歯周病の経過観察は適正でしょうか?(糖尿病)
相談者:
わだりゅうさん (33歳:男性)
投稿日時:2012-06-30 00:41:28
先日、糖尿病の診断を受け(a1c6程度)、10年程程前より自覚している歯周病の治療をしてもらおうと、歯周病治療を希望しました。
検査の結果は歯周病ポケットの深さは奥歯一本が4mm、3mmと2mmが半分づつあり、検査時の出血もほぼ全てにあるとのことでした。
しかし顕微鏡検査の結果も、細菌が少なく、歯周病ポケットの深さも、メンテナンスが悪いとこのぐらいになりますし、歯周病ポケットの清掃も、この程度ならこの程度なら効果が少ないとのことで経過観察となりました。
ただ、歯周病は糖尿病と相互に影響しあい、悪化を促進させたり、歯周病は初期の内に治療を開始した方が良いとの記載を見つけて、本当に経過観察で良いのか不安を感じています。
前置きが長くなってしまいましたが、疑問に思っている点にお答え頂けると助かります。
因みに検査を受けた医院は、歯周病専門医ではありませんでした。
また糖尿病コントロールは糖質制限によって良好です。
メインテナンスも、毎食後キチンと歯磨きを実施し、フロスやモンダミンを使用してある程度出来ていると思います。
1.早い内から、積極的にスケーリング等の治療を受けた方がいいのか、また現在のメインテナンスで炎症が収まらないなら、治療を受けなければ改善しないのではないでしょうか?
2.若くして糖尿病にかかり、歯周病も併発しています。
結婚も控えていますので、なるべく頻繁に歯の状態を把握して、未来に備えて行きたいと思います。
現在の状態から予想される予後は如何でしょうか?
3.10年程度前に、虫歯から奥歯を抜歯しました。
当時は穴が空いてからも長期間放置し、酷い口臭が発生し慌てて治療しました。
しかし、それから未だに口臭に悩んでおり、その時点で歯周病になったと思います。穴から血液に入った歯周病菌が、糖尿病の原因の一つになっているのでしょうか?
また血液に入った歯周病菌は、いつまでも血管内に生き続け影響を与えるのでしょうか。
それを除去する方法はあるのでしょうか。
以上是時ともご教授頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
検査の結果は歯周病ポケットの深さは奥歯一本が4mm、3mmと2mmが半分づつあり、検査時の出血もほぼ全てにあるとのことでした。
しかし顕微鏡検査の結果も、細菌が少なく、歯周病ポケットの深さも、メンテナンスが悪いとこのぐらいになりますし、歯周病ポケットの清掃も、この程度ならこの程度なら効果が少ないとのことで経過観察となりました。
ただ、歯周病は糖尿病と相互に影響しあい、悪化を促進させたり、歯周病は初期の内に治療を開始した方が良いとの記載を見つけて、本当に経過観察で良いのか不安を感じています。
前置きが長くなってしまいましたが、疑問に思っている点にお答え頂けると助かります。
因みに検査を受けた医院は、歯周病専門医ではありませんでした。
また糖尿病コントロールは糖質制限によって良好です。
メインテナンスも、毎食後キチンと歯磨きを実施し、フロスやモンダミンを使用してある程度出来ていると思います。
1.早い内から、積極的にスケーリング等の治療を受けた方がいいのか、また現在のメインテナンスで炎症が収まらないなら、治療を受けなければ改善しないのではないでしょうか?
2.若くして糖尿病にかかり、歯周病も併発しています。
結婚も控えていますので、なるべく頻繁に歯の状態を把握して、未来に備えて行きたいと思います。
現在の状態から予想される予後は如何でしょうか?
3.10年程度前に、虫歯から奥歯を抜歯しました。
当時は穴が空いてからも長期間放置し、酷い口臭が発生し慌てて治療しました。
しかし、それから未だに口臭に悩んでおり、その時点で歯周病になったと思います。穴から血液に入った歯周病菌が、糖尿病の原因の一つになっているのでしょうか?
また血液に入った歯周病菌は、いつまでも血管内に生き続け影響を与えるのでしょうか。
それを除去する方法はあるのでしょうか。
以上是時ともご教授頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2012-06-30 04:12:22
わだりゅうさまおはようございます。
歯周病と診断され経過観察となったわけですね、個人的にはどうして経過観察にしたのか理解に苦しみます。
ポケットもそれなりにあるようなので、個人的には歯磨き練習が必要だと感じます。
>積極的にスケーリング等の治療を受けた方がいいのか
スケーリングをしたところで歯周病は治りません、無駄な処置です、歯周病の原因はプラークなので歯磨き練習が必要です。
>現在の状態から予想される予後は如何でしょうか?
