根管治療の薬剤について
相談者:
momo77さん (47歳:女性)
投稿日時:2012-05-31 10:22:19
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2012-05-31 10:27:34
momo77さまこんにちわ。
根管治療に使う薬剤とのことですが、個人的には薬局方の水酸化カルシュウムを使っています。
薬剤というより機械的な清掃のほうが重要だと考えています、清掃ができれば薬剤は必要ないような気がしています、まじないのようなものでしょう。
感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html
根管治療に使う薬剤とのことですが、個人的には薬局方の水酸化カルシュウムを使っています。
薬剤というより機械的な清掃のほうが重要だと考えています、清掃ができれば薬剤は必要ないような気がしています、まじないのようなものでしょう。
感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-05-31 10:29:15
現在の根管貼薬の主流は、水酸化カルシウムになってきています。
確かに以前ホルマリン系の薬剤も使われていますが。
>根管治療の上手な医院は、どのような手順で治療されるのでしょうか?
手順と云うよりもコンセプト、根管治療に対する考えの方が重要だと思います。
確かに以前ホルマリン系の薬剤も使われていますが。
>根管治療の上手な医院は、どのような手順で治療されるのでしょうか?
手順と云うよりもコンセプト、根管治療に対する考えの方が重要だと思います。
回答3
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-05-31 10:36:19
おはようございます。
自分は、根管治療がうまいわけではありません事を前もってお伝えした上で回答させていただきます。
現在はホルマリン系の根管治療薬は使わない傾向になります。
刺激が強すぎるので使わないことが多いです。
どちらかというと、水酸化カルシューム系の薬剤を根管貼薬剤として使う事が多いです。
根っこの中を洗浄する場合、EDTAを塗布し根管内の無機質を超音波を使い根管内を水洗します。
その後次亜塩素酸ナトリウム製剤(例:ADゲル、ネオクリーナーの薄めた物)出浸した後さらに超音波洗浄します。
なお、感染根管の時初日は、上記の洗浄後貼薬をせずにワッテだけで蓋をする事もあります。
私より得意な方もおられると思いますので、その先生方の回答を待ちましょう。
自分は、根管治療がうまいわけではありません事を前もってお伝えした上で回答させていただきます。
現在はホルマリン系の根管治療薬は使わない傾向になります。
刺激が強すぎるので使わないことが多いです。
どちらかというと、水酸化カルシューム系の薬剤を根管貼薬剤として使う事が多いです。
根っこの中を洗浄する場合、EDTAを塗布し根管内の無機質を超音波を使い根管内を水洗します。
その後次亜塩素酸ナトリウム製剤(例:ADゲル、ネオクリーナーの薄めた物)出浸した後さらに超音波洗浄します。
なお、感染根管の時初日は、上記の洗浄後貼薬をせずにワッテだけで蓋をする事もあります。
私より得意な方もおられると思いますので、その先生方の回答を待ちましょう。
回答4
岡歯科(宮崎市橘通西)の岡です。
回答日時:2012-05-31 10:54:20
ホルマリン系の薬剤を使わないと、予後が悪いという事はないと思いますよ。
僕は基本的無貼薬なんですが、細見先生がおっしゃるように根の治療に対するコンセプトや考え方が大事ですね。
根管治療の手順を知っても、医院側のコンセプトや考え方は様々なので、なかなか自分でどうこうは出来ないと思います。
洗浄する薬品名を知っても同じだと思うのですが…
それよりも、ホルマリン系の薬剤で気分が悪くなったと訴えてみてはいかがでしょうか?
根管の清掃や洗浄をしっかりやって、ホルマリン系は使わないようにしてもらえればいいでしょう。
お大事に。
僕は基本的無貼薬なんですが、細見先生がおっしゃるように根の治療に対するコンセプトや考え方が大事ですね。
根管治療の手順を知っても、医院側のコンセプトや考え方は様々なので、なかなか自分でどうこうは出来ないと思います。
洗浄する薬品名を知っても同じだと思うのですが…
それよりも、ホルマリン系の薬剤で気分が悪くなったと訴えてみてはいかがでしょうか?
