」だと考えております。


また、伊藤先生も書かれておりますが、「矯正」も視野に入れて今後の治療計画を立てられる事をお勧めいたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほりやんさん
返信日時:2011-12-13 22:48:15
返信が遅れてしまい申し訳ありません。

担当の方と連絡が取れなかったため遅れてしまいました。
また、僕の質問に対してたくさんの返信をして頂きありがとうございます。
 
マウスピースの使用方法ですが、就寝時のみ使っております。
開咬状態になったのはマウスピースを着ける以前で、親知らずが出てきた頃と時期が重なります。
親知らずは6年ほど前に左右上下に1本ずつ計4本生え、現在は抜歯済みです。

また、マウスピースを装着する理由は歯ぎしりの治療と言うよりもアゴの関節の治療が目的です。
以前レントゲンを撮った際に片方の顎の関節が四角く削れており、咬む動作をする際に正常な動き、担当の方の言葉を借りると「むちゃくちゃな動きをしている」との話です。
また、担当の方も歯ぎしりは癖であり、マウスピースを装着することにより軽減はするが治るかは未知数であるとのことです。
そして、現在の状態は大変複雑な状態で長い年月により、今に至っており、治療も長い年月をかけないとの話です。
そして、今後どのような方向に変化していくかは担当の方も分からないとの事です。
そのため、現在は月1回受診しています。

顎の関節の治療と書きましたが、正しい位置での噛み方を覚えることもこの治療の目的です。
またこれに担い、歯の位置が変わることも考えられるそうです。
担当の方の説明で「上顎を平面と考えそこから、下に歯が3mm動いた」と説明していただきました。

以上です。

 
回答 回答7
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-12-14 09:31:26
私が経験したことは、たぶん嚥下時に舌先が前歯の間に入り込む癖をもつ、場合によっては普段下の歯並びの上に舌を載せているようなタイプは上下の親知らず萌出してきてしっかり咬みあっている場合に(親知らずが咬みあわせをこじ開ける)、開咬が悪化したことがあります。
マウスピースは、上記舌と同じような作用を持っている可能性があります。

回答 回答8
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-14 10:30:56
>片方の顎の関節が四角く削れており。

左右どちら側でしたか?




もし仮に(仮に・・です)顎・噛み合わせのみの問題だけでなく、身体全体の影響からのものだとしたら、マウスピースの意義を考え直すのも一案だと思いますけどね。

回答 回答9
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-12-14 14:48:15
開咬マウスピース使用以前からあったようですね。

開咬があると顎運動の際に前歯によるガイドがないため、顎関節自体がガイドをすることがあります。
この場合には顎関節が磨り減ったような形になることはしばしばあります。

だからといって必ず顎関節症状がおきるわけではありません。

成人の開咬患者さんを診るとむしろ変形している方のほうが多いかもしれません。
でもそのうち顎関節症状を訴える方のほうがむしろ少数です。



>「上顎を平面と考えそこから、下に歯が3mm動いた」

私には全く理解できません。
上顎すべての歯が下方移動したのですか、それとも奥歯が移動したのか、前歯が移動したのか。
そのときの開咬量は変わったのかなど、記載されたことだけではよくわかりません。


>正しい位置での噛み方を覚えることもこの治療の目的です

本当にその位置が正しいかどうかをどう判断するのでしょうか、さらにもし覚えたとしても、その後をどうするのでしょう。
全部の歯を噛むように歯冠補綴するのでしょうか。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 00:54:26
>顎の関節の治療

私の個人的経験から(つまり独断的な意見です)

歯軋り治療にも色々な方法がありますが顎の関節の治療で治療することがあります。

つまり顎の関節がある程度(完全でなくても)良くなれば歯軋りの症状はある程度消えていきます。

わたしは、顎の関節の治療をする場合、歯軋りも指標の1つにしています。

ですから先生が顎の関節治療をしながら歯軋りを見ているのは間違いではない方向だと思います。
早く顎の関節治療がすんで歯軋りとさよならできたらいいですね。


ただしこれはあくまでも私個人の考えです。

マウスピース装着で治るかは未知数

ここは少し気にかかるところではありますが・・

回答 回答11
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2011-12-15 15:54:32
伊藤先生の回答と重なります。

主治医とあなたが、治療の落とし所がわかっているのかどうか疑問です。

治療に着手された時点で、最終的な目標というのはあったのでしょうか?

