6歳。乳歯は正常な咬合、永久歯で骨格性反対咬合になりますか?
相談者:
こじかさん (34歳:女性)
投稿日時:2012-08-09 13:44:32
乳歯の時は反対咬合じゃなかったのに、永久歯に生え変わったら反対咬合になることはありますか?
6歳の子どものことですが、いま、下の前歯が2本、永久歯に生え変わっていて、上の前歯は2本、2 ヶ月前に抜けてまだ永久歯が生えてきていません
下の前歯が少しくちびる側にでてきてしまったため、上の前歯の生える場所によっては、反対咬合になる可能性が高いそうです
もし、そうなった場合、歯性反対咬合の可能性が高いか、骨格性反対咬合の可能性が高いかどちらでしょうか?
つい最近までは反対咬合といわれたことは一度もありません
また、骨格に問題がある反対咬合の場所、チンキャップを使うといわれたのですが、肌が弱いため、10時間以上も使用するとなるとかぶれてしまうと思うので、もしそうなった場合は、ほかの方法で反対咬合を治すことはできますか?
先日、矯正歯科の先生に横顔など見ていただいた時には、骨格に問題があるような感じには見えないとは言われました
近々、精密検査するのですが、まだ期間があるため不安で質問しました
6歳の子どものことですが、いま、下の前歯が2本、永久歯に生え変わっていて、上の前歯は2本、2 ヶ月前に抜けてまだ永久歯が生えてきていません
下の前歯が少しくちびる側にでてきてしまったため、上の前歯の生える場所によっては、反対咬合になる可能性が高いそうです
もし、そうなった場合、歯性反対咬合の可能性が高いか、骨格性反対咬合の可能性が高いかどちらでしょうか?
つい最近までは反対咬合といわれたことは一度もありません
また、骨格に問題がある反対咬合の場所、チンキャップを使うといわれたのですが、肌が弱いため、10時間以上も使用するとなるとかぶれてしまうと思うので、もしそうなった場合は、ほかの方法で反対咬合を治すことはできますか?
先日、矯正歯科の先生に横顔など見ていただいた時には、骨格に問題があるような感じには見えないとは言われました
近々、精密検査するのですが、まだ期間があるため不安で質問しました
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-08-09 13:56:20
乳歯の時は、反対咬合じゃなかったのに永久歯に生え変わる時期以降に反対咬合になるケースもあると思います。
下の前歯が少しくちびる側にでてきて、上の前歯が裏側から生えてきら、歯性反対咬合になるかもしれません。
骨格性反対咬合かどうかは、それだけでは判りません
チンキャップを使用するかどうかはケースによって、また、先生によって異なると思います。万一、必要との説明を受けられたら、その際に肌が弱い事をお話されれば良いと思います。
下の前歯が少しくちびる側にでてきて、上の前歯が裏側から生えてきら、歯性反対咬合になるかもしれません。
骨格性反対咬合かどうかは、それだけでは判りません
チンキャップを使用するかどうかはケースによって、また、先生によって異なると思います。万一、必要との説明を受けられたら、その際に肌が弱い事をお話されれば良いと思います。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-08-09 14:57:29
>乳歯の時は、反対咬合じゃなかったのに永久歯に生え変わったら反対咬合になることはありますか?
こういうケースはあります。
前歯の生え変わりの時期に歯性反対咬合になると、上顎の前方方向の成長を抑制しますし、そういう咬合になってしまった原因をそのまま放置してしまうと増悪するのは当然だと思います。
ですから、クロスバイト(交差咬合)や、反対咬合は、早期に歯科的な介入を行い、骨格性に移行するのを防いでおくとよいでしょう。
上顎の成長と下顎の成長のスパート時期が異なるので、上顎は成長すべきときに十分成長させておくことが必要です。
しかし、こじかさんの場合は、現在まだ上の前歯が萌出してきていないのですから、萌出まで様子を見ておいても大丈夫なのではないかという気もします。(拝見してないので想像です)
>もし、そうなった場合、歯性反対咬合の可能性が高いか、骨格性反対咬合の可能性が高いかどちらでしょうか?
これは、きちんと診査してもらえば診断できると思いますが…
>チンキャップを使うといわれたのですが
チンキャップを使う先生もおられるでしょうが、最近は以前ほど使用されなくなってきていると思います。
精密検査の結果から、上顎の前方への成長を促すことになるかもしれませんね。
検査結果をもうしばらくお待ちになってはいかがですか?
こういうケースはあります。
前歯の生え変わりの時期に歯性反対咬合になると、上顎の前方方向の成長を抑制しますし、そういう咬合になってしまった原因をそのまま放置してしまうと増悪するのは当然だと思います。
ですから、クロスバイト(交差咬合)や、反対咬合は、早期に歯科的な介入を行い、骨格性に移行するのを防いでおくとよいでしょう。
上顎の成長と下顎の成長のスパート時期が異なるので、上顎は成長すべきときに十分成長させておくことが必要です。
しかし、こじかさんの場合は、現在まだ上の前歯が萌出してきていないのですから、萌出まで様子を見ておいても大丈夫なのではないかという気もします。(拝見してないので想像です)
>もし、そうなった場合、歯性反対咬合の可能性が高いか、骨格性反対咬合の可能性が高いかどちらでしょうか?
