出っ歯を矯正治療したが後戻り、再治療とリテーナーについて

相談者: さおり☆さん (25歳:女性)
投稿日時:2012-09-13 19:42:08
こんにちは。
よろしくお願いします。

現在25歳の女です。
出っ歯だったため15歳から18歳まで矯正をしていました。

上の歯を2本抜き、下の歯はどうしますか?とのことだったので、綺麗な歯を失いたくないという思いがあり抜かずに矯正しました。

元の歯は上も下もガタガタに生えたりなどは一切ありませんでしたが、前歯が1センチ近く出ていました。
前歯が前向きに生えていると言うよりは上顎ごと出ていた感じです。



ご相談したいのは、後戻りとリテーナーについてです。

後戻りしたと感じるのは以下の点からです。

@下の左の歯がアーチが崩れ1本歯が飛び出て来ていること。
よく飛び出た歯で口内を噛んでしまい炎症になる。


A笑うと上唇の上にくぼみのような影ができる。
(矯正直後はなかった)
夜、口を閉じて寝るのが難しくなってきた。
笑った時に上唇が歯茎にくっついてしまう。
リテーナーがかなりきつくはめていると頭痛がする。2年ほど前はそんなことはなく緩かった。
リテーナーは指導通り毎晩つけていました。
意識しないと口を閉じていられない。



矯正をした歯科に年に2回、下の歯の前歯4本のみ付けている裏側の針金のリテーナーの掃除に通っているので、後戻りしたと思うと先生にお伝えしました。

@については認めていただけ、20万円までで再矯正にも応じるとのことでした。
矯正治療は、歯を抜くと、上の歯との噛み合わせがおかしくなるので、歯の一部を削ってスペースを作って矯正するとのことでした。

なぜ、このようにアーチが崩れたの?矯正前は綺麗だったのに。。原因が分からないとまたなるのじゃないですか?と聞くと、私は、親不知は21歳の時生えてすぐに抜いているのに

「親不知が奥から押しているからだ」

と言われました。
親不知を抜いたことを伝えても

「ほんとう?」

と信じてもらえず、結局レントゲンを撮って信じてもらえましたが、アーチが崩れる理由は教えていただけませんでした。



ただ、Aの上の歯は、スペースがないからこれ以上内側に引っ込めれない、何もできないと言われました。

下の歯は削ってスペースを作るのに、上の歯はそういったことはできないのでしょうか?

上の歯は矯正できないのしょうか?


あと、数ミリ内側に入るだけで口の感覚は全然違ったものになると思います。
測ってみると、現在上の歯と下の歯の隙間は4ミリありました。


下の歯がアーチが崩れる理由はどういたものがありますか?
歯を削るとのことでしたが、よくある処置ですか?
歯の強度や神経などは大丈夫だろうか?と不安に思います。




あと、リテーナーですが、現在入れ歯タイプの針金のものを使用していますが、個人的に、24時間付けていられる歯の裏側に接着するワイヤーのリテーナーを全部にしたら後戻りがかなり少ないのではと思うのですがどうでしょうか?

このタイプのリテーナーのデメリットがあれば教えてください。


写真の添付もしております。
現在差し歯の治療中で前歯がなくかなり見苦しい写真で申し訳ありません。

たくさんの質問、大変申し訳ありませんが、気になって眠れないほど悩んでますのでご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-09-13 19:55:59
お口状態は一人一人異なり、さおりさんのお口の状態を診てみないと分かりません。

担当の矯正の先生が一番状態が分かっていると思いますので良く相談することが良いと思います。



歯をエナメル質という表面の層を少し削りスペースを確保する事は、矯正治療で良く行われている処置で問題無いと思います。


リテーナーはさおりさんにどのタイプが良いか?
担当の先生が一番良く分かっていると思いますので相談してみて下さい。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-09-14 11:14:20
こんにちは。

@下の左の歯がアーチが崩れ1本歯が飛び出て来ていること。
よく飛び出た歯で口内を噛んでしまい炎症になる。


矯正前は上も下もガタガタがなかったのに18歳で矯正終了後、25歳で下のアーチが崩れてきたということですが、乱れた部位の詳細が不明ですからコメントは難しいです。




A笑うと上唇の上にくぼみのような影ができる。
(矯正直後はなかった)
夜、口を閉じて寝るのが難しくなってきた。
笑った時に上唇が歯茎にくっついてしまう。
リテーナーがかなりきつくはめていると頭痛がする。
2年ほど前はそんなことはなく緩かった。リテーナーは指導通り毎晩つけていました。
意識しないと口を閉じていられない


詳細は不明ですが、寝方に問題はありませんか?

元々かなりの上顎前突ということですから、下顎が上手に前方に発育できず、舌のポジションが普通の人よりも下がっていたのではないでしょうか?
つまり、いつも舌で歯を押していたのでは?

そして、睡眠時には完全に舌が上顎から離れて丸まったようになって寝ていませんでしたか?


