前歯にひびが入り、4軒の歯科医で提示された治療法に悩む
相談者:
dentalhealthさん (45歳:女性)
投稿日時:2012-05-19 02:42:10
【質問@】
前歯にひびが入り、治療法について複数の歯科医院で伺いましたが、どの治療法を選択すべきか判断がつきません。
アドバイスをお願い致します。
<症状>
食事中にバリッと音がして、舌で触ったところ15年位前に神経を抜いた上の前歯1本の裏側(顔の正面からは見えない側)に亀裂が入っていました。
翌日歯科医院に行きレントゲンを撮ったところ、前歯の裏側に2本横にひびがはいっていました。歯根までは到達していません。
(今は裏側を両側の歯とつなげてセメントで止める形で応急処置をしています。)
<私自身の希望>
顔の正面から見える部分は全く無傷のため、自分の歯を残す治療を受けたい。
<治療法として歯科医から説明を受けた内容>
■1軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せる。
歯は、歯肉から舌に向かって外から見えている部分を(ほとんど全部)落とす。
土台は、@〜Bのいずれかを患者自身が選択する。
@保険適用の金属の土台を歯根に入れて、見た目は劣る保険適用のクラウンを被せる。
A保険外(自費)のグラスファイバーの土台を歯根に入れて、保険外(自費)の内側が金属で強化されているセラミックのクラウンを被せる。
B保険外(自費)のグラスファイバーの土台を歯根に入れて、保険外(自費)のオールセラミックのクラウンを被せる。(見た目は、@〜Bの中で一番優れる)
なお、土台とクラウンについては、保険適用と保険外の組み合わせはできない。(例えば、保険適用の土台に自費のクラウンはダメ)
■2軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せる。
具体的には、保険外(自費)のグラスファイバーの土台を歯根に入れて、クラウン(※)を被せる。
歯をどれだけ残せるかは、歯のひび次第。
(症例写真をみせていただきましたが、最も残っている写真でも、削る前の歯の10分の1程度しか残っていず、ショックでした)
(※)クラウンは、保険適用のものと保険外(自費)のものがあるが、いずれもグラスファイバーの土台との組み合わせが可能。
但し、歯の色は保険外(自費)のクラウンの方が選択の幅があり、自分の歯の色とあわせやすい。
(この歯科医は、保険適用の金属の土台については、初めから言及しませんでした。
私からの金属の土台が使えるのかの質問に対しては、
「金属を歯根に入れるとこれが楔となって、歯が割れることがある。
グラスファイバーの場合には、弾力性があるためグラスファイバーが折れても歯が割れることはなく、グラスファイバーを新しいものに換えることで済む」
との話でした。
これは事実でしょうか?)
■3軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せる方法か、ひびの程度によってはブリッジとする方法のいずれかになる。
(この歯科医院では、1、2軒目と異なり、レントゲンは撮りましたが良く写っていないのでわからないとのことでした)
なお、歯に土台を入れてクラウンを被せる場合には、保険でも保険外(自費)でも土台とクラウンは共に金属になる。
(この歯科医院では、グラスファイバーを治療全般において使用したことはなく、金属が耐久性の面からいっても良いと評価していました)
■4軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せるのが一般的であるが、(私の希望に配慮して)歯の裏側にピンをいれて支える治療法をとる。
なお、歯に土台を入れてクラウンを被せる方法を行う場合のクラウンを、もしセラミックにすると、割れやすいので勧められない。
(この歯科医は、グラスファイバーのことは、全く言及していませんでした。
通常の治療法は専ら保険適用で行っている歯科医院です)
【質問A】
以前このサイトで、「技術のある歯科医は、開業する」との回答を拝見したことがあります。開業医の中には、自身は院長となり勤務医として4〜5名の歯科医を抱えているところがありますが、勤務医より院長に見てもらった方がいいのでしょうか。
勤務医は雇われている歯科医なので、技術があって独立しているとは言えず、むしろ様々な経験を積むための修行中と考えた方が良いのでしょうか。
以上、長文となり恐縮ですが、よろしくお願い致します。
前歯にひびが入り、治療法について複数の歯科医院で伺いましたが、どの治療法を選択すべきか判断がつきません。
アドバイスをお願い致します。
<症状>
食事中にバリッと音がして、舌で触ったところ15年位前に神経を抜いた上の前歯1本の裏側(顔の正面からは見えない側)に亀裂が入っていました。
翌日歯科医院に行きレントゲンを撮ったところ、前歯の裏側に2本横にひびがはいっていました。歯根までは到達していません。
(今は裏側を両側の歯とつなげてセメントで止める形で応急処置をしています。)
<私自身の希望>
顔の正面から見える部分は全く無傷のため、自分の歯を残す治療を受けたい。
<治療法として歯科医から説明を受けた内容>
