歯医者に行かなければと思うだけで気持ち悪くなってしまいます
相談者:
やぁさん (38歳:女性)
投稿日時:2012-05-10 09:07:42
こんにちは。
私は、一年前から、歯医者に行くと強烈な吐き気に襲われるようになってしまいました。
歯医者に行かなければと思うだけで気持ち悪くなってしまいます。
ですが、このままでは、ずっと歯医者に行けなくなってしまうし、今、診てもらわなければ、という気持ちはありますが、気持ち悪くて行けません。。。。
例えば、パニック障害を経験されてる歯科医や、女性の歯科医なら、平気なのかも、とか、お時間をかけてもご迷惑じゃない歯科医院から、気持ちは和らぐのかも....と思ったりしています。
私のような症状を抱えられている患者さんは沢山いらっしゃるかと思いますが、どのように治療を進められていますか?
こういう症状に深い理解のある歯科医に巡り会いたいです。
私は、一年前から、歯医者に行くと強烈な吐き気に襲われるようになってしまいました。
歯医者に行かなければと思うだけで気持ち悪くなってしまいます。
ですが、このままでは、ずっと歯医者に行けなくなってしまうし、今、診てもらわなければ、という気持ちはありますが、気持ち悪くて行けません。。。。
例えば、パニック障害を経験されてる歯科医や、女性の歯科医なら、平気なのかも、とか、お時間をかけてもご迷惑じゃない歯科医院から、気持ちは和らぐのかも....と思ったりしています。
私のような症状を抱えられている患者さんは沢山いらっしゃるかと思いますが、どのように治療を進められていますか?
こういう症状に深い理解のある歯科医に巡り会いたいです。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-05-10 09:22:23
>私のような症状を抱えられている患者さんは沢山いらっしゃるかと思いますが、どのように治療を進められていますか?
個人的な意見ですが歯医者が好きな人は殆んど居ません、ただ皆必要だから行くのですよ。
そしてこれも個人的な意見ですが、本当に歯科恐怖症の方は殆んど居ません、自称歯科恐怖症の方がほとんどです。
では歯科の何が怖いかと云うと殆んどが痛みに対する恐怖と何をされるか解らない恐怖です。
小さい頃に抑えつけて治療されたとか、その時とても痛かったとかです。
この様な方には時間を掛けて今の歯科治療は痛くない事を説明して理解していただきます。
それと毎回これから何をするか、痛みは有るか、次回は何をするかを説明します。
(小児の場合は使う道具も見せて説明します)
そうすることによって徐々に治療は出来るようになります。
当院では小児は初診時にバストアップの写真を撮るのですが、1年前は大泣きだった子が笑顔の写真になっている事が有りますよ。
個人的な意見ですが歯医者が好きな人は殆んど居ません、ただ皆必要だから行くのですよ。
そしてこれも個人的な意見ですが、本当に歯科恐怖症の方は殆んど居ません、自称歯科恐怖症の方がほとんどです。
では歯科の何が怖いかと云うと殆んどが痛みに対する恐怖と何をされるか解らない恐怖です。
小さい頃に抑えつけて治療されたとか、その時とても痛かったとかです。
この様な方には時間を掛けて今の歯科治療は痛くない事を説明して理解していただきます。
それと毎回これから何をするか、痛みは有るか、次回は何をするかを説明します。
(小児の場合は使う道具も見せて説明します)
そうすることによって徐々に治療は出来るようになります。
当院では小児は初診時にバストアップの写真を撮るのですが、1年前は大泣きだった子が笑顔の写真になっている事が有りますよ。
回答2
小荷田歯科医院(葛飾区柴又)の久保です。
回答日時:2012-05-10 09:33:34
わたくし事で恐縮ですが、50の手習いという奴で、現在、早大健康福祉学科で心身医学の野村忍先生のゼミ生として、パニック障害と歯科治療恐怖症の勉強をしております。
野村先生は東大の心療内科から早大の教授になられた方で、パニック障害の権威とも言われております。
野村先生ともよく相談をするのですが、薬物や脱感作療法、森田療法などで「パニック障害を伴う歯科治療恐怖症が治癒した例」は、やはり皆無であるようです。
したがいまして、心身医学的には邪道ではありますが、やはり精神鎮静法(種類はさまざまですが)を利用して、その場に応じた対応を続ける以外にはなさそうです。
痛みなどによって緊急性がある場合には、静脈内鎮静法などを専門にしておられる歯科医院と相談をなされました上で、心身医学的な治療を、腰をすえて(それこそ数年がかりで)なされますことが、最良の選択肢ではないでしょうか?
