レントゲンで埋没過剰歯が判明。腫瘍などの可能性は?
相談者:
じーまみーどうふ02さん (29歳:女性)
投稿日時:2012-02-10 02:51:27
久しぶりの歯医者受診でレントゲンを撮った際、右の6番の下に過剰歯がある事が判明しました。
6番の歯の根元から枝分かれしたみたいに逆さまに埋まっていて、大きさも前歯と同じくらいで結構な深さに位置する状態です。
特に指摘が無かったのですが気になったので衛生士さんに聞いてみたところ、痛みや腫れなど特になかったら経過観察で良いとの事。
ただ6番の歯が虫歯になって抜歯する時は大変になるので大きい病院で抜く事になりますと言われました。
上記の事については理解ができたのですが、心配性なのでそもそも過剰歯ではなくて腫瘍などの病気の可能性はないのだろうかと思い質問させて頂きました。
過剰歯自体、前歯に出来やすいので珍しいとわれたので余計気になっています。
レントゲンで過剰歯と腫瘍などははっきり区別できるものでしょうか?
6番の歯の根元から枝分かれしたみたいに逆さまに埋まっていて、大きさも前歯と同じくらいで結構な深さに位置する状態です。
特に指摘が無かったのですが気になったので衛生士さんに聞いてみたところ、痛みや腫れなど特になかったら経過観察で良いとの事。
ただ6番の歯が虫歯になって抜歯する時は大変になるので大きい病院で抜く事になりますと言われました。
上記の事については理解ができたのですが、心配性なのでそもそも過剰歯ではなくて腫瘍などの病気の可能性はないのだろうかと思い質問させて頂きました。
過剰歯自体、前歯に出来やすいので珍しいとわれたので余計気になっています。
レントゲンで過剰歯と腫瘍などははっきり区別できるものでしょうか?
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-02-10 07:27:02
>レントゲンで過剰歯と腫瘍などははっきり区別できるものでしょうか?
歯源性石灰化腫瘍、歯牙種などの腫瘍とは鑑別は必要ですが、その他の腫瘍を埋伏過剰歯と間違う事はないと思います。
ちなみに下顎の6番付近は埋伏過剰歯の好発部位です。
歯源性石灰化腫瘍、歯牙種などの腫瘍とは鑑別は必要ですが、その他の腫瘍を埋伏過剰歯と間違う事はないと思います。
ちなみに下顎の6番付近は埋伏過剰歯の好発部位です。
回答2
相談者からの返信
相談者:
じーまみーどうふ02さん
返信日時:2012-02-10 14:42:07
回答3
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2012-02-10 17:04:10
じーまみーどうふ02さん、こんにちは。
少しだけコメント補足させて頂きます。
>CTで確認すれば、腫瘍か過剰歯かハッキリするのですね。
CTを撮ることでレントゲンだけでは分からない情報が得られることは事実です。
ですが、歯の数が正常で、かつ、レントゲンで顎骨の中に明らかに歯とわかる形のものが映ってきている場合、CTを撮るまでもなく、「過剰歯」の可能性が高いです。
もちろんこの場合も、抜歯や摘出を行う際に、位置関係を確認するためにCTを撮ることはあります。
しかし、「腫瘍か過剰歯か」をはっきりさせるために、現段階で更にCTを撮るということは、あまり一般的ではないかもしれません。
一方で、レントゲンで、顎骨に“明らかな歯の形をしていない白っぽいもの”が映った場合は、複数の可能性が考えられます。
細見先生が書かれている歯牙腫も、考えられる可能性の一つです。
その場合、担当の先生が精査の必要ありとお考えになれば、口腔外科の受診を紹介されると思います。
じーまみーどうふ02さんが、実際にはどのようなレントゲンの状態であったのか、この場では分かりません。
ですが、担当の先生がはっきりと「過剰歯」と言われたのであれば、やはり過剰歯の可能性が高いのではないかと、個人的には思います。
もちろん、ご不安であれば再度担当の先生にご確認されてください。
ただ、いきなり「腫瘍か過剰歯かはっきりしたいのでCTを撮ってほしい」と申し出られると、場合によっては担当の先生は「えっ?」と多少驚かれることもあるかな、と個人的には思います。
ご参考になれば幸いです。
PS.
