7番に穴があり、初診はレントゲン撮影、次回は抜髄すると言われました

相談者: 虫歯初心者さん (24歳:男性)
投稿日時:2012-01-07 02:24:20
こんばんわ
初投稿ですがよろしくお願いします。

右上7番の第二大臼歯に穴があり、歯医者に行き見てもらったのですが、レントゲンを撮ってもらい神経の部屋と薄皮一枚の状態と言われました。

その場で次回は、神経を抜いてしまうと言われ、手順を動画で説明してもらい好印象だったのですが、帰宅後、神経を抜くことについて調べたのですが、虫歯の進行に気づかなかったり、あまりいいように思いませんでした。

いろいろ調べても、神経の部屋を開けることによって、感染リクスが高まるのでは?
神経を抜くのは、神経に達している場合なのでは?と思ったのですが、どうなのでしょうか?

それに加え、抜髄した場合は、穴を埋めるようにレジンを入れるのではなく、コアを建てて進めていくのでしょうか?

回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-01-07 03:27:41
虫歯初心者さま、こんばんわ。

右上7番に穴が開いていて歯医者で診てもらったところ、抜髄することになったようですね。

実際に診察したわけではないので断定はできませんが、痛みがなさそうなので、歯髄を保存できる可能性があるかもしれません、歯髄の保存に熱心なDrを探されるのも一つの方法だと思います。

抜髄については、その後の一連の根管治療根管充填が正確にできれば感染については心配ないと考えています、しかし歯根破折のリスクがついて回るので、歯髄の保存を試みるのはそれなりに意味のあることと考えています。

やむなく抜髄することになった場合は、根管充填後は一般的にはメタルコアを使うことになります、参考になれば幸いです。

歯髄保存療法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=211
抜髄根管充填 http://www.yamadashika.jp/infection02.html
歯根破折 http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
コア(支台築造) http://yamadashika.jugem.jp/?cid=139

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-01-07 04:53:39
虫歯初心者 さん、おはようございます。

山田先生も仰っていますが、もしかすると、歯髄を保存できる可能性があるかもしれません。

ただ、抜髄に至ったとしても、必ずしもコアを建てて進めていく訳ではありません。
残っている健康歯質の量によって、コアの代わりにレジンを入れることも出来るかと思います。

メタルコアは、硬すぎるため、金属のくさび効果により歯が割れてしまうことがあります。
歯が割れてしまった場合には、高確率で抜歯となります。
私のクリニックでは、メタルコアを使わず修復する方法を基本としています。

ご参考まで。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-01-07 10:30:30
そうですね…

僕もお二人の先生方が書かれているように

「まずは神経を保存する方法をチャレンジできないか?」

を考えます。

他サイトですが、参考動画です。
 Vol.1 間接覆罩
 Vol.2 直接覆罩

http://microdentist.net/vs/closeup/sakurai.html

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-01-07 11:16:45
こんにちは。

諸先生方が書かれているように、うまくすれば神経を温存することも可能かと思います。

ただし、「すでに神経まで(知らず知らずのうちに)やられてしまっていた」ということもありますので、その場合は神経を取ること(抜髄)も仕方ないかと思います。

最終的にどういう形で治すかは、今残っている健全歯質の量にもよりますから、なんとも言えませんが、神経を取った場合は(金属もしくはレジン樹脂で)土台を作ってクラウンを被せて修復するのが一般的です。

すでに「穴が開いている」という実感がある状況ですから、あまり期待しないでおいた方が無難だと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-01-10 00:28:37
虫歯初心者 様

こんにちは。

>いろいろ調べても、神経の部屋を開けることによって、感染リクスが高まるのでは?

おっしゃる通り、神経を抜いてしまうと感染リスクが生じてしまいます。

神経まで達している虫歯でも、神経を残せる治療法(3Mix-MP法など)もありますので、ご自身でも検討されてみてはいかがでしょうか。

お大事にして下さい。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-01-10 18:59:06
虫歯初心者さん、今晩は

神経をとることはリスクの多い治療ですが、神経をとらなければいけない状態で、無理に残す治療をすると、感染をより深い部分に進めてしまい、さらにリスクを高くしてしまうこともあります。

まずは、神経を本当に残せる状態なのかの診断をしっかりしてもらわれたほうが良いでしょう。

その上で、神経をとるのかとらないのか、あるいはぎりぎりの状態で、残す治療をトライする価値があるのかを判断されたほうが良いでしょう。

感染の深さは痛みだけでは判断できません。
痛みが無くても、かなり深い所まで感染していることはあります。

正しい診断無くして正しい治療は行えません。



付け加えれば、3Mix-MP法など、きちっとした研究が行われていない治療方法は、より大きな未知のリスクを抱えているとも限りませんので、より注意が必要です。

こういった公の場で、3Mix-MP法のような、はっきりした研究も無い治療法を勧めることもどうかと思いますが。

回答 回答7
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-01-10 19:36:25
担当の先生に、’神経を温存する治療法’が適用可能かどうかを、尋ねてみられたら良いと思いますよ。

もし保険適用で行うとなると、使用出来る薬剤は決まってきますが、それで上手くいっているケースは数多いはずです。
担当医の経験が多い方法でやってもらうのが一番だと思います。

また、担当の先生が’神経を抜く治療’が、最善であると判断されるかもしれません。
実際に診られて、治療に対して責任のある立場の方の意見が、最も信頼出来るものと考えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯初心者さん
返信日時:2012-01-15 17:14:13
先生方々へ

様々なご意見ありがとうございました。
担当医に神経を残したいと伝え、一先ず残すようにして頂きました。

初診時に、いきなり神経を抜くと言われ、それしかないのかと思ってしまいましたが、今回、担当医と色々意見交換もでき、いい機会になりました。

ありがとうございました。



タイトル 7番に穴があり、初診はレントゲン撮影、次回は抜髄すると言われました
質問者 虫歯初心者さん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
歯医者への不信感
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




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