根管の清掃や洗浄をしっかりやって、ホルマリン系は使わないようにしてもらえればいいでしょう。
お大事に。
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-06-01 20:36:55
こんにちは、書くこともないのですが、気になったので。
>以前そのようなものを綿に浸して次の受診日までとても具合が悪くなり(目がちかちかして、ふらふらする)、途中で外してもらったことがあります。
ホルマリン系のものにアレルギーがあるかもしれませんね。
ただ、岡先生がおっしゃるように、ここで方法を聞いても先生がそれをしてくれるかは別問題ですし、何より材料の特性が分らないと・・・
初めて使って結果を出すのは非常に難しいですよ^^;
ホルマリンで治す治療を組み立てている先生にホルマリンなしと言うのは、塩とコショウだけで絶妙な味付けをする料理人に「私コショウが駄目なんで、他の味付けで」と言っているのに近い感じです。
それと同じで「私は○○で治している」と言う先生に、○○抜きでと言っても結果は・・・
ですから、ホルマリンを使用せず結果を出している先生の所に転院した方がお互いにストレスを貯めず済むと思いますよ^^
おだいじに
>以前そのようなものを綿に浸して次の受診日までとても具合が悪くなり(目がちかちかして、ふらふらする)、途中で外してもらったことがあります。
ホルマリン系のものにアレルギーがあるかもしれませんね。
ただ、岡先生がおっしゃるように、ここで方法を聞いても先生がそれをしてくれるかは別問題ですし、何より材料の特性が分らないと・・・
初めて使って結果を出すのは非常に難しいですよ^^;
ホルマリンで治す治療を組み立てている先生にホルマリンなしと言うのは、塩とコショウだけで絶妙な味付けをする料理人に「私コショウが駄目なんで、他の味付けで」と言っているのに近い感じです。
それと同じで「私は○○で治している」と言う先生に、○○抜きでと言っても結果は・・・
ですから、ホルマリンを使用せず結果を出している先生の所に転院した方がお互いにストレスを貯めず済むと思いますよ^^
おだいじに
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-06-02 09:19:10
保険で使用出来る薬剤は決められています。
ホルマリン系のFCやFGはちゃんと認可されています。
水酸化カルシウムではなく、水酸化カルシウム製剤(カルシペックスなど / 別の用途ではダイカルなど)を使わなくてはダメらしいですよ。
ホルマリン系のFCやFGはちゃんと認可されています。
水酸化カルシウムではなく、水酸化カルシウム製剤(カルシペックスなど / 別の用途ではダイカルなど)を使わなくてはダメらしいですよ。
回答7
相談者からの返信
相談者:
momo77さん
返信日時:2012-06-02 14:53:19
回答8
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-06-02 15:18:54
今46ですが、一本だけ15年程前に父親にやってもらいました。
その後ペルになっていないから、多分良かったのでしょう。
もし、今後根治をする必要になった場合、所謂根治の得意な先生の施術を受けてみたい気持ちはあります。
流石に自分で根治をするのは無理でしょう。
その後ペルになっていないから、多分良かったのでしょう。
もし、今後根治をする必要になった場合、所謂根治の得意な先生の施術を受けてみたい気持ちはあります。
流石に自分で根治をするのは無理でしょう。
回答9
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-06-02 17:20:54
>ご自分の歯の根の治療は、ご自身でされるのでしょうか?
自分ではしないですが、稀に^^;
http://www.youtube.com/watch?v=gFaDyQMVbtI&feature=results_main&playnext=1&list=PLFBE8CD23D1F738F3
>それとも、ほかの先生におねがいするのでしょうか?
普通は他の先生にお願いします。
今の所神経を取った歯はありませんが、神経の処置になれば私は新幹線に乗ってでも専門医の先生に治してもらいます^^;
あまり一般的な意見ではないかもしれませんが。
でも、実際ウチにも新幹線で根管治療を受けに来られる先生はいますよ^^
自分ではしないですが、稀に^^;
http://www.youtube.com/watch?v=gFaDyQMVbtI&feature=results_main&playnext=1&list=PLFBE8CD23D1F738F3
>それとも、ほかの先生におねがいするのでしょうか?
普通は他の先生にお願いします。
今の所神経を取った歯はありませんが、神経の処置になれば私は新幹線に乗ってでも専門医の先生に治してもらいます^^;
あまり一般的な意見ではないかもしれませんが。
でも、実際ウチにも新幹線で根管治療を受けに来られる先生はいますよ^^
相談者からの返信
相談者:
momo77さん
返信日時:2012-06-02 19:24:19
回答10
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-06-02 20:03:18
>ある歯科医院のサイトにすべてもシーラーにホルマリンが含有されているといったのがあったのですが、ほんとでしょうか?
