[写真あり] 痛みも無い歯の神経を抜いたことは適切だったのか?

相談者: オーマさん (34歳:男性)
投稿日時:2012-09-04 05:35:11
はじめまして。

こんなに良いサイトがあるということを、さっき知りました。
直接先生に、相談できるということなので、有難い限りです。
どうぞ、宜しくお願いいたします。


最近、歯に物が挟まるようになり、物を食べているときに歯の一部(エナメル質)が、欠けてきた為に歯医者さんへ行きました。

当初、全く痛みも無く、熱いものも、冷たいものも沁みたりせず、自覚症状の無いまま、「歯が欠けてしまった」という認識で、歯医者さんを口コミ等で調べて治療をお願いしました。



当初、詰め物の対応かと考えていたのですが、レントゲンを撮った結果、歯の3/1程度が黒い影の様になっており、自分でも虫歯なのだと思いました。

その際に、

「この治療は、神経を取って被せ物の治療しかないですね」

と、先生に言われ、非常に困惑しました。
痛みも無く、熱いも冷たいも沁みないのに、何故「神経」を取らなければならないのか。


ですので、先生に

神経を取るしか方法はありませんか?」

と再度尋ねるも、

「それしかない」

との事でした。
その後、痛みが無いのは私の神経が「死んでいる」可能性があるということで、電流を流して生きているかの確認をしました。
この確認で、神経は生きており正常だと確認できました。

更に、痛みが無い事への返答として

「○○さんの場合、神経に虫歯が到達しないように、神経と虫歯の間の層が早い速度で厚くなって守っていると考えられます」

という返答をいただきました。


この時点で、私は「神経を抜く」治療が嫌だったのですが、納得できないまま、歯髄の処置を受けました。




帰宅後どうしても納得できず、ネットで色々調べていると、私の虫歯のタイプ(トンネル虫歯?)でも歯髄しないで治療できる色々な方法があり、歯髄に関しては、「出来るだけ残したほうが良い」ということを知りました。

もう、それから色々調べながら、悶々と眠れず今に至ります。

3mix-mpという方法は未だ新しく、解明されていない部分も多いので、試すか試さないかは患者次第として(私も治療後に知ったので)



私が知りたいのは、

1、虫歯が大きくても、神経が私のような場合、果たして抜いてしまって良かったのかという事?


2、高額な自費治療クラウンを進められていますが、レジンでの対応は出来ないのかという事?
(海外では一般的と聞きます。)

以上です。



現在、歯髄処置のあと、セメントで穴を塞ぎ2回目の消毒治療予定です。

もう…、調べれば調べるほど、悶々として 「神経を抜く」前に、何故もっとよく調べて治療方法を検討しなかったのかと、自分を責めまくっております。


他に良い方法が何かございましたら、何卒、アドバイスの程宜しくお願いいたします。


画像1画像1 画像2画像2


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オーマさん
返信日時:2012-09-04 05:50:55
添付した写真は、処置前の歯の写真です。

あと、もう一点だけ、


クラウン(被せ)もの治療を行うとして、かぶせものには、以下のものが選べるようです。

ハードレジン前装クラウン (PHR) \50,400
ハイブリッドセラミック(HB)
グラディアフォルテ) \71,400
メタルボンドセラミックMB) \89,250
ジルコニアセラミック \126,000
ゴールド \84,000

どれが、一番良い素材なのでしょうか?
回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-09-04 06:52:00
オーマ さん、おはようございます

>直接先生に、相談できるということなので

私たち回答者(少なくとも私一人)は、想像でしか、書き込むことができません。
歯科治療の受診時に、最も大事なことは、患者と歯科医院とのコミュニケーションと考えます。



>他に良い方法が何かございましたら、何卒、アドバイスの程宜しくお願いいたします

抜髄された歯に対しての治療法は、教科書的には、クラウンを被せることです。

でも、残っている歯質によっては、インレーや、レジン充填での対応も一考してみても良いような気がします。


素材に関しては、過去の質問にもたくさん同様のものがあるようですが、術者が得意とするものを選ばれてみてはいかがでしょう。

ただ、それぞれについては、よく説明を受けてくださいね。


ご参考まで。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-09-04 07:08:28
こんにちは。

虫歯以外の残っている歯質をなるべく削らないで済む方法としてレジン充填があります。
これもよい方法です。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-09-04 08:13:33
ご相談ありがとうございます。


>1、虫歯が大きくても、神経が私のような場合、果たして抜いてしまって良かったのかという事?


