根管治療中、歯髄に入れた抗生剤は胎児に影響はありますか?(妊娠)
相談者:
雲音さん (40歳:女性)
投稿日時:2012-02-14 18:03:44
はじめまして。
1月にレントゲンを撮ったときに、昔治療したはずの左下7番目の根管に膿が発見されました。
すでに、神経はとった歯だったので痛みはありませんでした。
1回めの治療はかぶせてあったものを除去し、コアの部分を取り除くだけで仮歯を作成してもらいそのまま帰宅。
2回め、2週間後でしたが残っていた土台を取って歯髄の部分に抗生剤を入れましたといわれました。
このときはなかなか中に入れられたものが取り出せなくて1時間くらい口をあけたままで、かなりつらかったです。
帰宅後、痛みがでてきてしまったので次の日に仮歯を調整してもらいましたが痛みがよくなりませんでした。
仮歯を取ってもよいと言われて現在は仮歯のない状態です。
痛みは現在落ち着いています。
その後、妊娠した可能性が高くなってきました。
感染歯根管の治療で使用した歯髄に入れた抗生剤は妊娠に影響はありますか?
治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
1月にレントゲンを撮ったときに、昔治療したはずの左下7番目の根管に膿が発見されました。
すでに、神経はとった歯だったので痛みはありませんでした。
1回めの治療はかぶせてあったものを除去し、コアの部分を取り除くだけで仮歯を作成してもらいそのまま帰宅。
2回め、2週間後でしたが残っていた土台を取って歯髄の部分に抗生剤を入れましたといわれました。
このときはなかなか中に入れられたものが取り出せなくて1時間くらい口をあけたままで、かなりつらかったです。
帰宅後、痛みがでてきてしまったので次の日に仮歯を調整してもらいましたが痛みがよくなりませんでした。
仮歯を取ってもよいと言われて現在は仮歯のない状態です。
痛みは現在落ち着いています。
その後、妊娠した可能性が高くなってきました。
感染歯根管の治療で使用した歯髄に入れた抗生剤は妊娠に影響はありますか?
治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-02-14 18:08:47
>感染歯根管の治療で使用した歯髄に入れた抗生剤は妊娠に影響はありますか?
同じような質問が沢山有ります、検索してみてくださいね^^;
参考⇒当サイトで勉強するコツ
基本的に歯科で使う量はごく少量ですので、まず心配はいりません。
それでも気になるようでしたら、抗生剤以外の(水酸化カルシウム系)薬剤を使ってもらってくださいね。
>治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
その歯は高確率で抜歯になってしまうと思います。
妊娠中に感染で腫れたりするかもしれません。
根管充填後せめて土台を入れるあたりまでは、やっておいた方がいいと思いますよ。
同じような質問が沢山有ります、検索してみてくださいね^^;
参考⇒当サイトで勉強するコツ
基本的に歯科で使う量はごく少量ですので、まず心配はいりません。
それでも気になるようでしたら、抗生剤以外の(水酸化カルシウム系)薬剤を使ってもらってくださいね。
>治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
その歯は高確率で抜歯になってしまうと思います。
妊娠中に感染で腫れたりするかもしれません。
根管充填後せめて土台を入れるあたりまでは、やっておいた方がいいと思いますよ。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-02-14 18:26:54
ご相談ありがとうございます。
>感染歯根管の治療で使用した歯髄に入れた抗生剤は、妊娠に影響はありますか?