歯磨きができるようになれば歯周病は治るでしょう、したがって予後はいいと思います。
>それから未だに口臭に悩んでおり、
口臭があるということは間違いなく歯周病だと思います、歯周病が治れば口臭もなくなるでしょう。
歯周病は歯磨きで治します、歯磨き指導に長けたDrを探されて歯磨き練習を続けることが歯周病を治す唯一の方法です、スケーリングなど何の効果もないと考えています、参考になさってください。
歯周病を歯磨きで治すY http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
ブラッシングの威力V http://yamadashika.jugem.jp/?cid=220
歯周病と診断され経過観察となったわけですね、個人的にはどうして経過観察にしたのか理解に苦しみます。
ポケットもそれなりにあるようなので、個人的には歯磨き練習が必要だと感じます。
>積極的にスケーリング等の治療を受けた方がいいのか
スケーリングをしたところで歯周病は治りません、無駄な処置です、歯周病の原因はプラークなので歯磨き練習が必要です。
>現在の状態から予想される予後は如何でしょうか?
歯磨きができるようになれば歯周病は治るでしょう、したがって予後はいいと思います。
>それから未だに口臭に悩んでおり、
口臭があるということは間違いなく歯周病だと思います、歯周病が治れば口臭もなくなるでしょう。
歯周病は歯磨きで治します、歯磨き指導に長けたDrを探されて歯磨き練習を続けることが歯周病を治す唯一の方法です、スケーリングなど何の効果もないと考えています、参考になさってください。
歯周病を歯磨きで治すY http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
ブラッシングの威力V http://yamadashika.jugem.jp/?cid=220
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-30 08:01:29
山田先生の御意見は行きすぎの様な気がしますが。
(プラークコントロールが、歯周病治療にとって最も重要だと云う事には異論は有りません)
BOPがほぼ全てに有ると云う事は、ほぼ全ての歯肉に活発な炎症が有ると云う事です。
やはり何らかのアプローチは必要だと思います。
(プラークコントロールが、歯周病治療にとって最も重要だと云う事には異論は有りません)
BOPがほぼ全てに有ると云う事は、ほぼ全ての歯肉に活発な炎症が有ると云う事です。
やはり何らかのアプローチは必要だと思います。
回答3
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2012-06-30 08:55:05
歯磨きを含めたプラークコントロールが、予後を左右すると思います。
血糖値やHbA1cの値が安定していれば、普通の歯周病と同じ扱いでよいのではないでしょうか。
スケーリングは、プラークコントロールを行いやすくする、という意味で受けた方がこれからの歯磨きが楽でしょう。
お大事にどうぞ。
血糖値やHbA1cの値が安定していれば、普通の歯周病と同じ扱いでよいのではないでしょうか。
スケーリングは、プラークコントロールを行いやすくする、という意味で受けた方がこれからの歯磨きが楽でしょう。
お大事にどうぞ。
回答4
回答日時:2012-06-30 10:22:08
わだりゅうさんにとって
僕も歯磨きを含めた、プラークコントロールは大変重要だと思います。
また、4mmのポケットがあれば、スケーリング等の積極的な歯周病治療は、必要だと思います。
推測でのお話ですが、何かの参考になればと思います。
僕も歯磨きを含めた、プラークコントロールは大変重要だと思います。
また、4mmのポケットがあれば、スケーリング等の積極的な歯周病治療は、必要だと思います。
推測でのお話ですが、何かの参考になればと思います。
回答5
回答日時:2012-07-01 00:35:05
山田先生以外の先生のご意見に同意です。
実際に拝察してみないと分かりませんが、文面から少し気になったのは、顕微鏡検査の信頼性はそれほど高くありません。
あとモンダミンの有効性については私が知る限りでは不明です。
基本的には気休めとしてか、短時間の口臭予防?効果としての使用なら可かと思いますが、刺激の強い味のものだと唾液の現象→歯周病、口臭等含めた口腔内環境の悪化に繋がる可能性は一部で指摘されていますので、積極的にはお勧めしません。
>1.について
「歯石があれば」スケーリングはしてもいいと思います。
もしかするとないのかも知れませんね。
>2.について
糖尿病といってもコントロール出来ている状態であれば大野先生のコメントの通り、糖尿病でない場合と同じく考えて大丈夫だと思います。
ただ歯周病の程度は直接拝察した訳ではないのでわかりません。
検査値は術者によって結構変わる場合がありますので、ご不安であれば歯周治療に長けた医院を探されるのもいいと思います。
出血が多い=歯肉炎or歯周炎 とまでは言っていいと思われますが、歯周炎とは限りませんね。
どちらにしてもプラークコントロールは確かに重要です。
反対意見もあるのですが、可能ならフロスよりも歯間ブラシの方が効果的な場合が多いと思われます。
>3.について
糖尿病と歯周炎の関係は正確には分かっている様で分かってない様なところがあって、詳細なメカニズムは議論のあるところだと思われますが、いずれにしてもどちらも直しておくべきでしょうね。
・・という程度の理解でいいと思いますよ。
