右下6・7番欠損、5番抜歯。インプラント治療の設計について

相談者: みちくんさん (55歳:男性)
投稿日時:2012-01-11 22:50:32
右下6、7番欠損で、5番抜歯しました。
2本のインプラントで可能かどうか相談いたします。



先生は、3本のインプラントを薦めますが、予算の都合、できれば2本のインプラントで済ませたいとお願いしました。


先生からの提案は、

 @6、7番インプラントで5番へ延長する。
 Aひとまず7番にインプラントし仮歯をかぶせ、5番の骨の回復を待って、5番にインプラントを入れ連結する。
 B5、6番インプラントで7番への延長は禁忌である。

で、お勧めは@でした。


先生のお話では、強度は5、7番の連結が一番高いが、@でも問題ない強度であるとのことです。

多少無理をしても3本のインプラントでいくか、@案、A案でいくか悩んでおります。


先生方のアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-01-11 22:59:56
こんばんは。

@かAなら私もいいと思います。
それぞれの利点欠点についても担当の先生のご説明の通りですね。

自分の歯だったら・・・悩むところですが、なんとなく、Aでしょうか。。
やはりインプラントは少しでも心配事を残したくありませんからね。

とは言っても、@でも大抵は問題ないレベルだと思いますけどね。



あとは歯周病の治療はしっかりと終わらせておいて下さいね。

お大事にどうぞ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-01-11 23:06:22
みちくん さん、こんばんは。

5、6、7部それぞれの骨の量と質次第で優先順位を決めるのはいかがでしょう。

渡辺先生も仰っていますが、歯周病の治療が終わってから、埋入に臨んでくださいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-01-11 23:12:05
ご相談ありがとうございます。

奥歯には強い力がかかりますから、設計は慎重にしたいところです。


安全を考えるのであれば、個人差の大きい噛む力とか全体の噛み合わせや残っている歯の状態の考慮が欠かせません。

一般的に言って、それだけ重要な歯が失われている場合、反対側の奥歯が全く健康とは考えにくいことも理由の一つです。

もし全体の条件がよいのであれば、そのような計画も成り立つかもしれません。


場合のよっては、私も3本をお薦めします。
2本より3本に変わると格段に強くなることが計算されているからですし、実は私の医院ではとても噛む力が強い方のご希望により2本にしたところ5年ちかく経ってからそのうちの1本が折れてしまったことがあったからです。
丁度保証期間内でしたからもう一度新品を無料で埋め直してまた経過を見ています。


そうでなければ延長型は避けた方が良いと思います。
以前は延長しても良いとされていましたが、最近はより慎重に変わってきています。



渡辺先生のお話のとおり、歯周病対策は重要です。
その歯を失った原因が他の歯に起こることを予防しなければなりませんし、インプラントのアフターケアとしても欠かせません。


ご担当の先生に長期的な見通しをお尋ねになって計画することをお勧めいたします。

回答 回答4
  • 回答者
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2012-01-11 23:28:24
基本的には2本で十分だと思います。

もしも他の歯の状態が悪ければ、相談の上でそちらにインプラントの費用を回せば良いと思いますが、下顎は丈夫なので通常は2本で十分です。

ただし、神経が近くて通常の長さのインプラントが埋入できない時や幅が少なくて通常の太さのインプラントが埋入できない時には、3本必要な可能性があります。


@でもAでもインプラントの予後には問題がないとのエビデンス(科学的な証拠)は出ていますのでご安心ください。
ただし、@よりもAの方が上部の補綴に問題が少ないのもエビデンスがあります。

しかし、小林先生のおっしゃるように骨の状態により、無理に骨を増やしてAにするよりも@で対応する方が安全なことも考慮すべき点ですね。


ご参考になりましたら幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みちくんさん
返信日時:2012-01-12 23:10:17
ご回答ありがとうございます。

先生方の献身的なご活動を目の当たりにし、ある種の感動さえ感じております。

先生方のアドバイスを参考にし、主治医の先生と一緒に治療方針を決めたいと思います。


なお、歯周病について、主治医の先生からは「現在は、よく手入れされていて特に問題はない」と診断頂いていて、多分大丈夫と思っています。

ありがとうございました。



タイトル 右下6・7番欠損、5番抜歯。インプラント治療の設計について
質問者 みちくんさん
地域 大阪
年齢 55歳
性別 男性
職業 会社員(技術系)
カテゴリ インプラント治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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