細見先生のアドバイスどおり、無視しても良いと思います。
また、本来根の治療は薬で治すものではありませんから、もしご心配ならば抗生剤以外の消毒薬に変えていただけないかと、相談してみてはいかがでしょうか。
>治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
細見先生のアドバイスどおり、歯を失うリスクがだんだん高まります。
また奥歯がしっかり噛めないと、奥歯の大事な働きができません。
それは食べものを噛むだけではなく、他の歯を失わないように強い力を出して支える役目があります。
つまり、遠い将来に他の歯も失うリスクが高まると言えます。
あととても大切なことがあります。
患部を気にしておられますが、中断することによる出産への影響を忘れないでください。
今、膿が発見されて治っていないとすると、根の周りの骨や肉に細菌が感染しています。
その細菌は血管を回って体中にはびこり、悪さをすることが分かっています。
健全な身体で、正常に出産するためにも、きれいで健全な歯が必要です。
つわりの前に治療が始まっていたことは、ある意味ラッキーです。
膿のないきれいな身体になる迄、そしてできればきちんと噛めるまで、仮の状態でも良いから完了しておきましょう。
そうすれば、ポンと生まれて、スクスク育つはずです。
>感染歯根管の治療で使用した歯髄に入れた抗生剤は、妊娠に影響はありますか?
細見先生のアドバイスどおり、無視しても良いと思います。
また、本来根の治療は薬で治すものではありませんから、もしご心配ならば抗生剤以外の消毒薬に変えていただけないかと、相談してみてはいかがでしょうか。
>治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
細見先生のアドバイスどおり、歯を失うリスクがだんだん高まります。
また奥歯がしっかり噛めないと、奥歯の大事な働きができません。
それは食べものを噛むだけではなく、他の歯を失わないように強い力を出して支える役目があります。
つまり、遠い将来に他の歯も失うリスクが高まると言えます。
あととても大切なことがあります。
患部を気にしておられますが、中断することによる出産への影響を忘れないでください。
今、膿が発見されて治っていないとすると、根の周りの骨や肉に細菌が感染しています。
その細菌は血管を回って体中にはびこり、悪さをすることが分かっています。
健全な身体で、正常に出産するためにも、きれいで健全な歯が必要です。
つわりの前に治療が始まっていたことは、ある意味ラッキーです。
膿のないきれいな身体になる迄、そしてできればきちんと噛めるまで、仮の状態でも良いから完了しておきましょう。
そうすれば、ポンと生まれて、スクスク育つはずです。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-02-14 19:42:23
細見先生・さがら先生が回答された通りだと思います。
あと消極派(?)の意見として、もし、「安全だとは分かっていても、何となく・・」というお気持ちがあれば、ある程度の清掃が出来たら、根菅充填せずに、水酸化カルシウム(系)を詰めて、その上から、厚めにしっかりとグラスアイオノマー・セメントで蓋をして、安定期、或いは出産後に再治療する。(但し、出産後50日以上経ってから)
そうすれば、その間レントゲン写真撮影無しでも大丈夫な可能性があります。
対合歯(左上7番)が伸び出してくる等の多少のデメリットの可能性はありますが・・。
あと消極派(?)の意見として、もし、「安全だとは分かっていても、何となく・・」というお気持ちがあれば、ある程度の清掃が出来たら、根菅充填せずに、水酸化カルシウム(系)を詰めて、その上から、厚めにしっかりとグラスアイオノマー・セメントで蓋をして、安定期、或いは出産後に再治療する。(但し、出産後50日以上経ってから)
そうすれば、その間レントゲン写真撮影無しでも大丈夫な可能性があります。
対合歯(左上7番)が伸び出してくる等の多少のデメリットの可能性はありますが・・。
回答4
沼尾デンタルクリニック(栃木県日光市)の沼尾です。
回答日時:2012-02-14 22:51:04
特に治療に関しては、諸先生がおっしゃるように大きな心配はないと思います。
>治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
今後妊娠となったときに悪阻がひどくなった場合、治療が困難となり治療途中のままですと問題が起こる可能性はあるかもしれません。
妊娠の可能性があることを主治医に伝え、対応策を相談しておくといいのではないかと思います。
>治療を途中中断した場合、患部はどうなってしまいますか?
今後妊娠となったときに悪阻がひどくなった場合、治療が困難となり治療途中のままですと問題が起こる可能性はあるかもしれません。
妊娠の可能性があることを主治医に伝え、対応策を相談しておくといいのではないかと思います。
タイトル | 根管治療中、歯髄に入れた抗生剤は胎児に影響はありますか?(妊娠) |
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質問者 | 雲音さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 妊娠中の歯科治療 歯科治療用の薬 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。