2歳児、サホライドの処置に疑問を持ち転院したが、そこでもまた不信感

相談者: チエデレラさん (24歳:女性)
投稿日時:2012-03-13 14:40:59
こんにちは。  

2歳になる子供の虫歯治療について相談させてください、

1歳になるころ上の2番の歯がかけているような気がしたので歯医者へつれていきました。
前歯4本が虫歯だと言われこのままだと歯がなくなるのでといわれサボライドを進められて塗りました。
数日すると真っ黒になり、本当のこの方法でいいのか悩みました。

いろいろサイトで調べて後日、小児歯科専門医のいる歯医者へ連れて行きました、
そこでやはり黒いのは見た目が悪いので白くしたいといいました。

すると今の時代はなんでもきれいな方がいい時代なのでサボライトはもう塗らないほうがいいといわれました。

そして黒いところを少し削ってもらい、白いつめものをしてもらいました。
完全に白とはいきませんが灰色のような感じになりました。

1番は大丈夫なのですが、2番の歯がだんだんかけてきてちいさくなってきたのでそのことを昨日相談しました。


すると、最終的には歯茎と同じ高さまで歯がなくなって根っこだけのこると言われました。

それを言われてからなんのために歯医者にかよっているのかわからなくなり、先生に対する信頼がなくなりました。

このまま歯が歯茎までなくなっていいのでしょうか?


どうしたらいいのかわかりません・・・


今は歯医者で買ったフッ素入りの歯磨きを昼寝前と寝る前にしています。あと歯磨きのあとにキシリトールをあげています。
おやつもなるべくさけています。
私の歯磨きの不十分のせいで虫歯にさせてしまったことを本当に後悔しています。

ご相談のほどよろしくおねがいいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-03-13 14:55:48
サホライドは使い方によっては有効な手段だと思います。

確かに黒くなって見た目が悪いので最近は気にされる親御さんが多いのは事実です。

ただサホライドは定期的に塗布する事にって虫歯の進行を止める有効な手段になります。
つまり、定期的に歯科医院を受診する必要が有ります。
定期的に診る事によってその場その場によって有効な処置が打てます。
これは大きなメリットだと思っています。


逆に成人と同じように詰めるのは、乳幼児の場合、防湿不全などから接着が甘くなり外れる事も多々あります。
(確かに白くはなりますが)

それでも定期的に診て貰っていれば大丈夫だったのかもしれませんね。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-03-13 17:32:58
2歳で大きな虫歯になってしまったのは残念でしたね。

>最終的には歯茎と同じ高さまで歯がなくなって根っこだけのこると言われました。
>このまま歯が歯茎までなくなっていいのでしょうか?
>どうしたらいいのかわかりません・・・


できれば、お写真の投稿をお願いしたいですね。
一体今、どういう状況なのか???です。


>本当にこの方法でいいのか悩みました。
>先生に対する信頼がなくなりました。


1歳でサホライドでの虫歯進行止めをするのは、早くて、子どもに負担が少なくしかも有効です。
虫歯が黒くなってしまうのだけが問題ですが。。。
年齢から十分な歯科治療の必要性を理解させたり、歯科治療の間、唇や口を開け続けることは困難な場合が多いですからこういう治療法が選択されるのは致し方ありません。
サホライドを塗った後は黒光りするくらい毎日丁寧に磨いておくと尚いいです。

2歳で診療台の上でじっと口を開けつズけ、ちゃんと治療させてくれたのは立派ですね。
ちゃんとほめてあげましたか?

それでは、もうちょっと大きくなるとどうでしょう?

普通の子どもは、そうやってチョっとずつちゃんと大きく賢く育ちます。
小さい頃に子どもに虫歯を作ってしまったお母さんは、反省して、歯医者さんで歯をお手入れしてもらうことが大好きな子に育ててあげておいて下さい。


それから、お母さんの仕事は、虫歯をそれ以上大きくしないことと、新しい虫歯を作らないことです。
食事の内容やおやつの内容、飲料の摂取法、毎日の歯みがき法などマスターすべきことはたくさんあります。
歯医者や母親教室に通ってお母さん自身が賢くなって下さい。

そうやって、お子さんが3才に近づく頃、乳歯咬み合わせも出来上がり、質の高い歯科治療がやっと可能になります。



それまでに歯科治療は怖くて痛くて我慢し続けないといけないし、満足なことをしてくれないというマイナスのイメージをお子さんに植えつけないことがポイントです。
その子が一生ご自身の歯と上手にお付き合いしていくためには、歯科医と信頼関係を築けるように育てることがとても重要なことだと思います。

お母さんがいったん歯医者にマイナスなイメージをもってしまうとお子さんは敏感に感じ取ります。
すると、実際の治療の際に、嫌がったり、口を開けなくなったり、緊張で唾液が出続けたり、舌が異常に動いたり、果ては暴れたり、泣いたりして、満足な歯科治療が受けられなくなる可能性を自ら高めてしまいます。

あの歯医者は下手なんじゃないかとか、歯医者に行ってもいいことが何もないなどと決して思わないようにしましょう。
もちろん、歯医者さんで歯を削ってもらうよとか、注射してもらうよなどの脅し文句は口が裂けても言ってはいけません。

作ってしまった虫歯の治療は歯医者さんしか出来ないのですから、3才までに歯医者さんに行くことが大好きな子どもに育てておくことが質の高い歯科治療をお子さんに受けさせるポイントです。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-03-13 18:38:33
私が研修医の頃、小児歯科担当指導医から、「乳前歯に充填はしない / よく説明してサホライドのみ」と教えられました。

時代は変わり、乳歯にも審美的要求が出てきたことは聞きます。
うちの歯科医院では乳歯の虫歯治療は稀なのですが、今でも前歯はサホライドのみを薦めると思います。
(特に年齢が低いと充填処置を永久歯交換の時期まで保たせる自信はないので)

小児専門の先生は、症例によってはレジン(プラスチック)の既製クラウンをされるみたいですけどね。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-03-14 14:29:45
>1番は大丈夫なのですが、2番の歯がだんだんかけてきてちいさくなってきたのでそのことを昨日相談しました。

>すると、最終的には歯茎と同じ高さまで歯がなくなって根っこだけのこると言われました。

船橋先生と同様、私も状況が理解できません。

誰が治療しても困難なのかもしれませんし、そうではないのかもしれません。


開業して20年くらいになりますが、うちでは前歯サホライドはやったことがないです。
理由は簡単で「見た目がよくないから」。
奥歯はあります)

何歳であろうと、(サホライドを塗布するようなケースであれば)ほぼすべてのケースで白い詰め物による修復が可能ですから、「小児なら真っ黒けくらいかまわないだろ」というのは、さずがに今は、納得される保護者の方は少数です。




タイトル 2歳児、サホライドの処置に疑問を持ち転院したが、そこでもまた不信感
質問者 チエデレラさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 小児歯科治療
子供(子ども)の虫歯
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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