歯科衛生士です、スケ-リング時に痛みを訴えられることがある
相談者:
く-ちゃんさん (32歳:女性)
投稿日時:2012-08-30 20:37:27
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-08-30 21:08:29
ご相談ありがとうございます。
患者さんの相談ではないため簡単に回答いたします。
>何の為にスケーリングしているのか分からなくなりそうです。
そう、それがとても大事なヒントです。
>担当制ではないので、比較されてると思いますが、衛生士として歯石が残っていても痛みが出ないようにした方がいいのでしょうか?
比較されることは大きな問題ではなく、担当性ではない困難さもあるでしょうが、衛生士業務の目的を医院内できちんと統一しておくと良いと思います。
なんのためにスケーリングをするのでしょうか?
単に歯石を取ることが目的なのか、歯石を残して痛みが出ないようにすることが目的なのか、医療としてはどちらも本質から外れた議論だと思います。
本来、医療として衛生士が予防業務を行うのであれば、治癒のゴールをまず明確にしておくべきだからです。
誰でも痛くなく、しかも歯石をできるだけ取る方法がいくつもありますが、予防医療のゴールが明確になった上でそれを実行すれば、とても喜ばれ、そして日本の福祉に貢献できます。
順番が大事です。
また、一番大事な目的が抜けているようです。
院長先生や全員とミーティングでもしてみてはいかがでしょうか?
患者さんの相談ではないため簡単に回答いたします。
>何の為にスケーリングしているのか分からなくなりそうです。
そう、それがとても大事なヒントです。
>担当制ではないので、比較されてると思いますが、衛生士として歯石が残っていても痛みが出ないようにした方がいいのでしょうか?
比較されることは大きな問題ではなく、担当性ではない困難さもあるでしょうが、衛生士業務の目的を医院内できちんと統一しておくと良いと思います。
なんのためにスケーリングをするのでしょうか?
単に歯石を取ることが目的なのか、歯石を残して痛みが出ないようにすることが目的なのか、医療としてはどちらも本質から外れた議論だと思います。
本来、医療として衛生士が予防業務を行うのであれば、治癒のゴールをまず明確にしておくべきだからです。
誰でも痛くなく、しかも歯石をできるだけ取る方法がいくつもありますが、予防医療のゴールが明確になった上でそれを実行すれば、とても喜ばれ、そして日本の福祉に貢献できます。
順番が大事です。
また、一番大事な目的が抜けているようです。
院長先生や全員とミーティングでもしてみてはいかがでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
く-ちゃんさん
返信日時:2012-08-30 22:29:03
回答2
回答3
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2012-08-31 14:49:05
いい環境ではないですか。
あなたがこれで、ほかの歯科衛生士の方と同じくらい痛くなく、しかも取り残しが少なくなれば、もうそれだけで別世界の人になれます。
あなたがこれで、ほかの歯科衛生士の方と同じくらい痛くなく、しかも取り残しが少なくなれば、もうそれだけで別世界の人になれます。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-08-31 17:45:05
当院での考え方を書きますね。
当院では「痛いスケーリング」は原則として行いません。
ちょっとくらい縁下歯石が付いていても1回目はOKです。
適切なプラークコントロールが出来てくると(←ココが重要)縁上歯石を除去するだけで仮性ポケットが消失し、歯肉が引き締まり、縁下だった歯石が縁上となって見えてきます。
見えてきた所を狙って再度スケーリングをすれば痛みを与える事はありません。
また、マイクロスコープや強拡大ルーペを用いる事でピンポイントで深い歯石も狙えます。
ピンポイントで行いますから(それほど)苦痛は与えません。
痛く無い歯石取り
→患者さんからの信頼を得る
→継続して通院
→メインテナンスが確実になる
と言う流れを重視しております。
逆パターンとしての
痛い歯石取り
→患者さんが通院しなくなる
→歯周病の重篤化
にしたくないためです。
特に1回のスケーリングで全てを綺麗にしようとするとオーバートリートメントになってしまう事が多々ありますから注意が必要です。
ただ、当院のような方式が保険のスケーリングの範囲で可能かどうかは院長先生とディスカッションする必要があると思います。
もしかしたら
>先生は、痛みが極力出ないようにと以前指摘があり
と言う事は当院と同じ考え方なのかもしれません。
やはり、医院としての優先度、治療(メインテナンス)の到達点を明確にするために、院長先生を交えてスタッフミーティングをされたほうがよろしいかと思います。
当院では「痛いスケーリング」は原則として行いません。
ちょっとくらい縁下歯石が付いていても1回目はOKです。
適切なプラークコントロールが出来てくると(←ココが重要)縁上歯石を除去するだけで仮性ポケットが消失し、歯肉が引き締まり、縁下だった歯石が縁上となって見えてきます。
見えてきた所を狙って再度スケーリングをすれば痛みを与える事はありません。
また、マイクロスコープや強拡大ルーペを用いる事でピンポイントで深い歯石も狙えます。
ピンポイントで行いますから(それほど)苦痛は与えません。
痛く無い歯石取り
→患者さんからの信頼を得る
→継続して通院
→メインテナンスが確実になる
と言う流れを重視しております。
逆パターンとしての
痛い歯石取り
→患者さんが通院しなくなる
→歯周病の重篤化
にしたくないためです。
特に1回のスケーリングで全てを綺麗にしようとするとオーバートリートメントになってしまう事が多々ありますから注意が必要です。
ただ、当院のような方式が保険のスケーリングの範囲で可能かどうかは院長先生とディスカッションする必要があると思います。
もしかしたら
>先生は、痛みが極力出ないようにと以前指摘があり
と言う事は当院と同じ考え方なのかもしれません。
やはり、医院としての優先度、治療(メインテナンス)の到達点を明確にするために、院長先生を交えてスタッフミーティングをされたほうがよろしいかと思います。
回答5
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2012-08-31 21:32:21
こんにちわ。カワサキです。
僕の医院も、複数の歯科衛生士が常時いますが、担当制です。
> 衛生士として歯石が残っていても痛みが出ないようにした方がいいのでしょうか?
※ よくないです。
ただ、『痛みなく、歯石をとれる』のが、ベストではあります。
もっとも、頑固な歯石、深い歯石などは、場合により、麻酔を用いるなどが、必要となりますが、これは、先生とよく相談して、麻酔の有無を確認しましょう。
考え、悩むことは、いいことです!頑張って下さい!応援します!
僕の医院も、複数の歯科衛生士が常時いますが、担当制です。
> 衛生士として歯石が残っていても痛みが出ないようにした方がいいのでしょうか?
※ よくないです。
ただ、『痛みなく、歯石をとれる』のが、ベストではあります。
もっとも、頑固な歯石、深い歯石などは、場合により、麻酔を用いるなどが、必要となりますが、これは、先生とよく相談して、麻酔の有無を確認しましょう。
考え、悩むことは、いいことです!頑張って下さい!応援します!
相談者からの返信
相談者:
く-ちゃんさん
返信日時:2012-09-01 00:19:46
タイトル | 歯科衛生士です、スケ-リング時に痛みを訴えられることがある |
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質問者 | く-ちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
衛生士関連 スケーリング(歯石取り) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。