銀歯を被せる日に金を希望したら却下された。金のほうが良いのでは?

相談者: 沙里さん (37歳:女性)
投稿日時:2012-07-11 00:34:42
こんにちは。

右上7番か8番(たぶん親知らずかと思うのですが一番奥の歯です)の歯についてご相談させてください。


以前神経ぎりぎりまで虫歯で治療していただいてた銀歯が、ごはんをたべているとき、ぽろっととれて、治療へ行くと虫歯になっていました。
どうにか神経を残して再度治療していただきました。

型取りを終え、銀歯のできあがりを待っている期間に、自分でネットで調べていると、保険外金歯にする方法もあると知りました。

金歯のほうが、隙間ができにくく、虫歯になりにくいなどのよい点が書かれてありました。



そこで、銀歯をつめてもらう日でしたが、歯科で、金歯にしてもらえないか相談したところ、衛生士さんからは、

「もう銀歯ができてきてるから」

とのことと先生からは、

「誰が金歯のほうがいいと言ってるの?
銀歯に比べ金歯のほうが長持ちするというデータはどこにもないです。
日ごろの食生活やお手入れが大事で、長持ちさせたいから、金歯にしたいというのなら、やめたほうがよい。
また型取もやりなおさないといけないですし。」

とのことで、結局銀歯になりました。



1 どんなクラウンにしていただくにしろ、日ごろのお手入れ、食生活が一番大事なのはよくわかります。
それを踏まえ、銀歯にくらべて金歯のほうが長持ちするということはないのでしょうか?


2 銀歯の型取のあと、金歯の型取をするとなると、歯をまた削らないといけなかったり、手間がかかるのでしょうか?

 
3 クラウンを被せる際、クラウンの種類(金歯、銀歯、セラミック)など保険外を含めた説明はないものでしょうか?


4 金歯を希望して、していただけないのは、銀歯に比べて何かデメリットがあるのでしょうか?


いまだにこれでよかったのか気になっているので、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-07-11 00:47:52
1について

やはり材質の差はあると思います。
個人的には金は最高の歯科用金属だと思います。

金合金のフィットの良さは他の追随を許しません、その分2次カリエスにはなりにくいかも知れません。

ただ金合金にしたからと云って2次カリエスにならないとは限りません。



2について

厳密にいえば銀歯金歯のべベルの付け方は違いますが、患者様の気にするほどの事はありません。



3について

被せる際ではなく支台築造の前に患者様に確認するべきですね。



4について

特にないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 沙里さん
返信日時:2012-07-13 00:18:17
早速の回答ありがとうございました。
型取をする前に、クラウンの種類を患者に確認するものなんですね。


いままで銀歯のクラウンを被せる治療は何度かあったのですが、どの歯科でも種類の説明はなく、銀歯のクラウンになっていました。

金歯にしたいと申し出ない限り説明はないものなのでしょうか?
私の勉強不足もいけないのですが・・。


やはり銀歯に比べて金歯は2次カリエスにはならないとは限らないですが、なりにくいのですね。



回答いただいた右上7番の銀歯を入れ、10日ほどたち、歯科へかみ合わせの確認に行きました。

その際、同じように神経を残してある銀歯で、左上7番か8番の歯もなんとなく違和感、痛みをかすかに感じることがあり、銀歯を外してみてもらえないか申し出たところ、していただけるとのことでした。



質問なのですが、金歯と銀歯は電流の関係などで統一させたほうがいいと聞きます。


1.右上7番、左上7番両方治療して金歯にしていただくのが理想でした。
いまだに今回右上の歯が金歯でなく銀歯になったことが気になるのですが、このまま同じ歯科で左上も治療後銀歯にして、両方銀歯にしたほうがいいのか。
それとも転院して、右上7番の今回治療した歯を銀歯から金歯にかえていただき、左上の歯も治療していただいて金歯に統一したほうがいいのか。


2・もし、転院して今回治療した銀歯を外して金歯に変える場合、銀歯にする治療の際、型取もクラウンをはめるのも麻酔をして行うくらい神経ぎりぎりの治療でした。

もし金歯に変える場合は治療後、神経過敏になったり歯をさらに削ることになるのでしょうか。



お手数ですが、今の状態でどうするのがよい方法なのか悩んでいます。
わかりにくい説明で申し訳ないですが、よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-07-13 08:21:48
沙里さんは、今後、出来るだけやり替えが無く長持ちする ような被せる治療を希望されているんですよね?

お金がかかってもいいので、そういう治療を希望する旨をお伝えすればいいと思います。


もしかしたら、今の先生は一度治療して銀歯を被せた所を、悪くもなっていないのに外すというのをためらわれるかもしれません。

それに、2 で書かれているように再治療の危険性もありますので、慎重に進めた方がいいでしょう。



個人的には、患者さんの希望を汲み取ってあげて、プロとして、それに合う治療方法の提案、メリット、デメリットのお話をするのが筋だとは思っています。

歯を作る素材選びも大切ですが、なんにせよ、施術を行う歯科医の技量、歯を作る技工士の技量に治療結果が左右されますので、アドバイスとしては、信頼出来る歯医者さん選びからされたほうがいいと思いますよ。



お大事に。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-07-13 08:24:43
>1.このまま同じ歯科で左上も治療後銀歯にして、両方銀歯にしたほうがいいのか

