打撲し脱臼した右上1番を再植したが元の位置と少し違う

相談者: ヒロさん (23歳:女性)
投稿日時:2012-06-11 14:33:08
初めて質問させていただきます。

ほぼ脱臼してしまった歯を再植してもらった時の事です。


3日前、上右1番をぶつけ脱臼してしまいました(歯茎にかろうじてついている状態)。
30分以内に近くの初診の歯医者さんで、応急的に後ろから押すような形で元に戻し、接着剤?で固定してもらいました。

その後、前歯の位置が少し下がってしまっているのに気付きました。
おそらく直してもらった時点で少し下の位置に戻されたんだと思います。


2日後、そのことを伝えると、

「その歯はもう動きません。
歯が戻った位置がそこだったので仕方ない」

と言われました。



このように、再植で完全に元の位置に戻らないことは良くあることなのでしょうか?

まだ3日しか経っていないので、動かせるなら動かしたいです。
脱臼であることも説明してもらえなかったので、少し不安になり、質問させていただきました。


何卒よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-11 14:38:07
再植で完全に元の位置に戻らないことは良くあることなのでしょうか?

残念ながら時々有ります。



>まだ3日しか経っていないので、動かせるなら動かしたいです

今から戻そうとすると、再度抜歯して、抜歯窩のソウハを徹底的に行って再植するといった作業になると思います。

現実的ではないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-06-11 14:51:19
再植で完全に元の位置に戻らないことは良くあることなのでしょうか?

完全に元に戻る方が少ないと思います。
抜歯を回避できただけでも不幸中の幸いのような気がします。



>まだ3日しか経っていないので、動かせるなら動かしたいです

再植が安定してから部分矯正で動かせるかもしれません。
ただ歯にダメージを与える危険性もあります。

今後の経過や処置に関しても担当医とよく相談してください。


ご参考まで・・・

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-06-11 15:05:40
元の状態の写真や石膏模型があれば良かったのですが、完全な復元は難しいように思えます。




>おそらく直してもらった時点で少し下の位置に戻された

元よりも、歯を少し引っ張り出した状態でしょうか?
歯の周囲組織に対して、若干のメリットがあるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヒロさん
返信日時:2012-06-11 16:01:22
先生方

お忙しい中ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。


もう1点だけ質問させていただきたいのですが、神経の治療抜髄?)は早い方がいいのでしょうか、それとも歯髄が死んでしまった兆候が見られるまでは神経治療は行わない方がいいのでしょうか。



>>藤森先生

はい、少し出た感じになっています。
組織への若干のメリットについて、ご教示頂ければ幸いです。
回答 回答4
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-11 16:11:26
神経の治療抜髄?)は早い方がいいのでしょうか、それとも歯髄が死んでしまった兆候が見られるまでは神経治療は行わない方がいいのでしょうか。

年齢的に歯髄が失活してしまうと思います、根管治療は避けられないと思います。

固定が落ち着いてからでいいと思います。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-06-11 16:31:32
再植の際に、押し込み過ぎると、歯根膜歯根表面を被う大切な膜)を傷つける可能性があったと思います。
より安全な方法を取られたようにも思えます。

経過観察後に、矯正治療審美的回復が出来るかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヒロさん
返信日時:2012-06-11 17:02:02
ご返答ありがとうございます。

>細見先生

なるほど、落ち着いたら根管治療を考えます。
ありがとうございました。



>藤森先生

そうおっしゃっていただけると少し安心できました。
ありがとうございました。



タイトル 打撲し脱臼した右上1番を再植したが元の位置と少し違う
質問者 ヒロさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
再植(再植術、再植法)
歯をぶつけた(歯の打撲・外傷)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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