こういう方は、睡眠時に息苦しいので口が開き、横向きに寝たり寝返りを打たないと寝られないものです。

ですから、それに適応するように歯並びも変化し、お口の周りの筋肉も適応したと考えることが出来ます(つまり、後戻りという適応です)



歯列の長期的な安定を望まれるのでしたら、寝方や舌の位置を変える必要があるでしょう。
それが無理ならばより強力な保定が永久的に必要になるでしょう。


上記はまったくの想像ですが、そういう考え方もあるということを意識してご自身でできる舌のトレーニングを生活に組み込まれるとまた、違った展開になると思います。




>上の歯は、スペースがないからこれ以上内側に引っ込めれない、何もできないと言われました。
>下の歯は削ってスペースを作るのに、上の歯はそういったことはできないのでしょうか?
>上の歯は矯正できないのしょうか?

上の歯もディスキングして数ミリ内側に入れることは可能だと想像しますが、担当の先生が出来ないといわれているので何か理由があるのだと思います。
担当の先生にしっかり質問してください。




>歯を削るとのことでしたが、よくある処置ですか?
>歯の強度や神経などは大丈夫だろうか?と不安に思います。

健全なエナメル質の範囲内であれば削っても通常は、問題ないものです。
成人矯正治療ではときどきそういう方法が選択されます。
とくに問題は起こらないですよ。


参考にしてみてください。

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回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2012-09-14 18:10:59
もともとどんな状態だったのか、前の矯正に治療結果はどうだったのか、そのときから比べて現在はどうなっているのかなど詳細が分かりません。

矯正していてもしていなくても人の歯は一生動く可能性があります。
その移動は好ましい場合もあるし、許容できる程度の事もありますが、ご本人が許容出来ないということであれば、再矯正を考えていただく事になります。

再矯正で改善できると思います。


ひょっとすると、歯の隣接面削除、下顎の抜歯、さらにアンカースクリューの使用なども必要になるかもしれませんが。

もう一度全体的な矯正も視野に入れた上で、担当医とご相談ください。



蛇足ですが、歯科矯正用アンカースクリューという名称で、薬事承認がありましたので、インプラント矯正とか、ミニスクリュウーとか、TADという表現は私はなるべくしないようにします。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-09-14 21:21:51
博多の児玉です

伊藤先生が書かれたように 再矯正歯並びは改善すると思います。



>夜、口を閉じて寝るのが難しくなってきた。
>笑った時に上唇が歯茎にくっついてしまう。
>意識しないと口を閉じていられない。

試してみませんか

  
 1.下顎を隙間が2ミリになる位まで前にずらしてください
 2.口を閉じてみてください。
唇が閉じやすくなっていませんか


歯を閉じて唾を飲んでみてください
 1.下顎を隙間が2ミリになる位まで前にずらしてください
 2.唾を飲んでみてください。
飲みやすくないですか



どちらかでも該当するようであるなら、歯並び治療だけでは一時的には解決するかもしれませんが長期には再度同じことが起きる可能性があるように感じます。
船橋先生も書かれているように、舌の改善はとても重要だと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-09-14 22:11:02
さおりさん 初めまして

基本的に多くの矯正歯科医院が 保定期間の目安として2年というのを一つの区切りにしていると思いますが、 あなたの動的治療期間は 「15歳から18歳まで」とありますので 同期間を保定期間と考えると 3年から4年の保定期間を ひとつの目安にしてもいいと思われます。


あなたは 目安となる保定期間を過ぎた 25歳となった現在でも 保定を頑張っているにも拘わらず後戻りが起こってしまった ということは 船橋先生や児玉先生がおっしゃるように やはり舌を中心とした なんらかの習癖が原因となっている可能性を否定できません。

矯正の再治療をされるならば MFT(口腔筋機能療法)などのトレーニングをして 後戻りの起きにくい環境を整えてあげるべきだと思われます。

まずは 舌癖の診査をお勧めします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さおり☆さん
返信日時:2012-09-14 23:00:53
みなさんご回答ありがとうございます。
たくさんのご回答大変嬉しいです。


寝方や舌の問題があるのですね!

両方とも心当たりがあります。
児玉先生の言われるのも試しました。
前に下顎をずらすと自然と唇が閉じます!

左のアーチが崩れているのですが、いつも左を下にして20歳頃から寝ていました。


舌は昔から、気をつけなければ口の中でだらんとなって、前歯を押してしまいます。。。いつも前歯の付け根か前歯の裏側あたりに舌がある状態です。

どの位置に舌があるのが良い状態ですか?


舌のトレーニングや舌癖の検査をしたいのですがどこでできるのでしょうか?
私は高知県に住んでいるのですが、こんな田舎でも大丈夫でしょうか?
本などがあるのでしょうか?



何もわからず、質問ばかりで申し訳ありません。

良い舌の癖を付けて綺麗な歯になりたいです!
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-09-15 20:30:30
博多の児玉です

>舌のトレーニングや舌癖の検査はどこでできるのでしょうか。
 
これは高度な技術を要するのですべての矯正歯科でしているわけではありませんが、一般的には矯正歯科でやっています。
 
高知県は田舎とは思いません。
されている病院はあると思います。
 
がんばってください。




タイトル 出っ歯を矯正治療したが後戻り、再治療とリテーナーについて
質問者 さおり☆さん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正後の歯の後戻り
上顎前突(出っ歯)
保定、矯正用リテーナー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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