歯列矯正の抜歯、正中がずれる５番（無髄歯）か健全歯の４番か・・
相談者：
うささんさん (30歳：女性)
投稿日時：2012-08-01 20:58:32
はじめまして。
私は出っ歯で、歯列矯正を始めました。
現在、下の歯にのみ装置がついていて、これから上の歯にも装置を付け、抜歯する予定です。
抜歯は上下４番の予定なのですが、私の左上５番は無髄歯（クラウン）で、以前から（半年前くらい？）微妙に打診痛や咬合痛、違和感があります。
一般歯科でレントゲンを見てもらったところ、とくに根尖病巣などは見られないので、様子を見ましょうということで現在に至ります。
なので、できれば健全歯の４番を残して５番を抜歯するのが望ましいと思い、矯正の先生に相談したところ、左上５番を抜いた場合、左下も５番を抜歯し、右上は５・６・７とブリッジになっているため予定通り４番を、右下も同じく４番を抜歯するとのことです。
ただし、４番に比べて５番のほうが若干小さいので、上前歯の正中は２ミリ程度左にずれると説明を受けました。
（下前歯もずれると思いますが）
また、左４番を後方に下げたとき、上顎洞にひっかかるので下げきれず、歯冠は動かせても根が斜めになるとのことでした。
矯正の先生は、左上５番が根管治療等で痛みや違和感が治るのであれば、４番抜歯が望ましいとのことです。
でも一般歯科の先生は、症状が大きく出ていない５番の根管治療にはあまり積極的ではありません。
自分でも、無理に根管治療などをして悪化させても嫌だし、根治は成功率が低いとのことなので、将来的にも不安です。
@上前歯の正中が顔の正中より２ミリ程度ズレるというのは、審美的にどうなのでしょうか？
あくまで患者の主観ではあると思うのですが、想像ができず悩んでいます。
ちなみに、左右１番は他の歯より大きめなので、少し目立つと思います。
せっかく高い費用をかけてコンプレックスを解消するのに、また悩みを抱えたら…と思うと怖いです。
A４番を後方に下げて、根が斜めの状態になるのは何かデメリットはありますか？
なお、ハーフリンガルで、上はミニインプラントも使うことになっています。
私は出っ歯で、歯列矯正を始めました。
現在、下の歯にのみ装置がついていて、これから上の歯にも装置を付け、抜歯する予定です。
抜歯は上下４番の予定なのですが、私の左上５番は無髄歯（クラウン）で、以前から（半年前くらい？）微妙に打診痛や咬合痛、違和感があります。
一般歯科でレントゲンを見てもらったところ、とくに根尖病巣などは見られないので、様子を見ましょうということで現在に至ります。
なので、できれば健全歯の４番を残して５番を抜歯するのが望ましいと思い、矯正の先生に相談したところ、左上５番を抜いた場合、左下も５番を抜歯し、右上は５・６・７とブリッジになっているため予定通り４番を、右下も同じく４番を抜歯するとのことです。
ただし、４番に比べて５番のほうが若干小さいので、上前歯の正中は２ミリ程度左にずれると説明を受けました。
（下前歯もずれると思いますが）
また、左４番を後方に下げたとき、上顎洞にひっかかるので下げきれず、歯冠は動かせても根が斜めになるとのことでした。
矯正の先生は、左上５番が根管治療等で痛みや違和感が治るのであれば、４番抜歯が望ましいとのことです。
でも一般歯科の先生は、症状が大きく出ていない５番の根管治療にはあまり積極的ではありません。
自分でも、無理に根管治療などをして悪化させても嫌だし、根治は成功率が低いとのことなので、将来的にも不安です。
@上前歯の正中が顔の正中より２ミリ程度ズレるというのは、審美的にどうなのでしょうか？
あくまで患者の主観ではあると思うのですが、想像ができず悩んでいます。
ちなみに、左右１番は他の歯より大きめなので、少し目立つと思います。
せっかく高い費用をかけてコンプレックスを解消するのに、また悩みを抱えたら…と思うと怖いです。
A４番を後方に下げて、根が斜めの状態になるのは何かデメリットはありますか？
なお、ハーフリンガルで、上はミニインプラントも使うことになっています。
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時：2012-08-01 23:45:12
一般論としては、「４番のかわりに、現在、お痛みのある５番抜歯を行って、良好な治療結果を得る」ことが望ましいと思います。
