来年4月に歯学部に編入予定。今後の歯科業界について

相談者: UKDDSさん (30歳:男性)
投稿日時:2012-10-12 23:06:50
@歯科医過剰問題について

私の調べた資料では、国民1000人当たりの歯科医師数は日本は0.74。
これは全世界で21位の数値です。
対して米国は1.54。

もし、これが本当のデータであるならば、上位20位までの先進国はすべて歯科医師過剰なのでしょうか?
過去に似たような質問をしていた方に先生方は、歯科医師過剰だからもうからないよと書いてありました。

もうからないのは医療費削減政策の為、保険点数が激減し1人当たりの単価が下がったせいでは?
なぜ、wikiやその他のメディアで誤った情報が掲載されているにもかかわらず、先生たちも歯科医師会はなんにも反論しないのでしょうか?
コンビニと歯科医師の数の関連づける意図もさっぱりです。


A歯科医師の報酬について

平均年収のサイトでは勤務医は公認会計士より若干低めくらいになってたと思いますが、これは事実ではないのでしょうか?

上場企業のサラリーマンを経験した私にとって、この年収は多いほうだと思うのですが、先生方があまりもうからない職業とおっしゃっていますが、いくらくらいがもうからない年収でもうかる年収はいくらくらいなのでしょうか?


B10年後の歯科医師業界

現在、50代以上の歯科医師が半分近くしめていると思いますが、この団塊の世代が現役を退いた後は今よりも展望は明るくなると思いますか?


C保険点数が上がる可能性はありますか?


D外国人市場をターゲットにするメリットデメリットについて

将来、外国人の顧客をメインに診療していこうと思います。
メリット、デメリットについて教えてください。

修行する病院も、できれば外国人をメインに診療しているところがいいのですが、雇う側としては将来ライバルになりそうな従業員を雇いたいと思いますか?

外国人の顧客をメインに営んでいる歯科医院を知っていたら教えてください。



ちなみに私の経歴は世界大学ランキング10位以内の常連校で、医学系学部を専攻。
その後学費貯蓄の為、1部上場企業で経理部で連結決算の仕事をしていました。

英文会計、簿記2級、TOEIC950(国外では紙屑ですが)所有。
親は比較的裕福な家庭です。

備考:この学歴なら医学部を目指したほうがいいのでは?などはいいです。
日本に帰国してからずっと歯学部を目指していたので。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-10-13 00:50:06
>外国人市場をターゲットにする

在日外国人の方々ですね?
母国がどちらであるかで、歯科への関心度が大きく異なると思います。
おそらく母国での情報からか、なるべく日本での歯科治療を避けようとする方々もいますから、安心感を与えることが出来れば市場になると思います。
当然、語学力は武器になると思われます。また、治療レベルはstrictly(日本語ではシビア?)に問われるはずです。



UKDDSさんが、個人的に国際的に名を知られるようになれば別ですが、一般的な話として、「(医科が考えているように、)海外から日本に歯科治療に来ていただく」のは、現状では無理だと思います。

日本の平均的(保険)技工レベルは、南ア共和国やインドと同じ位だそうです。
また、日本の根管治療の保険治療費は、東南アジア諸国の5分の1以下と言われています。
各自の努力はあっても、全体の平均的レベルは、それ相当なものかもしれません。(ちょうど、日本で屋台ラーメンを1杯10円で提供するようなものでしょうか。)

「(海外から)歯科治療のために日本に行く」という発想を得るための道は、遠く険しいように思われます。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-10-13 01:48:24
こんにちは。

歯科医師の報酬についてですが、自分の年収は何となくわかりますが、他の歯科医師の年収については見当もつきません。
このようなことは臨床をしている歯科医師が調べることはできなるはずもなく、医療経済学者の仕事になると思います。
そのような調査や論文はあるようですが、実態に近い数値がどれなのかはわかりません。

私の収入に関しては生活にするのに十分で、将来の蓄えなどについても特には心配していません。
とはいえ将来の必要金額を見据えた見通しではなく、漠然と楽観しているだけです。

歯科医過剰問題についてについては、26年間臨床に携わってきてそのような実感を持ったことは今のところありません。
現在多くの患者さんに来ていただいていますし、少なくなっていっていることもありません。

残念ながら、歯科界全体の動向についてのコメントをする能力はありません。
個人的な感触のみお伝えしました。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: UKDDSさん
返信日時:2012-10-13 14:46:49
藤森先生ご回答ありがとうございます。

>在日外国人の方々ですね?

