熱いもの冷たいもので歯が沁みる原因を教えてください
相談者:
-ふみ-さん (30歳:男性)
投稿日時:2012-01-26 00:10:44
こんにちは。
類似の質問を閲覧しましたが、「歯のヒビ」「沁みる」「歯科矯正」について質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。
<症状>
現在、左上7番付近で歯が沁みる症状があったため診察に行きました。
すると、レントゲンの結果15年前くらいに治療済の大きく削った左上6番の歯の詰め物(神経有)の底が薄っすら虫歯になっているからだということで、虫歯の除去と詰めなおしを行いました。
しかし、沁みるのが治りませんでした。
症状としては、熱いもの、冷たいものを飲食した時のみズキンと沁みる。
断続的に飲食していると温度に慣れるのか痛くなくなる状態です。
自分で鏡を見ながらステック状にした氷で歯の色々な部分に当ててみたところ、5,6番の歯の外側付け根及び歯茎が沁みて歯の頭及び内側は沁みませんでした。
<質問>
1)これは、詰め物の隙間から神経の近くまで水分が入り込んで沁みているのではなく、知覚過敏と見る方が正しいでしょうか。
2)硬い歯ブラシで擦りすぎの歯の付け根の知覚過敏は、擦りすぎを止めることにより、歯周ポケットやエナメル質は回復するものですか?
3)よく見ると、左上6番の歯の内側の中央の筋の上部がヒビになっているようです。
ヒビが薄っすら下までつながっているかは目視では分かりませんが、薄いヒビにより熱いもの・冷たいものを神経まで伝えることはありますか?
4)薄いヒビが神経までつながっているとすると、その薄いヒビに細菌が通り、歯より前に神経が感染されることはありますか?
その場合、歯のガタより痛み等他の症状が先に出ますか?
また、歯・歯茎の痛みの前に腕等体の痛みが出ることはありますか?
5)他の歯もよく見ると、前歯を中心に縦にヒビが入っています。
これはよくあることでしょうか?
唾液による石灰化でヒビは修復されますか?
6)話しは変わりますが、インプラントをした後に歯科矯正でインプラントの歯は動きますか?
7)最後に、歯を丈夫にする(硬いものを噛んでも欠けない、ヒビの入りにくい歯にする)ための食べ物や方法はございますか?
長くなりましたが、お返事いただければ幸いでございます。
よろしくお願い申し上げます。
類似の質問を閲覧しましたが、「歯のヒビ」「沁みる」「歯科矯正」について質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。
<症状>
現在、左上7番付近で歯が沁みる症状があったため診察に行きました。
すると、レントゲンの結果15年前くらいに治療済の大きく削った左上6番の歯の詰め物(神経有)の底が薄っすら虫歯になっているからだということで、虫歯の除去と詰めなおしを行いました。
しかし、沁みるのが治りませんでした。
症状としては、熱いもの、冷たいものを飲食した時のみズキンと沁みる。
断続的に飲食していると温度に慣れるのか痛くなくなる状態です。
自分で鏡を見ながらステック状にした氷で歯の色々な部分に当ててみたところ、5,6番の歯の外側付け根及び歯茎が沁みて歯の頭及び内側は沁みませんでした。
<質問>
1)これは、詰め物の隙間から神経の近くまで水分が入り込んで沁みているのではなく、知覚過敏と見る方が正しいでしょうか。
2)硬い歯ブラシで擦りすぎの歯の付け根の知覚過敏は、擦りすぎを止めることにより、歯周ポケットやエナメル質は回復するものですか?
3)よく見ると、左上6番の歯の内側の中央の筋の上部がヒビになっているようです。
ヒビが薄っすら下までつながっているかは目視では分かりませんが、薄いヒビにより熱いもの・冷たいものを神経まで伝えることはありますか?
4)薄いヒビが神経までつながっているとすると、その薄いヒビに細菌が通り、歯より前に神経が感染されることはありますか?
その場合、歯のガタより痛み等他の症状が先に出ますか?
また、歯・歯茎の痛みの前に腕等体の痛みが出ることはありますか?
5)他の歯もよく見ると、前歯を中心に縦にヒビが入っています。
これはよくあることでしょうか?
唾液による石灰化でヒビは修復されますか?
6)話しは変わりますが、インプラントをした後に歯科矯正でインプラントの歯は動きますか?