よく調べましたね。
でもたぶん間違いだと思いますよ^^;
ホルマリン含有のシーラーはではなく、ホルマリン含有の糊剤ならあります。
一応商品名も書いておきますが、
・トリオジンクパスタ
・オキシパラ
現代においてまず使用している先生はいないと思います。
ネットは嘘もホントもごちゃ混ぜですから、気を付けてくださいね。
>私のばあいは、ガッタパーチャだけの術式でないと、だめだということになってしまうのでしょうか?
ガッタだけで詰めても全く問題ないですよ。
アメリカの専門医でも、シーラーなしで根管充填をされている先生は意外とおられます。
私も一時期はノンシーラーでした。
(そんなに悪い方法ではありませんよ)
>歯医者にいけばこのような質問はなかなかできず、したといても、細かいことまでやっかいな患者のように思われてしまいます。
化学物質過敏症の患者さんは、残念ながら開業医レベルでは対応が難しいことがあります。
以前、私の歯科医院にも問い合わせがありましたが、私に知識がないのと、アレルギーが出た時の対処が出来ない為に治療をお断りさせて頂いたことがあります。
担当の先生の対応が難しいようであれば、大学病院などに紹介状を書いて頂いた方がいいと思いますよ。
おだいじに
よく調べましたね。
でもたぶん間違いだと思いますよ^^;
ホルマリン含有のシーラーはではなく、ホルマリン含有の糊剤ならあります。
一応商品名も書いておきますが、
・トリオジンクパスタ
・オキシパラ
現代においてまず使用している先生はいないと思います。
ネットは嘘もホントもごちゃ混ぜですから、気を付けてくださいね。
>私のばあいは、ガッタパーチャだけの術式でないと、だめだということになってしまうのでしょうか?
ガッタだけで詰めても全く問題ないですよ。
アメリカの専門医でも、シーラーなしで根管充填をされている先生は意外とおられます。
私も一時期はノンシーラーでした。
(そんなに悪い方法ではありませんよ)
>歯医者にいけばこのような質問はなかなかできず、したといても、細かいことまでやっかいな患者のように思われてしまいます。
化学物質過敏症の患者さんは、残念ながら開業医レベルでは対応が難しいことがあります。
以前、私の歯科医院にも問い合わせがありましたが、私に知識がないのと、アレルギーが出た時の対処が出来ない為に治療をお断りさせて頂いたことがあります。
担当の先生の対応が難しいようであれば、大学病院などに紹介状を書いて頂いた方がいいと思いますよ。
おだいじに
回答11
回答12
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2012-06-03 13:01:11
僕も、ペリオドン(=軟膏)を、含めて、ホルマリン製剤の、根管貼薬は、ほとんど、使用していないです。
・水酸化カルシウム
・抗菌剤(タリビット)
などを、メインに使っています。
さすがに、自分で、自分の歯は、治せません。(見えないですもの……)
・水酸化カルシウム
・抗菌剤(タリビット)
などを、メインに使っています。
さすがに、自分で、自分の歯は、治せません。(見えないですもの……)
回答13
回答14
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-06-03 23:45:14
根管治療において、ホルマリン系の薬は昔から使われてきた薬です。
ただ現代人は、ホルマリンにアレルギー反応を起こす人もおられます。
(ホルマリン系の薬は国も認めている薬ですので、過敏に反応しないでくださいね^^;)
私もホルマリン系の薬は症例を選んで使用しています。
「根管貼薬 FC VS 水酸化カルシューム」
http://eedental.fine.to/eeblog/2012/03/-vs.html
藤森先生のおっしゃる「ペリオドン」
ある歯内療法専門医の先生には否定された治療法ですが、私は『薬』は使い方だと思います^^;
ただ現代人は、ホルマリンにアレルギー反応を起こす人もおられます。
(ホルマリン系の薬は国も認めている薬ですので、過敏に反応しないでくださいね^^;)
私もホルマリン系の薬は症例を選んで使用しています。
「根管貼薬 FC VS 水酸化カルシューム」
http://eedental.fine.to/eeblog/2012/03/-vs.html
藤森先生のおっしゃる「ペリオドン」
ある歯内療法専門医の先生には否定された治療法ですが、私は『薬』は使い方だと思います^^;
相談者からの返信
相談者:
momo77さん
返信日時:2012-06-04 11:06:47
無貼薬の先生にお聞きしたいのですが、その場合は次の診察のときまで、綿をつめておくのですか?
それとも、何もいれないで、キャビトンとかでふたをするのですか?
何もいれないで治るのならそれが一番いいと思うのですが、その場合、治療回数が増えてしまうとか?
予後は、かわりませんか?
