顎変形(外科矯正)の保険適用について

相談者: taifuuさん (45歳:男性)
投稿日時:2012-02-18 06:20:35
こんにちは、受け口の外科手術の場合、下奥歯6,7,8がないと、骨の直りが悪いので手術は出来なくなるのでしょうか?

またそこにインプラントを入れてしまうと、保険適用だった矯正、手術なども保険外になってしまうのでしょうか?

もし保険適用の状態で手術するには、その間にセラミックを入れたり、審美的治療をしてはいけないと言う事なのですか?

混合診療のあり方がよくわかりません。


以上の事を、どうぞ回答お願いします。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2012-02-18 07:58:38
受け口の外科手術の場合、下奥歯6,7,8がないと、骨の直りが悪いので手術は出来なくなるのでしょうか?

そんなことは無いと思います。
欠損歯があっても手術は可能です。


手術前矯正の際に、インプラント固定用のスクリューなど(TAD)を用いるのは、混合診療になります。
ただ矯正前に補綴のためのインプラントが入っている場合には、問題なく顎矯正手術を含めた矯正が保険適用できるはずです。

さらに、手術を含めた矯正治療終了後に、欠損部にインプラントを入れることも問題ないはずです。


インプラント矯正というのは、ミニスクリューなどを固定装置として用いる方法で、矯正後速やかに撤去するものです。
いわゆるインプラント治療とは言葉は共通していますが、別物とお考えください。

現時点では矯正用のミニスクリューは、保健医療用器具になっていませんので、保険診療には使えません。

もし使った場合には手術、矯正ともに自費診療になります。




タイトル 顎変形(外科矯正)の保険適用について
質問者 taifuuさん
地域 埼玉
年齢 45歳
性別 男性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 抜歯:複数の歯(臼歯部)
その他(保険と保険外)
外科矯正
下顎前突(受け口)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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