はい。
現在200万人以上といわれる在日外国人の市場で本当の意味での(ネイティブ歯科医師レベル)での、インフォームドコンセントが実践できている歯科医師はそう多くないと思っております。

一方的に治療方法を提示するだけであるならば、1,2年程度の交換留学や語学勉強でもできるかもしれませんが・・・
今後のキャリア形成次第というのもありますが、十分に勝負できる市場だと思っておりますし、海外のサイトで日本歯科医師の評判をみたりしましたが、費用体効果では世界1位ですか?(とかいてありましたが)

なので、みなさんできれば日本で治療して自国に戻りたいとおっしゃっているかたが多くいました。

しかし、英語対応できる歯科医師が少ないのと意思疎通の違いによる治療への不満など、自国との治療に関する価値観の違い(たとえば、治療を複数回に分けず、短期間で終わらせる等)で不満があり躊躇している方も多いようです。

こうした不安を一切取り除き、日本に滞在している間に安心して歯科治療を受けられるようなイメージを定着させられるよう、「国際協力における役割」を実践し今後ますます国際化していく歯科医療業界に貢献したいと考えております。

せっかく、世界最高水準の治療ができて先進国の中では格安の値段で提供できるのにもったいないですよね?

入学後はしかっりとした知識・技術を身につけ患者さんの信頼を得られるよう、日々精進していきたいと考えております。


>日本の平均的(保険)技工レベルは、南ア共和国やインドと同じ位だそうです。
>日本で屋台ラーメンを1杯10円で提供するようなものでしょうか。)

歯科医療の技術レベル(保険適用範囲)が?ということでしょうか?
アメリカイギリスレベルの先進国までとはいわず、他の先進国と同等の技術があると思ってました。。。
ということは医療報酬が極端に低すぎるということなのでしょうか?(費用対効果の件が事実であるならば)



樋口先生ご回答ありがとうございます。

非常に回答しにくい質問であったと思いますが、誠実なご回答ありがとうございます。
正直、他人にどう言われようが、歯科医師という職業は自分にとって天職だと思いますし、競争があろうがなんだろうが自分にしかできないことをやるだけなので気にはしていないです。

しかし、これから続いていく後輩たちに夢のある職業だというイメージをメディアを通して訴えていかないと、今後の歯科医療業界の質の低下につながらないかどうか不安です。

平均年収に関しては、樋口先生がおっしゃるように信用できるデータなどどこにも存在しません。
情報源によってばらつきが多すぎます。

サンプリング数やサンプリング対象者はどうなのか?という生データがどこから得たのかも疑問です。
しかし、あきらかにネット上やメディアにあるネガティブキャンペーンは、到底事実とは考えがたい一方的な偏見です。

これらの誤った情報が、平然と放置されている状態はあまり健全とは思いません。
こうしたことを正していくことで、今後の歯科医療業界の質の向上そして患者様のためにつながっていくのではないですか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-10-13 21:58:30
今年発表された平成22年度の歯科診療の年間医療費は、2兆6020億円。
歯科医院は全国に約7万件なので、2兆6020億を7万で割ると1件当たり約3700万。
上記は保険診療分のみなので、保険外が平均1〜2割あると仮定すると、約4000〜4500万。

まぁ、大体これが実数に近い数字だと思います。

この中から従業員の給料や技工料、借金の返済などをしていくと、院長の手取りは1000〜1200万円前後になるでしょうか?
(経費の使い方や借金の額等によっても大きく変わりますが)

ただ、勤務医や大学に残っている先生などの場合はもっとずっと低いと思います。
(月20〜30もザラです)

