[写真あり] 8歳、歯列矯正方法・開始時期が医院により違い迷う
相談者:
yuzukaさん (8歳:女性)
投稿日時:2012-01-15 18:20:47
8歳娘の事でご相談させていただきます。
現在上下前歯二本、永久歯です。
その横から上左は斜めに、下左は後ろの方にはえてきました。
矯正歯科を訪ねると、
A医院、、歯並びより開咬が問題であり、上下前歯8本生えそろったら、まずは舌突出癖をトレーニングし、タングガードにより治療し、(16万)、第二期治療(30万)へ進む
B医院、、とにかく早急に、夜間のみ装着する器具により、2年間床矯正を行い(30万)、歯を並べてから、噛み合わせはその後に治療(30万)する。
C医院、、、急速拡大装置により骨を拡げてから、生え変わりの様子を見ながら治療していく(70万)
矯正については覚悟でいたのですが、先生によって見解が少し異なるので、どの医院を選んでよいか、困惑しています。
先生方のご経験から、少しでもアドバイスいただければとても心強いです。。どうぞよろしくお願いいたします。
現在上下前歯二本、永久歯です。
その横から上左は斜めに、下左は後ろの方にはえてきました。
矯正歯科を訪ねると、
A医院、、歯並びより開咬が問題であり、上下前歯8本生えそろったら、まずは舌突出癖をトレーニングし、タングガードにより治療し、(16万)、第二期治療(30万)へ進む
B医院、、とにかく早急に、夜間のみ装着する器具により、2年間床矯正を行い(30万)、歯を並べてから、噛み合わせはその後に治療(30万)する。
C医院、、、急速拡大装置により骨を拡げてから、生え変わりの様子を見ながら治療していく(70万)
矯正については覚悟でいたのですが、先生によって見解が少し異なるので、どの医院を選んでよいか、困惑しています。
先生方のご経験から、少しでもアドバイスいただければとても心強いです。。どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-01-15 19:42:05
お住まいのところには、歯科大学がありますからさらに、矯正科を受診したらいかがですか。
開咬は骨格性のものと、歯槽性のものとに大別はできますが、種々の要因もあるようです。
今の治療法をどうするかというよりも、たとえば頭部X線規格写真(セファロ)の分析、模型分析等を詳しく説明されたうえで、納得の上進められるのがよいと思います。
開咬は、O.D,I値が重要だと思います。
それがどのようなものでいまはどのような傾向にあるかの説明を、受けるのがよいと思います。
開咬は骨格性のものと、歯槽性のものとに大別はできますが、種々の要因もあるようです。
今の治療法をどうするかというよりも、たとえば頭部X線規格写真(セファロ)の分析、模型分析等を詳しく説明されたうえで、納得の上進められるのがよいと思います。
開咬は、O.D,I値が重要だと思います。
それがどのようなものでいまはどのような傾向にあるかの説明を、受けるのがよいと思います。
回答2
回答日時:2012-01-16 07:47:49
開咬といっても、いろいろなタイプ、症状が混在していますので、どの方法がいいかといっても文章からだけではよくわかりません。
骨格性か歯槽性か、長顔型か短顔型か、舌や口唇の動態はどうか、嚥下や発音はどうか、鼻気道疾患はないかなど、考慮すべきことは数多くあります。
担当の先生によって、アプローチ法が異なることはよくあることです。
経験値が豊富で、一番誠実で、信頼できそうな先生がいいと思います。
他の似たような患者さんの例を見せてもらえるといいですね。
骨格性か歯槽性か、長顔型か短顔型か、舌や口唇の動態はどうか、嚥下や発音はどうか、鼻気道疾患はないかなど、考慮すべきことは数多くあります。
担当の先生によって、アプローチ法が異なることはよくあることです。
経験値が豊富で、一番誠実で、信頼できそうな先生がいいと思います。
他の似たような患者さんの例を見せてもらえるといいですね。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-01-16 10:13:15
舌が嚥下時に突出してしまう現在の状況を上手くコントロールして開咬を治しておくことは、綺麗な歯並び完成への第一歩だと思います。
が、小学2年生の前歯の交換期の開咬および叢生に対するアプローチ法は多様にあります。
担当の先生によって得意なアプローチ法が異なっているのは、当然です。
もちろん、自費治療なので、治療費や治療システムも医院毎に全く異なります。
最終的にどこまで契約内容に含まれていてどういう最終目標をもって治療されるのかをよくご確認され、もっとも信頼おけると判断されたところで矯正を開始されてはいかがでしょうか?
伊藤先生の回答のように、よく似た症例を見せてもらうのが一番イメージがわきやすいと思います。
が、小学2年生の前歯の交換期の開咬および叢生に対するアプローチ法は多様にあります。
担当の先生によって得意なアプローチ法が異なっているのは、当然です。
もちろん、自費治療なので、治療費や治療システムも医院毎に全く異なります。
最終的にどこまで契約内容に含まれていてどういう最終目標をもって治療されるのかをよくご確認され、もっとも信頼おけると判断されたところで矯正を開始されてはいかがでしょうか?
伊藤先生の回答のように、よく似た症例を見せてもらうのが一番イメージがわきやすいと思います。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-01-16 10:42:19
かかりつけ一般歯科の先生や、或いはご親戚、子どもさんのクラスの父兄等に歯科関係の方がおられましたら、出来るだけ多くの方から情報を集めてみてください。
それによって、A・B・C各医院以外も検討されてみては如何でしょうか?
