8歳、左上Dにフィステルができ再根管治療中のJ-OPENが不安
相談者:
ピンクバルーンさん (8歳:男性)
投稿日時:2012-07-27 16:38:58
8歳の子供の歯のことでご相談させて下さい。
数カ月前、左上Dに大きな虫歯が見つかり、神経を抜きました。
(となりのEも少し虫歯になっていました。)
その後は問題なかったのですが、数日前、その歯(左上D)の歯茎にフィステル発見。
(歯の痛みはなし)
親の私が感染根菅に悩まされているので、子供の根菅治療は万全にしたい、と思い、大学病院なら安心か?と大学病院の小児歯科を受診しました。
(元の歯科は、転居前の歯科なので通えず。)
大学病院の先生は、丁寧に説明して下さる良い先生だったのですが、J-OPENで診療が終わり不安を感じています。
(薬は3日分の抗生剤と、念のための痛みどめが出ました。)
そこで質問なのですが、
・歯の根には、免疫は働いているのでしょうか?
(どこかのサイトで、根菅内には免疫は働いていないと読んだような気がするのですが、私の認識違いでしょうか?)
・免疫の力が大事なのであれば、膿がある間は、学校のプールや習い事のサッカーなどは休んだ方がよいのでしょうか?
・J-OPENについて不安なのですが、乳歯なので、あと数年?もてばよいから、たとえ菌が中に流入しても、そんなに問題ないのでしょうか?
・今回ラバーダムなしだったのですが、根幹治療の際にラバーダムを使う先生でも銀歯はずし⇒膿を開放⇒消毒という治療ではラバーダムは使わないものですか?
以上長々とすみません。
よろしくお願いいたします。
数カ月前、左上Dに大きな虫歯が見つかり、神経を抜きました。
(となりのEも少し虫歯になっていました。)
その後は問題なかったのですが、数日前、その歯(左上D)の歯茎にフィステル発見。
(歯の痛みはなし)
親の私が感染根菅に悩まされているので、子供の根菅治療は万全にしたい、と思い、大学病院なら安心か?と大学病院の小児歯科を受診しました。
(元の歯科は、転居前の歯科なので通えず。)
大学病院の先生は、丁寧に説明して下さる良い先生だったのですが、J-OPENで診療が終わり不安を感じています。
(薬は3日分の抗生剤と、念のための痛みどめが出ました。)
そこで質問なのですが、
・歯の根には、免疫は働いているのでしょうか?
(どこかのサイトで、根菅内には免疫は働いていないと読んだような気がするのですが、私の認識違いでしょうか?)
・免疫の力が大事なのであれば、膿がある間は、学校のプールや習い事のサッカーなどは休んだ方がよいのでしょうか?
・J-OPENについて不安なのですが、乳歯なので、あと数年?もてばよいから、たとえ菌が中に流入しても、そんなに問題ないのでしょうか?
・今回ラバーダムなしだったのですが、根幹治療の際にラバーダムを使う先生でも銀歯はずし⇒膿を開放⇒消毒という治療ではラバーダムは使わないものですか?
以上長々とすみません。
よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-07-27 16:44:53
>歯の根には、免疫は働いているのでしょうか?
失活した根の中は免疫は働きません(血流が無いので)
>膿がある間は、学校のプールや習い事のサッカーなどは休んだ方がよいのでしょうか?
そこまでの必要が有るかは解りません、主治医に御確認下さい。
>たとえ菌が中に流入しても、そんなに問題ないのでしょうか?
個人的にはJ-Openはしません(問題あると思っているので)
>根幹治療の際にラバーダムを使う先生でも銀歯はずし⇒膿を開放⇒消毒という治療ではラバーダムは使わないものですか?
歯科医によって違うと思いますが、私は根管充填の時はラバーダムをするようにしています。
失活した根の中は免疫は働きません(血流が無いので)
>膿がある間は、学校のプールや習い事のサッカーなどは休んだ方がよいのでしょうか?