僕は立場上いろんな医院の実情を知っていますが、上記はあくまでも平均で、バラつきは非常に大きいです。

昔から開業されている年配の先生の医院は、平均的に収入が高いことが多く、新規開業の医院は低いことが多いという印象があります。



>@歯科医過剰問題について
>私の調べた資料では、国民1000人当たりの歯科医師数は日本は0.74。
>これは全世界で21位の数値です。
>対して米国は1.54。

歯科医師数自体は諸外国と比べて多いというわけではありませんが、日本の場合は治療費が諸外国と比べて圧倒的に低いため、数をこなさなくてはいけないということを考慮する必要があります。



>D外国人市場をターゲット

これは非常に良い気がします。

今は新規開業だと苦労することも多いですから、他所ができないことをして差別化ができるのであれば大きな強みになると思います。



個人的には歯科業界を客観的に見た時に、業界的にはそれほど厳しい業界とは思っていません。

ただ、日本の保険制度の、

「数をこなさないと収入にならない」
「保険で良い治療を行おうとすると収入が減りがち」

というジレンマと闘わなくてはいけないので、その点は少しストレスに感じてしまうかもしれません。


UKDDSさんの能力と経験を生かして、ぜひ、

「良い治療を行いつつ、収入もしっかりと得る」

というモデルを実現して頂きたいですね。

そうすれば、後に続く人たちの希望にもなるのではないでしょうか?

期待しています。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-10-13 22:40:14
@ 田尾先生も書かれてますが、保険診療の医療費を歯科医で分けるわけですから、歯科医の平均的な保険収入は諸外国より少ないのかもしれないということです。


>wikiやその他のメディアで誤った情報が掲載されている

すみませんがどういう情報か教えていただけますか?


>先生たちも歯科医師会はなんにも反論しないのでしょうか?

歯科医師会に未入会のため、歯科医師会の事は分かりません。
私個人は反論していますが、ひとりでは非力のため大きな声にならないだけだと思いました。
保険医協会は多分反論していると思います。

コンビニの件数と比較する意図は、それだけ歯科医院数が多いという説明のため分かりやすくするためではないでしょうか?
誰が言い出したかは調べる気もありませんので、ご自分でどうぞよろしくお願いします。


A どこのサイトか知りませんが

http://nensyu-labo.com/2nd_syokugyou.htm

だと583万円だそうです。

どちらのサイトを参考にされましたか?

自営業である歯科医院の院長は最初は借金を抱えています。
上場企業のサラリーマンで会社に勤めるための数千万の借金をしている人は、ほとんどいないのでは?


B ちょうどその50才代ですが、どうなんでしょうか?
よく分からないのと考えた事がないです。
毎日毎日目の前の患者さんの治療に追われてますので。
若い人が将来を考えることはいい事でしょう。


C とりあえず少しずつは上がっています。
個人的には共産党が政権与党になれば多めにあがるかもしれませんね。


D 全くちしきがありません。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-10-13 23:23:45
こんばんわ。
カワサキです。

是非、歯科の世界に、いらして下さい。
とても、斬新的なアイディアだと、思います。


@ 歯科医過剰問題について

※ 地域格差があると思います。
また、歯科医師の仕事をする場所が、開業医としての形態が多いのも、ネックだと思います。
役所や、企業(産業医など)で、活躍できれば、もっと、ニーヅはあると思います。


A 歯科医師の報酬について

※ 自営業である開業医は、借金もそうですが、休業の補償、退職金など、ないです。
サラリーマンの、金額ベースの年収だけとは、単純に比較しにくいです。


B 10年後の歯科医師業界

※ あまり、変わらない(もしくは、悪くなっている)と思います。


C 保険点数が上がる可能性はありますか?