痛みがあったり、すぐにも痛みだしそうなとき、いたくなさそうでも検査結果により神経が感染している場合は、良い治療となります。

もし一生歯を残したい場合は、まず神経を残せないかどうかの検討が重要課題となります。
穴埋めなどが治療目的の場合は、一生残るかどうかの議論自体が初めからないようです。



>2、高額な自費治療クラウンを進められていますが、レジンでの対応は出来ないのかという事?
>(海外では一般的と聞きます。)


神経が残っていればもっと大きな穴でも可能なことがあります。
それには全体の状況の検査も必要になり、穴一つを診て決める治療ではなく、将来のゴールの設定も必要になります。



>素材に関しては、過去の質問にもたくさん同様のものがあるようですが、術者が得意とするものを選ばれてみてはいかがでしょう。


これも一理あります。
もともと治療の善し悪しを材料や金額で決める事自体が、本末転倒しており、それならばお好みで良いと思います。

本来治療の善し悪しは、治療自体の無いようにあり、それ以前に治療計画で将来どうなれば嬉しいのかの意思確認をしなければ、選択基準が決まらず、後悔の種になるだけです。


今からでもご担当の先生に、ご自身の目標を明確にしていただき、十分相談することをお勧めいたします。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-09-04 13:42:40
3mix-mpという方法は未だ新しく、解明されていない部分も多いので、試すか試さないかは患者次第として(私も治療後に知ったので)

もしそういった治療を希望するのであれば、3mix-mpをしている歯科医院を最初に受診して頂く必要があります。
(全ての歯科医院で3mix-mpを行っている訳ではありませんので)

また3mix-mpは保険適応の治療ではないので、その後の詰め物など全て自費治療扱いになります。

3mix-mpだけ自費ではなく、その後のレジン銀歯なども自費治療で治療を受けてもらうことになります。




>(海外では一般的と聞きます。)

一般的と言うか、被せ物の費用を払うお金がなくて詰め物を選択しているのだと推測します。
海外の調査でも被せ物にしてあった歯の方がトラブルが少なかったなどの報告があったと思います。



>もう…、調べれば調べるほど、悶々として 「神経を抜く」前に、何故もっとよく調べて治療方法を検討しなかったのかと、自分を責めまくっております。

根の治療の成功率を上げるには細菌感染が起っていない早い時期に抜髄した方が良いこともあります。


写真を診る限りですが、今回のケースは定期的に歯科医院でチェックを受けていれば抜髄を防げたことかもしれませんよ。

歯科医師の治療法云々ではなく日頃の管理の方に目を向けるべきだと私は思いますが^^;


おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オーマさん
返信日時:2012-09-07 23:14:36
沢山の先生に、返信いただき 感謝いたします。
どうもありがとう御座いました。


中でも、さがら 先生のご返信が、私の中では一番有難かったです。
文末にアドバイスいただいた様に、直ぐに、担当して頂いている先生に相談しました。

きちんと質問、不安箇所を聞いていただくことが出来て、其れに対して、明確な回答を頂くことが出来ました。
おかげで、当初の不安「神経を抜いてしまって良かったのか?」という、疑問は、払拭することが出来ました。


相談したいという事を考えていながらも、混雑した歯医者さんでは、なかなか質問する機会を(タイミング)見出すことが出来ない患者さんは多いと思います。

私のお世話になっておる歯医者さんも、質問することが躊躇われる感じではあったのですが、質問した際に担当の先生が

「時間は大丈夫です。不安に感じていることを仰って下さい。」

と言っていただけて、その対応に不安が解けていきました。



現在は、クラウンの治療で進めていくということで、治療を進めています。

小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林先生
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口先生
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがら先生
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野先生

ご回答、ありがとう御座いました。

現在30本虫歯は、今治療中の1本のみ。
定期的に検査をして、他の歯を大切にしたいと思います。



タイトル [写真あり] 痛みも無い歯の神経を抜いたことは適切だったのか?
質問者 オーマさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療その他
その他(写真あり)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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