そこまでの必要が有るかは解りません、主治医に御確認下さい。
>たとえ菌が中に流入しても、そんなに問題ないのでしょうか?
個人的にはJ-Openはしません(問題あると思っているので)
>根幹治療の際にラバーダムを使う先生でも銀歯はずし⇒膿を開放⇒消毒という治療ではラバーダムは使わないものですか?
歯科医によって違うと思いますが、私は根管充填の時はラバーダムをするようにしています。
相談者からの返信
相談者:
ピンクバルーンさん
返信日時:2012-07-27 17:37:55
細見先生、ありがとうございます。
根菅内は免疫は効かないのですね・・・。
主治医の先生は、免疫が効くと思っているようで、
「抜髄した後、免疫力が弱まるとこうやって膿が出ることがあるんです。
免疫だけで治ることもあるけれど。
最後は詰める薬+免疫と、菌との力比べです。」
とおしゃっており、
「根菅内に菌が残ってしまっていたことが原因。」
とは考えておられないようでした。
(もちろん、菌がいたから膿が出たのですが、どちらかというと、菌はもともといるもので、免疫が負けたからと思われているのかな?と)
同時に、「根菅内への菌の流入をできる限り防ぐべき」という考えは持たれていないように感じ、不安に感じています。
次回の予約は3日後です。
もし細見先生が私の立場(自分では治療できない保護者)だったとしたら、どのようにされますか?
JーOPENのまま3日後まで待ち、その大学病院の小児歯科の先生に根菅治療をして頂きますか?
(ラバーを使うか事前に確認した方がよいでしょうか?)
それとも、ふたをして下さる先生を新たに探されますか(転院)?
根菅内は免疫は効かないのですね・・・。
主治医の先生は、免疫が効くと思っているようで、
「抜髄した後、免疫力が弱まるとこうやって膿が出ることがあるんです。
免疫だけで治ることもあるけれど。
最後は詰める薬+免疫と、菌との力比べです。」
とおしゃっており、
「根菅内に菌が残ってしまっていたことが原因。」
とは考えておられないようでした。
(もちろん、菌がいたから膿が出たのですが、どちらかというと、菌はもともといるもので、免疫が負けたからと思われているのかな?と)
同時に、「根菅内への菌の流入をできる限り防ぐべき」という考えは持たれていないように感じ、不安に感じています。
次回の予約は3日後です。
もし細見先生が私の立場(自分では治療できない保護者)だったとしたら、どのようにされますか?
JーOPENのまま3日後まで待ち、その大学病院の小児歯科の先生に根菅治療をして頂きますか?
(ラバーを使うか事前に確認した方がよいでしょうか?)
それとも、ふたをして下さる先生を新たに探されますか(転院)?
回答2
回答日時:2012-07-28 02:32:09
先生ごとで色々考え方はありますが、私もJ-OPENはしません。
>「根菅内への菌の流入をできる限り防ぐべき」
>という考えは持たれていないように感じ、
だと思います。
「無菌的治療」という考え方は色々な行程で細かく配慮が必要ですから、根本的にそうでない考え方の先生にラバーダムや蓋だけして貰うのはそれほど意味はないと思いますので、心配なら転院をするかも知れませんね。
ただお子さんの乳歯ということもありますから成人の治療とは区別される先生もおられるとも思います。
>「根菅内への菌の流入をできる限り防ぐべき」
>という考えは持たれていないように感じ、
だと思います。
「無菌的治療」という考え方は色々な行程で細かく配慮が必要ですから、根本的にそうでない考え方の先生にラバーダムや蓋だけして貰うのはそれほど意味はないと思いますので、心配なら転院をするかも知れませんね。
ただお子さんの乳歯ということもありますから成人の治療とは区別される先生もおられるとも思います。
回答3
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2012-07-28 08:51:41
大学病院の小児歯科ですよね?