つい先日、私の友人の下の6番付近にも過剰歯が存在し、抜歯になりました(舌側に出てきていました)。
過剰歯は、上顎は前歯部に多いのですが、下顎では臼歯部にも多く出現します。
少しだけコメント補足させて頂きます。
>CTで確認すれば、腫瘍か過剰歯かハッキリするのですね。
CTを撮ることでレントゲンだけでは分からない情報が得られることは事実です。
ですが、歯の数が正常で、かつ、レントゲンで顎骨の中に明らかに歯とわかる形のものが映ってきている場合、CTを撮るまでもなく、「過剰歯」の可能性が高いです。
もちろんこの場合も、抜歯や摘出を行う際に、位置関係を確認するためにCTを撮ることはあります。
しかし、「腫瘍か過剰歯か」をはっきりさせるために、現段階で更にCTを撮るということは、あまり一般的ではないかもしれません。
一方で、レントゲンで、顎骨に“明らかな歯の形をしていない白っぽいもの”が映った場合は、複数の可能性が考えられます。
細見先生が書かれている歯牙腫も、考えられる可能性の一つです。
その場合、担当の先生が精査の必要ありとお考えになれば、口腔外科の受診を紹介されると思います。
じーまみーどうふ02さんが、実際にはどのようなレントゲンの状態であったのか、この場では分かりません。
ですが、担当の先生がはっきりと「過剰歯」と言われたのであれば、やはり過剰歯の可能性が高いのではないかと、個人的には思います。
もちろん、ご不安であれば再度担当の先生にご確認されてください。
ただ、いきなり「腫瘍か過剰歯かはっきりしたいのでCTを撮ってほしい」と申し出られると、場合によっては担当の先生は「えっ?」と多少驚かれることもあるかな、と個人的には思います。
ご参考になれば幸いです。
PS.
つい先日、私の友人の下の6番付近にも過剰歯が存在し、抜歯になりました(舌側に出てきていました)。
過剰歯は、上顎は前歯部に多いのですが、下顎では臼歯部にも多く出現します。
相談者からの返信
相談者:
じーまみーどうふ02さん
返信日時:2012-02-10 18:30:24
中本先生、ご丁寧な説明ありがとうございます。
レントゲンを撮った際には、担当の先生は特に指摘が無かったのでよくある事なのかな〜と思っていたのですが、衛生士さんと話している時に「前歯にある事が多い」「多分過剰歯であろう」と聞いたので勝手に心配していました。
素人目に見ると根元に逆さまに付いてる以外、他の歯と同じ様に見えました。
歯の数も正常で、今現在特に突出している訳でも痛みがある訳でもなく深いところに完全に埋まっているので担当の先生は指摘しなかったんだと思います。
担当の先生は聞いた事などにきちんと説明して頂いてたので、忙しいのにあれこれ質問したら悪いかな〜と気後れする事なく聞いてみたらいいだけの事ですね(笑)
確かによく聞きもしないで、いきなり精密検査して下さいなんて大げさだし、先生も患者に余計な検査費をかけさせまいとして下さってるんだと思います。
実際に同じ様な場所の埋伏過剰歯の例を聞けて心配し過ぎず、診察の際、実際のレントゲンを元に質問してみようと思います。
色々な先生の意見が聞けて本当に嬉しいです。
お忙しいなかありがとうございました。
レントゲンを撮った際には、担当の先生は特に指摘が無かったのでよくある事なのかな〜と思っていたのですが、衛生士さんと話している時に「前歯にある事が多い」「多分過剰歯であろう」と聞いたので勝手に心配していました。
素人目に見ると根元に逆さまに付いてる以外、他の歯と同じ様に見えました。
歯の数も正常で、今現在特に突出している訳でも痛みがある訳でもなく深いところに完全に埋まっているので担当の先生は指摘しなかったんだと思います。
担当の先生は聞いた事などにきちんと説明して頂いてたので、忙しいのにあれこれ質問したら悪いかな〜と気後れする事なく聞いてみたらいいだけの事ですね(笑)
確かによく聞きもしないで、いきなり精密検査して下さいなんて大げさだし、先生も患者に余計な検査費をかけさせまいとして下さってるんだと思います。
実際に同じ様な場所の埋伏過剰歯の例を聞けて心配し過ぎず、診察の際、実際のレントゲンを元に質問してみようと思います。
色々な先生の意見が聞けて本当に嬉しいです。
お忙しいなかありがとうございました。
タイトル | レントゲンで埋没過剰歯が判明。腫瘍などの可能性は? |
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質問者 | じーまみーどうふ02さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯の数が多い(過剰歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。