右4番鋏状咬合が顔のゆがみや体調不良の原因では？
相談者：
nakahiroさん (33歳：男性)
投稿日時：2011-12-24 03:22:10
30代成人です。
体調が悪く、顔のゆがみも気になり、噛み合わせが原因のように感じてはいたのですが、いろいろインターネットで調べると鋏状咬合であるようでした。
下あごの歯は内側に傾き、上あごの歯も内側に傾いています。
上あごの第一小臼歯が、下あごの第一小臼歯の横を押すような形で、噛み合ってはいません。
右4番の噛み合わせの不具合は10年以上前から気になっていたのですが、何回かいくつかの歯科医院にいって不具合を訴えても、あまりしっかり対応してもらえませんでした。
いよいよ体調悪く、顔のゆがみもひどくなり、鋏状咬合の知識のありそうな歯科医院を調べて相談してみようと思っていますが、上記のような自分の診断通りの鋏状咬合であった場合、何か噛み方の意識を変えたりして、自分の努力で自然に噛み合わせが治るということは起こらないものでしょうか？
ご回答宜しくお願いします。
体調が悪く、顔のゆがみも気になり、噛み合わせが原因のように感じてはいたのですが、いろいろインターネットで調べると鋏状咬合であるようでした。
下あごの歯は内側に傾き、上あごの歯も内側に傾いています。
上あごの第一小臼歯が、下あごの第一小臼歯の横を押すような形で、噛み合ってはいません。
右4番の噛み合わせの不具合は10年以上前から気になっていたのですが、何回かいくつかの歯科医院にいって不具合を訴えても、あまりしっかり対応してもらえませんでした。
いよいよ体調悪く、顔のゆがみもひどくなり、鋏状咬合の知識のありそうな歯科医院を調べて相談してみようと思っていますが、上記のような自分の診断通りの鋏状咬合であった場合、何か噛み方の意識を変えたりして、自分の努力で自然に噛み合わせが治るということは起こらないものでしょうか？
ご回答宜しくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時：2011-12-24 06:31:00
nakahiro さん、おはようございます。
＞自分の努力で自然に噛み合わせが治るということは起こらないものでしょうか？
ご自身での改善ということは、ご無理かと思われます。
まず、鋏状咬合に関しては、矯正歯科でご相談なさってみてはいかがでしょう。
ご体調について、鋏状咬合が原因かどうか診ていただき、場合によっては、然るべき医療機関を紹介していただくというのはいかがでしょう。
＞自分の努力で自然に噛み合わせが治るということは起こらないものでしょうか？
ご自身での改善ということは、ご無理かと思われます。
まず、鋏状咬合に関しては、矯正歯科でご相談なさってみてはいかがでしょう。
ご体調について、鋏状咬合が原因かどうか診ていただき、場合によっては、然るべき医療機関を紹介していただくというのはいかがでしょう。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時：2011-12-24 09:28:54
私の経験では下顎が右方に偏位しているはずです（下顎正中線が右にづれている）。
体調不良につながるときがありますから、矯正医と相談するのがよいと思います。
私がする方法は、いったん＜上あごの第一小臼歯が、下あごの第一小臼歯の＞咬みあわせを正したうえで、さらに全体の咬みあわせを再評価し、全顎治療が必要か、少しの手直しで終了するか、そこで終了するか等を、検討・相談します。
体調不良につながるときがありますから、矯正医と相談するのがよいと思います。
私がする方法は、いったん＜上あごの第一小臼歯が、下あごの第一小臼歯の＞咬みあわせを正したうえで、さらに全体の咬みあわせを再評価し、全顎治療が必要か、少しの手直しで終了するか、そこで終了するか等を、検討・相談します。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時：2011-12-24 09:59:20
西山です
体調がすぐれないということですが、医科できちんと検査をしてもらいましたか？
噛み合わせで体調不良を引き起こすかどうかについては、いまのところきちんとした根拠は示されていませんので、体調改善を主目的として噛み合わせを治すことは私でしたら提案しませんね。
ご参考まで。
体調がすぐれないということですが、医科できちんと検査をしてもらいましたか？
噛み合わせで体調不良を引き起こすかどうかについては、いまのところきちんとした根拠は示されていませんので、体調改善を主目的として噛み合わせを治すことは私でしたら提案しませんね。
ご参考まで。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2011-12-24 10:58:56
因果関係が、もし・・、