であればいい加減な治療はしないとは思うのですが・・・
とりあえず初回は膿の排出をメインの目的にopenにして、次回以降はしっかりとラバーダムをして根管治療をするのではないかと思われます。
安易に転院する前に今後の治療の流れも含めて心配な点は担当医に確認することをお勧めします。
であればいい加減な治療はしないとは思うのですが・・・
とりあえず初回は膿の排出をメインの目的にopenにして、次回以降はしっかりとラバーダムをして根管治療をするのではないかと思われます。
安易に転院する前に今後の治療の流れも含めて心配な点は担当医に確認することをお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
ピンクバルーンさん
返信日時:2012-07-28 22:06:47
渡辺先生、掘先生、ありがとうございました。
渡辺先生
>「無菌的治療」という考え方は色々な行程で細かく配慮が必要ですから、根本的にそうでない考え方の先生にラバーダムや蓋だけして貰うのはそれほど意味はないと思いますので、心配なら転院をするかも知れませんね。
そうなのですよね・・・。
歯の詰め物を取ったあと、一度椅子を起こして、
「うがいをしてね」
とおっしゃっていたので、
OPENの状態でうがいをしたら、根菅に菌が入ってしまう可能性があるのでは・・・?
と少し不安になったのを思い出しました。
「菌をできるだけ入れないように」という方針はなさそうなので、
その大学病院の小児歯科全体の方針がそうなのでは・・・?と不安に感じています。
でも掘先生のおっしゃるように、大学病院なのできちんとした治療をされているだろう・・・という期待もあるので、月曜日の受診時に、方針をしっかり伺いたいと思います。
それから、昨日から子供の口臭がひどく詰めてある綿あたりから臭っています。
(食べ物のカスが歯につまっていて、それを放置していた時の臭いの強いバージョンです。)
できるだけうがいをさせたり、歯磨きを私がしてあげたりしているのですが、臭いは取れません。
これほどの臭いなら、相当の細菌が繁殖しているのではないかと憂鬱です・・・。
それでも、綿は取らないでそのまま詰めておいた方がよいのでしょうか?
(先生は、取れてしまったらそのままでOKとおっしゃっていましたが。)
ご教示頂けるとありがたいです。
渡辺先生
>「無菌的治療」という考え方は色々な行程で細かく配慮が必要ですから、根本的にそうでない考え方の先生にラバーダムや蓋だけして貰うのはそれほど意味はないと思いますので、心配なら転院をするかも知れませんね。
そうなのですよね・・・。
歯の詰め物を取ったあと、一度椅子を起こして、
「うがいをしてね」
とおっしゃっていたので、
OPENの状態でうがいをしたら、根菅に菌が入ってしまう可能性があるのでは・・・?
と少し不安になったのを思い出しました。
「菌をできるだけ入れないように」という方針はなさそうなので、
その大学病院の小児歯科全体の方針がそうなのでは・・・?と不安に感じています。
でも掘先生のおっしゃるように、大学病院なのできちんとした治療をされているだろう・・・という期待もあるので、月曜日の受診時に、方針をしっかり伺いたいと思います。
それから、昨日から子供の口臭がひどく詰めてある綿あたりから臭っています。
(食べ物のカスが歯につまっていて、それを放置していた時の臭いの強いバージョンです。)
できるだけうがいをさせたり、歯磨きを私がしてあげたりしているのですが、臭いは取れません。
これほどの臭いなら、相当の細菌が繁殖しているのではないかと憂鬱です・・・。
それでも、綿は取らないでそのまま詰めておいた方がよいのでしょうか?
(先生は、取れてしまったらそのままでOKとおっしゃっていましたが。)
ご教示頂けるとありがたいです。
タイトル | 8歳、左上Dにフィステルができ再根管治療中のJ-OPENが不安 |
---|---|
質問者 | ピンクバルーンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 8歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管開放(J-OPEN) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) 乳歯の抜髄、根管治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。