先端が欠けた左上7番の治療時、根元に大きな欠けができた (米国)
相談者:
lapisさん (31歳:女性)
投稿日時:2012-06-18 08:05:24
こんにちは。
現在アメリカ在住で2日後に診察を控えているものです。
診察時に歯科医師に伝えるべきことを相談させていただけたら嬉しく思います。
先日定期クリーニングの際、左上7番4つあるうちの1つ(舌側・6番の隣)の先端に少し傷がついている(舌で触るとざらっとしている)ことを歯科医師に告げると、思いも寄らず、
「ではフィリングしましょう。」
と言う言葉がでてきました。
左上7番は虫歯のない歯でした。
(両側上2番と8番は無く、一番奥の歯になります。)
(両側下は4番と8番がありません。)
「このままではダメですか?」
と聞くと、
「将来虫歯の原因になるかもしれないからフィリングした方が良い。
本来であればクラウンだけど、フィリングならまだまししょ。」
と言われました。
歯科医師には私がどの歯でどこに傷があるのか示さなければ見つからないほど0.2mmもない髪の毛一本程度の深さの表面の傷でした。
今までの日本の歯科では少しの表面のざらつきは研磨をしておしまいだったので、虫歯でもないところに詰め物をするということに疑問を感じましたが、「そのままでは虫歯になるよ。」「クラウンにするべきところフィリングにしてあげるのだよ。」と言われたのが怖くなり歯科医師の言葉を信じて予約を入れました。
ところが治療当日は違う医師が担当。
処置前の問診や説明もなく、レントゲン撮影などの確認もせず、削りはじめ、終わるとなぜか2カ所詰め物をしたと告げられました。
処置後の説明や処置した材料名も説明がありませんでした。
奥歯で見えないところだけど白い詰め物にしておきましたよ。と伝えられました。
ものすごい早さで治療が終わったように感じます。
2人の医師からはフィリングの処置方法や材料、値段について処置前に何の説明もなく、詰め物をすることが何を意味するのかよくわかっていませんでした。
自分の勝手な解釈で、既にザラザラしているところに何か埋めるのかな。と思っていたので、処置日に麻酔を打たれ、ドリルで削りはじめてからフィリングの意味を理解しました。
自分の無知を恥ずかしく、悔しく思います。
フィリングの材料はコンポジットレジンのようです。
(Resin composite-2s, posteriorと表記されたものを支払いの際に受付でわたされました。)
・・・その後治療をした当日の夜に歯磨きをしたところ、フィリングをした左上7番と6番との歯の間から歯の欠片が出てきました。
フロスを通すと左上7番の根元付近が明らかにへこんでしまっています。
左上7番にあった元の傷の10倍くらいの大きさの欠けが新たにできてしまったことに愕然としました。
今まであった傷は目で見えないくらいの表面の傷で、歯磨きもしやすいところでしたが、新たに治療後に歯間の歯茎付近がが2mm四方欠けてしまったので、今度はいよいよ本当に虫歯の原因になるのでは。と思います。
また、今までは感じなかった左上7番と6番の歯間に物が挟まっているようなざらつきができました。
歯茎付近だけでなく先端の方までもっと欠けていて、欠けた歯が歯間に詰まっているのではないかと心配です。
また、鏡を押し込めて確認したところフィリングをした先端部分から根元の方までヒビが見られます。
今まで虫歯でもなく痛くもなかった歯と歯茎、左アゴ、首筋、肩までズキズキと鈍い痛みが続いています。
2日後に欠けた歯の欠片を持って診察に行く予定なのですが、すでに削られた箇所、欠けた箇所が戻ることはないと思うと、何と伝えたら良いのか困っています。
何もしなければよかった歯を一度削ってしまい、これから治療が続くのかと思うととても苦しいです。
今までもあった傷であまり気にならなかったのに、クリーニングのついでに言っておこう。と、医師に伝えてしまったことを大変後悔しました。
治療後にこんなに素敵なウェブサイトがあることを知り、勉強をさせていただきました。
(TCHまたは食いしばりによる傷→尖りを丸めるのみ・奥歯にコンポジットレジンは不適切だったのではないかと考えさせられまた。)
・虫歯のなかった左上7番は詰め物をする必要があったのでしょうか。
・治療後に新たに欠けができてしまったのはなぜで、歯間・歯茎付近にできた欠けも再度削って詰め物をするべきなのでしょうか。
・欠けた歯が歯間に詰まるということはありますでしょうか。
・フィリング部から続くひび割れは治療の圧力でできてしまったのでしょうか。
・その場合、どんな治療法がありますでしょうか。
私には今回の治療がクラウンにするきっかけを早めたように思えてしまいます。
