歯根破折の可能性、セカンドオピニオンと歯科用CTで異なる診断に・・・

相談者: inudaisukiさん (35歳:女性)
投稿日時:2012-06-16 22:34:01
奥歯D6Fブリッジ5番の神経を取る根管治療を1ヶ月、レザーを当てたり何度もいろいろして頂いてますが未だに痛み止めが手放せません。

主治医には

「神経は無くても歯の周りには神経が通ってるからそこがしばらく痛むことはある、でも痛みが続く、増すような場合、小さなヒビが入ってるかもしれない、今3Dの歯科用CTで写しても写らないと思う。
お金もかかるしもう少し様子を見てCTを撮りましょう。」

と言われました。


歯根破折抜歯だったらインプラントを希望していたのもあり他院でも説明を受けたいと思っておりましたので、セカンドオピニオンに行ってきました。

そこでヒビが入ってる可能性があると言われたことを話し早速歯科用CTで撮影して頂いたのですが、結果「歯根破折」と診断。
画像を見ながら説明を受けたのですが私にはよくわかりませんでした。


主治医にそのむね話し、3D歯科用CTで撮ることになったのですが、歯根破折と言える所見は見当たないと言われました。
でも写らないような小さなヒビは入ってるかもしれないとも。



他院とは違う機械の歯科用CTでしたが、異なる診断に困惑しています。
ちなみに他院の歯科用CTは立ちながら回るやつ(白黒)で主治医のCTは座るやつ(3Dカラーと白黒2種類)です。


どう判断すれば良いのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-06-16 23:06:29
こんばんは。

CT撮影したとしても、歯科医により診断が違う場合はあります。

機器による差がどれほど診断に影響を与えているのかは、残念ながらここでは分からないです。


文章からは、主治医の先生は患歯が残る可能性があるなら。出来るだけ治療して残したいと思っているのかな?と感じました。

犬大好きさんはどうお考えですか?
もちろん残る可能性があるなら、しっかり治療して残すという選択肢をとると思いますが、いろいろ治療しても痛みが一ヶ月以上続いているので、歯根破折じゃないかどうか悩んでいるんですよね?

根管治療では、どうしても原因がわからず痛みが取れないという時もあります。その時は最悪抜歯を検討するようになります。


患歯が残るのが一番だとは思いますが、思い切って、犬大好きさんから痛みが止まらないから抜歯を視野に入れて検討してほしい旨お伝えしてみてはいかがでしょうか?



ご参考になれば幸いです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-06-17 12:56:34
こんにちは。

機器による診断の違いよりも、それをどう読み取るかの違いなのだと思います。
逆に同じ一枚のCT画像を見ても、それぞれの得意分野によっては見たいポイントが違ってくるので、それだけで意見が違ってくる場合もままあります。


ヒビが見えないが実はどこかにあったとしても、担当する者によってその対応は様々です。

無理な治療は出来ませんが、将来的な事を考えてその周囲の骨を守るために多少突飛な方法でしばらく温存したりする事だってありますし、全く症状が無いが即抜歯を選択せねばならないケースもあります。


お話の感じだと岡先生もお書きになっているように、

>文章からは、主治医の先生は患歯が残る可能性があるなら。出来るだけ治療して残したいと思っているのかな?と感じました。

これを同じように感じました。


ただご自身が、それよりもインプラントを優先したいというのであれば、それはそのご意思を主治医にお伝えになってみた上でもう一度ご説明をお受けになってみてはいかがでしょうか。


ヒビがある可能性を残したまま保存した場合。
将来ただ単に「抜歯になるでしょう」という意見をもらっても困りますよね。

もし抜歯になったら、どういう治療が必要になるのか。期間はどのくらいなのか。
どんな費用が発生するのか。

抜歯しないなら、再び症状が出てしまった場合どういう治療が必要になるのか。
期間はどのくらいなのか。どんな費用が発生するのか。



逆にインプラントを選択した場合。
将来起こり得る事と、その場合の治療やコスト等について知っておかねばならない事があると思います。



何も悪い予測ばかりを立てる必要はありませんが、やはり今後インプラントなどの高額医療に進む可能性がある場合には、心構えというものは気持ちひとつですが、時間とコストは急には準備できない場合だってあります。


そう考えると、そういう将来的な安心感を得るためにも、担当医との信頼関係が必要と思います。


まず今の痛みの原因が根管の感染炎症の問題なのか?、クラック(ヒビ)なのか?。
また今疑われているヒビがあったのなら何故そうなったのか?

これらがある程度はっきりするまでは、「即抜歯」というのは歯科医師なら皆躊躇すると思います。



ヒビなどは咬合に関係する場合もありますので、たとえインプラントにしたとして、そこに問題が大きく関与していればインプラントだって周囲炎を起こしたり、極端な例では上部構造で折れたりもします。



少なくとも割れていた場合にインプラントに進みたいというお考えは間違っていないと思います。


ただそこに進む前に必要な診断がまだ出揃っていないので、それぞれの歯科医師の意見の違いがあちこちに向きすぎていて、患者様側としては判断に困っている状況なのではと感じます。



まずは痛みがひいてくれると、次に進むまでの選択肢を選ぶ時間が得られるのでいいのですがね・・・
私個人としては、勇み足で逆に後悔してしまう事になったりする方をみてしまうととても悲しくなるので、痛いのはつらい事ですがご自身が納得できる意見が出てくるのを待ちたい気分です。


ご参考になさって下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: inudaisukiさん
返信日時:2012-06-18 10:51:07
岡先生、田中先生

ご回答ありがとうございます。

主治医の先生には、ヒビが入っていたらの話ですがなぜそうなってしまったのか丁寧にご説明頂いております。

入ってるとしたらこちら側の歯根だと思うとも画像でご説明頂きました。
奥歯は根が3つだそうですが、内2つの位置がよっていて歯根自体まっすぐではなく斜めに生えているそうで、圧が2つの根の間に集中しやすいらしいです。結果、ヒビ、割れる可能が他の歯より高いと。


もし鈍痛が無くなって新たにブリッジをしても上記の理由、今回神経を抜いた、など考えると数年しかもたないかもしれないとも。

インプラントを植立するとしたらCTと型をとり、咬合など計算し考えてできるだけまっすぐにオペする形になるそうです。



私としては踏ん切りをつかせるべく、はっきり「歯根破折」と診断頂いた方がもやもやもなく新たに踏み出せるかと思ったのですが・・・。

先生たちのアドバイスを受ける前は、もう一軒、最新のCTがあるところへセカンドオピニオンした方が良いかとも思いましたが、破折している、してないとどちらか言われても余計困惑するだけかなと思いました。


痛みが続いてる現実、ブリッジしたとしてもいろいろリスクがあることを考慮して、破折関係無く、インプラント治療した方が良いのではないかと思ってきました。



タイトル 歯根破折の可能性、セカンドオピニオンと歯科用CTで異なる診断に・・・
質問者 inudaisukiさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯根破折
CT
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい