腫瘍があり、神経も圧迫。親不知抜歯とその後の痺れについて
相談者:
しらゆきさん (40歳:女性)
投稿日時:2011-12-20 16:51:56
よろしくお願いいたします。
下の8番(親不知)が左右共に横向きに生えているのですが、口腔内が狭く、一般的な抜歯方法では抜歯できないことから20年近く様子を見てきました。
このたび2年ぶりにレントゲン撮影すると、右下の8番(親不知)の根元の骨(歯槽骨?)が溶け、そこに腫瘍ができていることがわかりました。
口腔外科で診察を受け、その後MRI・CTスキャンで詳しく調べていただいたところ、腫瘍の下で親知らずが斜め下に向かって生え進み、そのため神経の一部を圧迫していることも判明しました。
口腔外科で腫瘍の組織検査することになり、その際、7番の歯を抜歯してそこから腫瘍を採取、抜歯後の穴は塞がずに1週間ほど間をあけて腫瘍本体と8番(親不知)を取り除く手術を行うことが決まりましたが、8番(親不知)が神経を圧迫しているために手術する際に絶対に神経に触れることになり、術後、口に痺れが残ると言われました。
痺れは一生残るものなのか、一時的なもの(数日から年単位であれ、いつかなくなるもの)なのかを質問したところ、
「一生残ると思う」
と回答されました。
これだけの情報で断言は難しいと思いますが、術中に絶対に神経に触れてしまうものなのでしょうか。
腫瘍自体はおそらく悪性ではないとのことでしたし、今現在8番(親不知)と腫瘍の影響を感じていないため、どうせ痺れが出るなら、親不知が生え進み神経を圧迫して自然と痺れが出てからでもいいのではないかと思いました。(この提案は先生によって却下されましたが…自然と痺れが出る状態になってから手術に踏み切っても、より痺れが酷くなると言われました)
痺れは歯の治療中の麻酔状態のようなもので唇に出ると言われましたが、統計的に見て一生残る確率の方が高いのか、「一生残る」と言われていても、改善する場合もあるのかなど教えていただけましたら助かります。
よろしくお願いいたします。
下の8番(親不知)が左右共に横向きに生えているのですが、口腔内が狭く、一般的な抜歯方法では抜歯できないことから20年近く様子を見てきました。
このたび2年ぶりにレントゲン撮影すると、右下の8番(親不知)の根元の骨(歯槽骨?)が溶け、そこに腫瘍ができていることがわかりました。
口腔外科で診察を受け、その後MRI・CTスキャンで詳しく調べていただいたところ、腫瘍の下で親知らずが斜め下に向かって生え進み、そのため神経の一部を圧迫していることも判明しました。
口腔外科で腫瘍の組織検査することになり、その際、7番の歯を抜歯してそこから腫瘍を採取、抜歯後の穴は塞がずに1週間ほど間をあけて腫瘍本体と8番(親不知)を取り除く手術を行うことが決まりましたが、8番(親不知)が神経を圧迫しているために手術する際に絶対に神経に触れることになり、術後、口に痺れが残ると言われました。
痺れは一生残るものなのか、一時的なもの(数日から年単位であれ、いつかなくなるもの)なのかを質問したところ、
「一生残ると思う」
と回答されました。
これだけの情報で断言は難しいと思いますが、術中に絶対に神経に触れてしまうものなのでしょうか。
腫瘍自体はおそらく悪性ではないとのことでしたし、今現在8番(親不知)と腫瘍の影響を感じていないため、どうせ痺れが出るなら、親不知が生え進み神経を圧迫して自然と痺れが出てからでもいいのではないかと思いました。(この提案は先生によって却下されましたが…自然と痺れが出る状態になってから手術に踏み切っても、より痺れが酷くなると言われました)
痺れは歯の治療中の麻酔状態のようなもので唇に出ると言われましたが、統計的に見て一生残る確率の方が高いのか、「一生残る」と言われていても、改善する場合もあるのかなど教えていただけましたら助かります。
よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-12-20 17:02:01
まず腫瘍が、悪性か良性かによります(手術法が全く違うので)
悪性の場合術後に出た麻痺は、まず治らない事が多いです。
良性の場合は、術後に麻痺が出ても徐々に回復してくる事が多いです。
悪性の場合術後に出た麻痺は、まず治らない事が多いです。
良性の場合は、術後に麻痺が出ても徐々に回復してくる事が多いです。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-12-20 17:19:41
>腫瘍自体はおそらく悪性ではないとのことでしたし
