２歳児、頬粘膜のホクロ状のものが大きくなり数も増えたので動揺
相談者：
sk0121さん (30歳：女性)
投稿日時：2012-05-14 22:46:42
こんにちは。
2歳9カ月の娘の口の中のほくろのようなものについての質問です。
詳しい時期は忘れてしまったのですが、1歳半を過ぎたころぐらいに、
娘の口腔内（頬）の粘膜の部分に、ほくろのようなものを見つけました。
1ミリにも満たない小さな「点」で、黒から濃い茶色のような色で、最初は血豆かな？と思いましたが、しばらく経っても消えないようなので、気にはかけてきました。
幸い、痛みやかゆみなどはないようで（まだ2歳なのではっきりはしませんが）、大きくもなっていなかったのでしばらく気にとめていませんでしたが、今日の夜、歯磨き時に頬をのぞいてみると、以前あった「点」とは逆の頬にも、同じような「点」ができていました。
いつごろできたものなのか、特定ができないのですが、新しくできた「点」は、もともとあったものよりも多少大きく、「点」のまわりに、もっと小さな点が別に2つあり、増えたことでかなり動揺してしまい、心配しています。
左右ともに、上下の奥歯がちょうど当たるような場所と言えばそうで、パッと見ると血豆のように見えるのですが、なかなか消えないことと、数が増えていたことで、これまでのように楽観ができなくなっています。
一度、早々に口腔外科で診察してもらおうとは思っていますが、心配な点を挙げさせていただきます。
●2歳ほどの幼児で、口腔内の症状から悪性黒色腫を発症することもあるのでしょうか
●最悪の病気ではない場合、生理的メラニン色素斑などあまり心配がないもので、数が増えることはありえるのでしょうか
●医師に診てもらうのが何よりですが、親でも確かめることができる、「要注意」というポイントを知りたいと思っています
娘にもしものことがあったら、と心配で仕方がありません。
ご回答をいただければありがたいです。
2歳9カ月の娘の口の中のほくろのようなものについての質問です。
詳しい時期は忘れてしまったのですが、1歳半を過ぎたころぐらいに、
娘の口腔内（頬）の粘膜の部分に、ほくろのようなものを見つけました。
1ミリにも満たない小さな「点」で、黒から濃い茶色のような色で、最初は血豆かな？と思いましたが、しばらく経っても消えないようなので、気にはかけてきました。
幸い、痛みやかゆみなどはないようで（まだ2歳なのではっきりはしませんが）、大きくもなっていなかったのでしばらく気にとめていませんでしたが、今日の夜、歯磨き時に頬をのぞいてみると、以前あった「点」とは逆の頬にも、同じような「点」ができていました。
いつごろできたものなのか、特定ができないのですが、新しくできた「点」は、もともとあったものよりも多少大きく、「点」のまわりに、もっと小さな点が別に2つあり、増えたことでかなり動揺してしまい、心配しています。
左右ともに、上下の奥歯がちょうど当たるような場所と言えばそうで、パッと見ると血豆のように見えるのですが、なかなか消えないことと、数が増えていたことで、これまでのように楽観ができなくなっています。
一度、早々に口腔外科で診察してもらおうとは思っていますが、心配な点を挙げさせていただきます。
●2歳ほどの幼児で、口腔内の症状から悪性黒色腫を発症することもあるのでしょうか
●最悪の病気ではない場合、生理的メラニン色素斑などあまり心配がないもので、数が増えることはありえるのでしょうか
●医師に診てもらうのが何よりですが、親でも確かめることができる、「要注意」というポイントを知りたいと思っています
娘にもしものことがあったら、と心配で仕方がありません。
ご回答をいただければありがたいです。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時：2012-05-14 23:08:45
sk0121さん、こんにちは。
お子様の症状、大変ご心配なことと思います。
口の中にほくろ状のものを生じる原因は複数存在します。
おっしゃる通り、まずは口腔外科を受診されて、その原因について確認されてください。
その上で、ご質問に対するコメントです。
>2歳ほどの幼児で、口腔内の症状から悪性黒色腫を発症することもあるのでしょうか
もともと、悪性黒色腫自体が、悪性腫瘍全体の中では、癌に比較して少ない疾患です。
その悪性黒色腫が、口腔粘膜に初発するとなると更に頻度は低くなります。
加えて、2歳といった低年齢で発症するとなると、そういった報告はほとんど存在しないと思います。
>最悪の病気ではない場合、生理的メラニン色素斑などあまり心配がないもので、数が増えることはありえるのでしょうか
>医師に診てもらうのが何よりですが、親でも確かめることができる、「要注意」というポイントを知りたいと思っています
