奥歯のすり減り。矯正で良くなるか?また放置していたらどうなるか?
相談者:
saku121さん (36歳:女性)
投稿日時:2012-08-29 23:53:24
相談者からの返信
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-08-30 01:31:04
奥歯がすり減ると、顎の関節に負担がおこる場合があったり、気道が狭くなり睡眠の質が低下する場合があったり、前歯を突き上げるようになったり、歯に負担がかかって亀裂や破折の原因になったり・・・いろいろな状態が考えられます。
主治医の先生にあなたの現状をふまえた上で、放置しておくとどのようになると予測できるのかをお尋ねになられるのが一番確実でしょう。
担当の先生から過蓋咬合を指摘されているのであれば、矯正治療でどの程度治せるのか、一度矯正歯科を受診し、相談してみてはいかがでしょう。
治療中、保定中の数年間は、装置がいろいろついて大変でしょうが、咬合が安定すれば、装置は不要になるかもしれません。
日中は、TCHを意識しておかれるといいかもしれませんね。
参考:TCH、歯列接触癖
主治医の先生にあなたの現状をふまえた上で、放置しておくとどのようになると予測できるのかをお尋ねになられるのが一番確実でしょう。
担当の先生から過蓋咬合を指摘されているのであれば、矯正治療でどの程度治せるのか、一度矯正歯科を受診し、相談してみてはいかがでしょう。
治療中、保定中の数年間は、装置がいろいろついて大変でしょうが、咬合が安定すれば、装置は不要になるかもしれません。
日中は、TCHを意識しておかれるといいかもしれませんね。
参考:TCH、歯列接触癖
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2012-08-30 06:53:36
西山です。
まずは、歯のすり減りがどの程度なのかという判断が大切です。
歳相応なのか、病的なのかですね。これは歯科医師によっても判断が別れるところですね。
次に、原因についてですが、一番大きいのは睡眠時の歯ぎしりだと思います。
ただ、これについても歯ぎしりをしていたらダメというわけではなく、これも程度問題です。
あと、歯のすり減りが現在も進行中か否かですね。過去の名残りという可能性も考えられます。
これらのことを踏まえて、総合的に診断する必要が本来あるのですが、実際のところ難しいという現状があります。
ではどのようにして対応するのかというと、とりあえず歯を守るということを考えてマウスピースを使用するのが一般的でしょう。
ただし、マウスピースで歯ぎしり自体をなくすことは出来ません。
また、噛み合わせの修正でも歯ぎしりは止まりません。
マウスピースを不快と感じる人は確かにいますね。
大きさをギリギリまで小さくしてもらってみてはいかがでしょうか。
まずは、歯のすり減りがどの程度なのかという判断が大切です。
歳相応なのか、病的なのかですね。これは歯科医師によっても判断が別れるところですね。
次に、原因についてですが、一番大きいのは睡眠時の歯ぎしりだと思います。
ただ、これについても歯ぎしりをしていたらダメというわけではなく、これも程度問題です。
あと、歯のすり減りが現在も進行中か否かですね。過去の名残りという可能性も考えられます。
これらのことを踏まえて、総合的に診断する必要が本来あるのですが、実際のところ難しいという現状があります。
ではどのようにして対応するのかというと、とりあえず歯を守るということを考えてマウスピースを使用するのが一般的でしょう。
ただし、マウスピースで歯ぎしり自体をなくすことは出来ません。
また、噛み合わせの修正でも歯ぎしりは止まりません。
マウスピースを不快と感じる人は確かにいますね。
大きさをギリギリまで小さくしてもらってみてはいかがでしょうか。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-08-30 08:35:44
ご相談ありがとうございます。
先生方の回答に賛成です。
もう一つ加えると、奥歯がすり減る原因に酸蝕症があるかもしれません。
現代では、静かに増えているようです。
歯の表面は酸に溶けることはご存知だと思います。
食品には酸性度が高い物が意外に多いのです。
実際に奥歯が急速に減ってしまった方々の食習慣を調べると分かったことがあります。
健康に良いからと摂っていた物が原因でした。
お酢、梅干し、柑橘類、清涼飲料水、ワイン等々。
止める必要はありませんが、度を過ぎた場合や、摂り方によっては、歯のすり減りを急加速します。
予防に実績をあげている歯科医院で、食習慣指導も受けましょう。
先生方の回答に賛成です。
もう一つ加えると、奥歯がすり減る原因に酸蝕症があるかもしれません。
現代では、静かに増えているようです。
歯の表面は酸に溶けることはご存知だと思います。
食品には酸性度が高い物が意外に多いのです。
実際に奥歯が急速に減ってしまった方々の食習慣を調べると分かったことがあります。
健康に良いからと摂っていた物が原因でした。
お酢、梅干し、柑橘類、清涼飲料水、ワイン等々。
止める必要はありませんが、度を過ぎた場合や、摂り方によっては、歯のすり減りを急加速します。
予防に実績をあげている歯科医院で、食習慣指導も受けましょう。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-08-30 09:44:35
胃液の逆流はないですか?
