[写真あり] 破折した6番に親知らず移植後、歯列矯正は可能か?
相談者:
fujishimaさん (25歳:女性)
投稿日時:2012-05-03 22:32:27
こんばんは。
約1年前に歯が痛くなり、神経の治療をしておりました。
その治療中に歯が割れてしまい、そこからもう一年間いろいろな歯医者に行き、相談してきました。
まず私は抜歯をしたくなく、その他の選択はないかいろいろな歯医者に行き相談してきました。
が、どこに行っても、抜歯をし、インプラント又はブリッヂを進められてきました。
ですが私は噛み合わせが深く、それが原因で最近歯並びが悪くなり、噛み合わせも悪くなり、矯正を考えておりました。
ブリッジ又はインプラントをしてしまうと矯正ができなくなるため、私の中でこの2選択はなにがなんでも避けたく、懲りずにいろいろな歯医者に相談し続けました。
矯正をする際、抜歯が必要なのだから、だったら上6番目の歯が割れてしまった歯なので、それを抜いて矯正治療はできないかと矯正専門のところに行ったところ、私の場合抜歯は必要なく歯を詰める必要がないと言われ、今の状態だたら
「矯正治療はできない。お手上げ」
だと言われてしまいました・・・。
何万も払って診断してもらったのに・・・その一言で片付けられてしまいました。
また他の歯医者に行き、そこで相談したら、右下の親知らずを6番目に移植すれば半年後には普通に矯正できると言われました。
ここは保険がきかないので治療費に25万かかります。
また矯正の時のように、治療が終わった後お手上げ状態ややっぱり矯正はできませんと言われたら悔しい。
今回の治療費も安い買い物ではありませんので・・・。
そこでご相談です。
移植してその後矯正は、やはりできないなんてことあるのでしょうか?
今通ってる歯医者も矯正はできるようでるが、
「あなたの噛み合わせ深くて、難しいから、私ではなく、ちゃんと矯正専門のところで移植後やってもらいなさい」
と言われました・・・。
不安です。
どうしても矯正がしたいです・・・。
矯正の時に撮られた写真をアップします。。。
いろいろな歯医者に行き、ほとんどの歯医者が患者の気持ちを考えてくれてないことに気がつきました。
私としては一生共にする歯ですから、大事にしたいです。
画像1
約1年前に歯が痛くなり、神経の治療をしておりました。
その治療中に歯が割れてしまい、そこからもう一年間いろいろな歯医者に行き、相談してきました。
まず私は抜歯をしたくなく、その他の選択はないかいろいろな歯医者に行き相談してきました。
が、どこに行っても、抜歯をし、インプラント又はブリッヂを進められてきました。
ですが私は噛み合わせが深く、それが原因で最近歯並びが悪くなり、噛み合わせも悪くなり、矯正を考えておりました。
ブリッジ又はインプラントをしてしまうと矯正ができなくなるため、私の中でこの2選択はなにがなんでも避けたく、懲りずにいろいろな歯医者に相談し続けました。
矯正をする際、抜歯が必要なのだから、だったら上6番目の歯が割れてしまった歯なので、それを抜いて矯正治療はできないかと矯正専門のところに行ったところ、私の場合抜歯は必要なく歯を詰める必要がないと言われ、今の状態だたら
「矯正治療はできない。お手上げ」
だと言われてしまいました・・・。
何万も払って診断してもらったのに・・・その一言で片付けられてしまいました。
また他の歯医者に行き、そこで相談したら、右下の親知らずを6番目に移植すれば半年後には普通に矯正できると言われました。
ここは保険がきかないので治療費に25万かかります。
また矯正の時のように、治療が終わった後お手上げ状態ややっぱり矯正はできませんと言われたら悔しい。
今回の治療費も安い買い物ではありませんので・・・。
そこでご相談です。
移植してその後矯正は、やはりできないなんてことあるのでしょうか?
今通ってる歯医者も矯正はできるようでるが、
「あなたの噛み合わせ深くて、難しいから、私ではなく、ちゃんと矯正専門のところで移植後やってもらいなさい」
と言われました・・・。
不安です。
どうしても矯正がしたいです・・・。
矯正の時に撮られた写真をアップします。。。
いろいろな歯医者に行き、ほとんどの歯医者が患者の気持ちを考えてくれてないことに気がつきました。
私としては一生共にする歯ですから、大事にしたいです。
画像1
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-05-03 23:43:23
>移植してその後矯正は、やはりできないなんてことあるのでしょうか?