ご相談内容にも記載がありますが、再根管治療は難しく、短期的には、痛みが治まっても、長期的予後に問題が発生する場合もあるからです。
矯正担当医とご相談をする場合には、ハーフリンガルではなく、上下表側装置で治療した場合でも、５番抜歯で良好な治療結果を得ることが難しいのかを質問してみてはいかがでしょうか？
一般的に、裏側矯正装置の方が、表側矯正装置に較べて、歯の矯正移動の自由度が低くなります。
そこで、上顎を表側矯正装置に変更することによって、５番抜歯でも良好な治療結果を得られると判断できる場合もあります。
ただし、御自身が、審美的に、上顎の表側矯正装置が受け入れられないのであれば、検討の余地はありませんが、臨床的には検討する価値のあるポイントだと思います。
精密分析を行った矯正担当医は、ネット相談回答者とは異なり、詳しく現在の状況を把握しています。まずは、矯正担当医とじっくりご相談ください。
なお、審美的な点については、主観が入りますが、上顎歯列の正中が顔の正中から２ミリずれた場合には、審美的に満足できない可能性が高いと思います。
ご相談内容にも記載がありますが、再根管治療は難しく、短期的には、痛みが治まっても、長期的予後に問題が発生する場合もあるからです。
矯正担当医とご相談をする場合には、ハーフリンガルではなく、上下表側装置で治療した場合でも、５番抜歯で良好な治療結果を得ることが難しいのかを質問してみてはいかがでしょうか？
一般的に、裏側矯正装置の方が、表側矯正装置に較べて、歯の矯正移動の自由度が低くなります。
そこで、上顎を表側矯正装置に変更することによって、５番抜歯でも良好な治療結果を得られると判断できる場合もあります。
ただし、御自身が、審美的に、上顎の表側矯正装置が受け入れられないのであれば、検討の余地はありませんが、臨床的には検討する価値のあるポイントだと思います。
精密分析を行った矯正担当医は、ネット相談回答者とは異なり、詳しく現在の状況を把握しています。まずは、矯正担当医とじっくりご相談ください。
なお、審美的な点については、主観が入りますが、上顎歯列の正中が顔の正中から２ミリずれた場合には、審美的に満足できない可能性が高いと思います。
回答2
回答日時：2012-08-02 07:55:40
現在の症状がよくわかりませんが、お書きになった状態の場合には、下顎はともかく、左上5番抜歯、右上はブリッジを壊して、欠損部の6番部分のスペースを使う方法を第一選択として考えたいと思います。
ただこれで治療目標が達成できるかどうかは、現状を把握しておりませんので、分かりません。
担当の先生はその方針では無理だと判断されたのでしょう。
さらにこのような変則的な場合には、舌側矯正にこだわりすぎないほうが無難です。
もうすでに矯正を開始されているようですので、よくお話を聞いて納得されて矯正を継続してください。
このような問題は矯正開始前に解決すべき事です。
方針を定めて矯正開始したわけですから、順調に治療完了できるような方法を考えていただきたいと思います。
どうしても疑問が大きいようでしたら、他の矯正医に相談されてもいいと思います。
ただこれで治療目標が達成できるかどうかは、現状を把握しておりませんので、分かりません。
担当の先生はその方針では無理だと判断されたのでしょう。
さらにこのような変則的な場合には、舌側矯正にこだわりすぎないほうが無難です。
もうすでに矯正を開始されているようですので、よくお話を聞いて納得されて矯正を継続してください。
このような問題は矯正開始前に解決すべき事です。
方針を定めて矯正開始したわけですから、順調に治療完了できるような方法を考えていただきたいと思います。
どうしても疑問が大きいようでしたら、他の矯正医に相談されてもいいと思います。
| タイトル | 歯列矯正の抜歯、正中がずれる５番（無髄歯）か健全歯の４番か・・ |
|---|---|
| 質問者 | うささんさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 30歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 抜歯：４番(第一小臼歯) 抜歯：５番(第二小臼歯) 歯列矯正の治療法 上顎前突(出っ歯) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
