右上6番、3年前に米国式根管治療を受けましたが再発しました

相談者: mizu77さん (34歳:女性)
投稿日時:2012-04-02 09:40:25
右上6番の歯について相談させていただきます。

平成21年に米国根管治療を受けましたが、今年になって再発。
先日歯ぐきを切開して汚れをかきだすという治療をしましたが、いまだ噛むと痛みがあり、歯ぐきのはれがあります。

先生のお話では副鼻腔とつながっていたが、汚れをとり薬を入れたので大丈夫とのことですが、どうにも痛みが続くのでセカンドオピニオンを検討しています。



そこでいくつかご質問させてください。
  
@完全に汚れが取れていなかった場合、再び歯ぐきを切開しての治療が可能でしょうか?
薬剤はスーパーボンドをしようしたようです。
 
A米国式根菅治療の信頼性(6根菅うけたますが、既に2本再発してます。)


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-04-02 10:21:05
>@完全に汚れが取れていなかった場合、再び歯ぐきを切開しての治療が可能でしょうか?
>薬剤はスーパーボンドをしようしたようです。

どのような病名で、どのような処置を受けられたかによりますが。

まず可能性として。

1.歯周病からの感染で切開排膿処置を受けた。

2.根尖病変で切開排膿処置を受けた。

3.根尖病変で歯根尖切除を受けた

このどれかだと思うのですが。

1.2.の場合は応急処置だと思います。
3.の場合は一応根治術の部類に入ると思います。



>A米国根菅治療の信頼性(6根菅うけたますが、既に2本再発してます。)

米国式根管治療がどんな治療か分かりませんが(井野先生の造語だと聞いたことがあるのですが間違っていたらごめんなさい)、根管治療を含め医療は100%を保証できるものではありません。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-04-02 11:08:15
その名称...? 
もし、私の知る先生だとしたら、いつも情熱を持って診療に当たられ、決して、いい加減な治療などはやっていないはずですが・・。

セカンドオピニオンを希望されるのでしたら、申し出られるとレントゲン写真の貸し出し、また治療内容・経過を書いていただけると思いますよ。よく相談なさってくださいね。




>井野先生の造語

米国歯内療法’では?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mizu77さん
返信日時:2012-04-02 11:31:52
ご返答ありがとうございます。

私が今回受けた手術は、根尖病変で歯根尖切除です。

根には薬がきちんと詰まっているので、クラウンをはずさずに治療しましょうということでした。

スーパーボンドという薬剤を使うことは、術後に知りました。

こちらのサイトにてMATセメントという言葉を知り、私の治療で使われていれば予後が良かったのではと思うのですが、いかがでしょうか?

このまま完治しない場合は、抜歯となってしまうのでしょうか?


こちらの医院のホームページでは米国式根菅術とされています。

チタン製の回転器具を使用して、汚れを除去して暖めた薬剤を流し込むのでデットスペースは出来ないとのことだったので、信頼して6根管の手術をお任せしたのですが、3年経過して現時点で、すでに2本の歯根に再発が認められているようなので疑いが生じています。
回答 回答3
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-04-02 11:48:08
>スーパーボンドという薬剤を使うことは、術後に知りました。
>こちらのサイトにてMATセメントという言葉を知り、私の治療で使われていれば予後が良かったのではと思うのですが、いかがでしょうか?

そうですねMTAセメントですね
http://www.dentsply-sankin.com/text/item_detail.php?en=420&lc=10

確かにこちらのほうが、臨床成績は好い様に聞いています。



>このまま完治しない場合は抜歯となってしまうのでしょうか?

