歯ぎしりと歯の摩耗、噛み合わせについて
相談者:
momorinさん (42歳:女性)
投稿日時:2012-02-03 22:29:20
3か月ほど前、右上6番の銀のかぶせものが取れてしまい、作り直してもらいました。
治療の1か月後くらいからしゃべりにくくなり(特に「い」の段。「い」「き」「み」」など)舌の右側を常に甘噛みするようになりました。
歯ぎしりも以前から自覚はあったのですが、特にひどくなり、あまりの力に目が覚めるようになりました。
現在、歯ぎしりで圧迫している歯と歯の間に隙間ができてしまい、歯茎もひりひりと痛みます。
他の相談を拝見しておりましたら、歯ぎしりにより短期間で歯が摩耗することはないとのことでしたが、7番の歯の高さがそれぞれ歯茎の上2ミリくらい(一番奥)しかありません。
食べ物があたっているからなのか奥歯の周囲の歯茎が白くなっています。
これ以上ひどくなると歯がなくなるのではないかと思い、就寝時には市販のマウスピースをはめるようになりました。
また、噛み合わせも合わなくなってしまい、軽く上下の歯を合わせるということができず、下あごを引いてやっと合う感じです。
食べ物も下あごを奥に噛みこんですりつぶしている感じです。
いつも頬骨のあたりが凝っています。
@短期間にこんな状況になったことに愕然としていますが、2か月でここまで悪くなるものでしょうか?
A右上6番をやりかえてもらえばこの状況からは解放されるでしょうか?
他にどのような治療が考えられるでしょうか?
B舌が歯にあたるとちくちくするのですが、特に歯が欠けているようには見えません。
歯ぎしりによって歯の縁が全体的に尖ってくることはありますか?
また、角をとってもらうと虫歯になりやすいでしょうか?
C歯は2か月という短期間で動くものですか?
動いた歯は就寝時のマウスピースくらいではもう矯正できないのでしょうか?
D歯と歯の間に隙間があいたことで、歯の角が頬の内側にあたって痛いのですが、隙間を埋めてもらったほうがよいのでしょうか?
角を取るくらいにしておいたほうがよいのでしょうか?
Eマウスピースや丁寧な歯磨きのほかに自分でできる対策がありましたら教えていただけないでしょうか?
色々と質問を並べ立てて申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
治療の1か月後くらいからしゃべりにくくなり(特に「い」の段。「い」「き」「み」」など)舌の右側を常に甘噛みするようになりました。
歯ぎしりも以前から自覚はあったのですが、特にひどくなり、あまりの力に目が覚めるようになりました。
現在、歯ぎしりで圧迫している歯と歯の間に隙間ができてしまい、歯茎もひりひりと痛みます。
他の相談を拝見しておりましたら、歯ぎしりにより短期間で歯が摩耗することはないとのことでしたが、7番の歯の高さがそれぞれ歯茎の上2ミリくらい(一番奥)しかありません。
食べ物があたっているからなのか奥歯の周囲の歯茎が白くなっています。
これ以上ひどくなると歯がなくなるのではないかと思い、就寝時には市販のマウスピースをはめるようになりました。
また、噛み合わせも合わなくなってしまい、軽く上下の歯を合わせるということができず、下あごを引いてやっと合う感じです。
食べ物も下あごを奥に噛みこんですりつぶしている感じです。
いつも頬骨のあたりが凝っています。
@短期間にこんな状況になったことに愕然としていますが、2か月でここまで悪くなるものでしょうか?
A右上6番をやりかえてもらえばこの状況からは解放されるでしょうか?
他にどのような治療が考えられるでしょうか?
B舌が歯にあたるとちくちくするのですが、特に歯が欠けているようには見えません。
歯ぎしりによって歯の縁が全体的に尖ってくることはありますか?
また、角をとってもらうと虫歯になりやすいでしょうか?
C歯は2か月という短期間で動くものですか?
動いた歯は就寝時のマウスピースくらいではもう矯正できないのでしょうか?
D歯と歯の間に隙間があいたことで、歯の角が頬の内側にあたって痛いのですが、隙間を埋めてもらったほうがよいのでしょうか?
角を取るくらいにしておいたほうがよいのでしょうか?
Eマウスピースや丁寧な歯磨きのほかに自分でできる対策がありましたら教えていただけないでしょうか?
色々と質問を並べ立てて申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-02-04 09:35:18
そうですね…。
>@短期間にこんな状況になったことに愕然としていますが、2か月でここまで悪くなるものでしょうか?
いや、普通は考えられません。
ただ、長年かけて変わって言った変化に2か月前に気つき、気にしている時間が長くなったと言う場合や、この2カ月で歯が欠けたり、詰め物が取れたりと言う変化があれば、「急に変化した」と感じるかもしれません。
>A右上6番をやりかえてもらえばこの状況からは解放されるでしょうか?
>他にどのような治療が考えられるでしょうか?