※ ないと思います。日本の経済の景気にもよりますが、福祉(年金・医療)だけではなく、赤字財政の立て直し・震災復興・教育・研究・土木・国際貢献など優先分野は多々あり、“歯科保険”だけを優先してあげる可能性は、低いと思います。


D 外国人市場をターゲットにするメリットデメリットについて……

※ おもしろい、斬新な分野ですね。
具体的には、よく、分かりません。

回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-10-14 00:58:52
因みに、イギリスの平均的歯科治療レベル(予防・基礎研究などを除いて)も決して高いとは思えませんけどね。
(詳しくないので偏見かもしれませんが)


費用対効果の件、例えば、根管治療の費用が東南アジアのある国の5分の1として、仮に治療成績が同等なら、かなり高いことになりますね。
でも、自慢出来ることでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: UKDDSさん
返信日時:2012-10-14 03:53:09
田尾先生、柴田先生、川崎先生
ご回答ありがとうございます。

先生たちの生のお声が聞けていままで何が本当なのか疑問に思っていたことが少しですが、わかってきたような気がします。

>田尾先生がおっしゃる「良い治療を行いつつ、収入もしっかりと得>る」というモデルを実現して頂きたいですね。

というお言葉、まさにそれが理想ですよね。
私も将来歯科医師になって、患者さんにいい治療を提供し続けるためにはしっかりと収入も得なければいけないと考えておりました。
そこで行き着いた考えが自分にしかできないことで、かつ患者さんのニーズにこたえることができて患者さんに喜ばれるそして、それ相応の報酬も得られる。
そう考えたときに、在日外国人の市場が思い浮かび上がりました。
具体的に成功するかどうかは別として、自分のイメージする歯科医師を目指しつつ、目の前のことを一つ一つ全力で挑んでいきたいと思っております。

「数をこなさないと収入にならない」
保険で良い治療を行おうとすると収入が減りがち」

このジレンマとの戦い・・・簡単そうに見えてとても難しいですね。
今の体制では歯医者が患者を選んでいかなければとても実現できそうもありません。
万人の人が平等に質の高い医療を受けられる世の中が来るといいですね。

柴田先生へ

>田尾先生も書かれてますが保険診療の医療費を歯科医で分けるわけ>ですから歯科医の平均的な保険収入は諸外国より少ないのかもしれ>ないということです。

なるほど。つまり歯科医師数は他国と比較して多くはないが、1人1人の歯科医師に割り当てられる診療報酬が極めて低い。
というふうに解釈しなければいけないのですね。

もし、川崎先生がおっしゃるように

>日本の経済の景気にもよりますが、福祉(年金・医療)だけではなく、赤字財政の立て直し・震災復興・教育・研究・土木・国際貢献>など優先分野は多々あり、“歯科保険”だけを優先してあげる可能>性は、低いと思います。

であるならば、このような異常な状態をただしょうがないよね。
でみすごしたままでいいのかどうか・・・


>すみませんがどういう情報か教えていただけますか?

いろいろありますが、どれもwikipediaの内容を引用しているものがほとんどだと思います。
正直、先生方の生の声を聴くまではちょっと誇張され過ぎではないか?と思ってたところもあります。
あながち書いてある内容は間違ってはいないのかもしれません。

一方で、「4分の1が200万以下」とかに関してはこの数値のでどこが知りたいです。

もし信憑性のある生データもなしに、この数字がだされているのであれば、それは事実とは言い難いです。
私個人の考えをいうのであれば、仮にこのデータが事実だとしても研修医の収入の低さ、歯科医師免許だけ持っていて引退している歯科医師、卒業生の2ー3割が大学院に進んでいることを考えれば、普通ではないですか?

あと、「歯科医過剰問題」がある。
だから「私立歯科大学削減」+「歯科医師数削減」+「国家試験合格率低下」という対策を立てなければいけない。このようにして、今後歯科医師を目指す者たちにすべての負担がくるように誘導しているような文章のような気がしてなりません。

なぜ、保険制度の見直しなどをして医療報酬を他の先進国と同じ水準にあげる努力をする。という考えに持っていこうとする文章でないのか?という意味でとても悪意のあるものを感じる。=「一方的な偏見を植え付ける」ということです。

現実問題、今、歯科医師が多いのではなく、診療報酬が低いのが問題なわけですよね?
それとも他の先進国と比較して保険適用範囲が広すぎるのが原因なのか?
現時点で地方に行けば歯科医師が不足している地域も少なくないと聞きます。

今後超高齢社会に突入していくなか、ますます歯科医療の需要が増していく。
そして、団塊の歯科医師たちが現役を退いていく。
本当に将来の歯科医療を考えていくのであれば、今後ますます需要が増えると予想される中、歯科医師数を減らしてはまずいのではないのか?

