歯科金属アレルギーのパッチ試験を歯医者できますか?
相談者:
kentag3さん (37歳:男性)
投稿日時:2012-07-27 22:30:51
2001年にアトピー性皮膚炎を発症し、10年以上ステロイド治療を続けていますが、症状は悪化する一方で、最近は出社するのも辛いほどです。
発症する直前に、歯科医院に半年以上通い、ブリッジ2箇所を含め銀歯を数カ所入れました。
最近になって、これがアトピー性皮膚炎の原因になり得ることを知り、紹介状を持って、総合病院の皮膚科で2週間入院して、パッチ試験をしました。
100種類以上のパッチを剥がすと、2箇所がパッチの形で明瞭な紅斑を示していて、1箇所は翌日になっても紅斑が消えませんでした。
担当医に、この2箇所が何の成分なのか、何度も尋ねましたが、結局教えて頂けませんでした。
そして1週間後、口頭で数分の説明を受け、
「全ての成分で陰性ですので、金属アレルギーの疑いは全くありません。
今まで通り、ステロイド治療を続けましょう。」
と、帰されてしまいました。
不審に思った私は、パッチ試験の成分一覧表を何とか頂いて持ち帰り、偶然、妻に携帯カメラで撮影してもらっていた紅斑の写真と照合してみました。
幸いにも、背中のパッチ番号が明瞭に写っており、一覧表の成分番号の全てを照合することができました。
照合した結果、紅斑を示していたのは、塩化パラジウムと塩化金酸でした。
つまり、銀歯に含まれているパラジウムと金の2成分だけに対して紅斑を示していたわけです。
偶然にしては出来過ぎていて、担当医の悪意を強く感じてしまいます。
思い起こせば、入院中は殆ど病室に来ず、余りの忙しさに
「うちもブラック企業です」、「夏は稼ぎ時なんです」、「皮膚科医なんて所詮ステロイド屋なんですよ」
なんて言い出す始末で、少し変だなと思ってはいたんです。
噂では、アトピー患者は金の成る木なので、生かさず殺さずが一番良いという話も聞きます。
これでは担当医に相談しても無駄なのではないかと思い、他の病院で、特に皮膚科以外で、せめてパラジウムと金だけでも再試験をしたいと考えています。
パッチ試験を、歯科で実施して頂くことは可能なのでしょうか?
それとも、このまま皮膚科で治る見込みのないステロイド治療を死ぬまで続けた方が良いのでしょうか?
発症する直前に、歯科医院に半年以上通い、ブリッジ2箇所を含め銀歯を数カ所入れました。
最近になって、これがアトピー性皮膚炎の原因になり得ることを知り、紹介状を持って、総合病院の皮膚科で2週間入院して、パッチ試験をしました。
100種類以上のパッチを剥がすと、2箇所がパッチの形で明瞭な紅斑を示していて、1箇所は翌日になっても紅斑が消えませんでした。
担当医に、この2箇所が何の成分なのか、何度も尋ねましたが、結局教えて頂けませんでした。
そして1週間後、口頭で数分の説明を受け、
「全ての成分で陰性ですので、金属アレルギーの疑いは全くありません。
今まで通り、ステロイド治療を続けましょう。」
と、帰されてしまいました。
不審に思った私は、パッチ試験の成分一覧表を何とか頂いて持ち帰り、偶然、妻に携帯カメラで撮影してもらっていた紅斑の写真と照合してみました。
幸いにも、背中のパッチ番号が明瞭に写っており、一覧表の成分番号の全てを照合することができました。
照合した結果、紅斑を示していたのは、塩化パラジウムと塩化金酸でした。
つまり、銀歯に含まれているパラジウムと金の2成分だけに対して紅斑を示していたわけです。
偶然にしては出来過ぎていて、担当医の悪意を強く感じてしまいます。
思い起こせば、入院中は殆ど病室に来ず、余りの忙しさに
「うちもブラック企業です」、「夏は稼ぎ時なんです」、「皮膚科医なんて所詮ステロイド屋なんですよ」
なんて言い出す始末で、少し変だなと思ってはいたんです。
噂では、アトピー患者は金の成る木なので、生かさず殺さずが一番良いという話も聞きます。
これでは担当医に相談しても無駄なのではないかと思い、他の病院で、特に皮膚科以外で、せめてパラジウムと金だけでも再試験をしたいと考えています。
パッチ試験を、歯科で実施して頂くことは可能なのでしょうか?
それとも、このまま皮膚科で治る見込みのないステロイド治療を死ぬまで続けた方が良いのでしょうか?