治らなければそうなると思います。



>こちらの医院のホームページでは米国式根菅術とされています。

一般的に言う、クラウンダウンとホットガタパーチャを使った方法ですね。
特に変わった方法ではないと思います。

ただ根管治療は何で根充するかが重要ではなく、何を取り出すかのほうがはるかに重要です。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-04-02 11:50:44
んんん…。

実際に拝見しておりませんし、何とも言えないのですが、


>3年経過して現時点ですでに2本の歯根に再発が認められているようなので、疑いが生じています。

歯科治療はあくまでも「延命処置」にすぎません。

もしかしたら、その先生が治療をしなければ3年前に抜歯になっていてもおかしくない歯だったのかも知れません。


僕は楽天的な人間なので、もし、同じ事が自分の身に起こったら

「ああ、この先生だったから3年も持ったんだろうな」
「自分が選んだ先生がやって3年しか持たなかったのだから諦めよう」

と思うと思いますがいかがでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-04-02 12:08:02
こんにちは、6本と書いてありますが、感染根管治療での6本でしょうか!?

そうすると、成功率では66%ということになりますね。

ただこの数字は、感染根管処置であれば分らなくもない成功率ですが^^;


以下、私見として読んでください。

>スーパーボンドという薬剤を使うことは、術後に知りました。
>こちらのサイトにてMATセメントという言葉を知り、私の治療で使われていれば予後が良かったのではと思うのですが、いかがでしょうか?

根尖に使う材料の違いで差は出ないと思いますよ。

他にもスーパーエバセメントなどを使用しますが、MTAとの成功率に有意差はなかったとの論文もあります。

スーパーボンドやMTAなどの材料を使用するのは、根の先端から細菌が出れないように根の先の出口を埋めてしまう材料なのですが、スーパーボンドは血液が触れた場所の接着は弱いので不器用な私は血液があっても間違いなく硬化し接着できるMTAを選択しています。

術式・材料は色々あり、先生の得意な材料を選択すると思いますよ。


>このまま完治しない場合は抜歯となってしまうのでしょうか?

あまり調子が悪ければ、一度セカンドオピニオンに行かれてはどうでしょう!?


>チタン製の回転器具を使用して、汚れを除去して暖めた薬剤を流し込むのでデットスペースは出来ないとのことだったので

ここで治療した先生の意見も聞かず書くのはフェアーではありませんが、ニッケル・チタンでも通常のハンドファイルでも同じことができます。

特にニッケル・チタンが有意に優れた道具と言うことはできないと思います。
(私は術者がラクを出来る程度にしか思っていませんね^^;)

また「薬剤」とありますが、歯の中に入れるガッタパチャーは簡単に言えばタダのゴムです。
ガッタパチャーが根の先端まで綺麗に入っていなくても、根管内の細菌が悪さが出来ない量まで減らせれば治ってきますよ。

再根管治療感染根管)は感染の原因である細菌をどう減らすかの治療になります。

当然、根の先端までゴムが綺麗に入った方が良いのは事実ですが、そこが目的ではありませんのでね^^;


>チタン製の回転器具を使用して、汚れを除去して暖めた薬剤を流し込むのでデットスペースは出来ない

これは、患者さんに分りやすく伝える為に書かれたのではないでしょうか!?


一度先生に今の状態を伝えてみてくださいね。


おだいじに



>>井野先生の造語
>’米国歯内療法’では?

米国式根管治療は私ではありませんね^^;
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mizu77さん
返信日時:2012-04-02 13:03:38
先生方たくさんのご意見ありがとうございます。

現在治療して下さっている先生とのコミュニケーシンがうまく取れず、自分なりにあれこれ悩んでいたためこのように投稿させていただきました。
だいぶ落ち着きました。
ありがとうございます。


34歳という年齢で、既に左右7番を抜歯後放置。
他6歯の神経もなくジルコニアクラウンをかぶせています。

私がこのにボロボロの歯になったのは、14歳のころに発症した摂食障害という病気のためです。
過食嘔吐を毎日繰り返し多くの歯が虫歯
治療してもそのすぐ後に食べるという行為を行っていました。
実に15年間という長い間です。
青春時代という楽しい時と、多くの歯を失いました。

今後は無くした健康な体と残っている歯を大切にしていきたいと思います。

余談ですが、現在もなお摂食障害で悩んでる若い方々が多いといいます。

くれぐれも歯の手入れをきちんとしてください。
先生方ありがとうございます。



タイトル 右上6番、3年前に米国式根管治療を受けましたが再発しました
質問者 mizu77さん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
歯根端切除術
歯医者への不信感
MTA
回答者




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