開咬が、もしある程度重度であっても、8歳といった年齢からの治療開始はとても有効なはずです。
但し、歯科医院選びが重要なカギになってくるものと思われます。
例えば、出っ歯治療の得意な先生が必ずしも開咬治療を得意とするかどうかは別物だと思いますよ。
只、もし、将来に外科手術までを選択肢に入れられるとしたら、現在の治療方法は、かなり幅広いものとは思われます。
それによって、A・B・C各医院以外も検討されてみては如何でしょうか?
開咬が、もしある程度重度であっても、8歳といった年齢からの治療開始はとても有効なはずです。
但し、歯科医院選びが重要なカギになってくるものと思われます。
例えば、出っ歯治療の得意な先生が必ずしも開咬治療を得意とするかどうかは別物だと思いますよ。
只、もし、将来に外科手術までを選択肢に入れられるとしたら、現在の治療方法は、かなり幅広いものとは思われます。
回答5
オレフィス矯正歯科(名古屋市中区)の戸苅です。
回答日時:2012-01-16 12:08:50
yuzukaさんのお子さんがどのような状態かわからないので、想像ですが、A歯科では開咬を、B,Cの歯科では、歯列の幅を問題にしているようです。
矯正の治療方法、とくに小児期の治療は何を優先するかによって、担当医によって治療方法が大きく異なる事があります。
矯正治療は時間がかかりますから、相性がよく信頼できそうな矯正歯科医に出会えるとよいなと思います。
矯正の治療方法、とくに小児期の治療は何を優先するかによって、担当医によって治療方法が大きく異なる事があります。
矯正治療は時間がかかりますから、相性がよく信頼できそうな矯正歯科医に出会えるとよいなと思います。
相談者からの返信
相談者:
yuzukaさん
返信日時:2012-01-21 18:07:29
たくさんの先生方よりアドバイスいただき、感謝しております。
開咬という問題の深さがわかりました。
舌突出癖を改善していかないことにはせっかくの矯正治療も効果がでないという事ですね。
周りは流行なのかしら、と思うほど、矯正をするお友達が多いです。
ただ、あまり真剣に診てくださらない先生や、チラっと診て、あとは衛生士の方が説明、という場合もあったので、大変失礼ですが、猜疑心ばかり募っておりました。
今回のアドバイスで、今まで訪れた医院、どの治療法も間違いではなく、得意分野からのアプローチの順番が異なる、とわかりました。
大変勉強になりました。
舌トレーニングまで指導してくださる医院を探してみたいと思います。
前向きになれました。
どうもありがとうございました。
画像1
開咬という問題の深さがわかりました。
舌突出癖を改善していかないことにはせっかくの矯正治療も効果がでないという事ですね。
周りは流行なのかしら、と思うほど、矯正をするお友達が多いです。
ただ、あまり真剣に診てくださらない先生や、チラっと診て、あとは衛生士の方が説明、という場合もあったので、大変失礼ですが、猜疑心ばかり募っておりました。
今回のアドバイスで、今まで訪れた医院、どの治療法も間違いではなく、得意分野からのアプローチの順番が異なる、とわかりました。
大変勉強になりました。
舌トレーニングまで指導してくださる医院を探してみたいと思います。
前向きになれました。
どうもありがとうございました。
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回答6
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-01-27 12:00:52
舌突出癖について
開咬があるなしにかかわらず、舌が出てしまう癖は10才くらいで自然消失していくことが多いものです。
それは未熟型嚥下といい生下時から本能的に備わっているものなのですが、乳児の時の舌、咬唇の使い方が残っているためで、成長するにつれて咀嚼運動に伴い成人の嚥下様式(成熟型嚥下)に自然に移っていくものです。
それには、個人差があるということです。
ですから、多角的に判断しなければなりません。
開咬については、骨格的に開咬であるために、代償性に舌が入り込む癖があるのかもしれませんし、舌が入り込むから開咬になっているのかもしれません。
それが歯槽性、骨格性ということです。
頭部、顔貌の形体からも判断が必要になるのですが、それは実際には診断に近いものになりますから、サイトの性質上それはできないということも、ご承知ください。
開咬があるなしにかかわらず、舌が出てしまう癖は10才くらいで自然消失していくことが多いものです。
それは未熟型嚥下といい生下時から本能的に備わっているものなのですが、乳児の時の舌、咬唇の使い方が残っているためで、成長するにつれて咀嚼運動に伴い成人の嚥下様式(成熟型嚥下)に自然に移っていくものです。
それには、個人差があるということです。
ですから、多角的に判断しなければなりません。
開咬については、骨格的に開咬であるために、代償性に舌が入り込む癖があるのかもしれませんし、舌が入り込むから開咬になっているのかもしれません。
それが歯槽性、骨格性ということです。
頭部、顔貌の形体からも判断が必要になるのですが、それは実際には診断に近いものになりますから、サイトの性質上それはできないということも、ご承知ください。
タイトル | [写真あり] 8歳、歯列矯正方法・開始時期が医院により違い迷う |
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質問者 | yuzukaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 8歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) その他(写真あり) 子供の歯列矯正 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。