左上6番歯性上顎洞炎で抜歯、入れ歯かインプラントかブリッジか?
相談者:
ばふぁりんさん (28歳:女性)
投稿日時:2012-01-12 17:47:46
歯性上顎洞炎により、左上奥から二番目の歯(6番、第一大臼歯)を抜歯いたしました。
まだ担当の先生とは詳しく話しておりませんが、部分入れ歯かブリッジ、インプラントになるということでした。
自分で調べたところ、どれも一長一短で迷っております。
ゆくゆくはインプラントを考えているため、歯を削るブリッジではなく部分入れ歯にしようと思っていたのですが、部分入れ歯をひっかける歯が虫歯になりやすかったり、グラグラになってしまいやすいという話を聞きました。
そうするとブリッジの方が、、と思ったのですが、ブリッジはブリッジで両端の歯に負担が大きいのですね。
インプラントは「第二の永久歯」といわれているので、ちゃんとケアさえしていれば長年もつと思っていたのですが、10年程度という方が多いようなので、それだとインプラントは私にとっては高いものになると感じています。
また、上部は神経が多く通っているので難しいという話を聞いて、少し怖く思っております。
また、「放置」という選択肢もあるという先生もいらっしゃいましたが、これはどういった意味なのでしょうか?
放置していてもいいなら、個人的に最善の策のように映りますが、顎の骨が弱りやすいなどの欠点があるのでしょうか?
噛み合わせの問題を指摘する方が多いように思われますが、歯が動いてしまうと、そんなに噛み合わせがおかしくなるものでしょうか。
いずれにしろ、何らかの負担があることはわかっています。
しかし、ちゃんとそれぞれのデメリットをきちんと理解してから選択したいと思っております。
アドバイスをいただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
まだ担当の先生とは詳しく話しておりませんが、部分入れ歯かブリッジ、インプラントになるということでした。
自分で調べたところ、どれも一長一短で迷っております。
ゆくゆくはインプラントを考えているため、歯を削るブリッジではなく部分入れ歯にしようと思っていたのですが、部分入れ歯をひっかける歯が虫歯になりやすかったり、グラグラになってしまいやすいという話を聞きました。
そうするとブリッジの方が、、と思ったのですが、ブリッジはブリッジで両端の歯に負担が大きいのですね。
インプラントは「第二の永久歯」といわれているので、ちゃんとケアさえしていれば長年もつと思っていたのですが、10年程度という方が多いようなので、それだとインプラントは私にとっては高いものになると感じています。
また、上部は神経が多く通っているので難しいという話を聞いて、少し怖く思っております。
また、「放置」という選択肢もあるという先生もいらっしゃいましたが、これはどういった意味なのでしょうか?
放置していてもいいなら、個人的に最善の策のように映りますが、顎の骨が弱りやすいなどの欠点があるのでしょうか?
噛み合わせの問題を指摘する方が多いように思われますが、歯が動いてしまうと、そんなに噛み合わせがおかしくなるものでしょうか。
いずれにしろ、何らかの負担があることはわかっています。
しかし、ちゃんとそれぞれのデメリットをきちんと理解してから選択したいと思っております。
アドバイスをいただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2012-01-12 18:00:27
ばふぁりん さん、こんにちは。
長期間放置すると
>顎の骨が弱りやすいなどの欠点
というよりは、7番の歯が6番の方向に傾斜してくることがあります。
その結果、咬み合わせがおかしくなることがあります。
歯性上顎洞炎で6番を抜歯されたとのことですが、埋入する予定の骨の状態をよく診ていただいてくださいね。
長期間放置すると
>顎の骨が弱りやすいなどの欠点
というよりは、7番の歯が6番の方向に傾斜してくることがあります。
その結果、咬み合わせがおかしくなることがあります。
歯性上顎洞炎で6番を抜歯されたとのことですが、埋入する予定の骨の状態をよく診ていただいてくださいね。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2012-01-12 18:08:04
ばふぁりん さん、今日は
お口の中の全体的な詳細の状態がわかりませんので、はっきりしたことは言えませんが、どの方法を選択しても、なにがしかのマイナスは生じます。
どの、マイナスを受け入れられるかでしょう。
インプラントについてだけお話しします。
28歳で既に歯性上顎洞炎で抜歯をしたということは、他にも治療した歯が沢山あることが予測されます。
インプラント治療をすると、将来その近隣の歯が抜歯となった場合、インプラントと天然の歯を支えにしたブリッジはできませんので、再びインプラント治療が必要になります。
その時点で再び高額な治療費が必要になりますので、もし、この先50年の間に近隣の他の歯を失うリスクが高いなら、先の費用もよく考えて治療を受けられたほうが良いでしょう。
お口の中の全体的な詳細の状態がわかりませんので、はっきりしたことは言えませんが、どの方法を選択しても、なにがしかのマイナスは生じます。
どの、マイナスを受け入れられるかでしょう。
インプラントについてだけお話しします。
28歳で既に歯性上顎洞炎で抜歯をしたということは、他にも治療した歯が沢山あることが予測されます。
インプラント治療をすると、将来その近隣の歯が抜歯となった場合、インプラントと天然の歯を支えにしたブリッジはできませんので、再びインプラント治療が必要になります。
その時点で再び高額な治療費が必要になりますので、もし、この先50年の間に近隣の他の歯を失うリスクが高いなら、先の費用もよく考えて治療を受けられたほうが良いでしょう。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2012-01-12 18:19:20
ばふぁりん さん、こんにちは。
>「放置」という選択肢もあるという先生もいらっしゃいましたが、これはどういった意味なのでしょうか?
