保険適用の材料で作る「保険外の銀歯」を歯科医に勧められました

相談者: 宇佐さん (27歳:男性)
投稿日時:2012-04-19 15:35:03
先日、歯のかぶせ物銀歯)が外れてしまいました。
かぶせてもらおうと以前から通っていた歯科に行こうかと思ったのですが、休診日で診てもらうことができず、仕方なく別の歯科医院で見てもらうことしました。
そこで、治療をする事になったのですが、その歯は神経を抜いているらしく今までの銀歯はあっていないと言うことで、新しく作る、と言うことになったのですが…

歯科医師が言うには「保険内の銀歯」だと、作りがそれほど良いものではなく、フィットするかどうかは運任せのようなもので、下手をすると銀歯の下から虫歯になり、神経も抜けているのでボロボロになるまで気づかないかもしれない。と言われました。

そこで、歯科医師から勧められたのが「保険外の銀歯」というものでした。
その歯科医師が言うには、歯の型を取る素材も保険外の2000円程度のものを使い、銀歯自体も別注で丁寧に作るからフィット感も違う、と言うことでした。

そこで、値段が気になり聞いたところ
「保険内の銀歯」は6000〜7000程度
「保険外の銀歯」は38000程度
と、大きな差がありました。

金額的にも大きな話なので普段行っていた歯科で聞いた所、金歯なら解る。
ただ、他の歯科の治療方法などはわからないから実際おかしいとは、はっきりとはいえない。
と言われました。

歯科医師が言うには同じ素材との事なのですが、この値段の差と言うのは果たして妥当なのでしょうか?
もし、この「保険外の銀歯」が解る方がいらっしゃったら、実際それだけの価値があるのでしょうか?
金歯にした方が良いのでしょうか?

個人的には初めて行った歯科医院で言われたことなので正直騙されているのではないかと不安に思ってます。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 15:43:20
>「保険外銀歯

35%金含有パラジウム合金の事ですかね?

通常の保険で使われるパラジウム合金は金の含有量が12%となっておりますので、多少、金が多く含まれる事になりますね。


ただ、個人的には「大差無い」ような気がしております。

どうせなら保険外で行うのであれば、かかりつけの先生のおっしゃられている金合金の方がよろしいのではないかと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 15:50:01
こんにちは。

いわゆる銀歯
そして健保適用となる金銀パラジウム合金は、金の含まれる割合などが定められています。

なので、それ以上の貴金属が含まれる物であったり、あるいはチタンなどの全く別の金属または合金などである場合には健保適用外となります。

逆に保険と同じ材料であっても、患者様側からあえて自由診療で治療をご希望された場合などもこれに準じます。


健保適用となっている合金を使用する場合。
そして患者様が健康保険証を提示して治療をお受けになっている場合には、健康保険の範囲内で診療を行わなければなりません。


もういちど、保険と全く同じ金属を使用するのかご確認なさってみてから再考されたらよいかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 15:59:37
歯科医師が言うには「保険内の銀歯」だと、作りがそれほど良いものではなく、フィットするかどうかは運任せのようなもので、

ここで問題になるのはフィットという言葉です。
どれぐらいをフィットしていると判断するかは歯科医ごとに違います。

またフィットする銀歯(保険保険外とも)ができるかはどの金属を使うかではなく、歯科医の腕、考え方、治療に対する姿勢、技工士の腕による部分が大きいと思います。


>下手をすると銀歯の下から虫歯になり、神経も抜けているのでボロボロになるまで気づかないかもしれない。


確かにそう思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 宇佐さん
返信日時:2012-04-19 18:10:13
早速の返事、ありがとうございます。
歯科医師に問い合わせたところ


・素材はやはり同じもの(パラジウム冠というらしいです含有量なども同じとの事)
・違いは歯型と、専門の技工士による発注のため、保険適用外となる
・一般的な銀歯の発注による技工士は上手ではないので、適用外にした方が良い


そこの歯科医院の売りは顕微鏡での治療らしく、それでぴったりとあわせる、との事です。

やはり、保険適用の技工士とそうでない技工士は違うのでしょうか?たびたび質問をしてしまい申し訳ありません。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 18:40:48
土台から作り直しをするつもりだったのかな?
それもファイバーコアーにすれば、保険外の治療になるから冠も保険外になります。