であれば、被包化されている場合が多く、手術は摘出的になりますので、近隣組織に手術的侵襲は少ないはずです。
>そのため神経の一部を圧迫していることも判明しました。
現在しびれがでていないわけですから、術後も少ないのではおもいます。
>抜歯後の穴は塞がずに
から、ある腫瘍の名前と状況は想像がつくのですか、出しゃばりになるのと混乱するだけですし、診断行為になってしまうので控えます。
よい方の意味にとってください。
であれば、被包化されている場合が多く、手術は摘出的になりますので、近隣組織に手術的侵襲は少ないはずです。
>そのため神経の一部を圧迫していることも判明しました。
現在しびれがでていないわけですから、術後も少ないのではおもいます。
>抜歯後の穴は塞がずに
から、ある腫瘍の名前と状況は想像がつくのですか、出しゃばりになるのと混乱するだけですし、診断行為になってしまうので控えます。
よい方の意味にとってください。
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-20 17:34:39
しらゆき さん、こんにちは。
>MRI・CTスキャンで詳しく調べていただいたところ
>手術する際に絶対に神経に触れる
ご心配ですね。
口に痺れが残ると言わたからといって、止めておこうという訳にはいかないですものね。
心中お察しします。
MRI・CTスキャンも含め、実際に診てもいないので・・・
麻痺が起きた場合、どういう対応があるのかは、ご担当の先生に直接お尋ねになるのがよろしいかと思います。
昔からあるビタミン療法や、最近は超短波療法なども多用されるようです。
お大事に。
>MRI・CTスキャンで詳しく調べていただいたところ
>手術する際に絶対に神経に触れる
ご心配ですね。
口に痺れが残ると言わたからといって、止めておこうという訳にはいかないですものね。
心中お察しします。
MRI・CTスキャンも含め、実際に診てもいないので・・・
麻痺が起きた場合、どういう対応があるのかは、ご担当の先生に直接お尋ねになるのがよろしいかと思います。
昔からあるビタミン療法や、最近は超短波療法なども多用されるようです。
お大事に。
回答4
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2011-12-21 12:27:16
しらゆきさん、こんにちは
>術中に絶対に神経に触れてしまうものなのでしょうか。
>腫瘍自体はおそらく悪性ではないとのことでしたし、今現在8番(親不知)と腫瘍の影響を感じていないため
どうなんでしょうね。
もし腫瘍が良性のもので摘出だけすればよいものであれば、麻痺が起きても回復する可能性があると思います。
ただ、良性腫瘍の中でも浸潤性に増殖するものもあり、このような腫瘍の場合は周囲組織も含めて切除することがあります。
このような腫瘍のばあいは、神経も含めてとらなければならない可能性もあるため、麻痺は一生残ることになります。
もちろん手術の際には、なるべく神経を温存するように行うと思います。
もう少し詳しく主治医の先生に説明を受けてみてはいかがでしょう?
参考になれば幸いです。
>術中に絶対に神経に触れてしまうものなのでしょうか。
>腫瘍自体はおそらく悪性ではないとのことでしたし、今現在8番(親不知)と腫瘍の影響を感じていないため
どうなんでしょうね。
もし腫瘍が良性のもので摘出だけすればよいものであれば、麻痺が起きても回復する可能性があると思います。
ただ、良性腫瘍の中でも浸潤性に増殖するものもあり、このような腫瘍の場合は周囲組織も含めて切除することがあります。
このような腫瘍のばあいは、神経も含めてとらなければならない可能性もあるため、麻痺は一生残ることになります。
もちろん手術の際には、なるべく神経を温存するように行うと思います。
もう少し詳しく主治医の先生に説明を受けてみてはいかがでしょう?
参考になれば幸いです。
タイトル | 腫瘍があり、神経も圧迫。親不知抜歯とその後の痺れについて |
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質問者 | しらゆきさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 口腔外科関連 親知らず抜歯後の後遺症・トラブル 親知らず抜歯後の麻痺・しびれ 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。