これは実際に拝見しないと何とも言えません。
>B舌が歯にあたるとちくちくするのですが、特に歯が欠けているようには見えません。歯ぎしりによって歯の縁が全体的に尖ってくることはありますか?
あります。
>また、角をとってもらうと虫歯になりやすいでしょうか?
エナメル質の範囲内であれば大丈夫ですが、慎重に行う必要があります。
>C歯は2か月という短期間で動くものですか?
以前の状態と比較する必要がありますので、何とも言えません。
「実際に動いている」場合と「動いたように感じている」のでは違いますから。
>動いた歯は就寝時のマウスピースくらいではもう矯正できないのでしょうか?
これも実際に拝見していないので解りません。
>D歯と歯の間に隙間があいたことで、歯の角が頬の内側にあたって痛いのですが、隙間を埋めてもらったほうがよいのでしょうか?
>角を取るくらいにしておいたほうがよいのでしょうか?
これは担当の先生に判断してもらいましょう。
>Eマウスピースや丁寧な歯磨きのほかに自分でできる対策がありましたら教えていただけないでしょうか?
まず、自分の判断で市販のマウスピースを使うのはやめましょう。
(逆効果の場合があります)
咬み合わせや歯ぎしり、TCHに詳しい歯科医に診てもらう事をお勧めいたします。
>@短期間にこんな状況になったことに愕然としていますが、2か月でここまで悪くなるものでしょうか?
いや、普通は考えられません。
ただ、長年かけて変わって言った変化に2か月前に気つき、気にしている時間が長くなったと言う場合や、この2カ月で歯が欠けたり、詰め物が取れたりと言う変化があれば、「急に変化した」と感じるかもしれません。
>A右上6番をやりかえてもらえばこの状況からは解放されるでしょうか?
>他にどのような治療が考えられるでしょうか?
これは実際に拝見しないと何とも言えません。
>B舌が歯にあたるとちくちくするのですが、特に歯が欠けているようには見えません。歯ぎしりによって歯の縁が全体的に尖ってくることはありますか?
あります。
>また、角をとってもらうと虫歯になりやすいでしょうか?
エナメル質の範囲内であれば大丈夫ですが、慎重に行う必要があります。
>C歯は2か月という短期間で動くものですか?
以前の状態と比較する必要がありますので、何とも言えません。
「実際に動いている」場合と「動いたように感じている」のでは違いますから。
>動いた歯は就寝時のマウスピースくらいではもう矯正できないのでしょうか?
これも実際に拝見していないので解りません。
>D歯と歯の間に隙間があいたことで、歯の角が頬の内側にあたって痛いのですが、隙間を埋めてもらったほうがよいのでしょうか?
>角を取るくらいにしておいたほうがよいのでしょうか?
これは担当の先生に判断してもらいましょう。
>Eマウスピースや丁寧な歯磨きのほかに自分でできる対策がありましたら教えていただけないでしょうか?
まず、自分の判断で市販のマウスピースを使うのはやめましょう。
(逆効果の場合があります)
咬み合わせや歯ぎしり、TCHに詳しい歯科医に診てもらう事をお勧めいたします。
回答2
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2012-02-05 18:01:24
博多の児玉です。
>しゃべりにくくなり舌の右側を常に甘噛みする
「しゃべりにくくなり」という方たちの多くは元々、舌に問題があり治療をきっかけにしゃべりにくくなるということがあります。
一般的な歯科治療では行っていませんがそういう場合、私は「舌」の治療を行っています。
>歯ぎしりがひどくなり、あまりの力に目が覚める
歯軋りの治療をすることで解決するはずです。
担当の先生に症状を伝えて対応してもらうか、櫻井先生が指摘された様に歯軋り治療が出来る先生に診てもらうことをお勧めします。
>しゃべりにくくなり舌の右側を常に甘噛みする
「しゃべりにくくなり」という方たちの多くは元々、舌に問題があり治療をきっかけにしゃべりにくくなるということがあります。
一般的な歯科治療では行っていませんがそういう場合、私は「舌」の治療を行っています。
>歯ぎしりがひどくなり、あまりの力に目が覚める
歯軋りの治療をすることで解決するはずです。
担当の先生に症状を伝えて対応してもらうか、櫻井先生が指摘された様に歯軋り治療が出来る先生に診てもらうことをお勧めします。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2012-02-05 20:17:36
西山です
一般的には歯ぎしり自体を治療、つまり減らしたりすることは現在のところできないはずです。
歯科的対応としてはマウスピースが第一選択になりますが、市販のものではなく、きちんと歯科医師に作ってもらったものを使うべきでしょう。
ちなみに、2〜3ヶ月ほどさかのぼって生活環境をみた場合、なにか変化はありませんでしたか?
