歯列矯正中、最初の計画とは違う健康な歯の抜歯を提案された

相談者: きなりさん (22歳:女性)
投稿日時:2012-03-28 11:37:34
宜しくお願い致します。

現在歯列矯正をしております。
上あごには既にブラケットがついており、これから下あごの抜歯(二本)を行い、ブラケットをつける予定です。

その抜歯の件なのですが、二本中二本とも、最初に打ち合わせしてとり決めた歯と違う歯を抜歯すると言われ、どうにも納得できず、お力を頂きたく投稿いたしました。


そもそも歯並びの悪さから検討をはじめた矯正ですが、私の下顎の前歯奥歯には、「根っこの治療」を終え、「使えるまで使いましょう」と宣告されている歯がありまして、

矯正をはじめる前のカウンセリング

「どうせならその二本を抜いて、口腔環境を整えたいのだができますか?」

と申し上げたところ、

「可能です、その方向でいきましょう」

とお返事頂き、高額過ぎて手が出せなかった矯正に踏み切ることとなりました。

しかしこの土壇場になって、

「やっぱり他の健康な歯を抜きましょう」

と言われたのです。

これからも、最低でも一年半はお付き合いするであろう先生ですから、そんなに強く言うこともできず、それとなく「最初の約束と違う」旨を言い、説明を求めたのですが、

「現状では、痛みなどもなく、他の歯に影響を及ぼしていないから」

との一点張りでした。

その説明自体は理解できましたが、患者側からすれば、こういっては何ですが裏切られたような気分です。

契約前の取りきめが守られないのに、それが医療行為だからというだけで、許されて良いのだろうかと思ってしまいます。



わたしが伺いたいのは以下の3点です。


@なんとか最初の方針で考え直して貰いたいのですが、良い言い方はないものでしょうか?
また、何か解決方法をご存じの方がいらっしゃったら、ご教授願いたく存じます。

A「現状では、痛みなどもなく、他の歯に影響を及ぼしていない」といえども、「使えるまで使う」歯であることに変わりありません。

もしも矯正が終わってから、抜くなりなんなりの治療をしなければならなくなった場合、せっかく整えた歯列がまた乱れてしまうのではと危惧しております。
その場合は、また矯正をしなければならないのでしょうか?

B矯正をはじめてしまった以上、後戻りができません。
これからも、最初の治療方針を一方的に変えられたり、納得できないことに直面した時、泣き寝入りするより仕方ないのでしょうか?

お医者様にとっては一日何百本も見るうちの一本の歯かもしれませんが、私にとっては抜いたら二度と戻って来ない大切な一本なんです。
治療はしたいですが、納得できないことはしたくないんです。

以上です。

長々と失礼致しました。
読んで頂きありがとうございます。

ご回答、お待ちしております。
宜しくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-03-28 11:48:27
>@なんとか最初の方針で考え直して貰いたいのですが、良い言い方はないものでしょうか?

良い言い方は無いと思います、御自身の思っていることをそのままお伝えください。

最初の予定通りだと、矯正の設定されたゴールに到達できないからかもしれませんよ、変更した理由は。
そのあたりの説明も受けて、納得されて治療を受けられる事をお勧めします。


>A「現状では、痛みなどもなく、他の歯に影響を及ぼしていない」といえども、「使えるまで使う」歯であることに変わりありません。

その使えるまで使う歯が5番だとすれば、4番を保存して5番を抜歯(その逆とか)は可能かもしれませんが、抜歯予定の歯が小臼歯で、使えるところまで使う歯が大臼歯の場合は難しいですね。


>B矯正をはじめてしまった以上、後戻りができません。
>これからも、最初の治療方針を一方的に変えられたり、納得できないことに直面した時、泣き寝入りするより仕方ないのでしょうか?

先にも書きましたが、納得されて治療を受けられる事をお勧めします。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-03-28 12:37:20
初診相談の際に、根管治療済みの「前歯大臼歯抜歯」を前提とした矯正治療方針の可能性を示唆されたのだと思いますが、精密分析の結果から、「小臼歯抜歯」のようなスタンダードな治療方針でなければ、良好な矯正治療結果を得ることが難しいと判断されたのかもしれません。

いずれにしろ、実際の状況は、担当医にしかわからないと思います。

矯正治療は、長期間の治療となります。
担当医と患者さんとの信頼関係が構築されなければ、最終的に良好な治療結果を得ることは難しいと思います。

細見先生もご指摘していますが、担当医と納得いくまで、何回でも話し合われた方が良いと思います


ただし、小臼歯抜歯をおこなうべき状況下で、前歯や大臼歯抜歯に固執してしまうと、矯正治療後の治療結果の質が大幅に低下してしまう可能性が懸念されます。
その点には、くれぐれもご注意ください。

話し合いの結果に、納得できなければ、2本抜歯前に、他の矯正歯科セカンドオピニオンを求められた方が良いと思います。




タイトル 歯列矯正中、最初の計画とは違う健康な歯の抜歯を提案された
質問者 きなりさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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