それとも、何もいれないで、キャビトンとかでふたをするのですか?
何もいれないで治るのならそれが一番いいと思うのですが、その場合、治療回数が増えてしまうとか?
予後は、かわりませんか?
回答15
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-06-04 11:43:07
無貼薬について、例えば、綿をつめておくと、そこに細菌が増殖してくる可能性があるみたいです。
せめて硬めに練った水酸化カルシウム(製剤)で根菅口を塞ぐ(二重仮封・三重仮封の要領)ことはやっておいて、少なくとも歯冠(仮封)側からの細菌侵入を防ぐ方が良いようにも思えます。
’薬は使い方’かもしれません^^;
壁紙の接着剤も、使い方次第でより安心出来るのかもしれませんね(分かりません)。
せめて硬めに練った水酸化カルシウム(製剤)で根菅口を塞ぐ(二重仮封・三重仮封の要領)ことはやっておいて、少なくとも歯冠(仮封)側からの細菌侵入を防ぐ方が良いようにも思えます。
’薬は使い方’かもしれません^^;
壁紙の接着剤も、使い方次第でより安心出来るのかもしれませんね(分かりません)。
回答16
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2012-06-04 15:27:19
気になったので・・・
ホルマリン含有のシーラーってN2ユニバーサルの事ではないですかね?>井野先生
ホルマリン含有のシーラーってN2ユニバーサルの事ではないですかね?>井野先生
回答17
回答日時:2012-06-05 02:31:20
無貼薬というのは、たぶん外国でそういうグループがあるのだろうと思うのですが、一般的ではないと思います。
文献的、科学的な論文ベースで解釈をするならNC(時にEDTAやクロルヘキシジン、稀にヨードも)を中心に洗浄して、水酸化カルシウム(稀にヨードを混ぜたり)で1回以上、貼薬するのが主流だと思われます。
少なくとも根管治療に関して世界で一番歴史の古い米国のペンシルベニア大学や、その親戚の北欧はスウェーデンのイエテボリ大学ではそういう教育になっていると思います。
無貼薬の場合、根管内に残存している細菌(ゼロには絶対にならない)が次回来院時までに増殖することは確認されていますので、水酸化カルシウムのデメリット(あまり話題になることはないと思うのですが、歯質が軟らかくなる?とか、除去がしにくい?とか??)を嫌う先生が特殊な狙いで行っている、あるいはそういう先生の真似をしているのかなぁ、と個人的には解釈していますが・・。
根管内へのホルマリン系やオキシドールの使用は日本では一般的ですが、海外では研究さえされてない様ですね。
ホルマリン系は揮発性で刺激も強いですから、細菌にも効きそうですが人間だって気分が悪くなったりぐらいはしそうな感じも確かにします。
そういう訳で、何を信じるかは人それぞれ・・という感じですね。
どの方法でやってもうまく行く場合も行かない場合もありますし、貼薬だけで結果が決まる訳ではありませんので。
ただ身体に合わないと分かっている様でしたら、私も説明して対処して頂くか、あるいは転院をお勧めします。
お大事にして下さい。
文献的、科学的な論文ベースで解釈をするならNC(時にEDTAやクロルヘキシジン、稀にヨードも)を中心に洗浄して、水酸化カルシウム(稀にヨードを混ぜたり)で1回以上、貼薬するのが主流だと思われます。
少なくとも根管治療に関して世界で一番歴史の古い米国のペンシルベニア大学や、その親戚の北欧はスウェーデンのイエテボリ大学ではそういう教育になっていると思います。
無貼薬の場合、根管内に残存している細菌(ゼロには絶対にならない)が次回来院時までに増殖することは確認されていますので、水酸化カルシウムのデメリット(あまり話題になることはないと思うのですが、歯質が軟らかくなる?とか、除去がしにくい?とか??)を嫌う先生が特殊な狙いで行っている、あるいはそういう先生の真似をしているのかなぁ、と個人的には解釈していますが・・。
根管内へのホルマリン系やオキシドールの使用は日本では一般的ですが、海外では研究さえされてない様ですね。