上記2つのご相談に関しては、まずは医療機関受診が優先されます。
受診前に、これらの内容にコメントすることは、時としてミスリーディングにつながるおそれもあると思います。
前述の通り、口の中にほくろ状のものを生じる原因は、悪性黒色腫以外にも複数存在します。
メラニン沈着もその一つですが、その他の原因も可能性は否定できません。
まずは、しっかりと医療機関で診察・診断を受けられて、担当の先生からのご説明を聞かれてください。
お大事になされてくださいね。
お子様の症状、大変ご心配なことと思います。
口の中にほくろ状のものを生じる原因は複数存在します。
おっしゃる通り、まずは口腔外科を受診されて、その原因について確認されてください。
その上で、ご質問に対するコメントです。
>2歳ほどの幼児で、口腔内の症状から悪性黒色腫を発症することもあるのでしょうか
もともと、悪性黒色腫自体が、悪性腫瘍全体の中では、癌に比較して少ない疾患です。
その悪性黒色腫が、口腔粘膜に初発するとなると更に頻度は低くなります。
加えて、2歳といった低年齢で発症するとなると、そういった報告はほとんど存在しないと思います。
>最悪の病気ではない場合、生理的メラニン色素斑などあまり心配がないもので、数が増えることはありえるのでしょうか
>医師に診てもらうのが何よりですが、親でも確かめることができる、「要注意」というポイントを知りたいと思っています
上記2つのご相談に関しては、まずは医療機関受診が優先されます。
受診前に、これらの内容にコメントすることは、時としてミスリーディングにつながるおそれもあると思います。
前述の通り、口の中にほくろ状のものを生じる原因は、悪性黒色腫以外にも複数存在します。
メラニン沈着もその一つですが、その他の原因も可能性は否定できません。
まずは、しっかりと医療機関で診察・診断を受けられて、担当の先生からのご説明を聞かれてください。
お大事になされてくださいね。
相談者からの返信相談者：
sk0121さん
返信日時：2012-05-15 00:03:34
中本先生
早速のご回答、深夜にもかかわらず、ありがとうございます。
近くに大きな大学病院があるので、明日一番にでも、診察の問い合わせをしてみます。
>もともと、悪性黒色腫自体が、悪性腫瘍全体の中では、癌に比較して少ない疾患です。
>その悪性黒色腫が、口腔粘膜に初発するとなると更に頻度は低くなります。
>加えて、2歳といった低年齢で発症するとなると、そういった報告はほとんど存在しないと思います。
やはり、最悪のケースを想像してしまい、悪性黒色腫をつい考えてしまうのですが、あまり症例がないとのことで、少し安心しました。
ただ、1つの「点」が半年以上消えず、さらに増えているので、原因を特定、もしくは考えられる原因を、専門医に診断していただくことで、今後の対処の仕方や必要であれば治療について考えていきたいと思います。
>受診前に、これらの内容にコメントすることは、時としてミスリーディングにつながるおそれもあると思います。
上記、了解しました。
何はともあれ、まずは診察に行く事だと思います。
誠意あるご回答を、どうもありがとうございました。
早速のご回答、深夜にもかかわらず、ありがとうございます。
近くに大きな大学病院があるので、明日一番にでも、診察の問い合わせをしてみます。
>もともと、悪性黒色腫自体が、悪性腫瘍全体の中では、癌に比較して少ない疾患です。
>その悪性黒色腫が、口腔粘膜に初発するとなると更に頻度は低くなります。
>加えて、2歳といった低年齢で発症するとなると、そういった報告はほとんど存在しないと思います。
やはり、最悪のケースを想像してしまい、悪性黒色腫をつい考えてしまうのですが、あまり症例がないとのことで、少し安心しました。
ただ、1つの「点」が半年以上消えず、さらに増えているので、原因を特定、もしくは考えられる原因を、専門医に診断していただくことで、今後の対処の仕方や必要であれば治療について考えていきたいと思います。
>受診前に、これらの内容にコメントすることは、時としてミスリーディングにつながるおそれもあると思います。
上記、了解しました。
何はともあれ、まずは診察に行く事だと思います。
誠意あるご回答を、どうもありがとうございました。
| タイトル | ２歳児、頬粘膜のホクロ状のものが大きくなり数も増えたので動揺 |
|---|---|
| 質問者 | sk0121さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 30歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
小児歯科治療 粘膜の病気・異常 舌、粘膜、唇の病気・異常その他 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
