[写真あり] 8歳児、リテーナーで顎を広げる治療を勧められた(カナダ)

相談者: モカ102さん (38歳:女性)
投稿日時:2012-01-24 07:29:33
私日本人とカナダ人との間の8歳の娘です。
カナダ在住です。

先日、娘の歯科検診で右下Bと右下Cの間の外側歯茎永久歯が生えてきており、Retainerで顎を広げる必要があると言われました。

アジア人は顎が小さいのでこういう事があると。
早いうちに処置をしておけば後々面倒なことにならないと言われました。

期間は6カ月間かかり費用もそれなりにかかります。

右下Cの乳歯を抜いてしまえばいいのではないかと思ったのですが、そこの歯科医では抜かないと言われました。


自然に子供の成長を待って顔の骨格が変わるのを待つのでは問題がないのか、または右下Cを抜いてしまうという選択肢はあるのでしょうか?

ご意見宜しくお願いいたします。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-01-24 09:37:23
お写真を拝見すると、左下C(乳犬歯)は既になく、左下2(永久側切歯)と左下D(第一乳臼歯)の間の狭いスペースに左下3(犬歯)が生えてきそう、という状況のように思います。

全体を見たわけではないのではっきりとしたことは言えないのですが、今から装置を使ってスペースを作ることは有効な手段の一つだと思います。


>自然に子供の成長を待って顔の骨格が変わるのを待つのでは問題がないのか、

最善の方法かどうかは別として、今現在矯正治療をすることに迷いがあるならばその方法もとり得ると思います。


>または右下Cを抜いてしまうという選択肢はあるのでしょうか?

左下Cは既に存在していないのでこの選択肢はありません。

可能であれば別の矯正歯科でも相談されることをお勧めします。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-01-24 10:12:36
写真は下顎だけですが、上顎や舌の位置を含めての問題が推測されます。
今後自然に成長してもらうための介入だと思っていただいた方が良いと思います。
ちょうど、ブランコを上手く漕げない子の背中をそっと最小限に押してあげるイメージでしょうか。
そのために8歳は非常に大切な時期です。

犬歯が生えるスペースは、すぐ出来そうですが、そのためには上顎も広げておかないと、上下バランスを取る事が出来ません。
上下間に舌のためのスペースを作っておく意義もあります。

只、6ヶ月の治療期間が果たして充分かどうかは意見が分かれると思います。

また、もし永久歯の生えるスペース確保のために乳歯を抜いていくのは、(スペースの)問題を後送りしているだけになるかもしれないですね。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-01-24 10:28:46
将来、抜歯矯正を受け入れるおつもりがあるのなら、このまま放置。

抜歯したくないなら、早期に介入が良いのではないかと思います。

8歳から、何らかの歯科的介入をしていくことは、永久歯列完成期までの長い道のりを考えると、経過が長く、嫌がられる方もおられますが、成長期に歯列や筋肉や顎骨までよい方向に成長を誘導しておくことは大きなメリットがあると思います。

只、今回提示された6ヶ月という期間は非常に短いように思います。

早期介入をしてもらうならば永久歯列完成までのロングスパンでよい歯列を作り上げてもらうほうが、最終的によい結果がえられるのではないかと思います。

他の歯科医院にも相談に行かれてみてはいかがでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-01-24 21:52:47
こんばんわ

左下のCのスペースが無さそうですね(^^ゞ

Cは右にはありますが、前に抜けたのですかね。
それともなかった??

Cがないので多少歯が左によっていて、放置すると日本人特有の八重歯になりそうですね


回避のためには残念ながら矯正治療が必要だと思います。
同じくリテーナーで広げていくのがいいと思いますが、どのようなリテーナーでしょうね・・・。

矯正するにしても上下のかみ合わせも合わすことが重要ですので、一度セカンドオピニオンされてみてはいかがでしょうか。。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-01-24 22:41:23
 実際に診ていませんのではっきりしませんが、添付写真からは、1期治療で歯列拡大治療を試みても、仕上げのブラケット治療(2期治療)で理想的な治療結果を得るために、小臼歯抜歯を検討する可能性が高いようにみえます。

 親知らず(8番)抜歯を前提とした歯列全体の遠心移動による小臼歯非抜歯配列が可能な場合もあるかもしれませんが、そのような治療は、成長が収束した高校生以降の時期になって可能となる治療です。

 可撤式装置(リテーナー?)を薦められたとのことですが、上下顎前歯出っ歯となるような歯牙配列を、本人が許容できるのであれば、現段階でも、前方および側方への拡大によって非抜歯配列が可能かもしれません。

 ただし、その場合には、歯の健康寿命を損なわない範囲で、非抜歯配列が可能であるかについて慎重な検討が必要だと思います。

 最終的に、小臼歯抜歯での2期治療を選択する場合には、1期治療へ費やす金銭的投資および時間投資が無駄になる場合もあります。
〔1期治療で前方および側方に拡大配列した後で、2期治療で小臼歯抜歯を選択された場合には、1期治療と2期治療で、歯の動きが逆向き(前方→後方、側方→内側)となります。〕


 顎骨の成長予測は困難ですから、1期治療を行うことにも行わないことにも利点・欠点があり、それぞれにギャンブル的要素が存在すると思います。

 例えば、最終的に2期治療で小臼歯抜歯となったとしても、現段階で拡大治療をしておくことによって、ブラッシングが容易となり、虫歯のリスクが低下する利点はあると思われます。
 

 治療方法だけではなく、治療時期、治療期間、治療費用なども含め、長期的な視点で、矯正医と詳しく相談していただいた方がよいと思います。

 数件の矯正専門医に、セカンドオピニオンを求めてもよいかもしれません。

 叢生(歯の凸凹配列)は東洋人に多い不正咬合ですから、東洋人の矯正治療経験が豊富な矯正医に相談されたほうがよいと思います。

回答 回答6
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2012-01-25 14:17:56
>Retainerで顎を広げる必要があると言われました。

リテーナーというのは保定装置で、歯を動かすための装置ではありません。
おそらく拡大床(側方?前方?)を用いられるのだと思います。

これを用いる場合には、スペース不足量はもちろんのこと、上下のかみ合わせや、正中の偏位、さらに前歯の前後的位置なども勘案した上で選択されるべきものだと考えます。

他の矯正の先生にもご相談ください。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-01-25 14:40:17
>自然に子供の成長を待って顔の骨格が変わるのを待つのでは問題がないのか、

顎の骨は成長にしたがって大きくなっていきます。
ただ、風船がふくらむように全体が大きくなるのではなく、よこ幅がひろがる時期と長さがながくなる時期がズレています。
よこ幅が広がるピークは6歳前後なので、これから先前歯の隙間が成長で増える可能性は、ひくいとおもいます。


>または右下Cを抜いてしまうという選択肢はあるのでしょうか?

乳歯を抜いても根本的な事は解決しません。
一時的には改善したように感じますが、その下には永久歯がひかえており、問題を先送りしているだけになってしまいます。

提示された選択肢が妥当であるかどうかは、見ていないので判断できません。
他の矯正歯科でも相談されるのがよいとおもいます。




タイトル [写真あり] 8歳児、リテーナーで顎を広げる治療を勧められた(カナダ)
質問者 モカ102さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
その他(写真あり)
カナダ
子供の歯列矯正
歯並びが悪い
回答者




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