パーフォレーション封鎖の素材
相談者:
m-tomokoさん (38歳:女性)
投稿日時:2012-06-14 18:45:00
回答1
相談者からの返信
相談者:
m-tomokoさん
返信日時:2012-06-14 22:35:54
回答2
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-06-14 23:41:59
>MTAでの治療をしている歯科医院はまだ少ないのでしょうか・・。
細見先生がおっしゃるようにMTAは1g1万円近いセメントなので、歯科医院は限られると思います。
逆にスーパーボンドは多くの歯科医院にあると思います。
また操作性も非常に悪い材料なので、扱いに慣れている歯科医院の方がベターだと思います。
>スーパーボンドの違いはどういったところなのでしょう?
違いは、スーパーボンドはレジンです。
またMTAはセメントです。
パフォレーションの場合穴のあいた部分は血液が触れています。
スーパーボンドはレジンなので血液に弱く、血液のある部分にはくっ付きません。
逆にMTAは血液に触れても弱い接着があるので、その点では有利です。
またMTAは骨誘導のもあることにより、スーパーボンドより理想的な治癒経過をとることもメリットです。
まだまだ、細かな利点はありますがざっくり言えばこんな感じです^^;
細見先生がおっしゃるようにMTAは1g1万円近いセメントなので、歯科医院は限られると思います。
逆にスーパーボンドは多くの歯科医院にあると思います。
また操作性も非常に悪い材料なので、扱いに慣れている歯科医院の方がベターだと思います。
>スーパーボンドの違いはどういったところなのでしょう?
違いは、スーパーボンドはレジンです。
またMTAはセメントです。
パフォレーションの場合穴のあいた部分は血液が触れています。
スーパーボンドはレジンなので血液に弱く、血液のある部分にはくっ付きません。
逆にMTAは血液に触れても弱い接着があるので、その点では有利です。
またMTAは骨誘導のもあることにより、スーパーボンドより理想的な治癒経過をとることもメリットです。
まだまだ、細かな利点はありますがざっくり言えばこんな感じです^^;
回答4
回答日時:2012-06-15 00:34:02
井野先生が書かれてますが、スーパーボンドは接着剤(レジン)で埋めて、封鎖しよう+生体の炎症反応を引き起こすことは少なめだよ、という材料で、保険治療でも使うことがあるのでどこにでもある、リーズナブル、というメリットがあるかと思います。
ただし接着操作というのは乾燥が必要ですから、濡れているところでは非常にセンシティブで、とりわけパーフォレーションリペアなんかでは難しいというのが難点ですね。
一方でMTAは、正真正銘の「セメントコンクリート」のセメントで(もちろん医療用に滅菌と、微妙に成分は変えてありますが)水分を利用して、時間をかけて固まる材料です。
こちらは接着力はない(と思いますが・・弱い接着力あるんですか?>井野先生)のですが、レジンは乾燥しているところで収縮しながら(←隙間が出来やすい)硬化するのに対して、MTAは濡れたところで膨張しながら硬化する(しかも殺菌しながら)ので、パーフォレーションリペア向きとも言えると思います。
更に、生体親和性が過去の材料の中でも抜群に優れていて、井野先生も書かれた様に身体がまるで異物と気づいてないかの様な、炎症反応もなく理想的な治癒経過をとるので、今や専門医の間では大変重宝されています。
ただし高価、あまり置いてない、操作が非常に難しい・・などの欠点もあるので、まずは使われる先生の慣れも重要だと思いますよ。
材料の違いを気にされているご様子ですが、どちらを使うにしても穴の様子や湿潤状態など細かい観察や作業が必須ですからマイクロスコープはいると思いますし、無菌化を目指す処置なのでラバーダムはより重要だと思いますよ。
うまく治るといいですね、お大事にどうぞ。
ただし接着操作というのは乾燥が必要ですから、濡れているところでは非常にセンシティブで、とりわけパーフォレーションリペアなんかでは難しいというのが難点ですね。
一方でMTAは、正真正銘の「セメントコンクリート」のセメントで(もちろん医療用に滅菌と、微妙に成分は変えてありますが)水分を利用して、時間をかけて固まる材料です。
こちらは接着力はない(と思いますが・・弱い接着力あるんですか?>井野先生)のですが、レジンは乾燥しているところで収縮しながら(←隙間が出来やすい)硬化するのに対して、MTAは濡れたところで膨張しながら硬化する(しかも殺菌しながら)ので、パーフォレーションリペア向きとも言えると思います。
更に、生体親和性が過去の材料の中でも抜群に優れていて、井野先生も書かれた様に身体がまるで異物と気づいてないかの様な、炎症反応もなく理想的な治癒経過をとるので、今や専門医の間では大変重宝されています。
ただし高価、あまり置いてない、操作が非常に難しい・・などの欠点もあるので、まずは使われる先生の慣れも重要だと思いますよ。
材料の違いを気にされているご様子ですが、どちらを使うにしても穴の様子や湿潤状態など細かい観察や作業が必須ですからマイクロスコープはいると思いますし、無菌化を目指す処置なのでラバーダムはより重要だと思いますよ。
うまく治るといいですね、お大事にどうぞ。
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-06-15 08:17:25
すみません、「接着」という言葉が悪かったですね。
感覚ですけど、MTAの白はすぐに外れるのでくっ付いているとは思えませんけど、黒のMTAは白に比べ簡単には外れないので私はくっ付いていると思いますよ。
白はエアースケーラーで外れることがある・・・
・http://eedental.fine.to/eeblog/2011/05/mineral-trioxide-aggregate.html
元々セメントですから、多少くっ付く力はあると思いますが^^;
感覚ですけど、MTAの白はすぐに外れるのでくっ付いているとは思えませんけど、黒のMTAは白に比べ簡単には外れないので私はくっ付いていると思いますよ。
白はエアースケーラーで外れることがある・・・
・http://eedental.fine.to/eeblog/2011/05/mineral-trioxide-aggregate.html
元々セメントですから、多少くっ付く力はあると思いますが^^;
回答6
回答日時:2012-06-15 09:49:40
「接着」ではなくて「嵌合」・・でしょうか?^^;
ちょっと細かすぎましたね、すみません。
参考→(外部サイト ブログ)lhttp://blogs.yahoo.co.jp/fukusyuumondai/18985395.htm
ちょっと細かすぎましたね、すみません。
参考→(外部サイト ブログ)lhttp://blogs.yahoo.co.jp/fukusyuumondai/18985395.htm
タイトル | パーフォレーション封鎖の素材 |
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質問者 | m-tomokoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
MTA 根の穴・穿孔(パーフォレーション) 根の穴・穿孔(パーホレーション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。