7)最後に、歯を丈夫にする(硬いものを噛んでも欠けない、ヒビの入りにくい歯にする)ための食べ物や方法はございますか?
長くなりましたが、お返事いただければ幸いでございます。
よろしくお願い申し上げます。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2012-01-26 05:01:00
-ふみ-さまおはようございます。
左上7番のむし歯の治療をした後沁みているということですね。
>1)
知覚過敏あるいは歯髄炎と考えるのが妥当ではないでしょうか。
>2)
回復しません、先ず歯磨剤をやめる必要があります、またオーバーブラッシングの部分には歯周ポケットは先ずありません、そして一旦すり減ったエナメル質や象牙質は回復しません。
エナメル質がすり減っても知覚過敏にはなりません、知覚過敏になるのは象牙質がすり減るからです。
>3)
象牙質に達していなければしみることはないと思います。
>4)
クラックが歯髄に達していて細菌感染していればおそらく歯髄炎になっていると思います。
>歯・歯茎の痛みの前に腕等体の痛みが出ることはありますか?
ないと思いますが。
>5)
よくあります、これは歯牙硬組織の宿命です、また一旦できたヒビは修復されることはありません。
>6)
動かないというのがコンセンサスです。
>7)
そのようなものはおそらくないと思います、歯にとって一番よくないのはお砂糖です、間食のしすぎにはくれぐれもご用心ください。
参考になさってください。
象牙質のクラック
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=137
マイクロクラック
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1055
むし歯のできない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
左上7番のむし歯の治療をした後沁みているということですね。
>1)
知覚過敏あるいは歯髄炎と考えるのが妥当ではないでしょうか。
>2)
回復しません、先ず歯磨剤をやめる必要があります、またオーバーブラッシングの部分には歯周ポケットは先ずありません、そして一旦すり減ったエナメル質や象牙質は回復しません。
エナメル質がすり減っても知覚過敏にはなりません、知覚過敏になるのは象牙質がすり減るからです。
>3)
象牙質に達していなければしみることはないと思います。
>4)
クラックが歯髄に達していて細菌感染していればおそらく歯髄炎になっていると思います。
>歯・歯茎の痛みの前に腕等体の痛みが出ることはありますか?
ないと思いますが。
>5)
よくあります、これは歯牙硬組織の宿命です、また一旦できたヒビは修復されることはありません。
>6)
動かないというのがコンセンサスです。
>7)
そのようなものはおそらくないと思います、歯にとって一番よくないのはお砂糖です、間食のしすぎにはくれぐれもご用心ください。
参考になさってください。
象牙質のクラック
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=137
マイクロクラック
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1055
むし歯のできない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-01-27 12:21:58
そうですね…。
実際に拝見して診ないと何とも言えませんが、ブラキシズムやTCHはありませんか?
参考
・ブラキシズム
・TCH、歯列接触癖
山田先生とは違う角度で回答させていただきます。
>1)
そうですね。
知覚過敏症状のような気がします。
>2)
オーバーブラッシングで削れてしまった歯肉は回復すると思いますが、削れてしまったエナメル質が回復する事はありません。
本当のオーバーブラッシングだったのか、アブフラクションだったのかは見極める必要があると思います。
参考:abfraction.html
">アブフラクション
>3)
マイクロクラックのような感じですね。
マイクロクラックで凍みる事は少ないと思います。
>4)
ブラキシズムやTCHがあると首や肩、腕などに異変を生じる事があります。
来週、1月31日に「たけしの家庭の医学」と言う番組でTCHと肩こりについて、東京医科歯科大学の木野教授がテレビ出演されます。
ご覧になられてはいかがでしょうか?
参考
・完全図解 顎関節症とかみ合わせの悩みが解決する本
>5)
残念ながら一度生じたマイクロクラックは回復しません。
>6)
動きません。
>7)
僕は食べ物に頼るより、フッ化物応用や、ご自身の生活の中でTCHを気にされた方が有効なような気がしております。
実際に拝見して診ないと何とも言えませんが、ブラキシズムやTCHはありませんか?