他の先進国では適正な医療報酬が設定されているのにもかかわらず、なぜ経済的にも豊かな日本がそれをできないのか?

「歯科医師過剰」「ワーキングプア」というキャッチフレーズを巧みに一般人にすりこむことで、「医療費削減政策」の過ちを歯科医師が多いからいけないんだという問題に戦略的にすりかえているということにこのネガティブキャンペーンの悪意がかんじとれるということです。


>どちらのサイトを参考にされましたか?

http://rank.in.coocan.jp/salary-shokugyou.html
http://nensyurank.fmd4.com/
http://www.value-gap.com/2006/10/post_78.html

などですね。
どれもばらつきが多すぎますし。
信憑性に欠けます。

先生が提示されたサイト

http://nensyu-labo.com/sikaku_sikai.htm

にも、

「上記統計データは厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によるものですが、抽出調査における統計上の母体数が少ない状況にあります。
こうした状況の場合、必ずしも実情を正確に反映していなかったり、年度により年収にばらつきが生じる恐れもあります。
あくまで参考程度にご覧いただきますようお願い申し上げます。」

という注意書きが添えてあります。

とはいえ、たしかに歯科医師はサラリーマンと違い退職金もないし、莫大な学費、勉強時間を浪費するうえに開業資金でもさらに数千万必要としますね。
そのことを考えると、割には合わない(収入面で)し、単純に収入の数字だけで比較はできないですね。


>歯科医師会に未入会のため歯科医師会の事は分かりません。
>私個人は反論していますが、ひとりでは非力のため大きな声にならないだけだと思いました。
>保険医協会は多分反論していると思います。

これから歯科医師になる若い世代と現役でバリバリ活躍している先生たちと一緒に様々な議論の場を設け、団結して訴えていく必要がありますね。


>是非、歯科の世界に、いらして下さい。
>とても、斬新的なアイディアだと、思います。

ありがとうございます。
先生方と一緒に将来の歯科医療に貢献して、一人でも多くの患者さんに笑顔を届けられるように日々精進したいと思います。


藤森先生へ

度々の返信ありがとうございます。
イギリスの歯科治療レベルをアメリカと同等にして書いてしまったことに関しては、先生のおっしゃる通りかもしれません。

オックスフォード、ケンブリッジなどの世界トップレベルの大学機関での基礎研究の高さから治療レベルも世界最高峰レベルだろうと連想してしまいました。
訂正いたします。
失礼しました。

先生のおっしゃる通り、医療技術は先進国のそれに比べてたいしたことなく価格だけ安いのであれば、なんのじまんにもなりませんよね。

となれば、世界からみた日本の医療にたいする満足度が世界でもトップクラスという記事など、鵜呑みにしてはいけないかもしれないですね。

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-h-2-8.pdf#search='%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E6%B0%B4%E6%BA%96'


ここのサイトでは

「我が国は世界最高水準の歯科医療技術を有し、先進的医療機器の開発水準も世界で群を抜いている。」

とかいてありますが、正直私のような若輩者がどれが真実なのか見分けようもなく、もし私の意見で間違ったところがあればどんどんご指摘ください。
私も真実が知りたいだけですので。



長々と書いてしまいましたが・・・歯科医師の現状の悲惨さをもっとうまく国に訴えつつも、後から続く後輩たちに夢のある職業なんだと希望を与える努力をしていかないと今後の歯科業界に明るい未来は来ないのかもしれないですね。

どうすればいいんでしょうかね・・・ますますわからなくなってきました。

最後に、先生方にとても有意義なご意見をうかがうことができました。
本当に感謝しております。
ご回答してくださった先生方ありがとうございました。

きりがいいとこでしめさせていただきます。



タイトル 来年4月に歯学部に編入予定。今後の歯科業界について
質問者 UKDDSさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科医師関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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