詰めてあるレジンが合わなくて歯髄に炎症?マイクロリーケージについて
相談者:
コモンテルさん (30歳:女性)
投稿日時:2012-08-16 19:52:58
参考:過去のご相談
※ピンク色の膿は感染根管か?レジン充填でも歯の寿命は問題ないか?
お世話になります。
先日、右1番の神経を抜きました。
主治医いわく
「この歯は合成樹脂が詰めてあって、それが合わなくて歯髄に炎症をおこして腐ってきてる」
とのことでした。
今日、歯医者に治療に行った際、主治医に
「他にもたくさんレジンを詰めた歯があるが、それらもどんどんこのようになってしまうのか」
とたずねたところ
「それはわからないよ、でも多く削っている歯はそうなるかもね」
と言われました。
私はそもそもレジンが合わずに、炎症が起こることがあるというのを初めて聞いたので、本当にそんな話があるのかとネットで調べてみたところ、マイクロリーケージと言う言葉にたどり着きました。
レジンの微細な隙間から菌が侵入して、神経を冒すと理解したのですが、私もこのケースだったということでしょうか?
そして、他の歯にも起こってしまうのでしょうか。
上の前歯はほとんどレジンが詰めてあり、上下の奥歯は銀やらハイブリッドセラミックやらレジンやらが詰めてあります。
レジン以外の素材でも、マイクロリーケージは引き起こされるのでしょうか?
ハイブリッドセラミックの歯は、自歯との境が目で見て段差があるので、いかにも菌がはいってきそうな気がしてしまいます。
※ピンク色の膿は感染根管か?レジン充填でも歯の寿命は問題ないか?
お世話になります。
先日、右1番の神経を抜きました。
主治医いわく
「この歯は合成樹脂が詰めてあって、それが合わなくて歯髄に炎症をおこして腐ってきてる」
とのことでした。
今日、歯医者に治療に行った際、主治医に
「他にもたくさんレジンを詰めた歯があるが、それらもどんどんこのようになってしまうのか」
とたずねたところ
「それはわからないよ、でも多く削っている歯はそうなるかもね」
と言われました。
私はそもそもレジンが合わずに、炎症が起こることがあるというのを初めて聞いたので、本当にそんな話があるのかとネットで調べてみたところ、マイクロリーケージと言う言葉にたどり着きました。
レジンの微細な隙間から菌が侵入して、神経を冒すと理解したのですが、私もこのケースだったということでしょうか?
そして、他の歯にも起こってしまうのでしょうか。
上の前歯はほとんどレジンが詰めてあり、上下の奥歯は銀やらハイブリッドセラミックやらレジンやらが詰めてあります。
レジン以外の素材でも、マイクロリーケージは引き起こされるのでしょうか?
ハイブリッドセラミックの歯は、自歯との境が目で見て段差があるので、いかにも菌がはいってきそうな気がしてしまいます。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-08-16 20:08:11
こんにちは、
>レジンが合わずに炎症が起こることがあるというのを初めて聞いたので
大昔の化学重合型のレジンではないので、特に現代のレジンを使えばレジンによる歯髄壊死などは考えにくいですが。
(厳密に言うと、直接覆髄の際最表層の歯髄は死んでその周りに象牙芽細胞が集まると言われていますが、うまく行く場合は歯髄全体に壊死が起こる訳ではありません)
>レジンの微細な隙間から菌が侵入して、神経を冒すと理解したのですが、
そこまで考えなくてもいいと思いますが。
ただ、傾向として削った部分が大きな歯は、後で神経が死んでしまうことはあります。
これは何の材料を用いても起ります。
マイクロリーケージはレジンだから起る問題ではありませんが、
レジンの場合術後直ぐに起る症状に関しては、接着不良の場合があります。
因みに、メタルインレーやセラミックインレーを付ける際の接着剤も今はレジン系のものです。
ですので、現代の治療は少なからずレジンを使用した治療になっているはずです。
これは歯髄に対して、許容できるレベルの刺激になったからこそ使えるようになったものだと考えます。
歯の神経は大切ですが、あまり固執して神経を残すと大きなトラブルになることもありますので注意してください。
おだいじに
>レジンが合わずに炎症が起こることがあるというのを初めて聞いたので
大昔の化学重合型のレジンではないので、特に現代のレジンを使えばレジンによる歯髄壊死などは考えにくいですが。
(厳密に言うと、直接覆髄の際最表層の歯髄は死んでその周りに象牙芽細胞が集まると言われていますが、うまく行く場合は歯髄全体に壊死が起こる訳ではありません)
>レジンの微細な隙間から菌が侵入して、神経を冒すと理解したのですが、
そこまで考えなくてもいいと思いますが。
ただ、傾向として削った部分が大きな歯は、後で神経が死んでしまうことはあります。
これは何の材料を用いても起ります。
マイクロリーケージはレジンだから起る問題ではありませんが、
レジンの場合術後直ぐに起る症状に関しては、接着不良の場合があります。
因みに、メタルインレーやセラミックインレーを付ける際の接着剤も今はレジン系のものです。
ですので、現代の治療は少なからずレジンを使用した治療になっているはずです。
これは歯髄に対して、許容できるレベルの刺激になったからこそ使えるようになったものだと考えます。
歯の神経は大切ですが、あまり固執して神経を残すと大きなトラブルになることもありますので注意してください。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
コモンテルさん
返信日時:2012-08-17 12:37:41
タイトル | 詰めてあるレジンが合わなくて歯髄に炎症?マイクロリーケージについて |
---|---|
質問者 | コモンテルさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 詰め物、インレーのトラブル 詰め物、インレーその他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。