噛み合わせ（鋏状咬合？）が’原因’で、その’結果’として体調が悪いのなら、噛み合わせを治すことによって、体調が良くなる可能性が考えられますね。
でも、本当に間違いないでしょうか？
例えば、もし仮に、顔のゆがみを含めた成長発育に何らかの問題があって、それが’原因’となって、体調が悪い（結果１）・噛み合わせに問題あり（結果２）が起こっているとしたら、噛み合わせを治しても体調が改善するようには思えません。
また、幾つかの原因が重なり合うことで症状が出ることがあるといった考え方もあり、広く支持されている場合もあります。
治療前に担当の先生としっかりと話し合われてくださいね。
噛み合わせ（鋏状咬合？）が’原因’で、その’結果’として体調が悪いのなら、噛み合わせを治すことによって、体調が良くなる可能性が考えられますね。
でも、本当に間違いないでしょうか？
例えば、もし仮に、顔のゆがみを含めた成長発育に何らかの問題があって、それが’原因’となって、体調が悪い（結果１）・噛み合わせに問題あり（結果２）が起こっているとしたら、噛み合わせを治しても体調が改善するようには思えません。
また、幾つかの原因が重なり合うことで症状が出ることがあるといった考え方もあり、広く支持されている場合もあります。
治療前に担当の先生としっかりと話し合われてくださいね。
回答5
オレフィス矯正歯科(名古屋市中区)の戸苅です。
回答日時：2011-12-24 11:15:25
顔の歪みを治したいと言うことであれば、顎変形症を取り扱っている矯正歯科で相談するのも良いとおもいます。
回答6
相談者からの返信相談者：
nakahiroさん
返信日時：2011-12-24 11:41:51
早速のご返事どうもありがとうございます。
現状確かに松山先生がおっしゃったように正中線がずれています。
第一小臼歯の不正咬合のため、下あごが右横からおされるような形なので、自分では左側にずれているのかと見ていました。
おっしゃっていただいたように、矯正歯科や顎関節症の専門の先生にぜひ見ていただきたいと考えているのですが、平日は仕事で忙しくなかなか見ていただくことが難しいのと、以前他の先生に見ていただいた時のように、原因不明のまま終わってしまうのではないかということを危惧しています。
最近でも、顎関節症でおそらく著名な某大阪大出身の先生に銀座で見ていただいたのですが、5分くらいの診断で、何か棒のようなものを噛まされ、右や左へと体を押され、診断はそれで終わりで3万円請求され、その先の治療をするのであれば、70万円かかると言われたときは、若干不信感を覚えました。
さすがに、そこで、70万円の治療費を払う意思決定はしませんでした。
それに見合うものがあれば、決して70万円支払っても全く高くはないのですが。。
いずれにしても、理論的に自分のような不正咬合の原因を考えていただくことはとてもありがたく、是非専門家の先生にも見ていただきたいと考えています。
不正咬合でなく、他に原因があれば良いと思っていますが、現状考えられる原因としては、それくらいしか思い当たりません。
自分は定期的にジョギングや野球などのスポーツもやっており、体力的にも十分にあります。
また、日常の癖等にも意識を持っておかしな癖がないように日々過ごしています。
また、舌癖も特にないと思っています。
ただ、前歯が1番が2本欠損で、2番を使って4本ブリッジにしております。
現状確かに松山先生がおっしゃったように正中線がずれています。
第一小臼歯の不正咬合のため、下あごが右横からおされるような形なので、自分では左側にずれているのかと見ていました。
おっしゃっていただいたように、矯正歯科や顎関節症の専門の先生にぜひ見ていただきたいと考えているのですが、平日は仕事で忙しくなかなか見ていただくことが難しいのと、以前他の先生に見ていただいた時のように、原因不明のまま終わってしまうのではないかということを危惧しています。
最近でも、顎関節症でおそらく著名な某大阪大出身の先生に銀座で見ていただいたのですが、5分くらいの診断で、何か棒のようなものを噛まされ、右や左へと体を押され、診断はそれで終わりで3万円請求され、その先の治療をするのであれば、70万円かかると言われたときは、若干不信感を覚えました。
さすがに、そこで、70万円の治療費を払う意思決定はしませんでした。
それに見合うものがあれば、決して70万円支払っても全く高くはないのですが。。
いずれにしても、理論的に自分のような不正咬合の原因を考えていただくことはとてもありがたく、是非専門家の先生にも見ていただきたいと考えています。
不正咬合でなく、他に原因があれば良いと思っていますが、現状考えられる原因としては、それくらいしか思い当たりません。
自分は定期的にジョギングや野球などのスポーツもやっており、体力的にも十分にあります。
また、日常の癖等にも意識を持っておかしな癖がないように日々過ごしています。
また、舌癖も特にないと思っています。