■1軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せる。
歯は、歯肉から舌に向かって外から見えている部分を(ほとんど全部)落とす。
土台は、@〜Bのいずれかを患者自身が選択する。
@保険適用の金属の土台を歯根に入れて、見た目は劣る保険適用のクラウンを被せる。
A保険外(自費)のグラスファイバーの土台を歯根に入れて、保険外(自費)の内側が金属で強化されているセラミックのクラウンを被せる。
B保険外(自費)のグラスファイバーの土台を歯根に入れて、保険外(自費)のオールセラミックのクラウンを被せる。(見た目は、@〜Bの中で一番優れる)
なお、土台とクラウンについては、保険適用と保険外の組み合わせはできない。(例えば、保険適用の土台に自費のクラウンはダメ)
■2軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せる。
具体的には、保険外(自費)のグラスファイバーの土台を歯根に入れて、クラウン(※)を被せる。
歯をどれだけ残せるかは、歯のひび次第。
(症例写真をみせていただきましたが、最も残っている写真でも、削る前の歯の10分の1程度しか残っていず、ショックでした)
(※)クラウンは、保険適用のものと保険外(自費)のものがあるが、いずれもグラスファイバーの土台との組み合わせが可能。
但し、歯の色は保険外(自費)のクラウンの方が選択の幅があり、自分の歯の色とあわせやすい。
(この歯科医は、保険適用の金属の土台については、初めから言及しませんでした。
私からの金属の土台が使えるのかの質問に対しては、
「金属を歯根に入れるとこれが楔となって、歯が割れることがある。
グラスファイバーの場合には、弾力性があるためグラスファイバーが折れても歯が割れることはなく、グラスファイバーを新しいものに換えることで済む」
との話でした。
これは事実でしょうか?)
■3軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せる方法か、ひびの程度によってはブリッジとする方法のいずれかになる。
(この歯科医院では、1、2軒目と異なり、レントゲンは撮りましたが良く写っていないのでわからないとのことでした)
なお、歯に土台を入れてクラウンを被せる場合には、保険でも保険外(自費)でも土台とクラウンは共に金属になる。
(この歯科医院では、グラスファイバーを治療全般において使用したことはなく、金属が耐久性の面からいっても良いと評価していました)
■4軒目
歯に土台を入れてクラウンを被せるのが一般的であるが、(私の希望に配慮して)歯の裏側にピンをいれて支える治療法をとる。
なお、歯に土台を入れてクラウンを被せる方法を行う場合のクラウンを、もしセラミックにすると、割れやすいので勧められない。
(この歯科医は、グラスファイバーのことは、全く言及していませんでした。
通常の治療法は専ら保険適用で行っている歯科医院です)
【質問A】
以前このサイトで、「技術のある歯科医は、開業する」との回答を拝見したことがあります。開業医の中には、自身は院長となり勤務医として4〜5名の歯科医を抱えているところがありますが、勤務医より院長に見てもらった方がいいのでしょうか。
勤務医は雇われている歯科医なので、技術があって独立しているとは言えず、むしろ様々な経験を積むための修行中と考えた方が良いのでしょうか。
以上、長文となり恐縮ですが、よろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-05-19 07:59:12
歯が保存できるという前提で1件目の歯科の説明が一番妥当だと思います。
2件目の歯科の
>クラウンは、保険適用のものと保険外(自費)のものがあるが、いずれもグラスファイバーの土台との組み合わせが可能。但し、歯の色は保険外(自費)のクラウンの方が選択の幅があり、自分の歯の色とあわせやすい。
ファイバーコアは保険給付外なので一般的には補綴物も自費になります。
【質問A】に対しては
技術が有っても開業していない先生は居ますし、何人も勤務医を雇っている院長でもひどい人もいますよ。
一概には言えないと思います。
2件目の歯科の
>クラウンは、保険適用のものと保険外(自費)のものがあるが、いずれもグラスファイバーの土台との組み合わせが可能。但し、歯の色は保険外(自費)のクラウンの方が選択の幅があり、自分の歯の色とあわせやすい。
ファイバーコアは保険給付外なので一般的には補綴物も自費になります。
【質問A】に対しては
技術が有っても開業していない先生は居ますし、何人も勤務医を雇っている院長でもひどい人もいますよ。
一概には言えないと思います。
相談者からの返信
相談者:
dentalhealthさん
返信日時:2012-05-20 19:01:32
タイトル | 前歯にひびが入り、4軒の歯科医で提示された治療法に悩む |
---|---|
質問者 | dentalhealthさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯のヒビ(ひび割れ) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。