これは、きちんと診査してもらえば診断できると思いますが…
>チンキャップを使うといわれたのですが
チンキャップを使う先生もおられるでしょうが、最近は以前ほど使用されなくなってきていると思います。
精密検査の結果から、上顎の前方への成長を促すことになるかもしれませんね。
検査結果をもうしばらくお待ちになってはいかがですか?
回答3
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2012-08-09 16:11:30
矯正歯科専門医院の受診を予定されているということであれば、受診時にレントゲン診査を含む精密検査を是非受けてみてください。(無料相談では、おおまかな判断しかできません)
矯正歯科医院であれば、セファロレントゲンという規格撮影レントゲン写真を利用することによって、患者さんの「骨格的な特徴」や「歯の特徴」を客観的な数値として、分析することが可能です。
多くの前歯部反対咬合では、ある程度は、骨格的な影響を受けています。
歯性の反対咬合と骨格性の反対咬合の2種類だけに分類されるわけではありません。
また、前後的な特徴だけではなく、垂直的な特徴を分析することも重要です。
客観的なデータがない状態で、インターネット掲示板のアドバイスを受けるのは、あまり有効ではないと思います。
まずは、受診予定の矯正歯科でじっくりご相談ください。
矯正歯科医院であれば、セファロレントゲンという規格撮影レントゲン写真を利用することによって、患者さんの「骨格的な特徴」や「歯の特徴」を客観的な数値として、分析することが可能です。
多くの前歯部反対咬合では、ある程度は、骨格的な影響を受けています。
歯性の反対咬合と骨格性の反対咬合の2種類だけに分類されるわけではありません。
また、前後的な特徴だけではなく、垂直的な特徴を分析することも重要です。
客観的なデータがない状態で、インターネット掲示板のアドバイスを受けるのは、あまり有効ではないと思います。
まずは、受診予定の矯正歯科でじっくりご相談ください。
回答4
回答日時:2012-08-09 17:17:44
>乳歯の時は、反対咬合じゃなかったのに、永久歯に生え変わったら反対咬合になることはありますか?
あります
>もし、そうなった場合、歯性反対咬合の可能性が高いか、骨格性反対咬合の可能性が高いかどちらでしょうか?
さまざまです。
今、反対でないからと言って上下の骨格関係が正常とは限りませんので。
チンキャップに関しては、今臨床現場での使用頻度は少なくなっています。
他に変わる装置もあるし、力が強いと顎関節部に障害を与える可能性があると思われるためです。
ただ私は、使用頻度はかなり減っているのですが、必要と思われる場合には使用します。
その際には、皮膚が弱い方の場合には、ゴムが皮膚に触れないようにしたり、キャップに布カバーを当てたりして対応しています。
上顎前歯がまだ生えていないようです。
上顎前歯の萌出位置によっては、下顎位が変化して機能的な反対咬合になることもあります。
個人的には、上の前歯が生えてからの検査をお勧めします。
あります
>もし、そうなった場合、歯性反対咬合の可能性が高いか、骨格性反対咬合の可能性が高いかどちらでしょうか?
さまざまです。
今、反対でないからと言って上下の骨格関係が正常とは限りませんので。
チンキャップに関しては、今臨床現場での使用頻度は少なくなっています。
他に変わる装置もあるし、力が強いと顎関節部に障害を与える可能性があると思われるためです。
ただ私は、使用頻度はかなり減っているのですが、必要と思われる場合には使用します。
その際には、皮膚が弱い方の場合には、ゴムが皮膚に触れないようにしたり、キャップに布カバーを当てたりして対応しています。
上顎前歯がまだ生えていないようです。
上顎前歯の萌出位置によっては、下顎位が変化して機能的な反対咬合になることもあります。
個人的には、上の前歯が生えてからの検査をお勧めします。
回答5
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2012-08-09 21:05:02
回答3を担当しましたが、伊藤先生のコメントで、ご相談内容を読み直し不備に気づきました、申し訳ありません。
精密検査は、急がなくても良い時期だと思います。
永久歯前歯が反対咬合で萌出して、不安になっているご相談だと勘違いしました。
乳歯列反対咬合であったお子さんも、永久歯前歯への生え変わりで、正常な前歯部被蓋が自然に獲得されることも珍しくありません。
まして、乳歯の時に、反対咬合ではなかったお子さんであれば、現時点で、急いで治療したり、精密検査を受ける必要性は低いと思います。
上顎前歯が萌出するまでは、受診先の矯正歯科医に、定期チェックをしていただけば充分だと思います。
まずは、担当矯正医とよくご相談ください。
精密検査は、急がなくても良い時期だと思います。
永久歯前歯が反対咬合で萌出して、不安になっているご相談だと勘違いしました。
乳歯列反対咬合であったお子さんも、永久歯前歯への生え変わりで、正常な前歯部被蓋が自然に獲得されることも珍しくありません。
まして、乳歯の時に、反対咬合ではなかったお子さんであれば、現時点で、急いで治療したり、精密検査を受ける必要性は低いと思います。
上顎前歯が萌出するまでは、受診先の矯正歯科医に、定期チェックをしていただけば充分だと思います。
まずは、担当矯正医とよくご相談ください。
相談者からの返信
相談者:
こじかさん
返信日時:2012-08-14 20:23:03
ありがとうございました
大変参考になりました
大変参考になりました
タイトル | 6歳。乳歯は正常な咬合、永久歯で骨格性反対咬合になりますか? |
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質問者 | こじかさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の生えかわり(生え変わり) 子供の歯並び 歯の生え方、生える位置(乳歯・永久歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。