ただ、前歯が1番が2本欠損で、2番を使って4本ブリッジにしております。
回答7歯科医師の松山です。
回答日時：2011-12-24 14:54:33
回答8
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時：2011-12-25 09:43:28
「いよいよ体調悪く、顔のゆがみもひどくなり」
とのことですが、「鋏状咬合」が上記症状の主たる原因であるかというと、その因果関係を証明することは難しいと思います。
ただし鋏状咬合は、「不正咬合」として、治療優先度の高い状態ですので、矯正治療が強く薦められる状態です。
なお、多数歯を削って補綴治療で改善するという治療選択肢は、将来の歯牙寿命を考えるとあまりお勧めできません。
矯正歯科へご相談ください。
とのことですが、「鋏状咬合」が上記症状の主たる原因であるかというと、その因果関係を証明することは難しいと思います。
ただし鋏状咬合は、「不正咬合」として、治療優先度の高い状態ですので、矯正治療が強く薦められる状態です。
なお、多数歯を削って補綴治療で改善するという治療選択肢は、将来の歯牙寿命を考えるとあまりお勧めできません。
矯正歯科へご相談ください。
回答9
回答日時：2011-12-26 08:14:40
おそらく咬み癖を変えても自然に治癒することはほとんどないと思います。
矯正治療単独によって、鋏状咬合は改善できますが、顔の歪みが治るかどうかはわかりません。
体調に関しても同様です。
顔の歪みが、下顎の位置がずれているだけの場合には改善できる可能性もあるのですが、顔面頭蓋、上顎のズレがある場合には改善できないと思われます。
これらの改善を望むなら、顎矯正手術を考慮していただく必要があるかもしれません。
矯正治療単独によって、鋏状咬合は改善できますが、顔の歪みが治るかどうかはわかりません。
体調に関しても同様です。
顔の歪みが、下顎の位置がずれているだけの場合には改善できる可能性もあるのですが、顔面頭蓋、上顎のズレがある場合には改善できないと思われます。
これらの改善を望むなら、顎矯正手術を考慮していただく必要があるかもしれません。
回答10藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2011-12-26 12:20:37
走っている人の１コマの写真を見せられて、「この人、時速何キロメートルで走っているか？」と尋ねられても通常は答えられないはずですよね？
けれども、撮影条件や周りの景色との差から推測出来る凄い方がいらっしゃるかもしれません。
ヒトの歯列・噛み合わせは生涯を通して変化し続けるように思っています。
ですから、診断の際には’静的’現状のみでなく、今後どういった変化をしようとしているのか、といった’動的’なものをも診る必要がある場合もあろうかと思われます。
動的なものを診る時には経過観察はよく行われると思います。
３ヶ月、半年、一年・・・の間にどう変化するかを丹念に観察して、将来の予測を立てます。
それでも変化が止まること、変化の方向が変わることもあり簡単ではないと思います。
以前、イエテテボリ大学の先生が歯科医師の研修会の中で、瞬時にして「その顎関節症と肩こりとは関係ない」と診断されたそうです。
素晴らしい診断能力だと思います。
だから’権威者’と呼ばれるのでしょうね。
けれども、撮影条件や周りの景色との差から推測出来る凄い方がいらっしゃるかもしれません。
ヒトの歯列・噛み合わせは生涯を通して変化し続けるように思っています。
ですから、診断の際には’静的’現状のみでなく、今後どういった変化をしようとしているのか、といった’動的’なものをも診る必要がある場合もあろうかと思われます。
動的なものを診る時には経過観察はよく行われると思います。
３ヶ月、半年、一年・・・の間にどう変化するかを丹念に観察して、将来の予測を立てます。
それでも変化が止まること、変化の方向が変わることもあり簡単ではないと思います。
以前、イエテテボリ大学の先生が歯科医師の研修会の中で、瞬時にして「その顎関節症と肩こりとは関係ない」と診断されたそうです。
素晴らしい診断能力だと思います。
だから’権威者’と呼ばれるのでしょうね。
相談者からの返信相談者：
nakahiroさん
返信日時：2011-12-26 23:37:27
| タイトル | 右4番鋏状咬合が顔のゆがみや体調不良の原因では？ |
|---|---|
| 質問者 | nakahiroさん |
| 地域 | 東京23区 |
| 年齢 | 33歳 |
| 性別 | 男性 |
| 職業 | 会社員（事務系） |
| カテゴリ |
噛み合わせに関するトラブル 鋏状咬合(シザーズバイト) 歯科と全身疾患その他 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