参考
・ブラキシズム
・TCH、歯列接触癖
山田先生とは違う角度で回答させていただきます。
>1)
そうですね。
知覚過敏症状のような気がします。
>2)
オーバーブラッシングで削れてしまった歯肉は回復すると思いますが、削れてしまったエナメル質が回復する事はありません。
本当のオーバーブラッシングだったのか、アブフラクションだったのかは見極める必要があると思います。
参考:abfraction.html
">アブフラクション
>3)
マイクロクラックのような感じですね。
マイクロクラックで凍みる事は少ないと思います。
>4)
ブラキシズムやTCHがあると首や肩、腕などに異変を生じる事があります。
来週、1月31日に「たけしの家庭の医学」と言う番組でTCHと肩こりについて、東京医科歯科大学の木野教授がテレビ出演されます。
ご覧になられてはいかがでしょうか?
参考
・完全図解 顎関節症とかみ合わせの悩みが解決する本
>5)
残念ながら一度生じたマイクロクラックは回復しません。
>6)
動きません。
>7)
僕は食べ物に頼るより、フッ化物応用や、ご自身の生活の中でTCHを気にされた方が有効なような気がしております。
相談者からの返信
相談者:
-ふみ-さん
返信日時:2012-01-28 13:29:33
〓回答拝見後お返事〓
>山田先生
お返事ありがとうございます。
2)について
象牙質のむき出しでも沁みるということは、象牙質≒歯髄と思ってもいいようなものですね。
歯の根元はエナメル質が薄いので、たとえ象牙質が露出していなくてもオーバーブラッシングでエナメル質が薄くなっていれば沁みることは考えられませんか?
薄くてもエナメル質で覆われている場合は、唾液での石灰化も期待できませんか?
4)について
歯髄炎になれば当然日が経過するごとにズキズキ我慢できなくなりますね?
いくら歯上部のエナメル質・象牙質を大きく削られていたとしても回りや根の部分は残っていますから、歯髄炎になればその回りの象牙質・エナメル質等も溶かし歯がぐらついていきませんか?
5)について
唾液での石灰化もされないのですね。
>櫻井先生
お返事ありがとうございます。
歯軋りや食いしばりについては、日常はそんなに力が入っていることやずっとかみ合わせているということはないと思います。
ただ、睡眠中はどうなのか自分では分かりませんが、翌朝の顎の疲れもないことからないのではないかと思っています。
参考リンクも拝見いたしました。
1)について
その可能性が高いような気がします。
象牙質が露出していなくても、オーバーブラッシングでエナメル質がかなり薄くなっていた場合は、象牙質や歯髄までの距離が近くなり、熱いもの冷たいものを伝えやすくなると考えられないでしょうか?
2)について
ちょうど1ヶ月前くらいから歯ブラシを硬いものにしました。
それにより、エナメル質が極端に薄くなったのと、歯肉が削れてしまったものと推察しています。
ですので、数日前からブラッシング時気をつけています。
3)について
マイクロクラックはどの程度までヒビ割れているのか(象牙質まで?歯根まで?)は分かりませんが、そこに水分や温度を伝えることはあまり考えられないということでしょうか。
4)について
ご紹介ありがとうございます。
<不安点>
見た目は何もないが、中で歯髄炎になっていることです。
その場合、日が経過するごとに痛みや歯の状態が悪化していく等の症状が出るのかどうかです。
見えないところで炎症が進行していて、全身にも影響するのが一番恐いので。
<まとめ>
歯内側のクラックについては、上部は筋から発展したため深めで、根元の方にいくにつれて薄くなり、歯根ギリギリ付近ではあるのかどうか肉眼では確認できません。
最初それが原因で沁みているのかと思っていましたが自己調査の結果違いました。
現在は、自分なりにインターネットで調べたりして、ブラッシング時気をつけることと、手持ちの飲み薬「ボキシロン」「メチコバール」を服用し様子を見ています。少しずつではありますが、沁みるのがマシになっています。
それに伴い、腕・足の引っ張られるような感覚も緩和しています。このことから、オーバーブラッシングにより熱いもの冷たいものを歯髄が感じやすい状態になり、歯神経が大脳に伝達→中枢神経→全身の末梢神経へと影響が出たものと思います。
ですので、本日別の歯科様を(どちらかというと歯より全身の痛みが心配なため)予約しておりましたがキャンセルし様子を見ることにしました。
こうした一連の流れを経てからですが、歯科様もレントゲンと目視を頼りに原因を探しますから、今回のように原因とは無関係な箇所を治療してしまったりすることもあると思いました。
治療してもらう側も知識をつけて、どの辺りという漠然な感覚や思い込みだけではなくて、できることなら原因箇所を特定させて治療に臨む方が効果的な治療を受けることができると感じました。
今回も歯科様へ行く前に、自分でステック状のアイスバーで箇所を確認し、インターネットで調べていれば治療に行かなくてもよかったかもしれません。
ここは自分への反省点としたいと思います。
>山田先生
お返事ありがとうございます。
2)について
象牙質のむき出しでも沁みるということは、象牙質≒歯髄と思ってもいいようなものですね。
歯の根元はエナメル質が薄いので、たとえ象牙質が露出していなくてもオーバーブラッシングでエナメル質が薄くなっていれば沁みることは考えられませんか?
