[写真あり] 詰め物下の2次カリエス、神経温存できるか?

相談者: ゆうかりんこさん (27歳:女性)
投稿日時:2012-10-12 14:20:01
こんにちは。

初めて相談させていただきます。

先日、かかりつけの歯科医院定期健診に行ったところ、以前治療した歯の詰め物の下が2次カリエスになっていました。

場所は上前歯の1番2本です。


治療するとなると神経を抜かなくてはならないかもと言われました。
自覚症状、冷痛、温痛はありません。

そして、今治療するかどうかはあなた次第ですと。
しばらく後でもかまいませんよ、と言われました。


痛みや自覚症状はなくとも神経を抜く場合はあるとの投稿もこちらのサイトで見させて頂きました。

ですがすでに一本神経を抜きクラウンになった歯があるので、これ以上は・・・

できれば神経は温存したいと思っています。



そこで質問ですが、

神経までいくかいかないかのギリギリの2次カリエスがあるのに、治療するかどうかはあなたにお任せですというのは歯科ではよくある話なのでしょうか。


ちなみに今回の2次カリエス発見も、私から

虫歯になっているところはないですか?」

と聞いたから教えてくれた感じです。
それも先生に聞いたら衛生士さんにバトンタッチされてしまいました。

普通に検診して帰されてしまうところでした・・・



とてもお世話になった良い医院だったのですが先生のお考えがよく分からなくなってしまいました。
お忙しくて余裕がなかったのか・・・

虫歯がある状態は非常に不安なのではやく治療したいです。
できれば神経を温存する方向で。


来週別の歯科医院を予約してそこで改めて診察してもらうか思案中です。

写真を添付いたします。
わかりにくいとは思いますがご意見いただけたら嬉しいです。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-10-12 14:23:45
ゆうかりんこ さん、こんにちは

>来週別の歯科医院を予約してそこで改めて診察してもらうか思案中です。

ご心配でしたら、それも一法かもしれませんね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-10-12 15:15:26
ゆうかりんこ さん、今日は。



>神経までいくかいかないかのギリギリの2次カリエスがあるのに、治療するかどうかはあなたにお任せですというのは歯科ではよくある話なのでしょうか。

歯科に限らず治療するかどうかは最終的には患者さんが決めることです。

例えば血圧が高くても治療しないという人はいくらでもいます。
また投薬された薬を自己判断で服用しない人も結構います。
これは、治療を拒否しているのと同じです。

手術をする際に、リスクを説明して、手術を受けるのかを患者さんに聞きます。
(整形等ではよくあることです)



虫歯がある状態は非常に不安なのではやく治療したいです。
>できれば神経を温存する方向で。

神経を温存する特殊な方法はありますが、適応症はごく限られています。
またすべてが成功するわけではありません。

現在の状況がその適応症に一致するなら、試してみる価値はあると思いますが、適応症と一致しないものを無理して残そうとすればより悪い結果を招くこともあります。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆうかりんこさん
返信日時:2012-10-12 15:24:27
小林先生、さっそくの返信ありがとうございます。

正直、虫歯があるのを先生に話してもらえなかったショックとまた神経を抜くかもしれないという恐怖でここ数日食べ物もろくに食べられません・・・


もしかしたら次の歯科医院でも神経を抜くと言われてしまうかもと不安でいっぱいです。

自覚症状がない分、不安で不安で・・


小林先生、背中を押してくださりありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆうかりんこさん
返信日時:2012-10-12 16:50:16
小牧先生、返信ありがとうございます。

そうなのですね、歯科に限らず治療は自分の意思ですよね。
大事なところの考え方が少し自分の中で欠けていたかもしれません。
大切なのは自分の意思と虫歯にならない努力ですね。



小牧先生の仰る「神経を残す特殊な方法」とはMTAと呼ばれているものですか?
いろいろ調べていくうちにMTAというものも少し知りました。
保険外の治療になるのですね。

今は不安と前歯が永く使えなくなる恐怖で頭がくらくらします。
本当に情けないです。


いろいろとご説明頂いて感謝します。
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-10-12 17:24:39
神経の温存療法は診断が困難(実は、神経がどれほどのダメージをうけているのかを正確に知る方法がない)ゆえ、失敗する可能性もあります。
その上、治療は非常に煩雑なものになります。


当院などでも、治療を行うかどうかを、患者さんにゆっくりと考えてきていただいています。
従来は、「ご自宅でお茶の一杯をあがられてから、お返事下さい」でしたが、「一晩考えられてから・・」にしようかと思っているところです。


神経温存が上手く行くと、本当に、その価値を感じます。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-10-12 17:40:11
こんにちは、

MTA直接覆髄法するのも1つですが、同時に歯が黒くなるリスクがありますので、こちらを参考に

MTAでパーフォレーションリペアをしたところが黒変した


材料の他に、神経付近の治療はどこまで先生が丁寧に治療するかにもよります。

ただ、虫歯が神経までいってしまっていたら神経は取った方がいいと思います。

 
おだいじに




タイトル [写真あり] 詰め物下の2次カリエス、神経温存できるか?
質問者 ゆうかりんこさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(写真あり)
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
二次カリエス(2次的な虫歯)
MTA
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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