少ししか表面が出ていない親知らず抜歯の必要性について
相談者:
bloomingさん (31歳:女性)
投稿日時:2012-08-22 17:42:08
はじめまして。
先月、あごが痛くて口腔外科のある歯科医院に行ってきました。
親知らずが原因とのことで、抜歯を勧められました。
上の歯で、見えている歯なので簡単に抜けるということで抜いてきました。
その後、残り3本も抜いたほうがいいとのこと。
親知らずは残しておいてもいいことは何もなく、残しておけば虫歯になる可能性はあるかららしいです。
ただ残りの歯は、少ししか表面に出ていなくて切らなくてはいけないみたいです。
痛みはないし、今まで虫歯にもなったことないのに、虫歯の予防だけに、切って縫う必要があるのでしょうか?
今まで近所の歯医者に1年に1回検診してもらって、親知らずを抜いた方がいいとは言われたことありません。
親知らずの抜歯について先生方のご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。
先月、あごが痛くて口腔外科のある歯科医院に行ってきました。
親知らずが原因とのことで、抜歯を勧められました。
上の歯で、見えている歯なので簡単に抜けるということで抜いてきました。
その後、残り3本も抜いたほうがいいとのこと。
親知らずは残しておいてもいいことは何もなく、残しておけば虫歯になる可能性はあるかららしいです。
ただ残りの歯は、少ししか表面に出ていなくて切らなくてはいけないみたいです。
痛みはないし、今まで虫歯にもなったことないのに、虫歯の予防だけに、切って縫う必要があるのでしょうか?
今まで近所の歯医者に1年に1回検診してもらって、親知らずを抜いた方がいいとは言われたことありません。
親知らずの抜歯について先生方のご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。
回答1
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2012-08-22 17:49:55
>ただ残りの歯は、少ししか表面に出ていなくて・・・
これが虫歯になりやすい理由ではないでしょうか。
抜歯をするかしないかは、あくまで患者さんの選択です。
先生のご意見に納得であれば、抜歯をされてもよいでしょう。
経過観察という方法もありますので、よくお考えくださいね。
お大事になさってください。
これが虫歯になりやすい理由ではないでしょうか。
抜歯をするかしないかは、あくまで患者さんの選択です。
先生のご意見に納得であれば、抜歯をされてもよいでしょう。
経過観察という方法もありますので、よくお考えくださいね。
お大事になさってください。
回答2
回答日時:2012-08-22 18:03:35
bloomingさん
こんにちは
水澤先生に賛成です。
>ただ残りの歯は、少ししか表面に出ていなくて・・・
僕もこれが、親知らずを抜いた方がいい理由だと思います。
少ししか出ていない親知らずが、最も汚れや細菌がたまりやすいと思います。
推測ですが、僕もこのような場合、抜歯をすすめさせていただくことがあります。
こんにちは
水澤先生に賛成です。
>ただ残りの歯は、少ししか表面に出ていなくて・・・
僕もこれが、親知らずを抜いた方がいい理由だと思います。
少ししか出ていない親知らずが、最も汚れや細菌がたまりやすいと思います。
推測ですが、僕もこのような場合、抜歯をすすめさせていただくことがあります。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2012-08-22 18:45:57
bloomingさん、こんにちは
親知らずという歯はプラークコントロールが非常に難しく残しても痛みが出たり、虫歯になってしまうことが多い歯です。
私は親知らずの抜歯の基準として以下のように考えています。
(以下HPの抜粋)
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。また前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいです。
以上
実際に拝見していないので今回がどれにあたるかはわかりませんが、親知らずがあることで他の歯に悪影響を与える可能性がある場合は予防的に抜歯するということも視野に入れてもよいと思います。
参考になれば幸いです。
親知らずという歯はプラークコントロールが非常に難しく残しても痛みが出たり、虫歯になってしまうことが多い歯です。
私は親知らずの抜歯の基準として以下のように考えています。
(以下HPの抜粋)
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。また前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいです。
以上
実際に拝見していないので今回がどれにあたるかはわかりませんが、親知らずがあることで他の歯に悪影響を与える可能性がある場合は予防的に抜歯するということも視野に入れてもよいと思います。
参考になれば幸いです。
回答4
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2012-08-22 20:07:31
親知らずを抜歯した方が良い理由、他の先生がおっしゃるように虫歯になりやすいなどですが、残しておいても良い理由もあります。
他の奥歯などが将来抜歯する可能性がある場合、そこに親知らずを移植する歯に出来る可能性がありその場合は悪さ(虫歯や頬を噛むなどの発ガンの原因)をしてなければ残しておくのも1つの方法になります。
他の奥歯などが将来抜歯する可能性がある場合、そこに親知らずを移植する歯に出来る可能性がありその場合は悪さ(虫歯や頬を噛むなどの発ガンの原因)をしてなければ残しておくのも1つの方法になります。
回答5
水野です。
回答日時:2012-08-23 18:59:08
bloomingさん
こんばんは
親知らずに関しては、残していい場合と残すとよくない場合があります。
将来の移植のためという名目で前の歯を虫歯などにしてしまうともったいないでしょ?
よく考えて判断なさったらよいかと思います。
こんばんは
親知らずに関しては、残していい場合と残すとよくない場合があります。
将来の移植のためという名目で前の歯を虫歯などにしてしまうともったいないでしょ?
よく考えて判断なさったらよいかと思います。
相談者からの返信
相談者:
bloomingさん
返信日時:2012-08-23 20:19:28
先生方、さっそくお返事ありがとうございます。
先生方の貴重なご意見参考にさせていただきます。
よく相談して納得した上で判断したいと思います。
本当にありがとうございますた。
先生方の貴重なご意見参考にさせていただきます。
よく相談して納得した上で判断したいと思います。
本当にありがとうございますた。
タイトル | 少ししか表面が出ていない親知らず抜歯の必要性について |
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質問者 | bloomingさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。