相談者からの返信
相談者:
saku121さん
返信日時:2012-08-30 09:52:08
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-08-30 10:04:31
回答6
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2012-08-30 11:40:43
西山です。
歯ぎしりの本態は中枢性と言われていますので、矯正治療でなんとかすることは出来ないと思います。
あくまでも、過蓋咬合を改善する目的での検討になるのではないでしょうか。
ただ、過蓋咬合についても、必ずしも修正しなくてはいけないものというわけではないでしょう。
歯ぎしりの本態は中枢性と言われていますので、矯正治療でなんとかすることは出来ないと思います。
あくまでも、過蓋咬合を改善する目的での検討になるのではないでしょうか。
ただ、過蓋咬合についても、必ずしも修正しなくてはいけないものというわけではないでしょう。
回答7
回答日時:2012-08-30 17:22:14
>歯科医からは過蓋咬合のため、前歯がかみあっておらずそのため奥歯に負担がかかりすぎていると言われています
状況がよくわかりません。
通常は、過蓋咬合でしたら、前歯のかみ合わせが深くなり、むしろ前歯に負担過重がおきたり、前歯の裏側に咬耗(すり減り)が起きやすくなります。
もちろんそれに伴って奥歯のすり減りが生じる事もあります。
咀嚼筋力が強い場合でしょう。
もし著しい出っ歯の場合には、奥歯だけに負担がかかりすぎる事もあるかもしれません。
逆に開咬のような場合には、奥歯にすり減りがおきやすくなる事があります。
西山先生お得意のTCH是正コントロールを試みてください。
矯正で過蓋咬合を改善した後、私でしたら保定装置に壊れにくい既製のトゥースポジショナーを使って、後戻りを防ぎます。
これは寝るときだけパジャマ感覚で長期間お使いいただく事になります。
状況がよくわかりません。
通常は、過蓋咬合でしたら、前歯のかみ合わせが深くなり、むしろ前歯に負担過重がおきたり、前歯の裏側に咬耗(すり減り)が起きやすくなります。
もちろんそれに伴って奥歯のすり減りが生じる事もあります。
咀嚼筋力が強い場合でしょう。
もし著しい出っ歯の場合には、奥歯だけに負担がかかりすぎる事もあるかもしれません。
逆に開咬のような場合には、奥歯にすり減りがおきやすくなる事があります。
西山先生お得意のTCH是正コントロールを試みてください。
矯正で過蓋咬合を改善した後、私でしたら保定装置に壊れにくい既製のトゥースポジショナーを使って、後戻りを防ぎます。
これは寝るときだけパジャマ感覚で長期間お使いいただく事になります。
相談者からの返信
相談者:
saku121さん
返信日時:2012-08-30 21:20:36
回答8
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2012-09-01 21:58:16
博多の児玉です
>歯ぎしりは、夜にしているか分かりません
歯ぎしり音はない場合もあります。
朝起きたとき
頬の筋肉がこわばった感じ
熟睡感があまりない
奥歯に何となく違和感がある
首や肩がすっきりしない
などがあればその可能性が考えられます。
>就寝中の装着が不快
不愉快になる理由が人それぞれ違いますので担当の先生と相談されて解決できればいいですね。
>歯ぎしりは、夜にしているか分かりません
歯ぎしり音はない場合もあります。
朝起きたとき
頬の筋肉がこわばった感じ
熟睡感があまりない
奥歯に何となく違和感がある
首や肩がすっきりしない
などがあればその可能性が考えられます。
>就寝中の装着が不快
不愉快になる理由が人それぞれ違いますので担当の先生と相談されて解決できればいいですね。
タイトル | 奥歯のすり減り。矯正で良くなるか?また放置していたらどうなるか? |
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質問者 | saku121さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の異常・トラブルその他 歯列矯正(矯正歯科)その他 歯軋り(歯ぎしり) 上顎前突(出っ歯) 過蓋咬合(かみ合わせが深い) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。