早い段階の、おそらくどちらも軽度の状態での発見ですから、この機会に生活習慣と口腔衛生を改善することが出来れば長い目で見ればむしろ幸運だと思います。
お大事にして下さい。
実際に拝察してみないと分かりませんが、文面から少し気になったのは、顕微鏡検査の信頼性はそれほど高くありません。
あとモンダミンの有効性については私が知る限りでは不明です。
基本的には気休めとしてか、短時間の口臭予防?効果としての使用なら可かと思いますが、刺激の強い味のものだと唾液の現象→歯周病、口臭等含めた口腔内環境の悪化に繋がる可能性は一部で指摘されていますので、積極的にはお勧めしません。
>1.について
「歯石があれば」スケーリングはしてもいいと思います。
もしかするとないのかも知れませんね。
>2.について
糖尿病といってもコントロール出来ている状態であれば大野先生のコメントの通り、糖尿病でない場合と同じく考えて大丈夫だと思います。
ただ歯周病の程度は直接拝察した訳ではないのでわかりません。
検査値は術者によって結構変わる場合がありますので、ご不安であれば歯周治療に長けた医院を探されるのもいいと思います。
出血が多い=歯肉炎or歯周炎 とまでは言っていいと思われますが、歯周炎とは限りませんね。
どちらにしてもプラークコントロールは確かに重要です。
反対意見もあるのですが、可能ならフロスよりも歯間ブラシの方が効果的な場合が多いと思われます。
>3.について
糖尿病と歯周炎の関係は正確には分かっている様で分かってない様なところがあって、詳細なメカニズムは議論のあるところだと思われますが、いずれにしてもどちらも直しておくべきでしょうね。
・・という程度の理解でいいと思いますよ。
早い段階の、おそらくどちらも軽度の状態での発見ですから、この機会に生活習慣と口腔衛生を改善することが出来れば長い目で見ればむしろ幸運だと思います。
お大事にして下さい。
回答6
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2012-07-01 04:05:55
わだりゅう さん、こんにちは
>検査時の出血もほぼ全てにあるとのことでした
諸先生方と同じく、やはり、プラークコントロールが大事かと思います。
それと、個人的には、経過観察ではなく、継続的に見守っていただける歯科医院での定期管理をお勧めしたいと思います。
渡辺先生が仰る、「山田先生以外の先生のご意見に同意です」に激しく同意します。
>検査時の出血もほぼ全てにあるとのことでした
諸先生方と同じく、やはり、プラークコントロールが大事かと思います。
それと、個人的には、経過観察ではなく、継続的に見守っていただける歯科医院での定期管理をお勧めしたいと思います。
渡辺先生が仰る、「山田先生以外の先生のご意見に同意です」に激しく同意します。
回答7
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2012-07-01 12:30:08
>1。 早い内から、積極的にスケーリング等の治療を受けた方がいいのか、また現在のメインテナンスで炎症が収まらないなら、治療を受けなければ改善しないのではないでしょうか?
※ 歯石があれば、早めに除去した方が、いいです。
※ プラークコントロール(=ご家庭での歯磨き)や生活習慣(食生活を含む)の、改善も、必要かもしれないです。
>2。 若くして糖尿病にかかり、歯周病も併発しています。
>結婚も控えていますので、なるべく頻繁に歯の状態を把握して、未来に備えて行きたいと思います。
>現在の状態から予想される予後は如何でしょうか?
※ なんとも、回答しにくいですが、この年齢から、『予防』に力を入れていけば、予後はいいと思います。
>3. 穴から血液に入った歯周病菌が、糖尿病の原因の一つになっているのでしょうか?
>また血液に入った歯周病菌は、いつまでも血管内に生き続け影響を与えるのでしょうか。
>それを除去する方法はあるのでしょうか。
※ その可能性は、低い(まずない)と、思います。(私見)
※ 除去というよりかは、プラークコントロールをしっかりしたうえで、白血球が、細菌を倒す。抗生剤などの薬で、菌数を減らす。
などでしょうか?
※ 歯石があれば、早めに除去した方が、いいです。
※ プラークコントロール(=ご家庭での歯磨き)や生活習慣(食生活を含む)の、改善も、必要かもしれないです。
>2。 若くして糖尿病にかかり、歯周病も併発しています。
>結婚も控えていますので、なるべく頻繁に歯の状態を把握して、未来に備えて行きたいと思います。
>現在の状態から予想される予後は如何でしょうか?
※ なんとも、回答しにくいですが、この年齢から、『予防』に力を入れていけば、予後はいいと思います。
>3. 穴から血液に入った歯周病菌が、糖尿病の原因の一つになっているのでしょうか?
>また血液に入った歯周病菌は、いつまでも血管内に生き続け影響を与えるのでしょうか。
>それを除去する方法はあるのでしょうか。
※ その可能性は、低い(まずない)と、思います。(私見)
※ 除去というよりかは、プラークコントロールをしっかりしたうえで、白血球が、細菌を倒す。抗生剤などの薬で、菌数を減らす。
などでしょうか?
相談者からの返信
タイトル | 歯周病の経過観察は適正でしょうか?(糖尿病) |
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質問者 | わだりゅうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 口臭 スケーリング(歯石取り) 糖尿病 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。