[写真あり] 下顎の下方への過剰成長で顔が大きく見える?改善方法は?
相談者:
純一さん (20歳:男性)
投稿日時:2012-03-14 13:21:13
⇒参考:過去のご相談
「上顎前突で下顎後退、鼻から下が長いが顔を小さくできるか?」
顎のことで質問があります。
私の下あごは下に成長していて、顔が大きく見えるようです。
(上顎も関係しているのかもしれません)
これを改善するには手術でどうにかなると思いますか?
それとも、下顎後退症で、顔の大きさを小さくするのは難しいのでしょうか?
また、その場合保険は適用しますでしょうか?
写真を載せましたので、色々意見を言ってくれるとありがたいです。
画像1
「上顎前突で下顎後退、鼻から下が長いが顔を小さくできるか?」
顎のことで質問があります。
私の下あごは下に成長していて、顔が大きく見えるようです。
(上顎も関係しているのかもしれません)
これを改善するには手術でどうにかなると思いますか?
それとも、下顎後退症で、顔の大きさを小さくするのは難しいのでしょうか?
また、その場合保険は適用しますでしょうか?
写真を載せましたので、色々意見を言ってくれるとありがたいです。
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回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-03-14 13:52:35
>色々と意見を言ってくれるとありがたいです。
・・とのことで、具体的な手術法については全く分からないのですが・・。
成長発育期に下顎が本来の(理想的)成長方向である前方よりも、むしろ下向きに優位となったものと考えます。
このような場合、舌・舌骨ともに後下方に引っ張られて、気道を狭くしているイメージがあります。
審美面は、勿論、重要な要素ではありますが、気道確保といった面も併せて考えた術式を検討されたら宜しいのではないでしょうか。
・・とのことで、具体的な手術法については全く分からないのですが・・。
成長発育期に下顎が本来の(理想的)成長方向である前方よりも、むしろ下向きに優位となったものと考えます。
このような場合、舌・舌骨ともに後下方に引っ張られて、気道を狭くしているイメージがあります。
審美面は、勿論、重要な要素ではありますが、気道確保といった面も併せて考えた術式を検討されたら宜しいのではないでしょうか。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-03-14 16:28:50
純一さん。
こんにちは。
歯チャンネルの相談内容が「顔の大きさ」というので、ちょっとびっくりしています。。。
歯並びのお写真がないのでしたら、形成外科へのご相談のほうがよいのでは?
もかしたら、顎変形症か何かの病名がつけば保険で手術と矯正が可能かもとお考えなのかもしれないですが、歯の資料が全くない状態での歯科での相談はちょっと無理ではないかと思ってしまいます。。
>色々と意見を言ってくれるとありがたいです。
ということなので、一応。
藤森先生と同意見で、舌骨と舌が低位に下がっている事が考えられるような??
舌廻しやガムトレーニングなどのMFTをしたり、矯正で3次元的に咬合を修正すればかなり改善されそうですが、いきなり手術をお考えのようなので、余計なお世話かもしれませんね。。
こんにちは。
歯チャンネルの相談内容が「顔の大きさ」というので、ちょっとびっくりしています。。。
歯並びのお写真がないのでしたら、形成外科へのご相談のほうがよいのでは?
もかしたら、顎変形症か何かの病名がつけば保険で手術と矯正が可能かもとお考えなのかもしれないですが、歯の資料が全くない状態での歯科での相談はちょっと無理ではないかと思ってしまいます。。
>色々と意見を言ってくれるとありがたいです。
ということなので、一応。
藤森先生と同意見で、舌骨と舌が低位に下がっている事が考えられるような??
舌廻しやガムトレーニングなどのMFTをしたり、矯正で3次元的に咬合を修正すればかなり改善されそうですが、いきなり手術をお考えのようなので、余計なお世話かもしれませんね。。
回答3
回答日時:2012-03-14 18:36:46
写真で見る限りでは、下顔面高(鼻から頤までの距離)はそれほど長くは無いように見えます。
全体を見ていないので断定はできませんが、この程度でしたら、矯正治療単独(TAD併用もあり)で改善できそうな気がしますが・・・。
もしどうしても顔面高を短くしたいとのことで、顎矯正手術をするなら、上顎骨のLefortT手術による挙上、下顎骨のSSRO手術による前(上)方移動、さらにオプションとして頤形成(下部削除)などが考えられますが、
実際は、担当矯正医と、口腔外科医の判断になると思います。
さらに手術をすることにより気道が拡大する可能性はあります。
この場合顎変形症という診断の元に術前、術後の矯正をすることを前提に保険適用できます。
全体を見ていないので断定はできませんが、この程度でしたら、矯正治療単独(TAD併用もあり)で改善できそうな気がしますが・・・。
もしどうしても顔面高を短くしたいとのことで、顎矯正手術をするなら、上顎骨のLefortT手術による挙上、下顎骨のSSRO手術による前(上)方移動、さらにオプションとして頤形成(下部削除)などが考えられますが、
実際は、担当矯正医と、口腔外科医の判断になると思います。
さらに手術をすることにより気道が拡大する可能性はあります。
この場合顎変形症という診断の元に術前、術後の矯正をすることを前提に保険適用できます。
相談者からの返信
相談者:
純一さん
返信日時:2012-03-14 21:22:51
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-03-14 22:19:28
>矯正で3次元的に咬合を修正というものは、具体的にはどのようなものなのでしょうか?