緊張や不安、歯科医の忙しそうに振る舞うこと、質問しなければ説明をしてもらえないこと、選択肢が与えられないことにより、診察に行ってもきちんと整理しないとうまくコミュニケーションがとれないと思い、相談させていただきました。
もし診察時に伝えるべきこと、聞くべきことなどアドバイスがありましたら、お聞かせいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
現在アメリカ在住で2日後に診察を控えているものです。
診察時に歯科医師に伝えるべきことを相談させていただけたら嬉しく思います。
先日定期クリーニングの際、左上7番4つあるうちの1つ(舌側・6番の隣)の先端に少し傷がついている(舌で触るとざらっとしている)ことを歯科医師に告げると、思いも寄らず、
「ではフィリングしましょう。」
と言う言葉がでてきました。
左上7番は虫歯のない歯でした。
(両側上2番と8番は無く、一番奥の歯になります。)
(両側下は4番と8番がありません。)
「このままではダメですか?」
と聞くと、
「将来虫歯の原因になるかもしれないからフィリングした方が良い。
本来であればクラウンだけど、フィリングならまだまししょ。」
と言われました。
歯科医師には私がどの歯でどこに傷があるのか示さなければ見つからないほど0.2mmもない髪の毛一本程度の深さの表面の傷でした。
今までの日本の歯科では少しの表面のざらつきは研磨をしておしまいだったので、虫歯でもないところに詰め物をするということに疑問を感じましたが、「そのままでは虫歯になるよ。」「クラウンにするべきところフィリングにしてあげるのだよ。」と言われたのが怖くなり歯科医師の言葉を信じて予約を入れました。
ところが治療当日は違う医師が担当。
処置前の問診や説明もなく、レントゲン撮影などの確認もせず、削りはじめ、終わるとなぜか2カ所詰め物をしたと告げられました。
処置後の説明や処置した材料名も説明がありませんでした。
奥歯で見えないところだけど白い詰め物にしておきましたよ。と伝えられました。
ものすごい早さで治療が終わったように感じます。
2人の医師からはフィリングの処置方法や材料、値段について処置前に何の説明もなく、詰め物をすることが何を意味するのかよくわかっていませんでした。
自分の勝手な解釈で、既にザラザラしているところに何か埋めるのかな。と思っていたので、処置日に麻酔を打たれ、ドリルで削りはじめてからフィリングの意味を理解しました。
自分の無知を恥ずかしく、悔しく思います。
フィリングの材料はコンポジットレジンのようです。
(Resin composite-2s, posteriorと表記されたものを支払いの際に受付でわたされました。)
・・・その後治療をした当日の夜に歯磨きをしたところ、フィリングをした左上7番と6番との歯の間から歯の欠片が出てきました。
フロスを通すと左上7番の根元付近が明らかにへこんでしまっています。
左上7番にあった元の傷の10倍くらいの大きさの欠けが新たにできてしまったことに愕然としました。
今まであった傷は目で見えないくらいの表面の傷で、歯磨きもしやすいところでしたが、新たに治療後に歯間の歯茎付近がが2mm四方欠けてしまったので、今度はいよいよ本当に虫歯の原因になるのでは。と思います。
また、今までは感じなかった左上7番と6番の歯間に物が挟まっているようなざらつきができました。
歯茎付近だけでなく先端の方までもっと欠けていて、欠けた歯が歯間に詰まっているのではないかと心配です。
また、鏡を押し込めて確認したところフィリングをした先端部分から根元の方までヒビが見られます。
今まで虫歯でもなく痛くもなかった歯と歯茎、左アゴ、首筋、肩までズキズキと鈍い痛みが続いています。
2日後に欠けた歯の欠片を持って診察に行く予定なのですが、すでに削られた箇所、欠けた箇所が戻ることはないと思うと、何と伝えたら良いのか困っています。
何もしなければよかった歯を一度削ってしまい、これから治療が続くのかと思うととても苦しいです。
今までもあった傷であまり気にならなかったのに、クリーニングのついでに言っておこう。と、医師に伝えてしまったことを大変後悔しました。
治療後にこんなに素敵なウェブサイトがあることを知り、勉強をさせていただきました。
(TCHまたは食いしばりによる傷→尖りを丸めるのみ・奥歯にコンポジットレジンは不適切だったのではないかと考えさせられまた。)
・虫歯のなかった左上7番は詰め物をする必要があったのでしょうか。
・治療後に新たに欠けができてしまったのはなぜで、歯間・歯茎付近にできた欠けも再度削って詰め物をするべきなのでしょうか。
・欠けた歯が歯間に詰まるということはありますでしょうか。
