マウスピースを調整後の噛みあわせの変化が心配

相談者: kenpart1さん (31歳:男性)
投稿日時:2012-02-29 14:25:34
参考:過去のご相談
歯ぎしりで短くなった前歯の治療方法について



2週間前からマウスピースを使っています(歯軋りのため)。

昨日歯医者でマウスピースを見せに行きました。

その時に、マウスピースの内側(前歯部分)にレジンを盛って、前歯部分も噛みあうようにされました
それまでは左右の奥歯が当たっていました。

2週間前に盛るみたいなこと言っていましたが、すり減った前歯に盛るものだと思っていました。

昨日盛ってもらったマウスピースで寝たのですが、起きると左下の犬歯が左上2番の歯の裏側に、以前はガンガンあたってすり減っていたんですが、あまり当たらななくなりました。

これはいいことだと思うんですが、左下の6番が少し痛かったです。

次の予約が1月後なんですが、このままマウスピースをしたまま寝ると噛みあわせが変化しそうなんですが、いいのでしょうか?

次はマウスピースで、どこがよく噛んでいるか調べるそうです。
そのためマウスピースの外側(噛合面)に、黒く色を付けられました。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-02-29 14:45:04
>次の予約が1月後なんですが、このままマウスピースをしたまま寝ると噛みあわせが変化しそうなんですが、いいのでしょうか?

睡眠時ブラキシズム対策のマウスピースですね、寝ている間だけの装着だと思います。
それくらいの時間だと、噛み合わせの変化はないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-02-29 15:07:11
そうしたタイプのマウスピースが、歯ぎしりに関係する筋肉の活動を抑制するといった報告があります。

担当の先生はよく勉強されていると思いますよ。
只、長期に使用するのはデメリットが予測されますが、おそらく、そこまでご存知のはずです。
短期の使用で何かの診査をされるのではないでしょうか。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-02-29 15:10:37
博多の児玉です

>下の6番が少し痛かったです

次回の診療の時に、どんな変化が起き、それ以外の反応が起きた時はどうするのかなどを聞かれてはいかがでしょう

担当の先生とのコミュニケーションが大切です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kenpart1さん
返信日時:2012-02-29 15:39:43
最初の2週間は、出来上がったマウスピースをそのままつけて寝ていました。

その時は違和感なく寝れました。
昨日からマウスピースの前歯の裏側付近に、レジンを盛られました。
その部分が盛り上がったので、装着した時に多少違和感があります。

1週間ほど様子を見ようと思います。

マウスピースを作成したのは、医師からの提案ではなく私からです。
前歯がかなりすり減っていて、医師からも歯軋りを言われたので・・

またマウスピースは保険で作ったものです

藤森先生が言われる、長期にマウスピースを使用すると、デメリットがあるようですが、どのようなことなんでしょうか?

今回初めてマウスピース作ったんですが、今後歯軋りが治るまで使おうと思うんですが、歯軋りは簡単には治らないと思うので、かなり長期に使うものだと思っています(年単位)
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-02-29 16:24:26
もし、そのタイプを長期使用すると、前歯圧下歯茎の中に押しやられて、短くなる)、奥歯が廷出(歯茎から出て、長くなる)する可能性があります。

つまり、マウスピースを外すと、前歯が上下当たらなくなり、奥歯は強く当たるような変化が予測されます。
このような変化は決して好ましいものではありません。

もし、そうなれば、すり減った前歯を修復するスペースは出来るかもしれませんが、予期せぬ症状が出現する場合があり、くれぐれも慎重にしてもらってください。

マウスピース使用で、歯軋りを治す(歯軋りを無くす)ことは出来ないと思いますよ。
その被害をなるべく少なくするためのものだと理解しています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kenpart1さん
返信日時:2012-03-01 13:10:39
今日、目覚めて歯の噛みあわせが、左の奥歯だけ先に噛み合い変な感じがしました。

すぐに元に戻りましたが、このままマウスピースをすると藤森先生が言うように、変な噛みあわせになってしまうのでしょうか?