僕個人的には、既に銀歯が入っているので、次も銀歯にしなければいけないとは思いません。
金歯でもいいと思います。



>それとも転院して、右上7番の今回治療した歯を銀歯から金歯にかえていただき、左上の歯も治療していただいて金歯に統一したほうがいいのか

全て金歯にするのが理想ですが、今の先生は、その希望を聞いてくださいませんか?
それであれば、転医も患者様の判断になると思います。



>2・もし、転院して今回治療した銀歯を外して金歯に変える場合、銀歯にする治療の際、型取もクラウンをはめるのも麻酔をして行うくらい神経ぎりぎりの治療でした。
>もし金歯に変える場合は治療後、神経過敏になったり歯をさらに削ることになるのでしょうか。

削る量は、0ではないですが、問題になるほど削らずにできるのではないでしょうか?
実際治療をされる先生にたずねてみてください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-07-13 09:27:40
諸先生方と同意見です。

特に銀歯を外して金歯にしなければならないとは思いません。


適合が良く、しっかりと作られていれば銀歯でも長く持ちます。

しかし、細見先生が書かれているように「金は最高の歯科用金属」である事に異論はありません。




個人的に一番の重要なのは岡先生の書かれている

「患者さんの希望を汲み取ってあげて、プロとして、それに合う治療方法の提案、メリット、デメリットのお話をする」

だと思います。

なので、もし、担当の先生としっかりディスカッションする時間が取れないという環境であれば

「信頼出来る歯医者さん選びからされたほうがいい」

と言う事になると思います。



その結果、橋本先生が書かれているように「全て金歯にする」と言う事になればそれはそれで構わないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 沙里さん
返信日時:2012-07-17 00:35:02
たくさんの先生のご意見が聞けてありがたいです。
ありがとうございます。

いま通っている歯医者ではもう被せていただいた銀歯から金歯には変えれないと思います。
クラウンの銀歯ができてきていて、金歯にできないかお願いしたとき

「誰が金歯がいいといってるの?素人が言ってるんですよね。
ネットでみたそうですが、素人が書いてるんですよね。
食生活やお手入れ次第ですし、金歯のほうが長持ちしそうだから金歯にしたいというならやめたほうがいい。

これだけ言っても金歯にしたいと言う人はいます。
どうしてもというならしますけど。」

などいわれ、とても金歯にしたいとそれ以上お願いすることはできませんでした。


現在右上7番に銀歯が新しく入っている状態ですが、できれば金歯にしていただきたかったのですが、諸先生の再治療で症状がでることもあるというご意見もあり、このまま銀歯のまま使っていこうと思います。

左上7番の銀歯の治療をその歯科でしていただくか、転院するかで迷っています。

今の歯医者さんは、金歯の治療の希望は聞いていただきませんでしたが、かなり周りの歯医者さんも一目置く歯医者さんのようです。


転院前の歯科衛生士さんが銀歯の取れたところを応急処置をしていただいたとき、多分虫歯を取り除いていって、神経を抜く治療となるといわれていましたが、神経を残す治療をどうにかしていただきました。

これは神経を抜くと判断されてもおかしくなかったと言われ、麻酔が切れて痛んだら救急病院まで紹介されていましたが、痛みはでませんでした。


私としては、左上7番を治療する際、金歯などできるだけ患者の意見を聞いてくださる歯医者さんに転院したいのですが、その前に神経を残す治療をしていただけるか不安もあります。

そう考えると、なるべく神経を残そうとしてくださった今の歯医者で治療していただき、銀歯で我慢するべきか悩みます。



1・やはり痛みはあまりなくても神経ぎりぎりに差し迫った状態の虫歯では歯医者によって、神経を残して保存する方と、神経を抜く治療をする方と分かれるものなのでしょうか?


2・もし神経を無事残せたとして、金歯と銀歯が口腔内にあっていいのでしょうか?


3・もし金歯にしていただく場合、大体6万円ほどと考えていいのでしょうか? 
金歯もいろんな種類があるようですが、どんな金歯がいいのでしょうか?


なんども質問申し訳ないのですが、よろしくお願いします。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-07-17 09:06:40
細かい点には各人がいろいろと答えているので、違うアプローチで


衛生士さんからは、「もう銀歯ができてきてるから」とのこと

早い話が、作った銀歯を装着しないと外注費の回収が出来ないので この時点での衛生士と歯科医師の反応は”とにかく装着してしまいたい”ために出た言葉だと思います。

装着しないと 銀歯の費用や装着費用が回収できなくなってしまうのです。


さて、”金歯だから良いとは言えない”と 大胆な発言をしている歯科医師ですが、さて、その御本人の口の中はどうでしょう?

往々にして歯医者は自分の口の治療には金を使いたがる傾向にあります。 


”金の方が持ちがいい!”と考えているからですけどね。

ただ、腕のいい歯科医師と技工士が作ってナンボの話ですから、腕が悪かったら何を装着しても無駄ですけど・・・

回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-07-17 11:55:18
もし現在通院中の歯科医院金歯を作ってもらっても、銀歯と何ら変わらないという事ではないでしょうか?
(勿論、色は違いますが)


歯科医師の努力次第で銀歯の質は上げられます。
まず、そうするべきです。

しかしながら、その銀歯の限界を知ったときに初めて金歯の威力・価値が分かり、患者さんに薦められるようになると思いますよ。




タイトル 銀歯を被せる日に金を希望したら却下された。金のほうが良いのでは?
質問者 沙里さん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
ゴールドクラウン(金の被せ物)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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