歯ぎしりが強いため、この治療を行っているのですが
と言いながら、
マウスピースを装着する理由は歯ぎしりの治療と言うよりもアゴの関節の治療が目的です。
ともあります。

>担当の方も歯ぎしりは癖であり、マウスピースを装着することにより軽減はするが治るかは未知数であるとのことです

そもそも、治療に着手された時点でご自身は何を不都合に感じられていたのでしょうか?
そして、現在のマウスピース治療でその不都合は改善していっていますか?

>正しい位置での噛み方を覚えることもこの治療の目的です。
>またこれに担い、歯の位置が変わることも考えられるそうです

マウスピースで歯の位置が変わったのは、前歯だけなのでしょうか?
正しい位置で噛むといっても、臼歯1本づつしか当たっていない状態では不安定で噛めないのではないでしょうか?

いたずらに治療が長引く可能性もありそうです。
一度、矯正治療の可能性や、最終歯冠補綴物のイメージ(金額も含めて)についてお尋ねになってみてはいかがでしょう。
十分な回答が得られない場合はセカンドオピニオンを受けられてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほりやんさん
返信日時:2011-12-18 01:55:14
今回も返信が遅れてしまい申し訳ございません。
先生方からたくさんの返信をして頂きありがたいのですが、悩みが一層深くなり困惑しています。
担当の方の診断を信じたいのですが、何が正しいのかが分からなくなっています。

どちらの顎の関節が四角くなっていること教えてもらったのが1年前の話で個人的に重要ではないと思い覚えてません。
すみません。
ただ、身体自体はズレは起こっています。
鏡で見れば、右の乳首は下に下がっています。

3mm移動したと言う話は僕自身は詳しくは分かりません。
担当の方から、とても良い事であるとの話です。
奥歯ではあります。

治療の最終段階の話ですが、歯と顎の正しい位置に戻すが該当します。

2つ前に行ってた歯医者歯ぎしりを治したいと相談したら、何度か歯を削られました。
ただあまりにも矯正治療を進められたのと最近評判が悪いとの噂を聞いたため、次の歯医者で移りました。
そこでも歯ぎしりの相談をしたのですが、うちの歯医者では手に負えないとなり今の歯医者に移る事となりました。
その際の紹介文に「顎の関節の治療」と記載され、最初は歯ぎしりの治療をお願いしていたのですが、それよりも顎の関節の治療となり、今に至っております。

個人的には矯正治療はお金が掛かり敬遠しているところがあります。
そのため、今の治療を受け入れている所もあります。

治療をかえるにしても、高額な治療費を必要とするものは避けたいです。
回答 回答12
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-12-18 12:13:29
総合病院で、整形外科、口腔外科矯正科を受診するのがよいでしょう。
これ以上のやり取りは無意味になりそうな気がします。

回答 回答13
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-19 09:51:39
ここまでの情報での判断は非常に難しいのですが、意識せずに立ったときに重心が大きく右足に偏っていませんか?
もし、そうだとしたら、マウスピースの使用はくれぐれも慎重になさってくださいね。

脊椎を得意とする整形外科の先生に診ていただいて、また診断結果を教えてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほりやんさん
返信日時:2011-12-29 00:55:23
現在、忙しくありますため返信はここで止めさせて頂きます。
他の病院に行ってみて判断を仰ごうかと思っています。

なお、診断結果が出れば違う投稿で書こうかと思います。

失礼します。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほりやんさん
返信日時:2011-12-29 00:58:28
お礼を書き忘れていました。申し訳ないです。

たくさんの先生方に意見を頂き自分自身の甘さが分かったので、これから目的を持って受診しようと思います。

ありがとうございました。
それでは失礼します。



タイトル [写真あり] 歯ぎしり対策のマウスピース治療でげっそりした顔つきに
質問者 ほりやんさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
その他(写真あり)
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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