[写真あり] 奥歯の先天欠損。どんな治療が一番ですか？
相談者：
恵利香さん (24歳：女性)
投稿日時：2012-02-05 20:54:53
一年ほど前まで、下側の六番目が永久歯欠損歯？で永久歯が生えず、乳歯が残っていました。
しかし、30歳になるくらいには自然に乳歯が抜けてしまうし、サイドの歯も傾いてしまうと言われたので抜きました。
抜いてから一年弱。
4番あたりに少し隙間が出来てきました。
倒れてきているような気がします。
永久歯欠損歯の治療は、矯正・ブリッヂ・インプラントの三種類あると知り、隙間が広くなるのを恐れ、どれかしらで治療をしようと考えています。
どの治療もメリット・デメリットがあるみたいなので、どれが自分に適しているのかわかりません。
年齢や位置からして、どの治療が一番良いのでしょうか？
宜しくお願い致します。
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しかし、30歳になるくらいには自然に乳歯が抜けてしまうし、サイドの歯も傾いてしまうと言われたので抜きました。
抜いてから一年弱。
4番あたりに少し隙間が出来てきました。
倒れてきているような気がします。
永久歯欠損歯の治療は、矯正・ブリッヂ・インプラントの三種類あると知り、隙間が広くなるのを恐れ、どれかしらで治療をしようと考えています。
どの治療もメリット・デメリットがあるみたいなので、どれが自分に適しているのかわかりません。
年齢や位置からして、どの治療が一番良いのでしょうか？
宜しくお願い致します。
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回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時：2012-02-05 21:06:18
恵利香 さん、こんばんは、
＞年齢や位置からして、どの治療が一番良いのでしょうか？
それぞれの治療法について、お掛かりの歯科医院で、よく説明していただいてはいかがでしょう。
個人的には、前後の歯を削らずに済むインプラントを検討されることをお勧めします。
虫歯になってもいない健全な歯を削るブリッジは、お勧めできません。
＞年齢や位置からして、どの治療が一番良いのでしょうか？
それぞれの治療法について、お掛かりの歯科医院で、よく説明していただいてはいかがでしょう。
個人的には、前後の歯を削らずに済むインプラントを検討されることをお勧めします。
虫歯になってもいない健全な歯を削るブリッジは、お勧めできません。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2012-02-06 07:28:40
恵利香さまおはようございます。
写真拝見いたしました、おそらく５番の先天性欠損ではないでしょうか、この場合矯正治療で６番７番を近心移動させる方法がありますが、アンカーをどうするかという難しい問題があります。
アンカーの確保ができるなら、矯正治療で空隙を閉鎖するのが一番いいと思いますが、年齢的には難しいような気がいたします。
ブリッジでという方法についてですが、個人的には健全歯を削るというデメリットがあるものの一番一般的な方法でリスクも少ないと思います。
インプラントについては、ブリッジで補綴可能な症例にあえてインプラントをするのは考え物だと思います、参考になさってください。
写真拝見いたしました、おそらく５番の先天性欠損ではないでしょうか、この場合矯正治療で６番７番を近心移動させる方法がありますが、アンカーをどうするかという難しい問題があります。
アンカーの確保ができるなら、矯正治療で空隙を閉鎖するのが一番いいと思いますが、年齢的には難しいような気がいたします。
ブリッジでという方法についてですが、個人的には健全歯を削るというデメリットがあるものの一番一般的な方法でリスクも少ないと思います。
インプラントについては、ブリッジで補綴可能な症例にあえてインプラントをするのは考え物だと思います、参考になさってください。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2012-02-06 19:13:35
そうですね。
山田先生も書かれておりますが
「5番の先天性欠如」
だと思います。
担当の先生はどのようにおっしゃられていたでしょうか？
お写真の状態から想像すると、口腔清掃状態などは比較的良さそうですね。
出来ればブリッジは避け、インプラントか矯正などで、出来るだけ天然の歯を傷つけない方法を取られるのがよろしいような気がします。
山田先生も書かれておりますが
「5番の先天性欠如」
だと思います。
担当の先生はどのようにおっしゃられていたでしょうか？
お写真の状態から想像すると、口腔清掃状態などは比較的良さそうですね。