上顎の第一大臼歯に関しては補綴するスペースが少なく、補綴の必要がない場合を除いて、私の考えでは放置という選択肢はありません。
何らかの方法で補綴されたほうが良いと思います。
放置した場合は後ろの7番が前に倒れてくるように動いてくる可能性が高いです。
>放置していてもいいなら、個人的に最善の策のように映りますが、顎の骨が弱りやすいなどの欠点があるのでしょうか?
義歯にしてもブリッジにしても、歯がない部分の骨というものは少しずつ吸収が起こっていきます。
一方インプラントの場合は吸収が起こりにくいといわれています。
>上部は神経が多く通っているので難しいという話を聞いて、少し怖く思っております。
神経が多く通っているのではなく、上顎洞に近いので埋入するフィクスチャー(ネジ)の長さや方向に制限を受けることが多いです。
また上顎の骨は下顎に比べてやわらかいので骨との結合に時間がかかることが多いです。
補綴方法に関しては一長一短あると思いますので担当の先生によく相談して決めることをおすすめします。
参考になれば幸いです。
>「放置」という選択肢もあるという先生もいらっしゃいましたが、これはどういった意味なのでしょうか?
上顎の第一大臼歯に関しては補綴するスペースが少なく、補綴の必要がない場合を除いて、私の考えでは放置という選択肢はありません。
何らかの方法で補綴されたほうが良いと思います。
放置した場合は後ろの7番が前に倒れてくるように動いてくる可能性が高いです。
>放置していてもいいなら、個人的に最善の策のように映りますが、顎の骨が弱りやすいなどの欠点があるのでしょうか?
義歯にしてもブリッジにしても、歯がない部分の骨というものは少しずつ吸収が起こっていきます。
一方インプラントの場合は吸収が起こりにくいといわれています。
>上部は神経が多く通っているので難しいという話を聞いて、少し怖く思っております。
神経が多く通っているのではなく、上顎洞に近いので埋入するフィクスチャー(ネジ)の長さや方向に制限を受けることが多いです。
また上顎の骨は下顎に比べてやわらかいので骨との結合に時間がかかることが多いです。
補綴方法に関しては一長一短あると思いますので担当の先生によく相談して決めることをおすすめします。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
ばふぁりんさん
返信日時:2012-01-12 20:53:31
小林先生
ありがとうございます。
歯が傾いてしまうのですね。
私の場合、放置という選択肢はないのですね。
ありがとうございます。
歯が傾いてしまうのですね。
私の場合、放置という選択肢はないのですね。
相談者からの返信
相談者:
ばふぁりんさん
返信日時:2012-01-12 20:57:01
相談者からの返信
相談者:
ばふぁりんさん
返信日時:2012-01-12 21:56:51
畑田先生
ありがとうございます。
やはり放置ではダメなんですね。
インプラントにするとすれば、早めにやらないと骨が吸収されてできなくなる可能性も高くなるということですね。
担当の先生とじっくり話してみます。
ありがとうございます。
やはり放置ではダメなんですね。
インプラントにするとすれば、早めにやらないと骨が吸収されてできなくなる可能性も高くなるということですね。
担当の先生とじっくり話してみます。
タイトル | 左上6番歯性上顎洞炎で抜歯、入れ歯かインプラントかブリッジか? |
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質問者 | ばふぁりんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:6番(第一大臼歯) インプラント治療法 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。