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-07-27 23:10:27
>パッチ試験を歯科で実施して頂くことは可能なのでしょうか?
パッチテストは一般的には皮膚科でするものです。
現在アトピーを見て貰っているのも皮膚科ですか?
だとしたら別の皮膚科で診てもらってはどうでしょうか。
パッチテストは一般的には皮膚科でするものです。
現在アトピーを見て貰っているのも皮膚科ですか?
だとしたら別の皮膚科で診てもらってはどうでしょうか。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2012-07-28 00:44:38
パッチテストの為の試験材料がかなり高価で、歯科での需要も少ない上に保険で算定できるかどうかが不明だと、なかなか歯科医院ではパッチテストをしないと思います。
仮にkentag3さん以外の方で、皮膚科で金属アレルギーのうちでも金とパラジウムにはっきり反応したのであれば、患者さんとで談し今ある保険の金銀パラジウム合金製の修復物を全て外して仮歯にする方法を提案すると思います。
実際にそういう患者さんも経験しました。
但し仮歯や以後の修復物が、全て保険ではカバーされないと思います。
仮にkentag3さん以外の方で、皮膚科で金属アレルギーのうちでも金とパラジウムにはっきり反応したのであれば、患者さんとで談し今ある保険の金銀パラジウム合金製の修復物を全て外して仮歯にする方法を提案すると思います。
実際にそういう患者さんも経験しました。
但し仮歯や以後の修復物が、全て保険ではカバーされないと思います。
回答3
回答日時:2012-07-28 01:57:02
>パッチ試験を歯科で実施して頂くことは可能なのでしょうか?
歯科大学附属病院の一部では実施している様ですよ。
「歯科 大学 金属アレルギー」
などで検索して頂くと複数出て来ます。
パッチテストは皮膚科で、というところもある様ですが、歯科が主導して皮膚科と連携が取れていればたぶん問題はないと思います。
当院からであれば隣県の愛知学院大学附属病院に依頼すると思いますが、夏期は受け付けていないとのことです。
参考→(愛知学院)口腔金属アレルギー外来
http://hospital.dent.aichi-gakuin.ac.jp/modules/008/index.php?content_id=20
学会で同科の先生のご講演を聴講したことがあるのですが、歯科ならではの知見などもある様で、私であれば皮膚科よりもこういう専門科の受診をお勧めはします。
学会といえば歯科医によるこの様な学会もあります。
参考→日本メタルフリー歯科臨床学会
http://metalfree.net/
(私は会員ではありませんので内情までは分かりませんが。。)
そして検査結果でその歯科用金属にアレルギーがあると確定したとして、メタルフリーで再治療することまではどこの歯科医院でも思い浮かぶと思うのですけど、kentag3さんの様に症状が重篤な場合は除去する際の切削粉の対処まで考慮した方が本来はいいと思います。
それをどこの歯科医療機関でどの様に依頼するのかなども含めて、そういった専門外来でご相談された方がいいと思いますよ。
原因と対処法がはっきりと分かるといいですね、お大事にどうぞ。
歯科大学附属病院の一部では実施している様ですよ。
「歯科 大学 金属アレルギー」
などで検索して頂くと複数出て来ます。
パッチテストは皮膚科で、というところもある様ですが、歯科が主導して皮膚科と連携が取れていればたぶん問題はないと思います。
当院からであれば隣県の愛知学院大学附属病院に依頼すると思いますが、夏期は受け付けていないとのことです。
参考→(愛知学院)口腔金属アレルギー外来
http://hospital.dent.aichi-gakuin.ac.jp/modules/008/index.php?content_id=20
学会で同科の先生のご講演を聴講したことがあるのですが、歯科ならではの知見などもある様で、私であれば皮膚科よりもこういう専門科の受診をお勧めはします。
学会といえば歯科医によるこの様な学会もあります。
参考→日本メタルフリー歯科臨床学会
http://metalfree.net/
(私は会員ではありませんので内情までは分かりませんが。。)
そして検査結果でその歯科用金属にアレルギーがあると確定したとして、メタルフリーで再治療することまではどこの歯科医院でも思い浮かぶと思うのですけど、kentag3さんの様に症状が重篤な場合は除去する際の切削粉の対処まで考慮した方が本来はいいと思います。
それをどこの歯科医療機関でどの様に依頼するのかなども含めて、そういった専門外来でご相談された方がいいと思いますよ。
原因と対処法がはっきりと分かるといいですね、お大事にどうぞ。
タイトル | 歯科金属アレルギーのパッチ試験を歯医者できますか? |
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質問者 | kentag3さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯医者への不信感 歯科金属アレルギー アトピー |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。