土台はそのままで型を取り作成する場合は使う金属が保険で認められない時に保険外となります。

銀歯と比較ができるかは分かりませんが、手の込んだ型の取り方、高さの決め方をしても、出来上がった入れ歯が保険材料の入れ歯の場合は保険の入れ歯とされます。

使おうとしている銀歯が何に当たるかが見当つきません。
可能ならば高カラットの金合金だといいですね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 19:07:33
>素材はやはり同じもの(パラジウム冠というらしいです含有量なども同じとの事)

という事であれば、たとえどんなに手がかかろうとも、型取りの材料が特殊であったとしても、また、神業的な技術を持った技工士が作ろうとも、患者さんが保険証を提示してしている以上、保険で給付されるのが原則です。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 20:00:51
こんにちは、櫻井先生と同じです。

上記の内容であれば、保険給付される内容のものなので保険医保険医療機関であれば保険の治療費で治療は受けられるはずです。


>保険適用の技工士とそうでない技工士は違うのでしょうか?

技工師に歯科医のような保険医、自費診療医の区別はありませんよ。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 20:22:53
≫≫ 保険適用の技工士とそうでない技工士は違うのでしょうか?

※ 技工士さんに、保険ー自費の区分はありません。
ただ、技工製作のステップ(技工料金)には、保険、自費の区分を、設けています。

@ 顕微鏡を用いる
A 印象がしっかりしている
B 技工製作もじっくり行う

などの、手間ひま(時間)や技術の差が、材料が同じでも、『自費』扱いになっているのかもしれません。
ただし、患者さんの、同意・納得がないと、保険外診療は、できないと思います。

ご参考までに。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2012-04-19 20:45:44
>※ 技工士さんに、保険自費の区分はありません。
>ただ、技工製作のステップ(技工料金)には、保険、自費の区分を、設けています。

>@ 顕微鏡を用いる
>A 印象がしっかりしている
>B 技工製作もじっくり行う

>などの、手間ひま(時間)や技術の差が、材料が同じでも、『自費』扱いになっているのかもしれません。
>ただし、患者さんの、同意・納得がないと、保険外診療は、できないと思います。


川崎先生はこう書かれていますが、国の考えは全国の保険治療の平均化を目指しています。
例えば私の管轄の東海北陸厚生局からすれば、製作物を作る為の一つの手間とみなします。
それに自費、保険の区別は有りません。
なので、本来は保険でなされないとなりません。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2012-04-20 16:21:40
『その医院自体は保険医療機関だけど、院長先生が保険医ではなく勤務医の先生が保険医である』という可能性もありますね。

要は院長先生の処置は総て自費、勤務医の先生は保険・自費という事です。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2012-04-21 00:55:47
歯科医師が言うには「保険内の銀歯」だと、作りがそれほど良いものではなく、フィットするかどうかは運任せのようなもので

その先生は保険診療もしているんでしょうか。

もししているのであれば、普段「運任せ」な治療を提供しているという捉え方もできちゃいそうですが (^^;)

保険診療をやりながら、保険診療を否定するような先生は個人的には好きになれません。


歯科医院の売りは顕微鏡での治療らしく、それでぴったりとあわせる

顕微鏡を使ったからといって保険適用外になるわけじゃないです。

「作りがそれほど良いものではなく」な同じ材料を使うのであれば、
その適合性はさほど変わらないと思いますから、顕微鏡を用いて確認すると「あら、やっぱり合ってないね」としっかり確認できちゃうだけじゃないでしょうか。

なんだか説明に矛盾があるように感じてしまいます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 宇佐さん
返信日時:2012-04-23 00:05:23
先生方の意見ありがとうございます。

やはり保険外銀歯については先生の考えによって違うのですね?

ただ、やはり素材が同じであるなら原則、保険内じゃないとおかしいんですね。

とりあえず明日、もう一度行きつけの歯科の方に行ってみて、自分の歯について聞いてみます。

もし、それで保険外の銀歯の値段くらいで他の選択肢があるならそちらを頼ってみることにします。

正直神経を抜いてて危険と言っておきながら1ヶ月近く仮歯の処理もしてくれないので正直、不安感や不信感が大きいです。
余計悪くして、更にお金を取ろうとか疑心暗鬼になってしまいます。



タイトル 保険適用の材料で作る「保険外の銀歯」を歯科医に勧められました
質問者 宇佐さん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
クラウンの治療費・費用
クラウン(差し歯・被せ)その他
歯医者への不信感
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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