出来ればブリッジは避け、インプラントか矯正などで、出来るだけ天然の歯を傷つけない方法を取られるのがよろしいような気がします。
回答4
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時：2012-02-06 22:55:36
下顎左右５番の先天欠損（晩期残存乳歯は抜歯済み）という状態のようですね。
現在の歯並びによって、理想的な治療は異なると思います。
@ 上下顎前歯が出っ歯（上下顎前突）であれば、上顎の左右小臼歯を１本づつ抜歯し、上下顎の歯数を合わせるような「小臼歯抜歯を前提とした全顎矯正治療」で、スペース閉鎖を行うことが、理想的な治療選択肢だと思います。
一方
A 上下顎前歯の位置が、ほぼ理想的な状態である場合は、@のように抜歯スペースの閉鎖を行うと、前歯が過剰に後方移動・傾斜してしまいます。
そのような場合には、矯正治療を併用するかは別問題ですが、上顎歯列は非抜歯のまま、ブリッジ治療やインプラント治療などの補綴治療によって、下顎左右５番部の欠損部補綴が必要である可能性が高くなります。
Aの場合でも、現在下顎５番欠損部に向かって傾斜しつつあると自覚されている（写真からはよくわかりませんが）下顎４番の位置を部分矯正で元の位置に戻したり、全体的な上下の歯並びのバランスを全顎矯正で整えてから、補綴治療を開始されたほうが理想的な場合もあります。
個人的には、下顎５番の欠損部補綴であれば、ブリッジよりもインプラント補綴の方が、臨在歯の切削を避けることが可能であるため、理想的な治療選択肢だと感じます。
ただし、インプラント補綴には外科的なリスクも考えられ、診療費が高額になるという欠点もあります。
矯正治療を検討される場合には、顎骨形態・歯列形態・軟組織形態などの形態分析・顎関節などの機能分析等、事前の精密分析・診断が重要です。
もし、下顎５番先天欠損部の、歯槽骨が細くなっている場合、補助的な外科処置（コルチコトミーやリッジエキスパンション等）やインプラントアンカー（TAD）の併用を行わなければ、矯正歯牙移動がスムーズに行えないと診断される場合もあります。
そのような場合には、口腔外科医とのチーム医療が必要となります。
まずは、かかりつけ医とよくご相談ください。
必要に応じて、矯正医や口腔外科医とのチームアプローチを検討していただけると思います。
現在の歯並びによって、理想的な治療は異なると思います。
@ 上下顎前歯が出っ歯（上下顎前突）であれば、上顎の左右小臼歯を１本づつ抜歯し、上下顎の歯数を合わせるような「小臼歯抜歯を前提とした全顎矯正治療」で、スペース閉鎖を行うことが、理想的な治療選択肢だと思います。
一方
A 上下顎前歯の位置が、ほぼ理想的な状態である場合は、@のように抜歯スペースの閉鎖を行うと、前歯が過剰に後方移動・傾斜してしまいます。
そのような場合には、矯正治療を併用するかは別問題ですが、上顎歯列は非抜歯のまま、ブリッジ治療やインプラント治療などの補綴治療によって、下顎左右５番部の欠損部補綴が必要である可能性が高くなります。
Aの場合でも、現在下顎５番欠損部に向かって傾斜しつつあると自覚されている（写真からはよくわかりませんが）下顎４番の位置を部分矯正で元の位置に戻したり、全体的な上下の歯並びのバランスを全顎矯正で整えてから、補綴治療を開始されたほうが理想的な場合もあります。
個人的には、下顎５番の欠損部補綴であれば、ブリッジよりもインプラント補綴の方が、臨在歯の切削を避けることが可能であるため、理想的な治療選択肢だと感じます。
ただし、インプラント補綴には外科的なリスクも考えられ、診療費が高額になるという欠点もあります。
矯正治療を検討される場合には、顎骨形態・歯列形態・軟組織形態などの形態分析・顎関節などの機能分析等、事前の精密分析・診断が重要です。
もし、下顎５番先天欠損部の、歯槽骨が細くなっている場合、補助的な外科処置（コルチコトミーやリッジエキスパンション等）やインプラントアンカー（TAD）の併用を行わなければ、矯正歯牙移動がスムーズに行えないと診断される場合もあります。
そのような場合には、口腔外科医とのチーム医療が必要となります。
まずは、かかりつけ医とよくご相談ください。
必要に応じて、矯正医や口腔外科医とのチームアプローチを検討していただけると思います。
相談者からの返信相談者：
恵利香さん
返信日時：2012-02-09 20:46:24
| タイトル | [写真あり] 奥歯の先天欠損。どんな治療が一番ですか？ |
|---|---|
| 質問者 | 恵利香さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 24歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
その他(写真あり) 歯の数が足りない(先天欠損) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
