金属アレルギーのためインレーをセラミックに交換、種類と適合について

相談者: ラッセルさん (24歳:男性)
投稿日時:2012-08-26 23:51:22
先日、パッチテストを受けたところ、パラジウム、コバルトなどの金属に反応があり、金属アレルギーに対してかなりナーバスになっているので、臼歯部にある金属の詰め物セラミックに替えようと思っています。



ネットでの情報や歯医者さんのお話から、セラミックは割れることがある、最近ジルコニアという丈夫な素材が使われ始めているということを知り、歯医者さんでジルコニアインレーについて相談したところ、

「ジルコニアは鋳造ができず、材料を削り出して作らなければならないので適合が悪くなる傾向がある」

と聞き、その先生には、ほかの種類のセラミックを勧めていただきました。


その後、疑問に思ったのですが、ジルコニア以外のセラミックは、鋳造ができるのでしょうか?
またそのとき、ジルコニアはインレーだけでなく、クラウンブリッジなどを作るときにも一般のセラミックと違う作り方になり、適合が悪くなるような傾向がありますか?

正直なところ、割れるのも、適合が悪くて虫歯になって交換、というのも困ると思うのでどういった選択をしようか迷っています。


長文になって申し訳ありませんがご回答いただけると幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-08-27 00:02:32
こんにちは、
パラジウムにアレルギーがあると保険の代表的な金属は使えないですね・・・

セラミックは、鋳造ができるのでしょうか?

鋳造とは金属を鋳型に流し込むことで作るものですね。
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E9%8B%B3%E9%80%A0/



ジルコニアインレーだけでなく、クラウンブリッジなどを作るときにも一般のセラミックと違う作り方になり、適合が悪くなるような傾向がありますか?

基本的に同じ先生と技工士が組んだ場合、メタル系の修復物の方が適合は良くなります。
ただ、上手な歯科医院ではセラミックインレーでも適合が良く作りますよ。

ジルコニアはブロックから削り出して、技工士が調整します。
セラミックインレーは技工士が泥からセラミックを焼きあげます。


金属アレルギーがあれば、メタル以外で今の先生のお勧めの中から選ばれた方がいいですよ。
 
適合も非常に大事ですが、それ以上に大事になるのは日頃の歯磨きですからその点は注意してくださいね^^


おだいじに

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-08-27 20:44:47
ジルコニアなど削り出すタイプであればメーカーによって精度は多少異なります。

ですから、かかりつけの先生がおっしゃる物を選んだ方が精度が良いと思いますので、井野先生がおっしゃるように今の先生のオススメが良いのではないかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-08-27 21:55:18
ラッセルさん 初めまして

金属アレルギー対策は 当院でもいろいろと行ってきました。


私も以前は ジルコニアに ネガティブな印象がありましたが、最新のジルコニアは 切削量も非常に少なく、適合性も納得できるレベルになっております。

なによりも 安価になりましたので 臼歯部のクラウンブリッジには 迷うことなくジルコニアを勧めております。


インレーレベルでは e-maxに代表される セラミックスで 強度的に特に問題はないと思います。 個人的に ハイブリッドには強度的に ややネガティブな印象があります。


前歯部は セラミックス 若しくは ジルコニアでケースバイケース、 審美性は 技工士さんの腕の見せ所という感じでしょうか。



お口の中のメタルが多い場合 金属アレルギー対策は非常に高額な治療になりますので 審美性、機能性、経済性などを 部位によって上手に使い分けて 少しでも安価な治療にする努力が大切だと思っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ラッセルさん
返信日時:2012-08-27 23:11:21
井野先生、加藤先生、松田先生、ご回答どうもありがとうございました。


すみません、加藤先生のご回答なのですが、

ジルコニアなど削りだすタイプであればメーカーによって精度は多少異なります。

というのは、「ジルコニアなど削りだすタイプであればメーカーによって精度は多少異なる」ということでいいのでしょうか?
細かい部分ですみません。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-08-28 09:26:09
>「ジルコニアなど削りだすタイプであればメーカーによって精度は多少異なる」ということでいいのでしょうか?

私の知る限りですが、そんなに大差ないので心配しなくていいと思いますよ。

よっぽど技工士が作るものの方が品にバラツキが出ます。
その点機械は条件さえ整えれば同じ質のものができますから、安心してください。


松田先生のおっしゃられているものはジルコニアタイプのクラウンのことはおっしゃられていると思います。


ジルコニア単味で作るのか、セラミックを表面にくっつけるのかにもより作り方は異なります。
基本的にジルコニアインレーの場合はブロックから削りだしたジルコニア単味ですので色は真っ白です。
色が気になれば、「ステイニング」と言って技工士が色をつけることもできます。

一度先生に相談してみてください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-08-28 09:31:32
まずは担当の先生と良く相談される事ですが、担当の先生が「良しと思わない方法」を希望しても、良い結果は得られないと思います。


>その先生には、ほかの種類のセラミックを勧めていただきました。

と言う事であればそのセラミックスがよろしいのではないかと思います。

もし、ラッセルさんがジルコニアインレーを強く希望されるのであれば、ジルコニアの取り扱いに慣れた先生に診てもらった方が良い結果が得られると思います。




タイトル 金属アレルギーのためインレーをセラミックに交換、種類と適合について
質問者 ラッセルさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ セラミックインレー(陶器の詰め物)
材料・機材関連
歯科金属アレルギー
ジルコニアクラウン
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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