・フィリング部から続くひび割れは治療の圧力でできてしまったのでしょうか。
・その場合、どんな治療法がありますでしょうか。
私には今回の治療がクラウンにするきっかけを早めたように思えてしまいます。
緊張や不安、歯科医の忙しそうに振る舞うこと、質問しなければ説明をしてもらえないこと、選択肢が与えられないことにより、診察に行ってもきちんと整理しないとうまくコミュニケーションがとれないと思い、相談させていただきました。
もし診察時に伝えるべきこと、聞くべきことなどアドバイスがありましたら、お聞かせいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-06-18 08:44:04
ご相談ありがとうございます。
お口の状況が全く分かりませんから、一般的に回答いたします。
>・虫歯のなかった左上7番は詰め物をする必要があったのでしょうか。
仮に虫歯のない小さな欠けであれば歯の保存のためには必要がないことが多いと思います。
しかし、ご自身でお気づきの無い虫歯が歯科医師には発見できた可能性も捨てきれません。
あるいはご自身で感じた以上に、説明のような将来のリスクを予想される状況であった可能性もなくはありません。
ご担当の先生にお確かめください。
削ってしまった後からでは誰にも判断できません。
>・治療後に新たに欠けができてしまったのはなぜで、歯間・歯茎付近にできた欠けも再度削って詰め物をするべきなのでしょうか。
そのかけらは歯ではなく、詰めたプラスチックの余分なバリであることも考えられます。
そういうことはたまにあることです。
歯間・歯茎付近の治療は極めて高度な治療となります。
慎重にご計画ください。
そこを誤ると一気にひどい目に遭うリスクが高まります。
>・欠けた歯が歯間に詰まるということはありますでしょうか。
噛んでいるうちにそのようなこともあり得ます。
しかし、治療した日に起きたことは、かけた物はプラスチックではないかと思われる可能性が高いと思います。
次回にご担当の先生におたずねください。
>・フィリング部から続くひび割れは治療の圧力でできてしまったのでしょうか。
その可能性もあります。
治療前から入っていたことも十分にあり得ます。
>・その場合、どんな治療法がありますでしょうか。
単なる浅いヒビであればあわてて治療せず、予防のときに経過観察する項目の一つに組み入れればいいと思います。
>私には今回の治療がクラウンにするきっかけを早めたように思えてしまいます。
そのリスクはありそうです。
治療前に十分話し合える歯科医師を選びましょう。
もし不安があるうちは治療を始めないようにしましょう。
治療部位はご自分でも確認させてもらえるとさらに安心できます。
そのために治療前と後の写真を撮るとか、治療前の状況を口の中のビデオカメラで撮影しながら、モニター・スクリーンに巨大拡大してみせる方法などもあります。
説明もなく、あっという間にすむ治療は、長期の成功や将来の問題発生を予防する効果はとても小さいと思います。
これを機会に良い治療の選択方法を身につけましょう。
相談が一番です。
お口の状況が全く分かりませんから、一般的に回答いたします。
>・虫歯のなかった左上7番は詰め物をする必要があったのでしょうか。
仮に虫歯のない小さな欠けであれば歯の保存のためには必要がないことが多いと思います。
しかし、ご自身でお気づきの無い虫歯が歯科医師には発見できた可能性も捨てきれません。
あるいはご自身で感じた以上に、説明のような将来のリスクを予想される状況であった可能性もなくはありません。
ご担当の先生にお確かめください。
削ってしまった後からでは誰にも判断できません。
>・治療後に新たに欠けができてしまったのはなぜで、歯間・歯茎付近にできた欠けも再度削って詰め物をするべきなのでしょうか。
そのかけらは歯ではなく、詰めたプラスチックの余分なバリであることも考えられます。
そういうことはたまにあることです。
歯間・歯茎付近の治療は極めて高度な治療となります。
慎重にご計画ください。
そこを誤ると一気にひどい目に遭うリスクが高まります。
>・欠けた歯が歯間に詰まるということはありますでしょうか。
噛んでいるうちにそのようなこともあり得ます。
しかし、治療した日に起きたことは、かけた物はプラスチックではないかと思われる可能性が高いと思います。
次回にご担当の先生におたずねください。
>・フィリング部から続くひび割れは治療の圧力でできてしまったのでしょうか。
その可能性もあります。
治療前から入っていたことも十分にあり得ます。
>・その場合、どんな治療法がありますでしょうか。