野村先生は東大の心療内科から早大の教授になられた方で、パニック障害の権威とも言われております。
野村先生ともよく相談をするのですが、薬物や脱感作療法、森田療法などで「パニック障害を伴う歯科治療恐怖症が治癒した例」は、やはり皆無であるようです。
したがいまして、心身医学的には邪道ではありますが、やはり精神鎮静法(種類はさまざまですが)を利用して、その場に応じた対応を続ける以外にはなさそうです。
痛みなどによって緊急性がある場合には、静脈内鎮静法などを専門にしておられる歯科医院と相談をなされました上で、心身医学的な治療を、腰をすえて(それこそ数年がかりで)なされますことが、最良の選択肢ではないでしょうか?
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-05-10 09:48:02
僕も細見先生が書かれている事に同意です。
当院にも「自称」歯科恐怖症の方が多数いらっしゃいますが、ほとんどの方が最後まで治療を完遂されます。
中には「今日で治療はおしまいです」と言うと「なんだかさびしいですね…、次はいつ来たら良いですか?」とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
(初診時にはガタガタ震えて、涙を流していた方がですよ…)
やはり、歯科への恐怖はご自身で克服していくしかありません。
しかし、それをお手伝いするのも我々歯科医、歯科衛生士の役割だと思います。
具体的には細見先生が書かれているように「時間をかけて」「説明する」と言う事になります。
当院ではよほどの緊急性が無い限り、初診時に治療を開始する事はありません。
初回はお話だけの事が多いです。
不安がぬぐえない場合には2回目でも3回目でも「お話だけ」と言う事もあります。
やはり、時間をかけてゆっくり向き合っていくしか無いとは思うんですよね…。
(ただ、保険の先生だとこの時間の確保が難しいと言うのが現実かもしれませんが…)
>久保先生
非常に興味深い研究をされていらっしゃるのですね。
是非、近いうちにお時間をいただき、御教授、御講演いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
当院にも「自称」歯科恐怖症の方が多数いらっしゃいますが、ほとんどの方が最後まで治療を完遂されます。
中には「今日で治療はおしまいです」と言うと「なんだかさびしいですね…、次はいつ来たら良いですか?」とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
(初診時にはガタガタ震えて、涙を流していた方がですよ…)
やはり、歯科への恐怖はご自身で克服していくしかありません。
しかし、それをお手伝いするのも我々歯科医、歯科衛生士の役割だと思います。
具体的には細見先生が書かれているように「時間をかけて」「説明する」と言う事になります。
当院ではよほどの緊急性が無い限り、初診時に治療を開始する事はありません。
初回はお話だけの事が多いです。
不安がぬぐえない場合には2回目でも3回目でも「お話だけ」と言う事もあります。
やはり、時間をかけてゆっくり向き合っていくしか無いとは思うんですよね…。
(ただ、保険の先生だとこの時間の確保が難しいと言うのが現実かもしれませんが…)
>久保先生
非常に興味深い研究をされていらっしゃるのですね。
是非、近いうちにお時間をいただき、御教授、御講演いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
やぁさん
返信日時:2012-05-10 11:18:33
相談者からの返信
タイトル | 歯医者に行かなければと思うだけで気持ち悪くなってしまいます |
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質問者 | やぁさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科恐怖症 その他(歯科治療関連) その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。