MEAW(Multiloop Edgewise Arch Wire)の最新式矯正法GUMMETALで行う治療法などはどうでしょう。
診断の元、歯を圧下と同時に臼歯部を全体的に遠心傾斜させて下顎を回転させることが出来ます。
通常日本で行われているオーソドックスな矯正法とは、全く違った手法ですから相談に行かれるならK大学がよいかもしれません(GUMMETAL矯正用ワイヤーの開発者ですから、治療実績数は最多です。)
確か、出身大学の矯正専門医の先生が回答者登録されていましたから後ほど詳細な回答があるかもしれません。
ただし、伊藤先生と同じで、投稿されたお写真からの印象ではそれほど下顔面が長いようには感じません。
(舌骨が下がっているようには感じますが)
顔は全体のバランスも大事ですから、実際に手術もできる矯正科に何箇所か相談に行かれてみて話を聞いてみられるのがいいと思います。
MEAW(Multiloop Edgewise Arch Wire)の最新式矯正法GUMMETALで行う治療法などはどうでしょう。
診断の元、歯を圧下と同時に臼歯部を全体的に遠心傾斜させて下顎を回転させることが出来ます。
通常日本で行われているオーソドックスな矯正法とは、全く違った手法ですから相談に行かれるならK大学がよいかもしれません(GUMMETAL矯正用ワイヤーの開発者ですから、治療実績数は最多です。)
確か、出身大学の矯正専門医の先生が回答者登録されていましたから後ほど詳細な回答があるかもしれません。
ただし、伊藤先生と同じで、投稿されたお写真からの印象ではそれほど下顔面が長いようには感じません。
(舌骨が下がっているようには感じますが)
顔は全体のバランスも大事ですから、実際に手術もできる矯正科に何箇所か相談に行かれてみて話を聞いてみられるのがいいと思います。
回答5
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2012-03-15 00:14:24
まずは、矯正歯科でセファロレントゲンでの骨格分析を受けられてはいかがでしょうか?
「側面セファロレントゲン写真」は、耳の穴にイヤーロッドという棒をいれることによって、日本人の成人男性の平均値と比較できるレントゲン写真を撮影することができます。
つまり標準値との比較によって、ご自身の骨格的特徴を客観的なデータとして評価することができます。
現在、下顎が下方に過剰成長されていると感じているとのことですが、本当にそのような傾向があるのか客観的な評価を利用して確かめることがまず大切だと思います。
添付いただいた顔面写真や、口腔内写真からは、私には、過剰な下方成長は感じられないのですが、もしかしたら、セファロレントゲンでは、そのような傾向が検出されるかもしれません。
実際に治療方針を検討するのは、矯正歯科で精密検査を受け、客観的なデータの説明を受けてからでも遅くないと思います。
ぜひ、矯正歯科で精密分析を受けられてください。
ドクターふなちゃんのおしっしゃる「K大」というのは、神奈川歯科大のことだと思いますが、神奈川歯科大が、世界の歯科大と全く異なった方向性の矯正治療を目指されているということなのかもしれませんが、まずは、標準的な矯正治療ゴールを指向している矯正歯科医院を受診するということでも、骨格形態の把握という観点からは、全く問題ないと思います。
「側面セファロレントゲン写真」は、耳の穴にイヤーロッドという棒をいれることによって、日本人の成人男性の平均値と比較できるレントゲン写真を撮影することができます。
つまり標準値との比較によって、ご自身の骨格的特徴を客観的なデータとして評価することができます。
現在、下顎が下方に過剰成長されていると感じているとのことですが、本当にそのような傾向があるのか客観的な評価を利用して確かめることがまず大切だと思います。
添付いただいた顔面写真や、口腔内写真からは、私には、過剰な下方成長は感じられないのですが、もしかしたら、セファロレントゲンでは、そのような傾向が検出されるかもしれません。
実際に治療方針を検討するのは、矯正歯科で精密検査を受け、客観的なデータの説明を受けてからでも遅くないと思います。
ぜひ、矯正歯科で精密分析を受けられてください。
ドクターふなちゃんのおしっしゃる「K大」というのは、神奈川歯科大のことだと思いますが、神奈川歯科大が、世界の歯科大と全く異なった方向性の矯正治療を目指されているということなのかもしれませんが、まずは、標準的な矯正治療ゴールを指向している矯正歯科医院を受診するということでも、骨格形態の把握という観点からは、全く問題ないと思います。
タイトル | [写真あり] 下顎の下方への過剰成長で顔が大きく見える?改善方法は? |
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質問者 | 純一さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 口腔外科関連 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。