薄くてもエナメル質で覆われている場合は、唾液での石灰化も期待できませんか?
4)について
歯髄炎になれば当然日が経過するごとにズキズキ我慢できなくなりますね?
いくら歯上部のエナメル質・象牙質を大きく削られていたとしても回りや根の部分は残っていますから、歯髄炎になればその回りの象牙質・エナメル質等も溶かし歯がぐらついていきませんか?
5)について
唾液での石灰化もされないのですね。
>櫻井先生
お返事ありがとうございます。
歯軋りや食いしばりについては、日常はそんなに力が入っていることやずっとかみ合わせているということはないと思います。
ただ、睡眠中はどうなのか自分では分かりませんが、翌朝の顎の疲れもないことからないのではないかと思っています。
参考リンクも拝見いたしました。
1)について
その可能性が高いような気がします。
象牙質が露出していなくても、オーバーブラッシングでエナメル質がかなり薄くなっていた場合は、象牙質や歯髄までの距離が近くなり、熱いもの冷たいものを伝えやすくなると考えられないでしょうか?
2)について
ちょうど1ヶ月前くらいから歯ブラシを硬いものにしました。
それにより、エナメル質が極端に薄くなったのと、歯肉が削れてしまったものと推察しています。
ですので、数日前からブラッシング時気をつけています。
3)について
マイクロクラックはどの程度までヒビ割れているのか(象牙質まで?歯根まで?)は分かりませんが、そこに水分や温度を伝えることはあまり考えられないということでしょうか。
4)について
ご紹介ありがとうございます。
<不安点>
見た目は何もないが、中で歯髄炎になっていることです。
その場合、日が経過するごとに痛みや歯の状態が悪化していく等の症状が出るのかどうかです。
見えないところで炎症が進行していて、全身にも影響するのが一番恐いので。
<まとめ>
歯内側のクラックについては、上部は筋から発展したため深めで、根元の方にいくにつれて薄くなり、歯根ギリギリ付近ではあるのかどうか肉眼では確認できません。
最初それが原因で沁みているのかと思っていましたが自己調査の結果違いました。
現在は、自分なりにインターネットで調べたりして、ブラッシング時気をつけることと、手持ちの飲み薬「ボキシロン」「メチコバール」を服用し様子を見ています。少しずつではありますが、沁みるのがマシになっています。
それに伴い、腕・足の引っ張られるような感覚も緩和しています。このことから、オーバーブラッシングにより熱いもの冷たいものを歯髄が感じやすい状態になり、歯神経が大脳に伝達→中枢神経→全身の末梢神経へと影響が出たものと思います。
ですので、本日別の歯科様を(どちらかというと歯より全身の痛みが心配なため)予約しておりましたがキャンセルし様子を見ることにしました。
こうした一連の流れを経てからですが、歯科様もレントゲンと目視を頼りに原因を探しますから、今回のように原因とは無関係な箇所を治療してしまったりすることもあると思いました。
治療してもらう側も知識をつけて、どの辺りという漠然な感覚や思い込みだけではなくて、できることなら原因箇所を特定させて治療に臨む方が効果的な治療を受けることができると感じました。
今回も歯科様へ行く前に、自分でステック状のアイスバーで箇所を確認し、インターネットで調べていれば治療に行かなくてもよかったかもしれません。
ここは自分への反省点としたいと思います。
タイトル | 熱いもの冷たいもので歯が沁みる原因を教えてください |
---|---|
質問者 | -ふみ-さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、知覚過敏の痛み 歯の痛み その他 歯のヒビ(ひび割れ) 知覚過敏 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。