口腔外科で顎関節症と診断され、治療法が現状維持でした
相談者:
くろめさん (20歳:男性)
投稿日時:2012-03-19 13:16:33
歯医者に行ったら顎関節症だと診断されました。
4年ぐらい前から、口を大きく開けたり、あくびをしたらガクッと耳の近くで音がしていました。
痛みはなかったのでずっと放置していたのですが、数日前にカラオケに行った後から噛み合せが左に1mmくらいずれてしまいました。
そこで心配になったので、歯医者に行ったのですが、口を閉じている時と口を開けているときに少しずれていると言われ、レントゲンなどを使わずに、
「これ(顎関節症)は7,8年前ぐらい前からのものだからもう治らない。
だから現状維持をして」
と言われました。
そこで質問なのですが、レントゲンなどを使わずにずっと前から顎関節症と診断可能なのでしょうか?
また顎関節症と噛み合せの治療法はないのでしょうか?
マウスピースなどは聞いたことがあるのですが、長期間放置していたのでもう使えないのでしょうか?
読みづらい文だと思いますが、よろしくお願いします。
4年ぐらい前から、口を大きく開けたり、あくびをしたらガクッと耳の近くで音がしていました。
痛みはなかったのでずっと放置していたのですが、数日前にカラオケに行った後から噛み合せが左に1mmくらいずれてしまいました。
そこで心配になったので、歯医者に行ったのですが、口を閉じている時と口を開けているときに少しずれていると言われ、レントゲンなどを使わずに、
「これ(顎関節症)は7,8年前ぐらい前からのものだからもう治らない。
だから現状維持をして」
と言われました。
そこで質問なのですが、レントゲンなどを使わずにずっと前から顎関節症と診断可能なのでしょうか?
また顎関節症と噛み合せの治療法はないのでしょうか?
マウスピースなどは聞いたことがあるのですが、長期間放置していたのでもう使えないのでしょうか?
読みづらい文だと思いますが、よろしくお願いします。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-03-19 14:38:10
レントゲン検査の結果によっても、何ら処置法が変わらないとしたら、敢えて行わないといった考え方もあるかもしれません。
(私なら、今後の経過を診る上での資料として利用しますが・・)
また消極的な考え方かもしれませんが、現状維持を目標とすることも理解出来ます。
結果として、しなくても良いことを行って、より悪化させるよりはずっと無難だと思います。
顎関節症と上手に付き合っていくといった考え方もありますから。
知識を得るためには、「tmd kino」あたりで検索されると参考になろうかと思われます。
そこで紹介されている本を読まれるのも良いと思いますよ。
(私なら、今後の経過を診る上での資料として利用しますが・・)
また消極的な考え方かもしれませんが、現状維持を目標とすることも理解出来ます。
結果として、しなくても良いことを行って、より悪化させるよりはずっと無難だと思います。
顎関節症と上手に付き合っていくといった考え方もありますから。
知識を得るためには、「tmd kino」あたりで検索されると参考になろうかと思われます。
そこで紹介されている本を読まれるのも良いと思いますよ。
回答2
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-03-19 16:30:16
今の状態(初診)を把握するために撮っておいてもいいでしょうね。
開口時に音が鳴ると言う状態なので、それをもって顎関節症と判断されたのでしょうね。
ただ、どういったタイプの症系にはまるかは不明になります。
で、今現在特に痛みのないいわゆる慢性状態なので様子見とされたのでしょう。
今現在の顎関節症治療はどちらかというと痛みが無い場合、経過観察をする事が多いようです。
(私の母校の顎関節外来での話です。)
昔はスプリントを入れ咬み合わせの治療をしたこともありましたが、積極的に行わないようです。
参考にしてください。
開口時に音が鳴ると言う状態なので、それをもって顎関節症と判断されたのでしょうね。
ただ、どういったタイプの症系にはまるかは不明になります。
で、今現在特に痛みのないいわゆる慢性状態なので様子見とされたのでしょう。
今現在の顎関節症治療はどちらかというと痛みが無い場合、経過観察をする事が多いようです。
(私の母校の顎関節外来での話です。)
昔はスプリントを入れ咬み合わせの治療をしたこともありましたが、積極的に行わないようです。
参考にしてください。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-03-19 16:57:51
>顎関節症と噛み合せの治療法はないのでしょうか
当院では治療しています。
下顎の偏位を想定できなければ無理なことで、たとえば<数日前にカラオケに行った後から噛み合せが左に1mmくらいずれてしまいました。>のようなことは、たぶんその時に関節円板がずれてしまった
ことを理解できるようなことでなければいけません。
当院では治療しています。
下顎の偏位を想定できなければ無理なことで、たとえば<数日前にカラオケに行った後から噛み合せが左に1mmくらいずれてしまいました。>のようなことは、たぶんその時に関節円板がずれてしまった
ことを理解できるようなことでなければいけません。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-03-19 17:59:11
>今現在の顎関節症は治療はどちらかというと痛みが無い場合経過観察をする事が多いようです。
>(私の母校の顎関節外来での話です。)
>昔はスプリントを入れ咬み合わせの治療をしたこともありましたが、積極的に行わないようです。
スプリント治療の効果の有無については、色々な意見があるようですね。
>(私の母校の顎関節外来での話です。)
>昔はスプリントを入れ咬み合わせの治療をしたこともありましたが、積極的に行わないようです。
スプリント治療の効果の有無については、色々な意見があるようですね。
相談者からの返信
相談者:
くろめさん
返信日時:2012-03-19 21:22:19
藤森先生、田部先生、松山先生、お早い回答ありがとうございます。
僕は病気は即治療という考え方だったので、現状維持が一般的だったのは驚きました。
悪化しないか不安ですが、少し様子を見てみようと思います。
藤森先生の「tmd kino」参考にしてみます。
お忙しい中ありがとうございました。
僕は病気は即治療という考え方だったので、現状維持が一般的だったのは驚きました。
悪化しないか不安ですが、少し様子を見てみようと思います。
藤森先生の「tmd kino」参考にしてみます。
お忙しい中ありがとうございました。
回答5
タイトル | 口腔外科で顎関節症と診断され、治療法が現状維持でした |
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質問者 | くろめさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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