マウスピースを始めた2週間はそんなことがなかったのに、マウスピースにレジンを盛ってから、すぐ噛みあわせ?に変化が出たので不安です。

予約が1月先ですが、歯医者に行ったほうがいいでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-03-01 14:08:37
kenpart1 さん、こんにちは。

>予約が1月先ですが歯医者に行ったほうがいいでしょうか?

お掛かりの歯科医院に、経過と現状をご連絡なさり、受診について指示を仰いでみてはいかがでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kenpart1さん
返信日時:2012-03-01 14:22:00
やはりマウスピースによる歯の噛みあわせの変化の兆候は、よくないんでしょうか?

数日様子を見てみることにします

寝る時に、ほとんどの時間で横向きかうつ伏せで寝てしまいます。
この寝方も、歯の噛みあわせにはよくないんでしょうか?
回答 回答6
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-03-01 16:13:50
>この寝方も歯の噛みあわせにはよくないんでしょうか?

人間は二足歩行になり立ち上がることになったために、頸椎の頭とのつながる場所が前方に移動し、体躯も前後的に平べったくなりました。

そのためうつ伏せ寝は、下あごがつかえてしまいますし、横向寝も人間には向いていないはずです。


マウスピースによる噛みあわせの変化について

短期間ならば、あまり問題が無いというのが、私の経験です。

回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-03-01 21:44:22
>寝る時にほとんどの時間で横向きかうつ伏せで寝てしまいます

松山先生と同意見です。

個人的に寝方は、仰向けで寝ることをおススメしています。
仰向けで寝ることができれば、睡眠時の呼吸は腹式呼吸に近づくので全身の血流が良くなります(偏らない)。

また、成長ホルモン(成長期以降も細胞を若返らせてくれます)が最も多く分泌される睡眠時に、背骨を理想的な状態にできていることは大きなメリットだと思います。
仰向けで熟睡出来る方は、睡眠中ほとんど姿勢が変わらないようです。

一方、ご高齢にも拘らず、現役で活躍中の内科医:日野原先生は、内科的な考えから、うつぶせ寝推進派です。
実際に、うつぶせや横向きで寝ないと熟睡できない方は非常に多くおられます。

特に各器官の活動性が低下している病気の方やご高齢の方は、尚更です。
日野原先生ご自身の睡眠法は、特殊で短時間睡眠の代表のような方ですから、健康な普通の方の参考には出来ないのかもしれないと秘かに思っています。(もちろん、乳幼児のうつぶせ寝は、突然死につながるため医療現場では現在禁じられています)



歯科口腔内を毎日診察していると、口の中を見ただけでその方の寝方が推測できるようになります。

横向きやうつ伏せで寝る習慣の方は、咬み合わせが非常に強い方や(このような方は歯の不定愁訴が多いです)、口蓋が高い方、上顎歯列が狭い方、下顎が後退している方、太っている方、2重顎の方、舌に力がない方、舌小帯が短い方などに多く見られ、これらは歯並びや顔つき、果ては姿勢にまで反映されます。

このような方が無理して仰向けに寝るといびきをかいたり歯ぎしりがひどくなったり、睡眠時無呼吸になったりすることもあり注意が必要です。

子どもの頃からよい口腔内、よい呼吸法、よい身体を作っていかないと仰向けで熟睡することは理想なのですが、実際にはなかなか難しいのではないかと思っています。

回答 回答8
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-03-02 11:04:27
>仰向けで寝る

船橋先生が後半に書かれていますが、閉塞性睡眠時無呼吸(気道の閉塞が原因で呼吸し難い)の状態から、微小覚醒(極一瞬だけ目覚め)させる過程パターンの中に、歯軋りが組み込まれている場合も考えられます。

従って、睡眠時姿勢については、あまり無理をなさらない方が無難に思えます。

環境(気道に問題がない等)が整っているのなら、仰向け寝が理想なのかもしれませんが・・。



>日野原先生

私も大ファンの一人なのですが、’うつ伏せ寝’と’牛乳’とは気がかりです。
個人個人によって合う合わないがあるように思えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kenpart1さん
返信日時:2012-03-02 14:23:34
各先生方、貴重なご意見ありがとうございました。

各意見、参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました。



タイトル マウスピースを調整後の噛みあわせの変化が心配
質問者 kenpart1さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせに関するトラブル
歯軋り(歯ぎしり)
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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