単なる浅いヒビであればあわてて治療せず、予防のときに経過観察する項目の一つに組み入れればいいと思います。
>私には今回の治療がクラウンにするきっかけを早めたように思えてしまいます。
そのリスクはありそうです。
治療前に十分話し合える歯科医師を選びましょう。
もし不安があるうちは治療を始めないようにしましょう。
治療部位はご自分でも確認させてもらえるとさらに安心できます。
そのために治療前と後の写真を撮るとか、治療前の状況を口の中のビデオカメラで撮影しながら、モニター・スクリーンに巨大拡大してみせる方法などもあります。
説明もなく、あっという間にすむ治療は、長期の成功や将来の問題発生を予防する効果はとても小さいと思います。
これを機会に良い治療の選択方法を身につけましょう。
相談が一番です。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-06-18 08:58:18
さがら先生の
「治療前に十分話し合える歯科医師を選びましょう。
もし不安があるうちは治療を始めないようにしましょう。
治療部位はご自分でも確認させてもらえるとさらに安心できます。
そのために治療前と後の写真を撮るとか、治療前の状況を口の中のビデオカメラで撮影しながら、モニター・スクリーンに巨大拡大してみせる方法などもあります。
説明もなく、あっという間にすむ治療は、長期の成功や将来の問題発生を予防する効果はとても小さいと思います。
これを機会に良い治療の選択方法を身につけましょう。
相談が一番です。 」
に同意です。
落ち着いてお話でのできる歯医者さんを見つけられてはいかがでしょうか。
(海外だと大変かと思いますが…)
「治療前に十分話し合える歯科医師を選びましょう。
もし不安があるうちは治療を始めないようにしましょう。
治療部位はご自分でも確認させてもらえるとさらに安心できます。
そのために治療前と後の写真を撮るとか、治療前の状況を口の中のビデオカメラで撮影しながら、モニター・スクリーンに巨大拡大してみせる方法などもあります。
説明もなく、あっという間にすむ治療は、長期の成功や将来の問題発生を予防する効果はとても小さいと思います。
これを機会に良い治療の選択方法を身につけましょう。
相談が一番です。 」
に同意です。
落ち着いてお話でのできる歯医者さんを見つけられてはいかがでしょうか。
(海外だと大変かと思いますが…)
相談者からの返信
相談者:
lapisさん
返信日時:2012-06-19 07:11:38
さがら先生・櫻井先生
ご丁寧なアドバイスをいただきまして本当にありがとうございます。
診察前に相談に乗っていただくことができ、安心しました。
疑問や不安に思っていたことについて、担当の歯科医師に相談できずじまいで、しかたなく治療に進む前にもっと勉強するべきだったと反省しております。
自分の歯について考えさせられるきっかけになりました。
次回診察時、
・治療で新たに欠けたものは何だったのか、
・ヒビの深さ、
・奥歯の表面の小さな傷にコンポジットレジンをつめることのメリットは削らないで経過観察にすることのデメリットを上回る選択だったのか
・今後の治療方針
などをきちんと明確にできると良いです。
納得しかねるときには、帰国を待つか他の歯科医院を探すことにしようと思います。
本当にありがとうございました。
ご丁寧なアドバイスをいただきまして本当にありがとうございます。
診察前に相談に乗っていただくことができ、安心しました。
疑問や不安に思っていたことについて、担当の歯科医師に相談できずじまいで、しかたなく治療に進む前にもっと勉強するべきだったと反省しております。
自分の歯について考えさせられるきっかけになりました。
次回診察時、
・治療で新たに欠けたものは何だったのか、
・ヒビの深さ、
・奥歯の表面の小さな傷にコンポジットレジンをつめることのメリットは削らないで経過観察にすることのデメリットを上回る選択だったのか
・今後の治療方針
などをきちんと明確にできると良いです。
納得しかねるときには、帰国を待つか他の歯科医院を探すことにしようと思います。
本当にありがとうございました。
タイトル | 先端が欠けた左上7番の治療時、根元に大きな欠けができた (米国) |
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質問者 | lapisさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 レジン(白いプラスチック) アメリカ(米国) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。