ホルマリン系は揮発性で刺激も強いですから、細菌にも効きそうですが人間だって気分が悪くなったりぐらいはしそうな感じも確かにします。
そういう訳で、何を信じるかは人それぞれ・・という感じですね。
どの方法でやってもうまく行く場合も行かない場合もありますし、貼薬だけで結果が決まる訳ではありませんので。
ただ身体に合わないと分かっている様でしたら、私も説明して対処して頂くか、あるいは転院をお勧めします。
お大事にして下さい。
回答18
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-06-05 08:30:50
ご相談ありがとうございます。
歯の治療には昔から良いと思われて使われている材料があり、そのなかには、最近の研究で見直しが行われて変わりつつある材料が混ざり合っています。
大昔の歯の治療は、歯ではなく口という体とつながった身体の一部だという考えで行われていました。
ところが近年になり、歯の研究が深まり、歯だけしか見えない治療も出てきていました。
そこで最近ではその反省から、身体が健康であって、歯が生きてくるという考えにまた戻りつつあります。
もちろん歯が健康であって身体も健康が維持されることも証明が進んでいます。
前置きが長くなりましたが、というわけで、身体にも易しい歯の治療という考えが総合的な正解ではないかという考えでいくと、身体へアレルギーを起こす危険がある材料は、もし仮に歯の治療に効果があったとしても、使わない方が安全ではないだろうかという治療もあり得ます。
身体へのアレルギーがあれば、根の治療も症状がとれずに長引くことは当然予想されます。
アレルギー自体がお一人ずつによって様々です。
したがって、治すという目標があれば、自分の治療j材料を固定してしまうよりも、お一人ずつの事情を考慮した治療が良い治療ともいえます。
この考えでいけば、材料などをお一人ずつにあわせて柔軟に選択することも必要だと主増す。
あるいは、その限界であれば他の適した医療機関を紹介することも大事だと思います。
今回ホルマリンのアレルギーが疑われるのであれば、身体の健康を優先できないかどうか検討していただけるところで相談すると良いと思います。
それモネの治療の成功につながります。
歯の治療には昔から良いと思われて使われている材料があり、そのなかには、最近の研究で見直しが行われて変わりつつある材料が混ざり合っています。
大昔の歯の治療は、歯ではなく口という体とつながった身体の一部だという考えで行われていました。
ところが近年になり、歯の研究が深まり、歯だけしか見えない治療も出てきていました。
そこで最近ではその反省から、身体が健康であって、歯が生きてくるという考えにまた戻りつつあります。
もちろん歯が健康であって身体も健康が維持されることも証明が進んでいます。
前置きが長くなりましたが、というわけで、身体にも易しい歯の治療という考えが総合的な正解ではないかという考えでいくと、身体へアレルギーを起こす危険がある材料は、もし仮に歯の治療に効果があったとしても、使わない方が安全ではないだろうかという治療もあり得ます。
身体へのアレルギーがあれば、根の治療も症状がとれずに長引くことは当然予想されます。
アレルギー自体がお一人ずつによって様々です。
したがって、治すという目標があれば、自分の治療j材料を固定してしまうよりも、お一人ずつの事情を考慮した治療が良い治療ともいえます。
この考えでいけば、材料などをお一人ずつにあわせて柔軟に選択することも必要だと主増す。
あるいは、その限界であれば他の適した医療機関を紹介することも大事だと思います。
今回ホルマリンのアレルギーが疑われるのであれば、身体の健康を優先できないかどうか検討していただけるところで相談すると良いと思います。
それモネの治療の成功につながります。
回答19
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-06-05 09:22:30
>ホルマリン含有のシーラーってN2ユニバーサルの事ではないですかね?
