前歯にレジンを充填、変色が気になる場合の治療方法は?

相談者: みずほばんくさん (21歳:女性)
投稿日時:2012-07-15 19:17:26
参考:過去のご相談
事故で欠けた部分に充填したレジンが変色してきた


先日こちらで、ベニアについて質問させて頂いたものです。

本日歯科へかかりました。
前歯の欠損に10年前からCRを充填しておりますが、変色が気になるため、ラミネートベニアをしてほしいと伝えました。

実際に診ていただいた際に、神経はあり欠損の範囲が半分ほどで歯の裏側までCRが充填されているため、接着が弱いがラミネートベニアはできると言われました。

しかし歯科医によると、欲を言えばクラウンにした方がラミネートよりも強度があり良いが、抜髄の必要があるため、どちらにもデメリットがあると言われました。

私としては、生きている神経を抜いてまで処置するということに、ためらってしまい、とても悩みました。

前歯を半分ほど欠損しており、大きな負荷がかかっているため、今後神経が死んでいく可能性も考えられるとも医師から言われました。
確かに、10年前にCRを充填した時にも、二十歳くらいには神経が死んで差し歯にしないとあかんようになっているかもと言われていました。

歯科医と相談した結果、今は有髄であることからラミネートベニアで施行して、いずれ神経が死んだ場合や、強度不足であったときには抜髄しクラウンや差し歯にしていこうか、と言われ、来週から治療を開始します。


そこで質問なのですが、有髄のまま今充填しているCRを取り除き、セラミック詰め物を充填することは可能なのでしょうか。

いろいろな選択肢が知りたいので、是非教えて頂けると嬉しいです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-07-15 19:26:43
>有髄のまま今充填しているCRを取り除き、セラミック詰め物を充填することは可能なのでしょうか。

ラミネートにする予定なのでしょうか?

色々な方法があると思います、例えばレジンをそのままにしてラミネートをする事も可能かもしれません。

或いはレジンを全部除去して、ラミネートタイプにする事も可能です。


ただ みずほばんく さんがお考えの様に、今のレジンを除去し、その分をセラミックで作る事は現実的ではないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-07-16 09:08:01
みずほばんくさん

おはようございます。

細見先生と同じです。


推測でのお話ですが、クラウンにするから抜髄するのは、おかしな話に感じます。

一般的な話ですが、レジンが古く劣化が疑われる場合などは、一度レジンをやり直してから、その上からラミネートベニアをする治療があります。

レジンが0になるというわけではありません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-07-16 11:19:48
すでに治療が施されている歯の審美治療の場合

●再度レジン充填
●レジン充填(抜髄含む)
ラミネートベニア
●ラミネートベニア(抜髄含む)
クラウン
●クラウン(抜髄含む)

などが候補に上がると思います。

抜髄を含むかどうかについては、古いレジンを除去した際に内部に深い虫歯が存在するかどうかにもよります。
また、レジン充填、ラミネートベニア、クラウンのどれを提案するかについては、

●その先生がどの治療を得意とするのか?
●残存する歯の量や咬合の問題

などによって異なってきます。

提案された治療法に疑問を感じたら転院をお勧めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みずほばんくさん
返信日時:2012-07-16 22:55:05
高田先生、橋本先生、細見先生、丁寧にご回答ありがとうございました。すごく理解できました!

今回はラミネートべニアが得意な先生を受診し、その先生もいける!とおっしゃったので、そちらで抜髄せずラミネートべニアをさせて頂こうと思います。

しかし今後また何か不具合が生じれば、高田先生の挙げてくださった治療法を元に、最善のものを考えようと思います!

本当にありがとうございました!



タイトル 前歯にレジンを充填、変色が気になる場合の治療方法は?
質問者 みずほばんくさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
ラミネートベニア
詰め物、インレーの変色・着色
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい