阪大グループの歯周病最新治療について

相談者: 絆さん (54歳:女性)
投稿日時:2012-05-03 12:22:23
今日の新聞に阪大グループおなかの脂肪で歯茎再生 審査委員会に研究計画を提出 認められれば年内にも実施 安全性有効性を確かめるとの記事があるのですが、実際私たちが治療を受けられるようになるのは、時期的にはいつごろになるのでしょうか? 

また最新治療なので保険外の治療費でしょうか? 
保険治療になるには期間がかかるのでしょうか? 


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-05-03 14:02:56
いつ頃から一般的な治療法となるか等は、おそらく開発された先生方にもまだ分からないのではないでしょうか。


「世界で最善の治療法でないと意味が無い。
二番目の治療法なら誰も行わないから。」

私も尊敬する村上教授の御言葉です。
北欧でもなく米国でもなく、この日本から世界一の治療法が開発されることを願っています。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-05-03 14:26:04
この記事ですね。

歯茎、おなかの脂肪で再生…阪大

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120503-OYO1T00228.htm?from=main2



臨床応用、保険適応に関しては藤森先生も書かれておりますが、全く解らないと思いますよ。



まあ、今までの前例から普通に考えれば、残念ながら保険適応は無いと思います。

ほとんどの先進国で認められているような材料(治療法)でも日本は薬事により認可がおりません。

また、認可が下りてもそれが保険適応となるかどうかは別問題です。


何年か前ですが、

「医科ではこの4年間で20の新技術が保険導入になりましたが、
 歯科ではこの20年で4つの新技術しか導入されませんでした」

と言う話を聞いた事があります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-05-03 15:59:14
実際にヒトで効果があれば素晴らしい技術だと思います。
ただ今の歯科界の情勢ではなかなか保険適応になりにくいかなあと思います。


保険財政の問題もありますが、歯科医師会未入会の私が言うのもおかしいかもしれませんが、日本歯科医師会日本歯科医学会という二つの大きな団体が新しい技術の保険導入にどれだけ本気で取り組んできたのかな〜と思っています。

国民の多くが新しい技術の保険導入を希望すればかなえられるとはおもうのですが、、、

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-05-05 14:06:52
新しい技術の保険導入は多くの方々の望むところだとは思いますが・・・・・・、

しかし、同時に全体の歯科医療費が多くなることが条件ではないでしょうか。

もし総額がそのままならば、新しい技術が入ることで、逆に、従来からの必要な治療(根菅治療虫歯治療入れ歯etc.)の評価が下がり、丁寧に出来なくなればデメリットが大きいはずです。


また、新しい技術が、通常では実現不可能な診療評価で導入されることも問題となる可能性を考えます。
例えば、もしラーメンを20円で提供することが決められたとしたら、通常の店では無理で、”それなり”の店のみが営業していくのではないでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-05-06 02:46:43
こういった新しい技術は、最初は大学病院の様な研究機関で被験者を募集して、検査をして適合する者の中から同意を得られた患者に対して実施するところから始まります。

今のところ期待出来るのはその被験者に応募するぐらいまでで、それであれば患者さんの費用負担もそれほどないと思いますし、ここまでが「年内にも実施」開始の内容だと思います。

近い将来に一般的になって、しかも保険適用で・・というのは他の先生方のご回答の通りハードルがいくつもありますから、あまり期待はしない方がいいでしょうね。



それとこの内容は、どんな危機的な歯(歯周組織)でも再生出来るという様な内容ではたぶんなくて、歯周外科をすればなんとか抜かずに済みそうな歯に+αとして実施する内容(つまり、エムドゲインと同じ様な位置づけ)だと思います。

エムドゲインは歴史もあって科学的な証明もあり、本邦でも医療認可までは降りて現在保険適用外の高額な治療となっていますが、適応症も効果も案外と限られ、今回の件も絆さんが今期待されているものとは少し違いそうな感じもしないでもないです。

ただエムドゲインと較べればメリットも考えられますし、個人的にはこの研究に成功して、世界のスタンダードとなる様な方法に発展していってくれたら嬉しいですね。
期待したいと思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 23:29:55
そうですね……

まだ、研究のレベルで、臨床のレベルではないと思います。

新聞の記事に乗る位、(日常でない)ニュース性があるのだろうと思います。


実用は、まだまだ先でしょう。

保険導入は、その、まだ先だと思います。




タイトル 阪大グループの歯周病最新治療について
質問者 絆さん
地域 非公開
年齢 54歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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