N2ユニバーサルは初めて聞きました^^;
ネットで見ると成分までは書いていませんが、シーラーみたいですね。
>無貼薬
以前ある歯内療法専門医の先生と話していましたが、殆ど言葉だけの問題ですよ。
根管を次亜塩素酸Naで洗浄するのであれば、中には多少の次亜塩素酸Naが残っているので厳密に言えば次亜塩素酸Na貼薬です。
すぐに分解してしまいますけどね^^;
根管内洗浄液で歯の中を消毒した後に、毎回滅菌水で洗って完全に乾燥させる先生はまずいないと思いますから無貼薬とは言葉の問題の部分があります。。
専門医の先生も、ここまでするなら「無貼薬」と話されていました^^;
私の場合も、「無貼薬派」と言っても水酸化Caを根管の上だけにおいておいたりすることもあります。
(仮封材が根尖に落ち込まないようにする為や、唾液感染の防御の為に)
次回の治療までが短期か長期に待つかでも、入れる水酸化Caも使い分けをしています。
薬は使いますが、殺菌というより静菌程度しか思っていません^^;
先生方がおっしゃるように、根管内貼薬を行った方が根管内の細菌は有意に減らせます。(これは実験でも分っていま)
ただし、貼薬したケース、貼薬しなかったケースで予後に大きな開きがなかったとの報告もあります。
ですから、根管貼薬の薬自体が予後を大きく左右する因子にはならないと言えるかと思います。
今回の場合はホルマリンにアレルギーがあるということなのですから、ホルマリンを使わなければいいということになります。
N2ユニバーサルは初めて聞きました^^;
ネットで見ると成分までは書いていませんが、シーラーみたいですね。
>無貼薬
以前ある歯内療法専門医の先生と話していましたが、殆ど言葉だけの問題ですよ。
根管を次亜塩素酸Naで洗浄するのであれば、中には多少の次亜塩素酸Naが残っているので厳密に言えば次亜塩素酸Na貼薬です。
すぐに分解してしまいますけどね^^;
根管内洗浄液で歯の中を消毒した後に、毎回滅菌水で洗って完全に乾燥させる先生はまずいないと思いますから無貼薬とは言葉の問題の部分があります。。
専門医の先生も、ここまでするなら「無貼薬」と話されていました^^;
私の場合も、「無貼薬派」と言っても水酸化Caを根管の上だけにおいておいたりすることもあります。
(仮封材が根尖に落ち込まないようにする為や、唾液感染の防御の為に)
次回の治療までが短期か長期に待つかでも、入れる水酸化Caも使い分けをしています。
薬は使いますが、殺菌というより静菌程度しか思っていません^^;
先生方がおっしゃるように、根管内貼薬を行った方が根管内の細菌は有意に減らせます。(これは実験でも分っていま)
ただし、貼薬したケース、貼薬しなかったケースで予後に大きな開きがなかったとの報告もあります。
ですから、根管貼薬の薬自体が予後を大きく左右する因子にはならないと言えるかと思います。
今回の場合はホルマリンにアレルギーがあるということなのですから、ホルマリンを使わなければいいということになります。
回答20
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-06-05 10:27:48
>ですから、根管貼薬の薬自体が予後を大きく左右する因子にはならないと言えるかと思います。
まさにこの通りです。
薬の効果で治すのではなく、なかをいかにきれいに掃除するか、が基本です。
掃除は、機械的にグリグリする方法と、ミルトンやハイターにも成分が含まれていますが次亜塩素酸ソーダなどで化学的にきれいにする方法と、両方行うと効果的です。
その後は新たな感染を予防するために、しっかりフタをすれば安心です。
なお、ご参考までに、なかを消毒するための新しい方法も脚光を浴びています。
それは光で殺菌するという方法です。
PDT、光力学療法といいます。
Photo Dinamic Therapyの略で、100年くらい前から今でも、医科ではがんやニキビ、あるいは眼科の治療などに使われている方法です。
根の中に青い色素のさらさらした液体を流し込み、赤いレーザーを当てると、細菌だけを選択して殺菌します。
なぜ今頃になって歯科に応用されるようになったか、という理由は、痛くなく、熱くない、全く新しいレーザー装置が開発されたからです。
この治療方法の論文もだんだん出てきて、効果が確認されています。
もちろん、基本的なこととして、なかをきれいにすること、フタをしっかりすることはしなければなりません。
これは薬剤を使わないため、アレルギーの心配もまずありません。
まさにこの通りです。
薬の効果で治すのではなく、なかをいかにきれいに掃除するか、が基本です。
掃除は、機械的にグリグリする方法と、ミルトンやハイターにも成分が含まれていますが次亜塩素酸ソーダなどで化学的にきれいにする方法と、両方行うと効果的です。
その後は新たな感染を予防するために、しっかりフタをすれば安心です。
なお、ご参考までに、なかを消毒するための新しい方法も脚光を浴びています。
それは光で殺菌するという方法です。
PDT、光力学療法といいます。
Photo Dinamic Therapyの略で、100年くらい前から今でも、医科ではがんやニキビ、あるいは眼科の治療などに使われている方法です。
根の中に青い色素のさらさらした液体を流し込み、赤いレーザーを当てると、細菌だけを選択して殺菌します。
なぜ今頃になって歯科に応用されるようになったか、という理由は、痛くなく、熱くない、全く新しいレーザー装置が開発されたからです。
この治療方法の論文もだんだん出てきて、効果が確認されています。
もちろん、基本的なこととして、なかをきれいにすること、フタをしっかりすることはしなければなりません。
これは薬剤を使わないため、アレルギーの心配もまずありません。
タイトル | 根管治療の薬剤について |
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質問者 | momo77さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療に関するトラブル 根管治療関連 薬剤によるアレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。