アンキローシス(癒着)したら動かないかもしれません、そうなると矯正には支障が出てくるかもしれません。
>どうしても矯正がしたいです・・・。
何件も歯科医を回って保存不可と言われたのならその歯は保存できない可能性が高いと思います。
だとしたらその歯を抜歯して矯正を行い最後に補綴すればいいのではないでしょうか。
矯正の最終ゴールを欠損補綴(歯牙移植を含む)をする前提で設定すればいいのではないでしょうか。
アンキローシス(癒着)したら動かないかもしれません、そうなると矯正には支障が出てくるかもしれません。
>どうしても矯正がしたいです・・・。
何件も歯科医を回って保存不可と言われたのならその歯は保存できない可能性が高いと思います。
だとしたらその歯を抜歯して矯正を行い最後に補綴すればいいのではないでしょうか。
矯正の最終ゴールを欠損補綴(歯牙移植を含む)をする前提で設定すればいいのではないでしょうか。
回答2
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2012-05-04 10:04:45
細見先生もご指摘していますが、多くの歯科医院で保存不可と診断された破折している6番は残念ながら長期保存が難しい状態のようですね。
写真からは、仮に、破折した6番が問題ない健康な状態であった場合には、インプラントアンカーを利用した「上顎歯列非抜歯遠心移動」や、「上顎小臼歯抜歯」を前提とした全顎矯正治療を行えば、「かみ合わせが深い」など、現在自覚されている、かみ合わせ上の問題点が解決できそうにみえます。
そして、6番の保存が難しいということであれば、6番を抜歯をして、矯正治療で、他の歯を配列終了後に、6番欠損部をインプラントやブリッジなどで補綴するという選択肢がもっとも無難な治療方針です。
また、fujishimaさんが、希望されている治療方針は、6番抜歯を行い、7番を6番部位に前方移動させることによって、補綴なしで矯正治療を行うという方針だと思いますが、7番の前方移動量が大きいことが分析結果から予測される場合には、そのような治療選択肢は、かなり治療難易度が高い場合があります。
治療難易度が高い治療方針は、悲劇的な治療結果に到る場合もあります。
けっして、
「いろいろな歯医者に行き、ほとんどの歯医者が患者の気持ちを考えてくれてないことに気がつきました。」
ということではないと思います。
まずは、もう一度矯正歯科医とじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか?
そのうえで、納得できなければ、他の矯正歯科医院へご相談してみるのも良いと思います。
なお、移植歯は骨性癒着(アンキローシス)という形で定着すると矯正移動できなくなります。
もし、歯牙移植を治療計画に組み込む場合には、あらかじめ、一般歯科医と矯正医で、総合的な治療計画を話し合っていただく必要があります。
写真からは、仮に、破折した6番が問題ない健康な状態であった場合には、インプラントアンカーを利用した「上顎歯列非抜歯遠心移動」や、「上顎小臼歯抜歯」を前提とした全顎矯正治療を行えば、「かみ合わせが深い」など、現在自覚されている、かみ合わせ上の問題点が解決できそうにみえます。
そして、6番の保存が難しいということであれば、6番を抜歯をして、矯正治療で、他の歯を配列終了後に、6番欠損部をインプラントやブリッジなどで補綴するという選択肢がもっとも無難な治療方針です。
また、fujishimaさんが、希望されている治療方針は、6番抜歯を行い、7番を6番部位に前方移動させることによって、補綴なしで矯正治療を行うという方針だと思いますが、7番の前方移動量が大きいことが分析結果から予測される場合には、そのような治療選択肢は、かなり治療難易度が高い場合があります。
治療難易度が高い治療方針は、悲劇的な治療結果に到る場合もあります。
けっして、
「いろいろな歯医者に行き、ほとんどの歯医者が患者の気持ちを考えてくれてないことに気がつきました。」
ということではないと思います。
まずは、もう一度矯正歯科医とじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか?
そのうえで、納得できなければ、他の矯正歯科医院へご相談してみるのも良いと思います。
なお、移植歯は骨性癒着(アンキローシス)という形で定着すると矯正移動できなくなります。
もし、歯牙移植を治療計画に組み込む場合には、あらかじめ、一般歯科医と矯正医で、総合的な治療計画を話し合っていただく必要があります。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-05-05 14:13:59
回答4
回答日時:2012-05-07 08:09:08
写真を拝見すると、典型的なアングルU級2類の不正咬合のように見えます。
アングルU級2類というのは、骨格的には上顎前突、下顎後退で、上顎前歯が舌側傾斜して過蓋咬合になっている状態です。
十分矯正治療で対応できそうな気がします。
相談に行かれた矯正医の「矯正治療はできない。お手上げ」と言う意味がよくわかりません。
現在の状態によっては6番を抜いての矯正が可能かもしれません。
他の矯正歯科でもご相談になってみてください。
アングルU級2類というのは、骨格的には上顎前突、下顎後退で、上顎前歯が舌側傾斜して過蓋咬合になっている状態です。
十分矯正治療で対応できそうな気がします。
相談に行かれた矯正医の「矯正治療はできない。お手上げ」と言う意味がよくわかりません。
現在の状態によっては6番を抜いての矯正が可能かもしれません。
他の矯正歯科でもご相談になってみてください。
タイトル | [写真あり] 破折した6番に親知らず移植後、歯列矯正は可能か? |
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質問者 | fujishimaさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
抜歯:6番(第一大臼歯) 歯列矯正の治療法 その他(写真あり) 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。