ストレス、薬、アルコール、不眠などにより歯ぎしりが増えることもあります。
あと、頬骨辺りがいつも凝っているというのであれば、睡眠中の歯ぎしりだけが原因ではないのではないでしょうか。
TCHも疑わしいですね。
一般的には歯ぎしり自体を治療、つまり減らしたりすることは現在のところできないはずです。
歯科的対応としてはマウスピースが第一選択になりますが、市販のものではなく、きちんと歯科医師に作ってもらったものを使うべきでしょう。
ちなみに、2〜3ヶ月ほどさかのぼって生活環境をみた場合、なにか変化はありませんでしたか?
ストレス、薬、アルコール、不眠などにより歯ぎしりが増えることもあります。
あと、頬骨辺りがいつも凝っているというのであれば、睡眠中の歯ぎしりだけが原因ではないのではないでしょうか。
TCHも疑わしいですね。
回答4
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2012-02-06 13:20:21
博多の児玉です。
西山先生が指摘された様に
>一般的には歯ぎしり自体を治療、つまり減らしたりすることは現在のところできないはずです。
一般的な治療では歯ぎしりは解決しません。
そこが患者側にとっては大きな問題です。
解決のためには特殊な治療が必要になります。
ただこの治療を出来る先生が少ないため患者さんが困っているというのが現状です。
西山先生が指摘された様に
>一般的には歯ぎしり自体を治療、つまり減らしたりすることは現在のところできないはずです。
一般的な治療では歯ぎしりは解決しません。
そこが患者側にとっては大きな問題です。
解決のためには特殊な治療が必要になります。
ただこの治療を出来る先生が少ないため患者さんが困っているというのが現状です。
相談者からの返信
相談者:
momorinさん
返信日時:2012-02-06 21:37:01
櫻井先生、児玉先生、西山先生、ご多忙のところありがとうございました。
マウスピースですが、きちんとしたものを作っていただくようにしました。
ただ、出来上がりまで1週間かかると言われたので、気が遠くなりそうでした。
何か月もしゃべりづらい状態が続いているので、正しい舌の位置がわからなくなってしまい、歯でひっかくことが多く、舌の縁が常にピリピリしているのですが、見た目はあまり変化がないので、つらさを訴えても舌痛症ではないかと言われました。
TCHという言葉は知らなかったのですが、検索してみると確かにあてはまります。
子供のころ口をぽかんと開けていると親から厳しく叱られていましたので、意識して口を閉じ、歯を合わせるようになりました。
このような状態になって初めてそれがよくないことだと知りました。
現在の不調が食いしばりにもあるということがわかりましたので、日中は気を付けて歯を合わせないようにしています。
歯ぎしりは一般的に治らないとのことですので、せめて起きているときは気をつけようと思いました。
ただ、痛む舌を気にしすぎているのか顔が歪んできたようで、唾液は通常じわっと出てくるのではないかと思うのですが、口をあけると右側の顎の付け根のあたりから水鉄砲のようにぴゅっと出てくるようになりました。
また、口の中のスペースが狭くなった感覚になり、うまくしゃべれないなあと思って下顎を前に動かすとちょっと広くなって安心するということの繰り返しが一日に何度もあります。
顎関節症の治療もしたほうがよいのでしょうか?
(痛みはありませんが、元々顎を左右に3段階動かさないと大口が開きません)
また、噛み合わせと歯ぎしりと顎関節症の治療は同時にできるものでしょうか?
また質問をしてしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
マウスピースですが、きちんとしたものを作っていただくようにしました。
ただ、出来上がりまで1週間かかると言われたので、気が遠くなりそうでした。
何か月もしゃべりづらい状態が続いているので、正しい舌の位置がわからなくなってしまい、歯でひっかくことが多く、舌の縁が常にピリピリしているのですが、見た目はあまり変化がないので、つらさを訴えても舌痛症ではないかと言われました。
TCHという言葉は知らなかったのですが、検索してみると確かにあてはまります。
子供のころ口をぽかんと開けていると親から厳しく叱られていましたので、意識して口を閉じ、歯を合わせるようになりました。
このような状態になって初めてそれがよくないことだと知りました。
現在の不調が食いしばりにもあるということがわかりましたので、日中は気を付けて歯を合わせないようにしています。
歯ぎしりは一般的に治らないとのことですので、せめて起きているときは気をつけようと思いました。
ただ、痛む舌を気にしすぎているのか顔が歪んできたようで、唾液は通常じわっと出てくるのではないかと思うのですが、口をあけると右側の顎の付け根のあたりから水鉄砲のようにぴゅっと出てくるようになりました。
また、口の中のスペースが狭くなった感覚になり、うまくしゃべれないなあと思って下顎を前に動かすとちょっと広くなって安心するということの繰り返しが一日に何度もあります。
顎関節症の治療もしたほうがよいのでしょうか?
(痛みはありませんが、元々顎を左右に3段階動かさないと大口が開きません)
また、噛み合わせと歯ぎしりと顎関節症の治療は同時にできるものでしょうか?
また質問をしてしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
タイトル | 歯ぎしりと歯の摩耗、噛み合わせについて |
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質問者 | momorinさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせに関するトラブル 歯軋り(歯ぎしり) 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。