[写真あり] 歯列矯正中、親知らず抜歯の必要性について
相談者:
神田さん (30歳:女性)
投稿日時:2012-06-12 09:21:25
こんにちは。
親知らずの抜歯の件でご相談させてください。
私はやや出っ歯なため、現在、小臼歯を抜歯して矯正を行っています。
正直、小臼歯の抜歯も健康な歯を抜くことに対して罪悪感があり、精神的に辛いものでしたが、矯正が終わるまでに親知らずも抜歯するよう指示されています。
どうしても抜かなければならないでしょうか。
上の親知らずの1本は歯の表面が全体的に歯肉から生え出ています。
下2本は完全に埋もれていて生えていません。
体験談などを見ていると、親知らずは抜く大変さや抜いた後の辛さ、後遺症の話ばかりが目に付きます。
今まで親知らずが原因で虫歯や痛みなどの不都合が生じたことはありませんが、本当に抜かなくてはいけませんか。
抜歯しなかった場合、矯正が終わっても親知らずのせいで後戻りする可能性は高いのでしょうか。
お考えをお聞かせいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
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親知らずの抜歯の件でご相談させてください。
私はやや出っ歯なため、現在、小臼歯を抜歯して矯正を行っています。
正直、小臼歯の抜歯も健康な歯を抜くことに対して罪悪感があり、精神的に辛いものでしたが、矯正が終わるまでに親知らずも抜歯するよう指示されています。
どうしても抜かなければならないでしょうか。
上の親知らずの1本は歯の表面が全体的に歯肉から生え出ています。
下2本は完全に埋もれていて生えていません。
体験談などを見ていると、親知らずは抜く大変さや抜いた後の辛さ、後遺症の話ばかりが目に付きます。
今まで親知らずが原因で虫歯や痛みなどの不都合が生じたことはありませんが、本当に抜かなくてはいけませんか。
抜歯しなかった場合、矯正が終わっても親知らずのせいで後戻りする可能性は高いのでしょうか。
お考えをお聞かせいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
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相談者からの返信
相談者:
神田さん
返信日時:2012-06-12 09:23:14
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2012-06-12 09:33:02
神田さん こんにちは
以下HPからの抜粋ですが・・・
親知らずを抜く条件として
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
最後にあともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいですから・・・。
というように考えております。
このレントゲン写真をみると、神田さんの親知らずは咬むことに関与していませんね。
歯というのは物を咬むために存在しています。
となると上の4に該当し神田さんの親知らずは存在価値としてはあまりないように思います。
>抜歯しなかった場合、矯正が終わっても親知らずのせいで後戻りする可能性は高いのでしょうか。
この点に関しては意見の分かれるところですね。私は抜歯しておいたほうよいと思いますが、実際には矯正の専門医の先生の意見を参考にしてください。
参考になれば幸いです。
以下HPからの抜粋ですが・・・
親知らずを抜く条件として
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
最後にあともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいですから・・・。
というように考えております。
このレントゲン写真をみると、神田さんの親知らずは咬むことに関与していませんね。
歯というのは物を咬むために存在しています。
となると上の4に該当し神田さんの親知らずは存在価値としてはあまりないように思います。
>抜歯しなかった場合、矯正が終わっても親知らずのせいで後戻りする可能性は高いのでしょうか。
この点に関しては意見の分かれるところですね。私は抜歯しておいたほうよいと思いますが、実際には矯正の専門医の先生の意見を参考にしてください。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
神田さん
返信日時:2012-06-12 20:46:46
タイトル | [写真あり] 歯列矯正中、親知らず抜歯の必要性について |
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質問者 | 神田さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 その他(写真あり) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。